JP2020134451A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2020134451A
JP2020134451A JP2019031875A JP2019031875A JP2020134451A JP 2020134451 A JP2020134451 A JP 2020134451A JP 2019031875 A JP2019031875 A JP 2019031875A JP 2019031875 A JP2019031875 A JP 2019031875A JP 2020134451 A JP2020134451 A JP 2020134451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
pressure sensor
membrane
temperature detection
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019031875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7139998B2 (ja
Inventor
哲也 笹原
Tetsuya Sasahara
哲也 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2019031875A priority Critical patent/JP7139998B2/ja
Priority to PCT/JP2020/005579 priority patent/WO2020175155A1/ja
Priority to EP20762435.4A priority patent/EP3933366A4/en
Publication of JP2020134451A publication Critical patent/JP2020134451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7139998B2 publication Critical patent/JP7139998B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0051Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/04Means for compensating for effects of changes of temperature, i.e. other than electric compensation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】温度検出または温度補正を正確に行うことができ、かつ、小型化に有利な圧力センサ【解決手段】圧力に応じた変形を生じるメンブレンと、前記メンブレン上において所定の歪特性を生じる第1歪位置に配置される第1抵抗体及び第3抵抗体と、前記第1歪位置とは異なる歪特性を生じる第2歪位置に配置される第2抵抗体および第4抵抗体とを含み、ブリッジ回路を形成して歪を検出する第1抵抗体群と、前記第1歪位置に配置される第1温度検出用抵抗体と、前記第2歪位置に配置される第2温度検出用抵抗体と、を含み温度を検出する第2抵抗体群と、を有する圧力センサ。【選択図】図2

Description

本発明は、メンブレンの変形による歪を抵抗変化により検出する圧力センサに関する。
圧抵抗効果(ピエゾ抵抗効果ともいう)を利用して、メンブレン(ダイアフラムともいう)の歪を抵抗変化により検出する圧力センサが知られている。このような圧力センサでは、たとえば、ステムと呼ばれる金属製の受圧部材の一部に、圧力を受けて弾性変形するメンブレンを形成し、このメンブレンの変形による歪を、メンブレン上に設けられた抵抗体の抵抗変化により検出する。
また、メンブレンに形成される抵抗体の抵抗変化には、温度依存性があるため、このような圧力センサが、温度変化が生じる環境に設置される場合、検出された抵抗変化から圧力を算出するためには、温度の情報を別途検出するなどの方法により、温度補正を行う必要がある。また、圧力と同時に温度も測定可能とするために、測温素子付きの圧力センサも提案されている。
従来の温度検出機能付きの圧力センサでは、ステムやメンブレン(ダイアフラム)の周縁部近傍や基板など、メンブレンの変形による歪の影響を受けない位置に、測温素子などを設ける技術が提案されている。このような技術では、メンブレンの変形による歪の影響を受けないか、または、温度変化による出力変化が歪による出力変化に対して十分に大きい位置に、測温素子が配置されていることにより、測温素子によって温度を検出することが可能になっている。
特開平11−94667号公報
しかしながら、メンブレンの周縁部近傍に温度検出用の素子を配置する従来の技術では、メンブレンの周縁部近傍に、測温素子を配置可能な、歪の影響を受けない領域が必要である。そうすると、メンブレンおよびステムの設計が制約を受け、圧力センサの小型化に対して支障をきたす場合があった。また、歪の影響を受けない位置に温度検出用の素子を配置する必要があるため、温度検出用の素子が配置されている位置の温度条件が、圧力測定用の素子が配置されている場所の温度条件に対してずれを生じる問題が発生する場合がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、温度検出または温度補正を正確に行うことができ、かつ、小型化に有利な圧力センサを提供する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る圧力センサは、
圧力に応じた変形を生じるメンブレンと、
前記メンブレン上において所定の歪特性を生じる第1歪位置に配置される第1抵抗体及び第3抵抗体と、前記第1歪位置とは異なる歪特性を生じる第2歪位置に配置される第2抵抗体および第4抵抗体とを含み、ブリッジ回路を形成して歪を検出する第1抵抗体群と、
前記第1歪位置に配置される第1温度検出用抵抗体と、前記第2歪位置に配置される前記第2温度検出用抵抗体と、を含み温度を検出する第2抵抗体群と、を有する。
