JPH0337421A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JPH0337421A
JPH0337421A JP1172058A JP17205889A JPH0337421A JP H0337421 A JPH0337421 A JP H0337421A JP 1172058 A JP1172058 A JP 1172058A JP 17205889 A JP17205889 A JP 17205889A JP H0337421 A JPH0337421 A JP H0337421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
chamber
clutch
piston
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP1172058A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Ono
浩樹 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP1172058A priority Critical patent/JPH0337421A/ja
Publication of JPH0337421A publication Critical patent/JPH0337421A/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、入力軸の回転によってオイルポンプを駆動
し このオイルポンプで発生された油圧によってクラッ
チを係合して入力側から出力側に動力を伝達する動力伝
達装置に関し、センタデフクラッチや差動制限装置に利
用される。
(従来の技術) この種の動力伝達装置としては、従来、特開昭BO−2
52[126号公報に記載のものがある。この従来の動
力伝達装置は、第3図に示すように、エンジンからギア
lおよび2を介して駆動トルクが伝達される入力軸3と
出力軸4との間にこの入力軸3と出力軸4の回転差によ
って駆動されるオイルポンプ5が構成され、このオイル
ポンプ5で発生された油圧がピストン6を付勢して多板
クラッチ7を係合すること′によって、入力軸3から出
力軸4へのトルク伝達を行うようになっている。
そして第4図に示すように、入力軸3と出力軸4との間
の回転差によってインナギア5Aが矢印aの方向に相対
的に回転すると、オイル吸入口8からオイルが油路L1
−チエツクバルブV1油路L2−ポートP1を介してオ
イルポンプ5内に吸入され、加圧されてポートP2から
吐出され。
油路L3−三方向切替チェックバルブv2−油路L4を
介してチャンバ9内に導入される。これによってピスト
ン6か付勢され、多板クラッチ7が係合される。
またインナギア5Aが上記とは逆の方向(第4図の矢印
すの方向)に回転すると、オイル吸入口8からのオイル
は、前記とは逆に、チエツクバルブV3−油路L5−ポ
ートP2を介してオイルポンプ5内に吸入され、加圧さ
れてポートP1から吐出され、 7[13路L6−チエ
ツクバルブ■2−油路L4を介してチャンバ9内に導入
され、多板クラッチ7が係合される。
なお、第4図中10aはポンプケース10のオイルポン
プ5内への張出し部分である。
また上記と同様の型式の動力伝達装置は、特開昭62−
289430号公報にも記載されている。
(発明か解決しようとする課題) 上記従来の動力伝達装置は、オイルポンプ5か何れの方
向に回転しても、油圧かチャンバ9内に導入され多板ク
ラッチ7の保合か行なわれるようになっているものであ
るか、ポンプの回転方向に対応して圧油の吐出方向か2
方向となるため、吸入倒曲路および吐出側油路に各々チ
エツクバルブ(第4図の例ではチエツクバルブVl、V
2およびV3)を設けなければならす、第4図からも分
る通り、油圧回路か非常に複雑になってしまうという欠
点を有していた。
この発明は、上記従来の動力伝達装置の有していた欠点
を解消するために為されたものである。
すなわち、単純な油圧回路構成によってポンプの回転方
向が何れであってもクラッチの係合を行うことが出来る
動力伝達装置を提供することを目的とする。
(課題を達成するための手段) この発明は、上記目的を達成するために2人力部材と出
力部材の差動回転によって駆動されて油圧を発生するオ
イルポンプと、入力部材と出力部材の間に介装されて入
力部材と出力部材の間の動力伝達を行うクラッチ部材と
を有する動力伝達装置において、前記クラッチ部材の両
側に配置された第1ピストンおよび第2ピストンと 第
1ピストンをクラッチ部材の係合側に付勢するための第
1シリンダ室に連通ずる第1油圧室と、第2ピストンを
クラッチ部材の係合側に付勢するための第2シリンダ室
に連通ずる第2油圧室とを有し。
前記オイルポンプは、一方の方向に駆動された際に第1
油圧室からオイルを吸引して第2油圧室に吐出し、逆の
方向に駆動された際には第2油圧室からオイルを吸引し
て第1油圧室に吐出することを特徴としている。
(作用) 上記本発明による動力伝達装置は、入力部材と出力部材
の差動回転によってオイルポンプが一方の方向に駆動さ
れると、このオイルポンプは、第1油圧室からオイルを
吸引し、加圧した圧油を第2油圧室に吐出する。これに
よって第2油圧室内の圧力か上昇され、これに伴って第
2油圧室に連通ずる第2シリンダ室内の圧力か上昇し第
2ピストンを付勢してクラッチ部材を係合する。従って
