JPH0337450B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337450B2 JPH0337450B2 JP58040541A JP4054183A JPH0337450B2 JP H0337450 B2 JPH0337450 B2 JP H0337450B2 JP 58040541 A JP58040541 A JP 58040541A JP 4054183 A JP4054183 A JP 4054183A JP H0337450 B2 JPH0337450 B2 JP H0337450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extrusion
- pipe
- pipe end
- sleeve
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K21/00—Making hollow articles not covered by a single preceding sub-group
- B21K21/12—Shaping end portions of hollow articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/02—Special design or construction
- B21J9/06—Swaging presses; Upsetting presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本発明は、押出工程の間、パイプ端部を保持す
るため対合する向きに移動可能な、長さ方向に2
つ割りに分割されたクランプ・ブツシユと、パイ
プを案内したあと取りはずすため互いに離れ勝手
の向きに移動可能であつて、押出金型ホルダーの
中に取り付けるようにされた押出加工するべきパ
イプ端部の形状に対応した内部輪郭を有する、同
様に長さ方向に2つ割りに分割された押出金型セ
グメントと、パイプ端部の中に差し込んでパイプ
端部を押出加工するようにされている押出マンド
レルとを備えたパイプ端部押出プレスの改良に関
する。
るため対合する向きに移動可能な、長さ方向に2
つ割りに分割されたクランプ・ブツシユと、パイ
プを案内したあと取りはずすため互いに離れ勝手
の向きに移動可能であつて、押出金型ホルダーの
中に取り付けるようにされた押出加工するべきパ
イプ端部の形状に対応した内部輪郭を有する、同
様に長さ方向に2つ割りに分割された押出金型セ
グメントと、パイプ端部の中に差し込んでパイプ
端部を押出加工するようにされている押出マンド
レルとを備えたパイプ端部押出プレスの改良に関
する。
b 従来の技術
この種のパイプ端部押出プレスは、金属材料、
とくに鋼材から作られたパイプ素材より厚肉のパ
イプ端部に押出加工するため使用されている。こ
のように厚肉に成形することは、たとえば、油田
に使用されるパイプの場合のように、ねじを切る
ために十分な材料の厚さを保持するうえからも必
要である。
とくに鋼材から作られたパイプ素材より厚肉のパ
イプ端部に押出加工するため使用されている。こ
のように厚肉に成形することは、たとえば、油田
に使用されるパイプの場合のように、ねじを切る
ために十分な材料の厚さを保持するうえからも必
要である。
従来技術によれば、適当な装置により適切な変
形加工温度に加熱されたパイプ素材にパイプ長さ
方向に力を作用させ、この長さ方向に作用する力
により加熱位置でパイプ長さを短縮し、パイプの
肉厚を厚くすることにより上述の厚肉形成が行な
われている。
形加工温度に加熱されたパイプ素材にパイプ長さ
方向に力を作用させ、この長さ方向に作用する力
により加熱位置でパイプ長さを短縮し、パイプの
肉厚を厚くすることにより上述の厚肉形成が行な
われている。
従来の技術では適当な成形工具を使用すること
によりパイプ素材に強制的に成形加工を行ない、
これにより成形工具により限定されたスペース内
だけでパイプ材料を変形させ、成形工具により決
定された形状が得られるようになつている。
によりパイプ素材に強制的に成形加工を行ない、
これにより成形工具により限定されたスペース内
だけでパイプ材料を変形させ、成形工具により決
定された形状が得られるようになつている。
