JPH0337257Y2 - - Google Patents
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- JPH0337257Y2 JPH0337257Y2 JP1987085404U JP8540487U JPH0337257Y2 JP H0337257 Y2 JPH0337257 Y2 JP H0337257Y2 JP 1987085404 U JP1987085404 U JP 1987085404U JP 8540487 U JP8540487 U JP 8540487U JP H0337257 Y2 JPH0337257 Y2 JP H0337257Y2
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- JP
- Japan
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- mounting
- piece
- locking
- elastic piece
- vehicle
- Prior art date
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- Expired
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、たとえばラジオ受信機や磁気テープ
再生装置等の車載用機器の取付構造に関する。
再生装置等の車載用機器の取付構造に関する。
背景技術
従来から、たとえばラジオ受信機や磁気テープ
再生装置等の車載用機器を計器盤に取付ける場
合、日本国内では、計器盤に形成した取付孔の背
面から機器本体をねじ等によつて車体に固定する
方法と、計器盤に形成した取付孔から機器本体を
挿入して取付ける方法との2つの方法が主流とな
つており、これに対して海外では、取付け作業性
が良好である後者の方法が主流となつている。前
者の方法は、計器盤と車載用機器の前面板との段
差を比較的少なく取付けることができる。
再生装置等の車載用機器を計器盤に取付ける場
合、日本国内では、計器盤に形成した取付孔の背
面から機器本体をねじ等によつて車体に固定する
方法と、計器盤に形成した取付孔から機器本体を
挿入して取付ける方法との2つの方法が主流とな
つており、これに対して海外では、取付け作業性
が良好である後者の方法が主流となつている。前
者の方法は、計器盤と車載用機器の前面板との段
差を比較的少なく取付けることができる。
第4図は、後者の方法の取付構造を示す断面図
である。車載用機器1は、計器盤2に形成された
取付孔3に固定された取付筒4内に収納される。
この車載用機器1の前面板5は、機器本体6から
段差状に突出して形成されている。
である。車載用機器1は、計器盤2に形成された
取付孔3に固定された取付筒4内に収納される。
この車載用機器1の前面板5は、機器本体6から
段差状に突出して形成されている。
機器本体6の両側面には、取付片7,8がねじ
等によつて固定される。一方、取付筒4の両側壁
には、弾性片11,12のが固定されている。こ
の弾性片11,12において、車載用機器1の挿
入方向13上流側には、係止爪14,15が形成
されており、これらの係止爪14,15は、取付
片7,8に形成された係止孔16,17に嵌入
し、このようにして前面板5が取付孔3から突出
した状態で車載用機器1が計器盤2に取付けられ
る。前面板5の周囲には、美感を向上するために
枠体18が取付けられる。
等によつて固定される。一方、取付筒4の両側壁
には、弾性片11,12のが固定されている。こ
の弾性片11,12において、車載用機器1の挿
入方向13上流側には、係止爪14,15が形成
されており、これらの係止爪14,15は、取付
片7,8に形成された係止孔16,17に嵌入
し、このようにして前面板5が取付孔3から突出
した状態で車載用機器1が計器盤2に取付けられ
る。前面板5の周囲には、美感を向上するために
枠体18が取付けられる。
このような取付構造では、機器本体6の大きさ
と、取付孔3の大きさすなわち取付筒4の大きさ
との間には、比較的融通があり、したがつて車載
用機器1の取付車種による限定が少ないため、凡
用性に富んでいる。
と、取付孔3の大きさすなわち取付筒4の大きさ
との間には、比較的融通があり、したがつて車載
用機器1の取付車種による限定が少ないため、凡