、このクラッチ部材の保合により、第2シリンダ室内の
圧力、すなわち入力部材と出力部材の差動回転の大きさ
に対応した駆動トルクが入力部材から出力部材に伝達さ
れる。
また、入力部材と出力部材の差動回転によってオイルポ
ンプが前記と逆の方向に駆動されると。
このオイルポンプは、第2油圧室からオイルを吸引し 
加圧した圧油を第1油圧室に吐出する。
これによって第1油圧室内の圧力が上昇され、これに伴
って第1油圧室に連通ずる第1シリンダ室内の圧力が上
昇し第1ピストンを付勢してクラッチ部材を係合する。
従って、このクラッチ部材の保合により、第1シリンダ
室内の圧力、すなわち入力部材と出力部材の差動回転の
大きさに対応した駆動トルクが入力部材から出力部材に
伝達される。
(実施例) 以下、この発明を1図面に示す実施例に基づいてさらに
詳細に説明する。
第1図において、入力軸(入力部材)11は、出力ケー
ス(出力部材)12と一体になった出力ケス力バー13
に回転自在に支承されており、さらに出力ケース12内
に位置する入力軸11の内端部にはポンプケースIIA
が形成されている。
このポンプケースIIA内には、第2図に示すように、
アウタロータ14Aがその中心が入力軸11の中心線に
対して偏心するよう固定されており、さらにこのアウタ
ロータ14A内に、インナロータ14Bが相対回転自在
に挿入されている。そして、入力軸11の中心線と同軸
になるよう配置され一端が出力ケース12に一体回転す
るよう固定されたシャフト(5の他端部が、インナロー
タ14Bの中心に嵌着されて、インナロータ14Bを出
力ケース12と一体回転するよう支持している。従って
、インナロータ14Bは、入力軸11と出力ケース12
との間に生ずる回転差によって、アウタロータ14Aに
対し相対的な偏心回転を行うようになっている。
このアウタロータ14Aとインナロータ14Bによって
構成されるオイルポンプ14の一方(第1図の右側)の
側面は、プレート1Gによって密閉されており、このプ
レート16は、入力軸tlの内端部に一体的に形成され
た円筒部11B内にその中心をシャフト15によって貫
通された状態で嵌合され、入力軸11と一体回転するよ
う固定されている。そしてこのプレート16と出力ケー
ス12の内壁との間に第1油圧室CIが形成されている
またプレート16のオイルポンプ14側の側壁部には、
第2図にも示されるようなシャフト15の一方の側(第
2図の左側)において、アウタロータ14Aとインナロ
ータ14Bとの間に形成されるチャンバに連通ずる第1
ポー)Pitが形成され、このポートpHはプレート1
6に形成された孔L6aによって第1油圧室C1に連通
されている。
入力軸11のオイルポンプ14と接する端面には。
第2図に示されるように、シャフト15を挟んで第1ポ
ートpHと反対側に位置する第2ポートP12が形成さ
れており、また入力軸11の内端部後面と只 出力ケース力バー12の内壁との間に第2油圧室C2が
形成されており、この第2油圧室C2と第2ポートP1
2は入力軸1工の内端部に形成された孔Haによって連
通されている。
入力軸(tの内端外周部と出力ケース12の内周部との
間には多板クラッチ(クラッチ部材)17が介装されて
いて、この多板クラッチエフが係合することにより入力
軸11と出力ケース12とが一体回転するようになって
おり、さらにこの多板クラッチ17の両側には、第1ピ
ストン18および第2ピストン19が各々スライド自在
に介装されていて、何れのピストンが作動しても多板ク
ラッチ17が押圧されて係合するようになっている。
そして 第1油圧室C1内の油圧が増加した際、この第
1油圧室C1の油圧が入力軸の円筒部LIBに形成され
た孔11bを介して第1シリンダ室C1′に導入され、
第1ピストン18を付勢することによって図面左方向に
スライドして多板クラッチ17を係合させるようになっ
ている。また、第2油圧室C2内の油圧が増加した際、
この第2油圧室C2の油圧が第2シリンダ室C2’に導
入され。
第2ピストンt9を付勢することによって図面右方向に
スライドして多板クラッチ17を係合させるようになっ
ている。また、第1ピストン(8および第2ピストン1
9には、各々そのピストンの両側を連通ずるオリフィス
18aおよび19aが形成されている。
なお、第1図中20および2tは、各々第1ピストン1
8および第2ピストンL9を多板クラソチの解除側方向
に付勢する皿ばねである。
上記動力伝達装置は、入力軸11と出力ケース12の回
転差によってインナロータ14Bがアウタロータ14A
に対して第2図の反時計回り方向(矢印C方向)に相対
的に回転されると、オイルが第1油圧室C1から孔11
3aおよび第1ポートPILを介してオイルポンプ14
内に吸引される。そして、このオイルポンプ14で加圧
されたオイルは 第2ポトP12および孔11aを介し
て第2油圧室C2内に吐出されて第2浦圧室C2および
第2シリンダ室C2’内の油圧を増加させ、第2ピスト
ン19を付勢して多板クラッチ17を係合させる。従っ
て、多板クラッチ17は、第2油圧室C2および第2シ
リンダ室C2’内の油圧、すなわち入力軸11と出力ケ
ス12の回転差に対応する力によって押圧されることに
なるので、入力軸11と出力ケース12間においてその
回転差に対応した動力伝達が行なわれることとなる。
また上記とは逆に、インナロータ14Bがアウタロータ
14Aに対して第2図の時計回り方向(矢印d方向)に
相対的に回転されると、オイルが第2油圧室C2から孔