パイプ端部を押出加工する機械の公知のものに
おいては、外設の成形金型は分割されている。こ
の成形金型は、たとえば、2つの押出金型から構
成されており、のこ押出金型はパイプの長さ方向
に分割されていて、パイプを取り囲むようになつ
ている。出来あがつたパイプを取り出すことがで
きるようにするため、押出金型を開くことができ
る。
おいては、外設の成形金型は分割されている。こ
の成形金型は、たとえば、2つの押出金型から構
成されており、のこ押出金型はパイプの長さ方向
に分割されていて、パイプを取り囲むようになつ
ている。出来あがつたパイプを取り出すことがで
きるようにするため、押出金型を開くことができ
る。
押出工程の間、パイプ素材に大きい力を加えな
ければならないから、押出加工のために必要なパ
イプの長さ方向に作用する力を受け支えることが
できるようにするため、押出金型は、成形金型と
しての本来の機能のほか、クランプすることがで
きるよう適切に構成されていなければならない。
さもなければ、押出金型に応じて別個にクラン
プ・ブツシユを用意しなければならない。
ければならないから、押出加工のために必要なパ
イプの長さ方向に作用する力を受け支えることが
できるようにするため、押出金型は、成形金型と
しての本来の機能のほか、クランプすることがで
きるよう適切に構成されていなければならない。
さもなければ、押出金型に応じて別個にクラン
プ・ブツシユを用意しなければならない。
クランプ・ブツシユと押出ブツシユをユニツト
として構成した場合については、欠点が指摘され
ている。すなわち、クランプ・ブツシユがパイプ
を確実に保持し、押出力の作用のもとでもパイプ
に滑りが生じないようにするため、クランプ・ブ
ツシユがパイプを完全に包み囲むようにしなけれ
ばならない。
として構成した場合については、欠点が指摘され
ている。すなわち、クランプ・ブツシユがパイプ
を確実に保持し、押出力の作用のもとでもパイプ
に滑りが生じないようにするため、クランプ・ブ
ツシユがパイプを完全に包み囲むようにしなけれ
ばならない。
一方、これらのブツシユが互いに当接しないよ
うにするため、これらのブツシユにエア・ギヤツ
プを設けるようにしなければならない。このエ
ア・ギヤツプは、マイナスの許容公差を有する場
合でも、確実な固定が行なわれるよう十分に大き
くなければならない。たとえば、プラスの許容公
差の限界にあるパイプを押出加工するとき、この
エア・ギヤツプは最小許容パイプ外径と最大許容
パイプ外径の間の寸法ぶん広がる。押出ブツシユ
にも同じエア・ギヤツプが生じる。
うにするため、これらのブツシユにエア・ギヤツ
プを設けるようにしなければならない。このエ
ア・ギヤツプは、マイナスの許容公差を有する場
合でも、確実な固定が行なわれるよう十分に大き
くなければならない。たとえば、プラスの許容公
差の限界にあるパイプを押出加工するとき、この
エア・ギヤツプは最小許容パイプ外径と最大許容
パイプ外径の間の寸法ぶん広がる。押出ブツシユ
にも同じエア・ギヤツプが生じる。
押出加工のさい、パイプ材料がこのエア・ギヤ
ツプに入り込み、パイプの長さ方向に、いわゆる
バリまたは突起が生じる。押圧加工力により、押
出ブツシユが互いに離れ勝手に押し広げられるの
で、パイプ材がさらにエア・ギヤツプにはいるに
したがつて、このバリまたは突起は厚くなる。
ツプに入り込み、パイプの長さ方向に、いわゆる
バリまたは突起が生じる。押圧加工力により、押
出ブツシユが互いに離れ勝手に押し広げられるの
で、パイプ材がさらにエア・ギヤツプにはいるに
したがつて、このバリまたは突起は厚くなる。
前記ユニツトを開閉するようにされた油圧シリ
ンダーにより、押出ブツシユとクランプ・ブツシ
ユを分離するよう構成されている場合、押出加工
の軸とパイプの軸との間に必ずれが生じるという
欠点が指摘されている。なぜなら、パイプ直径に
許容公差が与えられているため、正しく心が合つ
た押圧状態を確保することができないからであ
る。
ンダーにより、押出ブツシユとクランプ・ブツシ
ユを分離するよう構成されている場合、押出加工
の軸とパイプの軸との間に必ずれが生じるという
欠点が指摘されている。なぜなら、パイプ直径に
許容公差が与えられているため、正しく心が合つ
た押圧状態を確保することができないからであ
る。
別の公知の構成態様によれば、分割された押出
金型の代わりに、貫通した穴があけられた1部品