用性に富んでいる。
考案が解決すべき問題点
このような第4図に示された先行技術では、弾
性片11,12は、充分なばね力を得るために、
取付筒4の側壁に固定される基部11a,12a
から挿入方向13上流側に延びる撓み部分11
b,12bを長く形成する必要であるので、計器
盤2の表面からの前面板5の張で量がたとえば16
mm程度と大きく、美感上好ましくなかつた。この
問題点を解決するために、弾性片11,12を取
付筒4の後方に設けた場合、機器本体6には弾性
片11,12の係止爪14,15が嵌り込むため
の空間を設けなければならず、省スペース化の観
点から好ましくない。しかしながら、このような
問題点が解決されると、日本国内においてもこの
ような取付構造のみを主流とすることによつて、
国内向け製品と海外向け製品との部品の共通化を
図ることができ、コストダウンが期待される。
性片11,12は、充分なばね力を得るために、
取付筒4の側壁に固定される基部11a,12a
から挿入方向13上流側に延びる撓み部分11
b,12bを長く形成する必要であるので、計器
盤2の表面からの前面板5の張で量がたとえば16
mm程度と大きく、美感上好ましくなかつた。この
問題点を解決するために、弾性片11,12を取
付筒4の後方に設けた場合、機器本体6には弾性
片11,12の係止爪14,15が嵌り込むため
の空間を設けなければならず、省スペース化の観
点から好ましくない。しかしながら、このような
問題点が解決されると、日本国内においてもこの
ような取付構造のみを主流とすることによつて、
国内向け製品と海外向け製品との部品の共通化を
図ることができ、コストダウンが期待される。
本考案の目的は、汎用性に富み、美感の向上さ
れた車載用機器の取付構造を提供することであ
る。
れた車載用機器の取付構造を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段
本考案は、機器本体の幅よりも幅が狭い前面板
が前記機器本体から段差状に突出して設けられて
おり、前記機器本体と前面板とによつて段差部が
形成されている車載用機器を計器盤に取付けるた
めの構造であつて、 係止孔を有し、前記取付孔に前方から挿入され
て固定される取付筒と、 端部に車載用機器の外方側に向けて突出した係
止爪を有し、かつ、前記挿入方向に垂直な一平面
内で角変位可能な弾性片を有する取付片と、 前記弾性片と係合して該弾性片を外方へ角変位
させる支持片が設けられた枠体とを備え、 該取付片は、前記弾性片が前記段差部に沿うよ
うにして前記機器本体の側壁に固定され、車載用
機器は前記取付筒の前方から挿入されて前記弾性
片の係止爪が前記係止孔に対向する位置に配置さ
れ、 この状態で、前記枠体がこの機器本体の周縁に
着脱自在に装着され、支持片により前記弾性片を
前記係止状態を解除する方向に弾発付勢して前記
係止爪と前記係止孔とが係合するようにしたこと
を特徴とする車載用機器の取付構造である。
が前記機器本体から段差状に突出して設けられて
おり、前記機器本体と前面板とによつて段差部が
形成されている車載用機器を計器盤に取付けるた
めの構造であつて、 係止孔を有し、前記取付孔に前方から挿入され
て固定される取付筒と、 端部に車載用機器の外方側に向けて突出した係
止爪を有し、かつ、前記挿入方向に垂直な一平面
内で角変位可能な弾性片を有する取付片と、 前記弾性片と係合して該弾性片を外方へ角変位
させる支持片が設けられた枠体とを備え、 該取付片は、前記弾性片が前記段差部に沿うよ
うにして前記機器本体の側壁に固定され、車載用
機器は前記取付筒の前方から挿入されて前記弾性
片の係止爪が前記係止孔に対向する位置に配置さ
れ、 この状態で、前記枠体がこの機器本体の周縁に
着脱自在に装着され、支持片により前記弾性片を
前記係止状態を解除する方向に弾発付勢して前記
係止爪と前記係止孔とが係合するようにしたこと
を特徴とする車載用機器の取付構造である。
作 用
本考案に従えば、車載用機器は計器盤に形成さ
れた取付孔の固定された取付筒内に収納される。
機器本体の側壁には、弾性片を備えた取付片が固
定されており、この弾性片の端部には係止爪が形
成されている。この係止爪は、車載用機器の取付
筒への挿入方向とは垂直な一平面内で角変位可能
であつて、自然状態では予め機器本体から離反す
る方向に曲成されており、またこの係止爪に対応
して取付筒の側壁には係止孔が形成されている。
したがつて取付筒の前方から車載用機器を挿入す