本発明の第1の観点に係る圧力センサでは、温度を検出する第2抵抗体群が、ブリッジ回路を形成して歪を検出する第1抵抗体群と同様に、第1歪位置に配置される抵抗体(第1温度検出用抵抗体)と、第2歪位置に配置される抵抗体(第2温度検出用抵抗体)とを含む。このような圧力センサは、温度検出用の抵抗体が配置されている位置の温度条件が、圧力検出用の抵抗体が配置されている場所の温度条件と同じか非常に近いため、圧力測定対象である流体の温度を正確に測定したり、第1抵抗体群の出力に対して正確な温度補正を行ったりすることができる。また、このような圧力センサは、メンブレンの周縁部近傍の位置に温度検出用の抵抗体を配置する領域を設ける必要がないため、小型化に対して有利である。
また、本発明の第2の観点に係る圧力センサは、
圧力に応じた変形を生じるメンブレンと、
前記メンブレン上に設けられておりブリッジ回路を形成する第1抵抗体群と、
前記メンブレンにおいて所定の歪特性を生じる第1歪位置に配置される第1温度検出用抵抗体と、前記第1歪位置の歪特性とは打ち消しあう関係にある歪特性を生じる第2歪位置に配置され前記第1温度検出用抵抗体に対して直列接続される第2温度検出用抵抗体と、を含む第2抵抗体群と、を有する。
本発明の第2の観点に係る圧力センサでは、第1温度検出用抵抗体と第2温度検出用抵抗体とが、互いに打ち消しあう関係にある歪特性を生じる位置に配置されており、かつ、互いに直列接続されている。このような構成による第2抵抗体群の出力からは、メンブレンの歪による影響が除去されるため、第2抵抗体群は精度よく温度を検出できる。また、第1温度検出用抵抗体および第2温度検出用抵抗体は、メンブレン上の歪が生じる位置に配置されるため、このような圧力センサは小型化に有利である。また、ブリッジ回路を形成する第1抵抗体群は、メンブレンの歪および圧力を検出する。このような圧力センサでは、温度検出用の素子が、圧力測定用の素子と同じくメンブレン上の歪が生じる領域に配置されるため、温度検出用の素子が配置されている位置の温度条件が、圧力測定用の素子が配置されている場所の温度条件に近い。このため、本発明に係る圧力センサは、圧力測定対象である流体の温度を正確に測定したり、第1抵抗体群の出力に対して正確な温度補正を行ったりすることができる。
また、たとえば、第2の観点に係る圧力センサにおいて、前記第1抵抗体群は、前記第1歪位置に配置される第1抵抗体及び第3抵抗体と、前記第2歪位置に配置される第2抵抗体および第4抵抗体とを有してもよい。
このような圧力センサは、圧力を検出する第1抵抗体群が、温度を検出する第2抵抗体群と同様に、第1歪位置に配置される抵抗体(第1抵抗体および第3抵抗体)と、第2歪位置に配置される抵抗体(第2抵抗体および第4抵抗体)とを含む。したがって、このような圧力センサは、温度検出用の素子が配置されている位置の温度条件が、圧力測定用の素子が配置されている場所の温度条件と同じか非常に近いため、圧力測定対象である流体の温度を正確に測定したり、第1抵抗体群の出力に対して正確な温度補正を行ったりすることができる。
また、たとえば、本発明に係る圧力センサは、前記メンブレンとは独立した基板部を有してもよく、
前記第1抵抗体群に含まれる抵抗体は、前記基板部に含まれる基板配線を介して電気的に接続されてもよい。
ブリッジ回路を構成する第1抵抗体群に含まれる抵抗体は、メンブレン上に設けられる電極部および導体によって接続されていてもよいが、メンブレンとは独立した基板部の配線を介して電気的に接続されていてもよい。基板を用いて配線することにより、メンブレンを小型化することができる。また、メンブレン上の配線構造を単純化することができるため、このような圧力センサは、生産性が良好である。
また、たとえば、本発明に係る圧力センサは、前記メンブレン上に配置されており前記第1抵抗体群に接続する第1電極部と、
前記メンブレン上に配置されており前記第2抵抗体群に接続する第2電極部と、
前記第1電極部と前記第2電極部を接続する配線と、を有してもよい。
このような圧力センサは、第1抵抗体群と第2抵抗体群に対する配線の少なくとも一部が共通化されている。したがって、このような圧力センサは、第1抵抗体群および第2抵抗体群に対する配線を単純化することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサの模式断面図である。 図2は、第1実施形態に係る圧力センサにおける抵抗体および電極部の配置を示す概念図である。 図3は、第1実施形態に係る圧力センサで形成される回路の一例(第1構成例)を示す概念図である。 図4は、第1実施形態に係る圧力センサで形成される回路の一例(第2構成例)を示す概念図である。 図5は、第1実施形態に係る圧力センサの等価回路図の一例である。 図6は、第2実施形態に係る圧力センサにおける抵抗体および電極部の配置を示す概念図である。 図7は、第2実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第3構成例)を示す概念図である。 図8は、第2実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第4構成例)を示す概念図である。 図9は、第3実施形態に係る圧力センサにおける抵抗体および電極部の配置と配線状態を示す概念図である。 図10は、第3実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第5構成例)を示す概念図である。 図11は、第3実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第6構成例)を示す概念図である。 図12は、第4実施形態に係る圧力センサにおける抵抗体および電極部の配置と配線状態を示す概念図である。 図13は、第4実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第7構成例)を示す概念図である。 図14は、第4実施形態に係る圧力センサを用いて形成される回路の一例(第8構成例)を示す概念図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明に係る圧力センサ10の概略断面図である。圧力センサ10は、メンブレン22を有するステム20、ステム20へ圧力を伝える流路12bが形成されている接続部材12、接続部材12に対してステム20を固定する抑え部材14、メンブレン22上の電極部などに対して配線される基板部70などを有する。