より成るブツシユをパイプ素材上に摺動させるこ
とが提案されている。この提案により場合、ブツ
シユが分離されていないので、パイプの長さ方向
に延在したバリが生じることはない。
金型の代わりに、貫通した穴があけられた1部品
より成るブツシユをパイプ素材上に摺動させるこ
とが提案されている。この提案により場合、ブツ
シユが分離されていないので、パイプの長さ方向
に延在したバリが生じることはない。
この公知の提案では、パイプのまわりを把持す
る働きをする4本爪のチヤツクを用いてパイプが
固定されている。パイプ素材押出プレスからパイ
プを取りはずすことができるようにするため、ス
リーブは円筒状に延在した厚肉のパイプ部分だけ
を取り囲むようにされている。押出加工されてい
ないパイプ素材から押出加工されたパイプにかけ
て過渡領域ができるので、押出加工の方向と勝手
反対の向きにスリーブを取りはずすことは不可能
である。したがつて、上述の公知の構成態様の場
合、過渡領域を分割された成形加工金型から形成
すると同時に、パイプ素材をクランプすることが
できるよう過渡領域を設計するようにされてい
る。
る働きをする4本爪のチヤツクを用いてパイプが
固定されている。パイプ素材押出プレスからパイ
プを取りはずすことができるようにするため、ス
リーブは円筒状に延在した厚肉のパイプ部分だけ
を取り囲むようにされている。押出加工されてい
ないパイプ素材から押出加工されたパイプにかけ
て過渡領域ができるので、押出加工の方向と勝手
反対の向きにスリーブを取りはずすことは不可能
である。したがつて、上述の公知の構成態様の場
合、過渡領域を分割された成形加工金型から形成
すると同時に、パイプ素材をクランプすることが
できるよう過渡領域を設計するようにされてい
る。
したがつて、この従来公知の構成態様の場合も
パイプのマイナス側の許容公差にあわせてクラン
プ・ジヨウが作られているので、プラス側の許容
公差を有するパイプを作るとき、必然的にジヨウ
の間にエア・ギヤツプが生じ、このため過渡領域
にバリまたは突起が生じる欠点が指摘されてい
る。
パイプのマイナス側の許容公差にあわせてクラン
プ・ジヨウが作られているので、プラス側の許容
公差を有するパイプを作るとき、必然的にジヨウ
の間にエア・ギヤツプが生じ、このため過渡領域
にバリまたは突起が生じる欠点が指摘されてい
る。
さらに、分割されたクランプ・ジヨウと1部品
から構成された円筒状のブツシユの間の過渡領域
について別の欠点が指摘されている。すなわち、
ブツシユの内径を変えることはできないが、押出
加工すべきパイプの直径にあわせてクランプ・ジ
ヨウを調節することができるから、この構成によ
り形成された直径は、所要のパイプの直径と異な
つたものとなる。このため、クランプ・ジヨウの
位置で製品の品質を低めるような節が生じる。こ
の節が生じる位置でパイプのまわりに半径方向に
延在したバリが生じるおそれがある。
から構成された円筒状のブツシユの間の過渡領域
について別の欠点が指摘されている。すなわち、
ブツシユの内径を変えることはできないが、押出
加工すべきパイプの直径にあわせてクランプ・ジ
ヨウを調節することができるから、この構成によ
り形成された直径は、所要のパイプの直径と異な
つたものとなる。このため、クランプ・ジヨウの
位置で製品の品質を低めるような節が生じる。こ
の節が生じる位置でパイプのまわりに半径方向に
延在したバリが生じるおそれがある。
c 発明が解決しようとする問題点
押圧加工されたパイプにバリまたは突起が生じ
ることを避けることが、かねてからパイプの製造
業者とユーザーから強く要請されていた。このよ
うに、バリまたは突起が生じると、ねじ切り作業
が妨げられるので、ねじ切り用の工具類を損傷し
ないまでも、ねじを切る機械の加工能力が低下す
る。
ることを避けることが、かねてからパイプの製造
業者とユーザーから強く要請されていた。このよ
うに、バリまたは突起が生じると、ねじ切り作業
が妨げられるので、ねじ切り用の工具類を損傷し
ないまでも、ねじを切る機械の加工能力が低下す
る。
したがつて、バリ取りのため押出加工のあと研
磨作業が行なわれるが、このような補足的な加工
作業があることは機械的な装置に要する費用がか
さむうえ、このための要員を確保する必要があ
り、この結果、パイプの製造コストが上昇する。
磨作業が行なわれるが、このような補足的な加工
作業があることは機械的な装置に要する費用がか