るとともに、機器本体の周縁に枠体を装着するこ
とによつて、取付孔と前面板との間隙内で、前記
弾性片がその弾発力に抗して、枠体によつて押圧
変位される。これによつて係止爪が前記係止孔に
嵌入し、車載用機器はその前面板が計器盤の取付
孔から突出した状態で取付けられる。
れた取付孔の固定された取付筒内に収納される。
機器本体の側壁には、弾性片を備えた取付片が固
定されており、この弾性片の端部には係止爪が形
成されている。この係止爪は、車載用機器の取付
筒への挿入方向とは垂直な一平面内で角変位可能
であつて、自然状態では予め機器本体から離反す
る方向に曲成されており、またこの係止爪に対応
して取付筒の側壁には係止孔が形成されている。
したがつて取付筒の前方から車載用機器を挿入す
るとともに、機器本体の周縁に枠体を装着するこ
とによつて、取付孔と前面板との間隙内で、前記
弾性片がその弾発力に抗して、枠体によつて押圧
変位される。これによつて係止爪が前記係止孔に
嵌入し、車載用機器はその前面板が計器盤の取付
孔から突出した状態で取付けられる。
すなわち、機器本体と前面板とによつて形成さ
れた段差部に沿つて弾性片を配置して、その弾性
片を枠体の支持片によつて該車載用機器の外方へ
変位させるようにし、これにより係止爪と係止孔
とが係合して取付筒へ車載用機器が取付けられる
とともに、弾性部材と支持片とが係合して車載用
機器に枠体が取付けられる。
れた段差部に沿つて弾性片を配置して、その弾性
片を枠体の支持片によつて該車載用機器の外方へ
変位させるようにし、これにより係止爪と係止孔
とが係合して取付筒へ車載用機器が取付けられる
とともに、弾性部材と支持片とが係合して車載用
機器に枠体が取付けられる。
また、この係止状態では、弾性片はその弾発力
によつて係止状態を解除する方向に弾発付勢され
ており、したがつて枠体を機器本体から取外すこ
とによつて、弾性片は押圧力が解除されて復帰
し、これによつて係止爪が係止孔から脱出し、車
載用機器を取付筒から取外すことができる。
によつて係止状態を解除する方向に弾発付勢され
ており、したがつて枠体を機器本体から取外すこ
とによつて、弾性片は押圧力が解除されて復帰
し、これによつて係止爪が係止孔から脱出し、車
載用機器を取付筒から取外すことができる。
実施例
第1図は本考案の一実施例の車載用機器21の
取付構造を示す断面図であり、第2図はその取付
手順を示す分解斜視図である。たとえばラジオ受
信機や磁気テープ再生装置等の車載用機器21
を、計器盤22に形成された取付孔23に取付け
るにあたつて、予め取付筒24が取付けられる。
取付筒24の上壁24cおよび下壁24dから
は、フランジ61,62が延設されており、また
取付筒24の外周面には、たとえば合成樹脂等の
材料から成る爪63〜66が設けられており、こ
れらの爪63〜66は、自然状態では起立するよ
うに形成されており、これらの爪63〜66を倒
した状態で取付孔23から取付筒24を挿入す
る。フランジ61,62が取付孔23の縁部に当
接すると、このフランジ61,62と起立した爪
63〜66とによつて計器盤22のパネルが挟持
され、こうして取付筒24は取付孔23に取付け
られる。このようにして取付けられた取付筒24
内に車載用機器21は収納される。この車載用機
器21の前面板25は、機器本体26から段差状
に突出して形成されている。
取付構造を示す断面図であり、第2図はその取付
手順を示す分解斜視図である。たとえばラジオ受
信機や磁気テープ再生装置等の車載用機器21
を、計器盤22に形成された取付孔23に取付け
るにあたつて、予め取付筒24が取付けられる。
取付筒24の上壁24cおよび下壁24dから
は、フランジ61,62が延設されており、また
取付筒24の外周面には、たとえば合成樹脂等の
材料から成る爪63〜66が設けられており、こ
れらの爪63〜66は、自然状態では起立するよ
うに形成されており、これらの爪63〜66を倒
した状態で取付孔23から取付筒24を挿入す
る。フランジ61,62が取付孔23の縁部に当
接すると、このフランジ61,62と起立した爪
63〜66とによつて計器盤22のパネルが挟持
され、こうして取付筒24は取付孔23に取付け
られる。このようにして取付けられた取付筒24
内に車載用機器21は収納される。この車載用機
器21の前面板25は、機器本体26から段差状
に突出して形成されている。
機器本体26の両側壁26a,26bには、取