図1に示すように、接続部材12の外周には、圧力センサ10を測定対象に対して固定するためのねじ溝12aが形成されている。ねじ溝12aを介して圧力センサ10を固定することにより、接続部材12の内部に形成されている流路12bは、測定対象である圧力室に対して気密に連通する。
図1に示すように、ステム20は、有底(上底)筒状の外形状を有しており、接続部材12における流路12bの一方の端部に設けられる。ステム20は、開口部側にフランジ部21が設けられており、抑え部材14と接続部材12との間にフランジ部21が挟み込まれることにより、接続部材12に対して固定される。ステム20の開口部と接続部材12の流路12bとは、抑え部材14を用いて気密に連結されており、測定対象の圧力が、ステム20のメンブレン22に伝えられる。
ステム20の上底には、メンブレン22が備えられる。メンブレン22は、側壁など、ステム20における他の部分に比べて肉薄になっており、流路12bから伝えられる圧力に応じた変形を生じる。メンブレン22は、圧力流体に接触する内面22aと、内面22aとは反対側の外面22bとを有しており、メンブレン22の外面22b側には、後述する第1抵抗体群32、第2抵抗体群34(図2参照)や電極部などが設けられる。
抑え部材14には、メンブレン22の外面22bに形成された抵抗体群32、34に対して電気的に接続される配線や電極部などを有する基板部70が固定されている。基板部70の電極部とメンブレン22上の電極部とは、ワイヤボンディングなどにより形成される接続配線82などを介して、電気的に接続されている。基板部70はリング状の外形状を有しており、ステム20は、基板部70の中央に形成される貫通穴を挿通している。
図2は、メンブレン22の外面22bにおける第1抵抗体群32、第2抵抗体群34などの配置状態を示す概念図である。図2の上部は、ステム20の模式断面図であり、図2の下部は、メンブレン22の外面22b側であるZ軸正方向側からステム20を見た概略平面図である。
図2に示すように、メンブレン22の外面22bには、歪を検出する抵抗体である第1抵抗体R1、第2抵抗体R2、第3抵抗体R3、第4抵抗体R4を含む第1抵抗体群32と、温度を検出する抵抗体である第1温度検出用抵抗体RT1、第2温度検出用抵抗体RT2を含む第2抵抗体群34と、が設けられている。抵抗体R1〜R4、RT1、RT2は、メンブレン22の内面22aに加えられる圧力に応じて所定の歪特定を生じる第1歪位置である第1円周24上と、第1歪位置とは異なる歪特性を生じる第2歪位置である第2円周26上とに、分けて配置されている。
なお、第1抵抗体群32に含まれる第1〜第4抵抗体R1〜R4と、第2抵抗体群34に含まれる第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2とは、同じ材質および構造の抵抗体であってもよく、異なる材質および構造の抵抗体であってもよい。たとえば、第1〜第4抵抗体R1〜R4としては、第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2に比べて、抵抗値の歪依存性が高いものを採用してもよい。また、第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2としては、第1〜第4抵抗体R1〜R4に比べて、抵抗値の温度依存性が高いものを採用してもよい。
図2に示すように、第1円周24は、第2円周26より小さい半径を有する円の円周である。たとえば、メンブレン22が内面22aから所定の正圧を受けた場合に、第1円周24上では正の歪+ε(引張歪)を生じるのに対して、第2円周26では負の歪−ε(圧縮歪)を生じる。このように、第1歪位置である第1円周24上における歪特性と、第2歪位置である第2円周26上における歪特性は、互いに逆方向(打ち消しあう関係)であることが好ましい。
メンブレン22上に配置される抵抗体R1〜R4、RT1、RT2のうち、第1抵抗体群32における第1抵抗体R1および第3抵抗体R3と、第2抵抗体群34における第1温度検出用抵抗体RT1とは、第1円周24上に配置されている。これに対して、第1抵抗体群32における第2抵抗体R2および第4抵抗体R4と、第2抵抗体群34における第2温度検出用抵抗体RT2とは、第2円周26上に配置されている。
メンブレン22の外面22bには、第1および第2抵抗体群32、34に接続する電極部が複数設けられている。電極部は、第1抵抗体R1に接続する第1電極部41、第2抵抗体R2に接続する第1電極部42、第3抵抗体R3に接続する第1電極部43のように第1抵抗体群32に接続する第1電極部41、42、43と、第1温度検出用抵抗体RT1に接続する第2電極部45、第2温度検出用抵抗体RT2に接続する第2電極部46のように第2抵抗体群34に接続する第2電極部45、46とがある。
電極部41、42、43、45、46は、メンブレン22上の電極部同士またはメンブレン22の電極部と基板部70の電極部を接続する配線を形成できるように設けられていればよく、その数は特に限定されない。たとえば、電極部41、42、43、45、46は、それぞれの抵抗体R1〜R4、RT1、RT2につき2つずつ設けられていてもよく、図2に示すように、1つの電極部41、42、43、45、46のみが接続されている抵抗体や、電極部41、42、43、45、46が直接的には接続されていない抵抗体が、メンブレン22上に配置されていてもよい。なお、図2に示すように、メンブレン22上に配置される抵抗体R1〜R4、RT1、RT2は、電極部41、42、43、45、46を介して配線されていてもよく、電極部41、42、43、45、46を介さず配線されていてもよい。
電極部41、42、43、45、46は、それぞれ対応する抵抗体R1〜R4、RT1、RT2に導通しており、対応する抵抗体R1〜R4、RT1、RT2に配線するための導線を固定できるようになっている。なお、電極部41、42、43、45、46は、第2円周26より半径の大きい円周上に沿って形成されており、電極部41、42、43、45、46から基板部70への配線が容易になっている。ただし、電極部41、42、43、45、46の配置は特に限定されず、メンブレン22の上に様々は形状で配置され得る。