さむうえ、このための要員を確保する必要があ
り、この結果、パイプの製造コストが上昇する。
たとえば、変形加工度がとくに高いため、多段
階をへて押出加工を実施しなければならない場
合、次の押出段階を実施するさい、バリがパイプ
素材の表面に押し込まれるので、残留へこみが生
じることになる。このようなへこみはパイプが不
良となる結果をもたらすおそれがある。このた
め、多くの場合、各押出工程の間にバリを取り除
くことが必要である。
階をへて押出加工を実施しなければならない場
合、次の押出段階を実施するさい、バリがパイプ
素材の表面に押し込まれるので、残留へこみが生
じることになる。このようなへこみはパイプが不
良となる結果をもたらすおそれがある。このた
め、多くの場合、各押出工程の間にバリを取り除
くことが必要である。
本発明の目的は、従来の押出パイプに付随する
上述の諸欠点にかんがみ、構成が簡単であつて、
しかも機能にすぐれた手段を使用することによ
り、パイプの押出加工端にバリまたは突起が生じ
ることを避けることができるパイプ素材押出プレ
スを提供することである。
上述の諸欠点にかんがみ、構成が簡単であつて、
しかも機能にすぐれた手段を使用することによ
り、パイプの押出加工端にバリまたは突起が生じ
ることを避けることができるパイプ素材押出プレ
スを提供することである。
d 問題点を解決するための手段
上述の目的を達成するため、本発明によれば、
押出金型セグメント、または押出金型ホルダーの
外表面が、押出方向に広がつた円錐体に形成され
ていて、同じ円錐度を有するスリーブの内表面
が、押出金型または押出金型ホルダーの外表面に
接面可能であるように構成されたパイプ端部押出
プレスが提供された。
押出金型セグメント、または押出金型ホルダーの
外表面が、押出方向に広がつた円錐体に形成され
ていて、同じ円錐度を有するスリーブの内表面
が、押出金型または押出金型ホルダーの外表面に
接面可能であるように構成されたパイプ端部押出
プレスが提供された。
上記構成によると、クランプ・ブツシユと押出
金型を長さ方向に分割した状態のもと、押出工程
の間、摺動させるスリーブにより押出金型を組み
合わせた状態に保持することができるので、非分
割スリーブとして構成されている従来技術に従つ
た押出金型の場合と同様、バリまたは突起が生じ
ることはなく、スリーブを摺動させて取りはずし
たあと、押出金型を開くことにより簡単に押出機
への素材の装填と製品の取り出しを行なうことが
できる。
金型を長さ方向に分割した状態のもと、押出工程
の間、摺動させるスリーブにより押出金型を組み
合わせた状態に保持することができるので、非分
割スリーブとして構成されている従来技術に従つ
た押出金型の場合と同様、バリまたは突起が生じ
ることはなく、スリーブを摺動させて取りはずし
たあと、押出金型を開くことにより簡単に押出機
への素材の装填と製品の取り出しを行なうことが
できる。
また、スリーブを摺動させることにより押出金
型のクランプ力を増大させることができるので、
押出力の増加に抵抗させることが可能である。円
錐体の代わりにピラミツドの形状を採用してもさ
しつかえないことはいうまでもない。
型のクランプ力を増大させることができるので、
押出力の増加に抵抗させることが可能である。円
錐体の代わりにピラミツドの形状を採用してもさ
しつかえないことはいうまでもない。
動力駆動装置を使用することにより、押出金型
または押出金型ホルダー上をスリーブを摺動させ
ることができる。そのさい押出方向とは反対の向
きに、軸方向に、押出金型または押出金型ホルダ
ーの周囲領域からスリーブを取りはずすことがで
きるようにすることが好ましい。動力駆動装置と
しては、たとえば、スリーブに直接または該スリ
ーブに取り付けられた支持部材を介して取り付け
たピストン・シリンダー・ユニツトを使用するこ
とができる。
または押出金型ホルダー上をスリーブを摺動させ
ることができる。そのさい押出方向とは反対の向
きに、軸方向に、押出金型または押出金型ホルダ
ーの周囲領域からスリーブを取りはずすことがで
きるようにすることが好ましい。動力駆動装置と
しては、たとえば、スリーブに直接または該スリ
ーブに取り付けられた支持部材を介して取り付け
たピストン・シリンダー・ユニツトを使用するこ
とができる。
e 実施例
以下、本発明の構成を図解した添付図面を参照
しながら、本発明を詳細に説明する。