付片27,27aがねじ29,29aによつて固
定される。第3図は、取付片27を拡大して示す
斜視図であり、第1図〜第3図を参照して、車載
用機器21の挿入方向31上流側の端面33に
は、前記挿入方向31に垂直な一平面内で角変位
可能である弾性片32が形成される。この弾性片
32には、係止爪34と、枠体40を支持するた
めの嵌合突起36とが形成される。弾性片32
は、自然状態では機器本体26から離反する方
向、すなわち矢符48方向に曲成されている。端
面33にはまた、弾性片32の両側に当接片3
8,39が形成されており、これらの当接片3
8,39は機器本体26の段差面35に当接す
る。嵌合突起36には、化粧用の枠体40の背面
に突設された支持板41の嵌合孔43が嵌合す
る。取付片27aは、取付片27と同様に構成さ
れ、対応する部分には取付片27の各部の参照符
号に添字のaを付して示す。
付片27,27aがねじ29,29aによつて固
定される。第3図は、取付片27を拡大して示す
斜視図であり、第1図〜第3図を参照して、車載
用機器21の挿入方向31上流側の端面33に
は、前記挿入方向31に垂直な一平面内で角変位
可能である弾性片32が形成される。この弾性片
32には、係止爪34と、枠体40を支持するた
めの嵌合突起36とが形成される。弾性片32
は、自然状態では機器本体26から離反する方
向、すなわち矢符48方向に曲成されている。端
面33にはまた、弾性片32の両側に当接片3
8,39が形成されており、これらの当接片3
8,39は機器本体26の段差面35に当接す
る。嵌合突起36には、化粧用の枠体40の背面
に突設された支持板41の嵌合孔43が嵌合す
る。取付片27aは、取付片27と同様に構成さ
れ、対応する部分には取付片27の各部の参照符
号に添字のaを付して示す。
車載用機器21は、取付筒24に挿入されて所
定の位置に配置されると、枠体40が装着され
る。このように枠体40が前面板25の周縁に取
付けられることによつて、機器本体26と取付筒
24とによつて形成される間隙45が被われて美
感が向上される。枠体40が装着されると、嵌合
孔43,43aが弾性片32,32aの嵌合突起
36,36aに嵌合し、これによつて弾性片3
2,32aはその弾性力に抗して矢符48,48
とは反対方向に押圧変位され、係止爪34,34
aは取付筒24の側壁24a,24bの開口付近
に形成された係止孔51,51aに嵌入する。こ
れによつて車載用機器21は、取付筒24、すな
わち取付孔23に取付けられる。
定の位置に配置されると、枠体40が装着され
る。このように枠体40が前面板25の周縁に取
付けられることによつて、機器本体26と取付筒
24とによつて形成される間隙45が被われて美
感が向上される。枠体40が装着されると、嵌合
孔43,43aが弾性片32,32aの嵌合突起
36,36aに嵌合し、これによつて弾性片3
2,32aはその弾性力に抗して矢符48,48
とは反対方向に押圧変位され、係止爪34,34
aは取付筒24の側壁24a,24bの開口付近
に形成された係止孔51,51aに嵌入する。こ
れによつて車載用機器21は、取付筒24、すな
わち取付孔23に取付けられる。
このように枠体40が装着された係止状態で
は、弾性片32,32aは、その弾発力によつて
係止状態を解除する方向(矢符48,48a方
向)に弾発付勢されており、したがつて枠体40
を機器本体26から取外すことによつて、弾性片
32,32aは押圧力が解除されて復帰し、これ
によつて係止爪34,34aが係止孔51,51
aから脱出し、車載用機器21を比較的容易に取
付筒24から取外すことができる。
は、弾性片32,32aは、その弾発力によつて
係止状態を解除する方向(矢符48,48a方
向)に弾発付勢されており、したがつて枠体40
を機器本体26から取外すことによつて、弾性片
32,32aは押圧力が解除されて復帰し、これ
によつて係止爪34,34aが係止孔51,51
aから脱出し、車載用機器21を比較的容易に取
付筒24から取外すことができる。
このように本考案に従い取付構造では、弾性片
32,32aは、車載用機器21の挿入方向31
とは垂直方向に延びて形成されるので、計器盤2
2からの前面板25の張出量を小さくすることが
でき、美感を向上することができる。またこのよ
うな車載用機器21を計器盤22の前方から挿入
して取付ける構造の美感が向上されることによつ
て、背景技術の項で関連して述べたように、日本