図2に示すようなメンブレン22を有するステム20およびメンブレン22上に設けられる第1および第2抵抗体群32、34および電極部41、42、43、45、46は、たとえば、以下のようにして作製される。まず、メンブレン22を有するステム20を機械加工により作製する。ステム20の材質は、適切な弾性変形を生じるものであれば特に限定されず、例えばステンレスなどの金属や合金が挙げられる。
次に、メンブレン22の上に、絶縁膜を挟んで半導体薄膜または金属薄膜を形成し、これらの薄膜に対してレーザー加工や、スクリーン印刷のような半導体加工技術による微細加工などを行うことにより、図2に示すような抵抗体群32、34および電極部41、42、43、45、46を形成する。なお、必要に応じて、抵抗体群32、34や、抵抗体群32、34と電極部41、42、43、45、46との配線部分など、電極部41、42、43、45、46以外の部分には、絶縁性の表面層が形成されてもよい。
圧力センサ10の製造では、第1抵抗体群32に含まれる抵抗体R1〜R4を電気的に接続してブリッジ回路を形成することにより、歪を検出する回路が形成される。各抵抗体R1〜R4は、電極部41、42、43および電極部41、42、43を接続する配線を介して接続されていてもよく、メンブレン22上に半導体製造工程などにより形成された導体パターンにより接続されていてもよい。なお、接続の具体例については、図3および図4を用いて後述する。
図5は、図2に示す圧力センサ10を用いて形成される圧力および温度検出の等価回路の一例である。図5に示すように、圧力センサ10は、第1〜第4抵抗体R1〜R4を接続してホイートストンブリッジを構成することにより、メンブレン22の変形(歪)を検出する。なお、ブリッジ回路に含まれる抵抗体の数は4つに限られず、抵抗値の製造ばらつきを補正する補正用の抵抗体などを含む5つ以上の抵抗体により、ブリッジ回路が形成されていてもよい。
また、圧力センサ10の製造では、第2抵抗体群34に含まれる第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2を直列接続し、温度を検出する回路が形成される。図5に示す例では、メンブレン22上に配置される第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2の抵抗値の変化を、電圧変化により検出する。外部抵抗体RT3としては、たとえばステム20以外の基板部70などに配置されており、圧力センサ10の測定対象である流体の温度や圧力の影響を受け難く、環境変化による抵抗値の変化が少ない抵抗体を用いることが好ましい。なお、外部抵抗体RT3は、他の抵抗体と同様にメンブレン22上に配置されていてもよいが、その場合は、他の抵抗体と異なる材質の抵抗体を採用することが好ましい。
図5において点線で囲まれた第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2による回路は、歪による抵抗値の変化を排除した温度検出用の回路として好適に作用する。図2に示すように、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2とは、メンブレン22において圧力により変形が生じる領域に配置されている。そのため、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2の個別の抵抗値については、メンブレン22の歪(すなわち測定対象の流体圧力)の影響を受ける。しかしながら、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2とは、互いに打ち消しあう関係(相殺関係)にある歪特性を生じる位置に配置されているため、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2との抵抗値を合成することにより、圧力センサ10の回路は、メンブレン22の歪および圧力の影響を除去し、温度による抵抗変化が検出可能となっている。
図3は、圧力センサ10で形成される回路の構成例(第1構成例)を示す概念図である。図3(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図3(b)は、図3(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図3(a)に示すように、第1構成例では、第1電極部42と第1電極部43とが接続される。また、第1抵抗体R1と第2抵抗体R2、第3抵抗体R3と第4抵抗体R4、第4抵抗体R4と第1抵抗体R1は、それぞれメンブレン22上の導体パターンにより接続されている。これにより、第1〜第4抵抗体R1〜R4は、図3(b)に示すような歪を検出するブリッジ回路を構成する。
図3(a)に示すように、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は、メンブレン22上の導体パターンにより接続されている。これにより、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は直列接続され、図3(b)に示すような温度を検出する回路を構成する。
図3(b)に示す第1〜第4抵抗体R1〜R4によるブリッジ回路と、第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2による回路とは、第1電極部41、42、43および第2電極部45、46を介して、図1に示す基板部70に配線される。図3(b)に示される回路は、図5に示すような共通のVddから分岐する回路を形成してもよく、図5に示す例とは異なる回路を形成してもよい。
図3(a)に示す第1電極部42、43の接続や、図1に示す接続配線82の形成は、たとえばワイヤボンディングなどの手法を用いて行われる。なお、図3(a)では、第1および第2電極部41、42、43、45、46の接続をわかりやすく説明するために、電極部42、43の接続を平面的に表示しているが、電極部42、43の接続は、メンブレン22上で立体的に行われることが好ましい。