しながら、本発明を詳細に説明する。
第1図において、1はパイプ、2はパイプ素材
押出プレスに取付けられた2つ割りのクランプ・
ブツシユである。パイプ端部を成形するための押
出金型は、上部押出金型セグメント3と、下部押
出金型セグメント4とから構成されていて、これ
らのセグメント3と4の外表面5は押出方向に広
がつた円錐体により形成されている。押出金型セ
グメント3と4の内側の輪郭6は、押出加工され
るパイプの外周に合わせて寸法ぎめされている。
押出金型セグメント3と4が互いに接面する分割
面が、符号7で表示されている。
押出プレスに取付けられた2つ割りのクランプ・
ブツシユである。パイプ端部を成形するための押
出金型は、上部押出金型セグメント3と、下部押
出金型セグメント4とから構成されていて、これ
らのセグメント3と4の外表面5は押出方向に広
がつた円錐体により形成されている。押出金型セ
グメント3と4の内側の輪郭6は、押出加工され
るパイプの外周に合わせて寸法ぎめされている。
押出金型セグメント3と4が互いに接面する分割
面が、符号7で表示されている。
押出マンドレル8は一点鎖線で示され、その前
端部9は、パイプ1の中に差し込まれている。1
0はカラーであり、これは、押出金型に挿入さ
れ、押出金型と協働してパイプ端部11を押出加
工する。それによつて、加熱されたパイプ素材
は、前部押出マンドレル端9と押出金型の内面と
の間に形成されたスペース中に加圧されて装填さ
れ、肉厚に形成される。
端部9は、パイプ1の中に差し込まれている。1
0はカラーであり、これは、押出金型に挿入さ
れ、押出金型と協働してパイプ端部11を押出加
工する。それによつて、加熱されたパイプ素材
は、前部押出マンドレル端9と押出金型の内面と
の間に形成されたスペース中に加圧されて装填さ
れ、肉厚に形成される。
押出マンドレル8によりパイプの軸方向に加え
られた押出力は、押出金型セグメント3と4を互
いに離れ勝手の向きに押し広げて、分割面7を開
こうとする働きをする。このように分割面7が開
くことを阻止するため、スリーブ12を設け、そ
の内表面14を、ほとんど遊びを伴なうことなく
押出金型セグメント3と4の外表面5に接面させ
てある。
られた押出力は、押出金型セグメント3と4を互
いに離れ勝手の向きに押し広げて、分割面7を開
こうとする働きをする。このように分割面7が開
くことを阻止するため、スリーブ12を設け、そ
の内表面14を、ほとんど遊びを伴なうことなく
押出金型セグメント3と4の外表面5に接面させ
てある。
押出金型セグメント3と4の外表面は押出方向
に広がつた円錐体により形成されていて、セグメ
ント3と4に対応した内表面を有するスリーブ1
2が、押出金型セグメント3と4上を摺動するこ
とができるよう構成されているので、スリーブ1
2の内側の円錐面は、全く遊びがない状態で押出
金型の外側の円錐面に接している。
に広がつた円錐体により形成されていて、セグメ
ント3と4に対応した内表面を有するスリーブ1
2が、押出金型セグメント3と4上を摺動するこ
とができるよう構成されているので、スリーブ1
2の内側の円錐面は、全く遊びがない状態で押出
金型の外側の円錐面に接している。
スリーブ12は、支持部材16を介してピスト
ン・シリンダー・ユニツト17により移動させ
る。こうして、セグメント3,4を密接に接合さ
せるとともに、反対方向に移動させて押出金型セ
グメント3と4の領域からスリーブ12を完全に
取り除くことができる。スリーブ12を取外すこ
とによつてパイプ1の軸に関し、横方向に押出金
型セグメント3と4を互いに離れ勝手の向きに移
動させることができ、押出機からクランプ・ブツ
シユを取りはずしたあと、パイプ1を取りだすこ
とができる。
ン・シリンダー・ユニツト17により移動させ
る。こうして、セグメント3,4を密接に接合さ
せるとともに、反対方向に移動させて押出金型セ
グメント3と4の領域からスリーブ12を完全に
取り除くことができる。スリーブ12を取外すこ
とによつてパイプ1の軸に関し、横方向に押出金
型セグメント3と4を互いに離れ勝手の向きに移
動させることができ、押出機からクランプ・ブツ
シユを取りはずしたあと、パイプ1を取りだすこ
とができる。
f 発明の効果
本発明に係るスリーブ12を使用することによ
り、押出金型セグメント3と4を互いに極めて密
接にクランプし、分割面7が離れ勝手の向きに開