国内においてもこのような取付方法のみを主流と
することによつて、国内向け製品と海外向け製品
との部品の共通化を図ることができ、コストダウ
ンが達成される。また、弾性片32,32aは自
然状態では機器本体26から離反する方向に曲成
されており、したがつて枠体40わ取外すことに
よつて、弾性片32,32aが復帰して係止状態
が解除されるので、弾性片32,32aに特別な
構成を設ける必要がなく、あるいは特別な工具を
用いることなく、係止爪34,34aの係止状態
を解除することができる。これによつて車載用機
器21の取外し時におれる作業性を向上すること
ができる。
32,32aは、車載用機器21の挿入方向31
とは垂直方向に延びて形成されるので、計器盤2
2からの前面板25の張出量を小さくすることが
でき、美感を向上することができる。またこのよ
うな車載用機器21を計器盤22の前方から挿入
して取付ける構造の美感が向上されることによつ
て、背景技術の項で関連して述べたように、日本
国内においてもこのような取付方法のみを主流と
することによつて、国内向け製品と海外向け製品
との部品の共通化を図ることができ、コストダウ
ンが達成される。また、弾性片32,32aは自
然状態では機器本体26から離反する方向に曲成
されており、したがつて枠体40わ取外すことに
よつて、弾性片32,32aが復帰して係止状態
が解除されるので、弾性片32,32aに特別な
構成を設ける必要がなく、あるいは特別な工具を
用いることなく、係止爪34,34aの係止状態
を解除することができる。これによつて車載用機
器21の取外し時におれる作業性を向上すること
ができる。
効 果
以上のように本考案によれば、係止爪の形成さ
れた弾性片を車載用機器の挿入方向とは垂直な一
平面内で角変位自在に形成したので、計器盤から
の前面板の突出量を小さく抑え、すつきりと収納
することができ、美感を向上することができる。
れた弾性片を車載用機器の挿入方向とは垂直な一
平面内で角変位自在に形成したので、計器盤から
の前面板の突出量を小さく抑え、すつきりと収納
することができ、美感を向上することができる。
また本考案によれば、弾性片が変形するための
空間として段差部を利用しているため、車載用機
器の機器本体の内部に弾性片が変形するための空
間を必要としないため、機器本体の内部の空間を
回路や機構等の配置のために有効に使用すること
ができる。
空間として段差部を利用しているため、車載用機
器の機器本体の内部に弾性片が変形するための空
間を必要としないため、機器本体の内部の空間を
回路や機構等の配置のために有効に使用すること
ができる。
また背景技術の項で関連して述べたように、海
外向け製品と国内向け製品との部品の共通化を図
ることができ、コストダウンを実現することがで
きる。さらにまた、弾性片は自然状態では機器本
体から離反する方向に曲成されており、したがつ
て枠体を取外すことによつて、弾性片が復帰して
係止状態が解除されるので、車載用機器の取外し
時における作業性を向上することができる。
外向け製品と国内向け製品との部品の共通化を図
ることができ、コストダウンを実現することがで
きる。さらにまた、弾性片は自然状態では機器本
体から離反する方向に曲成されており、したがつ
て枠体を取外すことによつて、弾性片が復帰して
係止状態が解除されるので、車載用機器の取外し
時における作業性を向上することができる。
第1図は本考案の一実施例の車載用機器21の
取付構造を示す断面図、第2図は第1図に示され
た取付構造を示す分解斜視図、第3図は取付片2
7の拡大斜視図、第4図は先行技術の車載用機器
1の取付構造を示す断面図である。 21……車載用機器、22……計器盤、23…
…取付孔、24……取付筒、24a,24b……
側壁、25……前面板、26……機器本体、26
a,26b……側壁、27,27a……取付片、
31……挿入方向、32,32a……弾性片、3
4,34a……係止爪、35,35a……段差
面、36,36a……嵌合突起、40……枠体、
41,41a……支持板、43,43a……嵌合
孔、45……間隙、51,51a……係止孔。
取付構造を示す断面図、第2図は第1図に示され
た取付構造を示す分解斜視図、第3図は取付片2
7の拡大斜視図、第4図は先行技術の車載用機器
1の取付構造を示す断面図である。 21……車載用機器、22……計器盤、23…
…取付孔、24……取付筒、24a,24b……
側壁、25……前面板、26……機器本体、26