図4は、圧力センサ10で形成される回路の構成例(第2構成例)を示す概念図である。図4(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図4(b)は、図4(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図4(a)に示すように、第2構成例では、第1電極部41と第2電極部46とが、外部抵抗体RT3を挟んで接続されている点と、第1電極部42と第1電極部43、および、第1電極部43と第2電極部45とが接続されている点が異なるが、その他の点は図3に示す第1構成例と同様である。
図4に示す第2構成例において、第1〜第4抵抗体R1〜R4は、図4(b)に示すような歪を検出するブリッジ回路を構成し、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は直列接続され、図4(b)に示すような温度を検出する回路を構成する。図4に示す第2構成例では、第1抵抗体群32に接続する第1電極部42、43と、第2抵抗体群34に接続する第2電極部45とを接続する第1第2配線60が形成されている。第1第2配線60は、メンブレン22上に、ワイヤボンディングなどにより形成される。
図4(b)に示す回路は、たとえば図5に示されるように電源や電圧計などに接続される。これにより、圧力センサ10は、第2構成例に示す接続状態により、圧力の検出と温度の検出とを行うことができる。また、第2構成例では、第1構成例とは異なり、第1抵抗体群32と第2抵抗体群34に接続する第1第2配線60が形成されているため、単純な配線により、図4(b)および図5に示すような回路を容易に形成することができる。
上述した第1実施形態に係る圧力センサ10では、図2に示すように、温度を検出する第2抵抗体群34が、第1歪位置である第1円周24上に配置される第1温度検出用抵抗体RT1と、第2歪位置である第2円周26上に配置される第2温度検出用抵抗体RT2とを含む。このような圧力センサ10では、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2とが、互いに打ち消しあう関係にある歪特性を生じる位置に配置されているため、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RTとは、個別の抵抗値の変化についてはメンブレン22の変形の影響を受けるものの、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RTとを接続することにより、歪の影響が除かれた抵抗値の変化を検出できる。したがって、圧力センサ10は、第2抵抗体群34の抵抗値の変化から温度を検出し、必要に応じて、第1抵抗体群32からの出力値に対して温度補正を行うことができる。
また、圧力センサ10は、第1および第2温度検出抵抗体RT1、RT2が配置されている位置の温度条件が、圧力を検出する第1〜第4抵抗体R1〜R4が配置されている位置の温度条件と同じか非常に近い。そのため、圧力センサ10は、圧力測定対象である流体の温度を、正確に、かつ良好な応答性を確保しつつ測定することができる。また、圧力センサ10は、検出した温度を用いて、圧力に関する第1抵抗体群32の出力に対して、正確な温度補正を行うことができる。また、このような圧力センサ10は、メンブレン22の周縁部近傍の位置に温度検出用の抵抗体を配置する領域を設ける必要がないため、小型化に対して有利である。
なお、温度を検出する第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は、ブリッジ回路を形成する第1〜第4抵抗体R1〜R4と同様に第1円周24上および第2円周26上に配置されることが好ましいが、第2抵抗体群34の配置はこれのみには限定されない。すなわち、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は、互いに接続されることにより、抵抗値の変化から歪の影響を除くことができる位置関係にあればよく、メンブレン22上における第1円周24上または第2円周26上以外の位置に配置されてもよい。
図6は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサ110における第1および第2抵抗体群32、34、第1および第2電極部41〜43、45、46、ならびに基板部170の配置を示す概念図である。第2実施形態に係る圧力センサ110は、メンブレン22上のすべての電極部41〜43、45、46が、基板部170の対応する基板電極部171〜173、175、176に接続されている点が、第1実施形態に係る圧力センサ10とは異なるが、その他の点は、第1実施形態に係る圧力センサ10と同様である。第2実施形態に係る圧力センサ110の説明では、第1実施形態に係る圧力センサ10との相違点のみ説明を行い、共通点については説明を省略する。
図7は、圧力センサ110で形成される回路の構成例(第3構成例)を示す概念図である。図7(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図7(b)は、図7(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図7(a)に示すように、第3構成例では、メンブレン22とは独立した基板部170に形成される基板配線191により、第1電極部42と第1電極部43とが電気的に接続される。その他の配線は、図3(a)に示す第1構成例と同様である。
図7に示す圧力センサ110の第1〜第4抵抗体R1〜R4は、図7(b)に示すような歪を検出するブリッジ回路を構成する。また、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2とは直列接続され、図7(b)に示すような温度を検出する回路を構成する。