Haおよび第2ポートP12を介してオイルポンプ14
内に吸引される。そして。
このオイルポンプ14で加圧されたオイルは、第1ポー
トpHおよび孔leaを介して第1油圧室C1内に吐出
されて第1油圧室C1および第1シリンダ室01′内の
油圧を増加させ、第1ピストン18を付勢して多板クラ
ッチ17を係合させる。従って。
多板クラッチ17は、第1油圧室C1および第1シリン
ダ室CI’内の油圧、すなわち入力軸11と出力ケース
12の回転差に対応する力によって押圧されることにな
るので、入力軸Hと出力ケース12間においてその回転
差に対応した動力伝達が行なわれることとなる。
また1皿ばね20および21は、入力軸11と出力ケー
ス12との間に差動が無い場合に、各々第1ピストンL
8または第2ピストン19を押し戻してクラッチの引摺
りを防止するとともに、差動が小さい場合のクラッチの
保合を防止する働きを有する。また第1ピストン18お
よび第2ピストン19に形成されたオリフィス18aお
よび19aは、各々油圧をクラッチ板の側に逃してやる
ことにより、入力軸11と出力ケース王2との間の差動
が小さい場合のクラッチの係合を防止するとともに、ク
ラッチに潤滑油を供給するという働きを有している。
なお、上記実施例においては、オイルポンプとして第2
図に示すようなロークリ型のオイルポンプを使用してい
るが、入力軸と出力軸の差動によって駆動されるオイル
ポンプであれば他の型式のオイルポンプでも使用可能で
あり1例えば第4図に示されるような内接ギアポンプや
ベーンポンプ等を使用しても良い。
また、上記実施例において1人力軸と出力軸とが逆の関
係であっても良い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明は、入力部材と出力部材との間の
差動回転によってオイルポンプが何れの方向に駆動され
ても、その差動回転の大きさに対応した力によってクラ
ッチ部材を係合させてトルク伝達を行うことが出来、し
かもその為に油路にチエツクバルブ等を配置して油路の
切替えを行う必要が無く油路を簡素化出来るので、装置
のコンパクト化および低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図。 第2図は同実施例のオイルポンプを第1図のn−■線方
向から見た正面図、第3図は従来例を示す側断面図、第
4図は同従来例のオイルポンプおよび油圧回路を示す図
である。 11・・・入力軸(人力部材) 12・・・出力ケース(出力部材) 14・・・オイルポンプ  L4A・・・アウタロータ
14A・・・インナロータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  入力部材と出力部材の差動回転によって駆動されて油
    圧を発生するオイルポンプと、入力部材と出力部材の間
    に介装されて入力部材と出力部材の間の動力伝達を行う
    クラッチ部材とを有する動力伝達装置において、前記ク
    ラッチ部材の両側に配置された第1ピストンおよび第2
    ピストンと、第1ピストンをクラッチ部材の係合側に付
    勢するための第1シリンダ室に連通する第1油圧室と、
    第2ピストンをクラッチ部材の係合側に付勢するための
    第2シリンダ室に連通する第2油圧室とを有し、前記オ
    イルポンプは、一方の方向に駆動された際に第1油圧室
    からオイルを吸引して第2油圧室に吐出し、逆の方向に
    駆動された際には第2油圧室からオイルを吸引して第1
    油圧室に吐出することを特徴とする動力伝達装置。
JP1172058A 1989-07-05 1989-07-05 動力伝達装置 Pending JPH0337421A (ja)

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JP1172058A JPH0337421A (ja) 1989-07-05 1989-07-05 動力伝達装置

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ID=15934756

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JP1172058A Pending JPH0337421A (ja) 1989-07-05 1989-07-05 動力伝達装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106595A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Honda Motor Co Ltd 油圧クラッチ
JP2013221558A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Fuji Heavy Ind Ltd 摩擦クラッチ
JP2013221560A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Fuji Heavy Ind Ltd 動力伝達装置、車両、及び湿式多板式の摩擦クラッチ
CN106481685A (zh) * 2015-08-28 2017-03-08 长城汽车股份有限公司 扭矩管理器以及具有其的车辆

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