a,26b……側壁、27,27a……取付片、
31……挿入方向、32,32a……弾性片、3
4,34a……係止爪、35,35a……段差
面、36,36a……嵌合突起、40……枠体、
41,41a……支持板、43,43a……嵌合
孔、45……間隙、51,51a……係止孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機器本体の幅よりも幅が狭い前面板が前記機器
本体から段差状に突出して設けられており、前記
機器本体と前面板とによつて段差部が形成されて
いる車載用機器を計器盤に取付けるための構造で
あつて、 係止孔を有し、前記取付孔に前方から挿入され
て固定される取付筒と、 端部に車載用機器の外方側に向けて突出した係
止爪を有し、かつ、前記挿入方向に垂直な一平面
内で角変位可能な弾性片を有する取付片と、 前記弾性片と係合して該弾性片を外方へ角変位
させる支持片が設けられた枠体とを備え、 該取付片は、前記弾性片が前記段差部に沿うよ
うにして前記機器本体の側壁に固定され、車載用
機器は前記取付筒の前方から挿入されて前記弾性
片の係止爪が前記係止孔に対向する位置に配置さ
れ、 この状態で、前記枠体がこの機器本体の周縁に
着脱自在に装着され、支持片により前記弾性片を
前記係止状態を解除する方向に弾発付勢して前記
係止爪と前記係止孔とが係合するようにしたこと
を特徴とする車載用機器の取付構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085404U JPH0337257Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | |
US07/200,123 US4913384A (en) | 1987-05-29 | 1988-05-27 | Mounting structure for cart-mount devices |
US07/467,518 US4993668A (en) | 1987-05-29 | 1990-01-18 | Mounting structure for car-mount devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085404U JPH0337257Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6413185U JPS6413185U (ja) | 1989-01-24 |
JPH0337257Y2 true JPH0337257Y2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=31310072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987085404U Expired JPH0337257Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337257Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134773B2 (ja) * | 1980-02-15 | 1986-08-09 | Iseki Agricult Mach |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134773U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-03 | クラリオン株式会社 | 車載用機器の取付装置 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987085404U patent/JPH0337257Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134773B2 (ja) * | 1980-02-15 | 1986-08-09 | Iseki Agricult Mach |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6413185U (ja) | 1989-01-24 |
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