図8は、圧力センサ110で形成される回路の構成例(第4構成例)を示す概念図である。図8(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図8(b)は、図8(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図8(a)に示すように、第4構成例では、基板部170に配置される外部抵抗体RT3と基板配線193を介して、第1電極部41と第2電極部46とが接続されている点と、第1抵抗体群32と第2抵抗体群34との接続が、基板部170の基板配線191、192を経由している点とが異なるが、その他の点は図4に示す第2構成例と同様である。
図8に示す第4構成例において、第1〜第4抵抗体R1〜R4は、図8(b)に示すような歪を検出するブリッジ回路を構成する。また、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は直列接続され、図8(b)に示すような温度を検出する回路を構成する。
図6〜図8に示す第2実施形態に係る圧力センサ110は、メンブレン22上の第1および第2電極部41〜43、45、46同士を直接接続せず、少なくとも一部の抵抗体R1〜R4が、基板部170に含まれる基板配線191〜193を介して電気的に接続され、ブリッジ回路を形成する。このような圧力センサ110は、メンブレン22上でワイヤボンディング等により形成される配線構造を単純化することができるため、生産性の点で有利である。また、基板部170に外部抵抗体RT3を配置することにより、外部抵抗体RT3を圧力流体から遠ざけることができる。その他、第2実施形態に係る圧力センサ110は、圧力センサ10との共通点については、第1実施形態に係る圧力センサ10と同様の効果を奏する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る圧力センサ210における第1および第2抵抗体群32、34、第1および第2電極部41〜43、46の配置を示す概念図である。図9(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図9(b)は、図9(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。第3実施形態に係る圧力センサ210は、第1温度検出用抵抗体RT1に接続する電極部(第2電極部45)が形成されていない点で第1実施形態に係る圧力センサ10と異なるが、その他の点では、図2に示す圧力センサ10と同様である。
図9(a)に示すように、圧力センサ210の第1温度検出用抵抗体RT1は、第3抵抗体R3および第4抵抗体R4に対して、メンブレン22上に形成される導体パターンにより接続されている。なお、第3実施形態に係る圧力センサ210の説明では、第1実施形態に係る圧力センサ10との相違点のみ説明を行い、共通点については説明を省略する。
図10は、圧力センサ210で形成される回路の構成例(第5構成例)を示す概念図である。図10(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図10(b)は、図10(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図10(a)に示すように、第5構成例では、図3(a)に示す第1構成例と同様に、第1電極部42と第1電極部43とが接続される。これにより、第1〜第4抵抗体R1〜R4は、図10(b)に示すような歪を検出するブリッジ回路を構成する。
また、第1温度検出用抵抗体RT1と第2温度検出用抵抗体RT2は、図10(b)に示すように直列接続され、温度を検出する回路を構成している。図10(b)に示される回路は、図5に示す例や図3(b)に示す第1構成例と同様に電源などに接続され、圧力および温度を検出する回路となる。
図11は、圧力センサ210で形成される回路の構成例(第6構成例)を示す概念図である。図11(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図11(b)は、図11(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図11(a)に示すように、第6構成例では、第1電極部41と第2電極部46とが、外部抵抗体RT3を挟んで接続されている点が異なるが、その他の点は図10に示す第5構成例と同様である。
第3実施形態に係る圧力センサ210では、メンブレン22上に配置される第1〜第4抵抗体R1〜R4や第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2の配線方法が、第1実施形態に係る圧力センサ10とは異なる。図3と図10または図4と図11の比較から理解できるように、抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続は、電極部を介してワイヤボンディングなどによって行われてもよく、メンブレン22上の導体パターンによって行われてもよい。第3実施形態に係る圧力センサ210も、第1実施形態に係る圧力センサ10と同様の効果を奏する。
図12は、本発明の第4実施形態に係る圧力センサ310における第1および第2抵抗体群32、34、第1および第2電極部41〜43、46の配置を示す概念図である。図12(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図12(b)は、図12(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。第4実施形態に係る圧力センサ310は、第1温度検出用抵抗体RT1に接続する電極部(第2電極部45)が形成されていない点で第2実施形態に係る圧力センサ110と異なるが、その他の点では、図6に示す圧力センサ110と同様である。
図12(a)に示すように、圧力センサ310の第1温度検出用抵抗体RT1は、第3実施形態(図9参照)と同様に、第3抵抗体R3および第4抵抗体R4に対して、メンブレン22上に形成される導体パターンにより接続されている。なお、第4実施形態に係る圧力センサ310の説明では、第2実施形態に係る圧力センサ110との相違点のみ説明を行い、共通点については説明を省略する。