くことを阻止することができるとともに、加工作
業上の遊びを取り除き、パイプ表面にバリまたは
突起が生じることを防止することができる。また
パイプと押出金型の間に偏心が生じることはな
く、しかも簡単な工具要素から構成された装置を
使用することにより、容易に掃除を行なうことが
できる。
り、押出金型セグメント3と4を互いに極めて密
接にクランプし、分割面7が離れ勝手の向きに開
くことを阻止することができるとともに、加工作
業上の遊びを取り除き、パイプ表面にバリまたは
突起が生じることを防止することができる。また
パイプと押出金型の間に偏心が生じることはな
く、しかも簡単な工具要素から構成された装置を
使用することにより、容易に掃除を行なうことが
できる。
第1図は、円錐状スリーブを使用してパイプ素
材押出プレスに取り付けられた押出金型のクラン
プ機構の構成を概念的に図解した断面図である。 1……パイプ、2……クランプ・ブツシユ、3
……上部押出金型セグメント、4……下部押出金
型セグメント、5……押出金型の外表面、6……
押出金型の内側の輪郭、7……分割面、8……押
出マンドレル、9……マンドレルの前部端、10
……カラー、11……パイプ端部、12……スリ
ーブ、16……支持部材、17……ピストン・シ
リンダー・ユニツト。
材押出プレスに取り付けられた押出金型のクラン
プ機構の構成を概念的に図解した断面図である。 1……パイプ、2……クランプ・ブツシユ、3
……上部押出金型セグメント、4……下部押出金
型セグメント、5……押出金型の外表面、6……
押出金型の内側の輪郭、7……分割面、8……押
出マンドレル、9……マンドレルの前部端、10
……カラー、11……パイプ端部、12……スリ
ーブ、16……支持部材、17……ピストン・シ
リンダー・ユニツト。
Claims (1)
- 1 押出工程の間、パイプ端部を保持するため対
合する向きに移動可能な長さ方向に2つに割りに
分割されたクランプ・ブツシユと、パイプを案内
したあと取りはずすため互いに離れ勝手の向きに
移動可能であつて、押出金型ホルダーの中に取り
付けるようにされた押出加工すべきパイプ端部の
形状に対応した内部輪郭を有する、同様に長さ方
向に2つ割りに分割された押出金型ゼグメント
と、パイプ端部に差し込んでパイプ端部を押出加
工するようにされている押出マンドレルと、押出
金型セグメントを取り囲んでいる軸方向に前後に
移動可能なスリーブとを備えたパイプ端部押出プ
レスにおいて、押出金型ゼグメント3,4の外表
面5を押出方向に広がつた円錐体に形成し、スリ
ーブ12の内表面14を同じ円錐度に形成し、該
円錐面を前記外表面5に接面可能に形成し、それ
によつて、押出金型セグメント3,4が押出工程
中、緊密に接合するようにし、かつスリーブ12
が動力駆動装置17により押出金型ゼグメント
3,4上を摺動することができ、押出金型セグメ
ント3,4の周囲領域から軸方向に、押出方向と
反対の向きに取りはずすことができることを特徴
とするパイプ端部押出プレス。
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---|---|---|---|
DE3216287.1 | 1982-04-26 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPS58188511A JPS58188511A (ja) | 1983-11-04 |
JPH0337450B2 true JPH0337450B2 (ja) | 1991-06-05 |
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ID=6162438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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DE (1) | DE3216287C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1983
- 1983-03-11 JP JP4054183A patent/JPS58188511A/ja active Granted
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