図13は、圧力センサ310で形成される回路の構成例(第7構成例)を示す概念図である。図13(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図13(b)は、図13(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図13(a)に示すように、第7構成例では、図7(a)に示す第3構成例と同様に、メンブレン22とは独立した基板部170に形成される基板配線191により、第1電極部42と第1電極部43とが電気的に接続される。
図14は、圧力センサ310で形成される回路の構成例(第8構成例)を示す概念図である。図14(a)は、第1および第2抵抗体群32、34に含まれる抵抗体R1〜R4、RT1、RT2の接続状態を示しており、図14(b)は、図14(a)に示す接続状態により第1および第2抵抗体群32、34によって形成される回路を示している。図14(a)に示すように、第8構成例では、基板部170に配置される外部抵抗体RT3と基板配線193を介して、第1電極部41と第2電極部46とが接続される点が異なるが、その他の点は図13に示す第7構成例と同様である。
第4実施形態に係る圧力センサ310では、メンブレン22上に配置される第1〜第4抵抗体R1〜R4や第1および第2温度検出用抵抗体RT1、RT2の配線方法が、第2実施形態に係る圧力センサ110とは異なるが、第4実施形態に係る圧力センサ310も、第2実施形態に係る圧力センサ110と同様の効果を奏する。
以上のように、実施形態を挙げて本発明にかかる圧力センサを説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではなく、他の多くの実施形態や変形例を含むことは言うまでもない。たとえば、図1に示すステム20の形状および固定構造は一例にすぎず、本発明の圧力センサは、メンブレンが圧力に応じて適切に変形する、他の任意の形状および固定構造を採用できる。
10、110、210、310…圧力センサ
12…接続部材
12a…ねじ溝
12b…流路
14…抑え部材
20…ステム
22a…内面
22b…外面
22…メンブレン
24…第1円周
26…第2円周
32…第1抵抗体群
34…第2抵抗体群
R1…第1抵抗体
R2…第2抵抗体
R3…第3抵抗体
R4…第4抵抗体
RT1、RT2…温度検出用抵抗体
RT3…外部抵抗体
41〜43…第1電極部
45、46…第2電極部
171〜173、175、176…基板電極部
191、192、193…基板配線
70、170…基板部
60…第1第2配線

Claims (5)

  1. 圧力に応じた変形を生じるメンブレンと、
    前記メンブレン上において所定の歪特性を生じる第1歪位置に配置される第1抵抗体及び第3抵抗体と、前記第1歪位置とは異なる歪特性を生じる第2歪位置に配置される第2抵抗体および第4抵抗体とを含み、ブリッジ回路を形成して歪を検出する第1抵抗体群と、
    前記第1歪位置に配置される第1温度検出用抵抗体と、前記第2歪位置に配置される第2温度検出用抵抗体と、を含み温度を検出する第2抵抗体群と、を有する圧力センサ。
  2. 圧力に応じた変形を生じるメンブレンと、
    前記メンブレン上に設けられておりブリッジ回路を形成する第1抵抗体群と、
    前記メンブレンにおいて所定の歪特性を生じる第1歪位置に配置される第1温度検出用抵抗体と、前記第1歪位置の歪特性とは打ち消しあう関係にある歪特性を生じる第2歪位置に配置され前記第1温度検出用抵抗体に対して直列接続される第2温度検出用抵抗体と、を含む第2抵抗体群と、を有する圧力センサ。
  3. 前記第1抵抗体群は、前記第1歪位置に配置される第1抵抗体及び第3抵抗体と、前記第2歪位置に配置される第2抵抗体および第4抵抗体と、を含む請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記メンブレンとは独立した基板部を有し、
    前記第1抵抗体群に含まれる抵抗体は、前記基板部に含まれる基板配線を介して電気的に接続される請求項1から請求項3までのいずれかに記載の圧力センサ。
  5. 前記メンブレン上に配置されており前記第1抵抗体群に接続する第1電極部と、
    前記メンブレン上に配置されており前記第2抵抗体群に接続する第2電極部と、
    前記第1電極部と前記第2電極部を接続する配線と、を有する請求項1から請求項4までのいずれかに記載の圧力センサ。
JP2019031875A 2019-02-25 2019-02-25 圧力センサ Active JP7139998B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019031875A JP7139998B2 (ja) 2019-02-25 2019-02-25 圧力センサ
PCT/JP2020/005579 WO2020175155A1 (ja) 2019-02-25 2020-02-13 圧力センサ
EP20762435.4A EP3933366A4 (en) 2019-02-25 2020-02-13 PRESSURE SENSOR

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019031875A JP7139998B2 (ja) 2019-02-25 2019-02-25 圧力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020134451A true JP2020134451A (ja) 2020-08-31
JP7139998B2 JP7139998B2 (ja) 2022-09-21

Family

ID=72240034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019031875A Active JP7139998B2 (ja) 2019-02-25 2019-02-25 圧力センサ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3933366A4 (ja)
JP (1) JP7139998B2 (ja)
WO (1) WO2020175155A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023037779A1 (ja) * 2021-09-10 2023-03-16 Tdk株式会社 圧力センサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7164837B2 (ja) * 2020-02-21 2022-11-02 Tdk株式会社 圧力センサ
JP2022139616A (ja) * 2021-03-12 2022-09-26 Tdk株式会社 圧力センサおよびセンサシステム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62229041A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Toshiba Corp 半導体式圧力検出器
JPH0337503A (ja) * 1989-07-03 1991-02-18 Kayaba Ind Co Ltd 歪ゲージ
JPH03249532A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力計
JP2000515623A (ja) * 1995-12-04 2000-11-21 ソシエテ・ナシオナル・デテユード・エ・ドウ・コンストリユクシオン・ドウ・モトール・ダヴイアシオン、“エス.エヌ.ウ.セ.エム.アー.” ブリッジの主抵抗間の温度勾配を補正するホイーストンブリッジ及びひずみゲージを有する圧力センサにおけるその適用
US20090126498A1 (en) * 2005-04-18 2009-05-21 Markus Gilch Pressure sensor device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62229041A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Toshiba Corp 半導体式圧力検出器
JPH0337503A (ja) * 1989-07-03 1991-02-18 Kayaba Ind Co Ltd 歪ゲージ
JPH03249532A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Yokogawa Electric Corp 半導体圧力計
JP2000515623A (ja) * 1995-12-04 2000-11-21 ソシエテ・ナシオナル・デテユード・エ・ドウ・コンストリユクシオン・ドウ・モトール・ダヴイアシオン、“エス.エヌ.ウ.セ.エム.アー.” ブリッジの主抵抗間の温度勾配を補正するホイーストンブリッジ及びひずみゲージを有する圧力センサにおけるその適用
US20090126498A1 (en) * 2005-04-18 2009-05-21 Markus Gilch Pressure sensor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023037779A1 (ja) * 2021-09-10 2023-03-16 Tdk株式会社 圧力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
EP3933366A1 (en) 2022-01-05
JP7139998B2 (ja) 2022-09-21
EP3933366A4 (en) 2022-11-30
WO2020175155A1 (ja) 2020-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6615365B2 (ja) 力/トルクセンサ及び方法
CN102980711B (zh) 具有多个传感器元件的封装的传感器
EP3933366A1 (en) Pressure sensor
EP2461147B1 (en) Pressure transducer with conductive bridge
EP1407239B1 (en) Temperature compensated strain sensing apparatus
JP6869710B2 (ja) 起歪体およびその起歪体を備えた力覚センサ
JP2018081097A (ja) 圧力センサの補正のための方法および装置
US7866215B2 (en) Redundant self compensating leadless pressure sensor
US9638598B2 (en) Capacitive pressure transducer for measuring the pressure of a medium adjacent to the measuring cell
CN108291847B (zh) 用于压力传感器的传感器元件
JP2005121631A (ja) 複合技術を有する流量計
CN103837271A (zh) 用于测量物理量的测量装置
KR20170102802A (ko) 압력 센서 칩 및 압력 센서
WO2018173433A1 (ja) 差圧センサチップ、差圧発信器、および差圧センサチップの製造方法
JP7088067B2 (ja) 圧力センサ
WO2021177024A1 (ja) 圧力センサ
TW201800730A (zh) 應變檢測器及其製造方法
WO2023037779A1 (ja) 圧力センサ
WO2022050389A1 (ja) 圧力センサ
JP2019052948A (ja) 圧力温度センサ
JP2018105748A (ja) 圧力センサ
US20230384177A1 (en) Pressure and temperature sensor
JP2023125776A (ja) 温度センサ、歪センサ、および圧力センサ
JP2007292677A (ja) 歪みゲージ型センサ
JP2016053508A (ja) 圧力センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7139998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150