JPH0712114B2 - 電子機器筐体 - Google Patents
電子機器筐体Info
- Publication number
- JPH0712114B2 JPH0712114B2 JP8132786A JP8132786A JPH0712114B2 JP H0712114 B2 JPH0712114 B2 JP H0712114B2 JP 8132786 A JP8132786 A JP 8132786A JP 8132786 A JP8132786 A JP 8132786A JP H0712114 B2 JPH0712114 B2 JP H0712114B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- mounting
- slide
- electronic device
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数種類の取付マウントに交換使用出来る電子
機器筐体に関する。
機器筐体に関する。
従来の技術 第5図は従来の電子機器筐体及び取付マウントの一例を
示している。同図で、50は筐体でその両側面にスライド
溝51と制御部52の近傍にロックボス53が突出している。
スライド溝51の入口は巾広のガイド溝54になっている。
示している。同図で、50は筐体でその両側面にスライド
溝51と制御部52の近傍にロックボス53が突出している。
スライド溝51の入口は巾広のガイド溝54になっている。
筐体50を取付マウント60に取付けるには、取付マウント
60を両端に内側に向けて曲げた折曲部61を有する断面が
コの字形の金属板で形成しておき、折曲部61をガイドレ
ールとして、筐体50のスライド溝にガイド溝54を案内に
挿入し、ロックレバー62と溝63によりロックボス53とロ
ック状態に係合、保持させていた。
60を両端に内側に向けて曲げた折曲部61を有する断面が
コの字形の金属板で形成しておき、折曲部61をガイドレ
ールとして、筐体50のスライド溝にガイド溝54を案内に
挿入し、ロックレバー62と溝63によりロックボス53とロ
ック状態に係合、保持させていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の筐体1では、種々の形態の取付
けマウントに対応出来ず、取付け方法が限定される欠点
があった。
けマウントに対応出来ず、取付け方法が限定される欠点
があった。
本発明は上記従来例の欠点を除去し、スライド装着、釣
り下げ形、据置形等種々の取付けマウントが使用出来る
電子機器筐体を提供することを目的とするものである。
り下げ形、据置形等種々の取付けマウントが使用出来る
電子機器筐体を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、筐体の両側にスラ
イド溝を設けると共に、前記スライド溝上の何個所から
埋め込まれたネジ穴を設け、スライド挿入、ネジ止めの
両方の取付け形態に対応出来るように構成したものであ
る。
イド溝を設けると共に、前記スライド溝上の何個所から
埋め込まれたネジ穴を設け、スライド挿入、ネジ止めの
両方の取付け形態に対応出来るように構成したものであ
る。
作用 従って本発明によれば、取付マウントを交換するだけで
同一の筐体が複数種類の取付け形態に使用出来る効果を
有する。
同一の筐体が複数種類の取付け形態に使用出来る効果を
有する。
実施例 以下本発の実施例について第1図〜第4図と共に説明す
る。第1図で、1は箱形を側板7を有する無線機の筐
体、2はその前面に設けた制御部で、無線機の操作に関
係する各種部品が集約されており、3は音量等の調整つ
まみ、4はマイク等のコネクタ、5は複数個の操作ボタ
ン、6は液晶等の表示器である。7は筐体1の両方の側
板でダイキャスト或いは板金により成型されている。8
は側板7のほぼ中央部で前後方向に設け一定巾のスライ
ド溝、9はスライド溝8の入口に設けた巾広の矢形をし
たガイド溝、10はガイド溝8の中心線7a上の3個所に設
けた凹部で、凹部内にはそれぞれ、中心線上の一点を中
心とするメネジ11が設けてある。12は制御部2のガイド
溝8のほぼ延長上に設けたロック爪、13はロック爪12を
内側に引込めるためのロック解除ボタン、14はヒートシ
ンクである。
る。第1図で、1は箱形を側板7を有する無線機の筐
体、2はその前面に設けた制御部で、無線機の操作に関
係する各種部品が集約されており、3は音量等の調整つ
まみ、4はマイク等のコネクタ、5は複数個の操作ボタ
ン、6は液晶等の表示器である。7は筐体1の両方の側
板でダイキャスト或いは板金により成型されている。8
は側板7のほぼ中央部で前後方向に設け一定巾のスライ
ド溝、9はスライド溝8の入口に設けた巾広の矢形をし
たガイド溝、10はガイド溝8の中心線7a上の3個所に設
けた凹部で、凹部内にはそれぞれ、中心線上の一点を中
心とするメネジ11が設けてある。12は制御部2のガイド
溝8のほぼ延長上に設けたロック爪、13はロック爪12を
内側に引込めるためのロック解除ボタン、14はヒートシ
ンクである。
一方取付マウント20は上方に開方をするコの字状を成
し、通常鉄片等をプレス加工して成型している。21はマ
ウント20の両側を内側に曲げて形成したレール部、22は
レール部21の中間に設けた止め板部で、穴23を有してい
る。24はマウント20の側板20aの後端の押え板で、ガイ
ド溝9と嵌合する径の押えボス25を有している。26はロ
ック爪12と係合するための角穴で、取付マウントの前部
に設けた保持板20b上にある。27は各種方向を向いた止
めネジ用の長円状の取付穴である。
し、通常鉄片等をプレス加工して成型している。21はマ
ウント20の両側を内側に曲げて形成したレール部、22は
レール部21の中間に設けた止め板部で、穴23を有してい
る。24はマウント20の側板20aの後端の押え板で、ガイ
ド溝9と嵌合する径の押えボス25を有している。26はロ
ック爪12と係合するための角穴で、取付マウントの前部
に設けた保持板20b上にある。27は各種方向を向いた止
めネジ用の長円状の取付穴である。
次に取付け操作について説明する。取付マウント20をネ
ジ28により取付け穴27を介して車体内等にあらかじめ固
定しておき、第1図で取付マウント20の左方から筐体1
をレール部21にスライド溝8をスライド挿入する。挿入
につれて、ガイド溝9に押えボス24が係合して位置決め
される。また同時に外側に向け付勢されたロック爪12が
保持角20bに当り一度内側に引っ込んで次に角穴26にロ
ック爪12に嵌合しロック状態になる。さらにロックを確
実にするために、ネジ29により、中央部のメネジ11aに
ネジ止め盗難防止のための隠しネジとしても良い。筐体
1を取付マウント20より外すには、ロック解除ボタン13
を押せば、ロック爪12が内側に引込み、角穴26との嵌合
が外れるので、筐体1の制御部2等をつかんで手前に引
張ることにより引き抜くことが出来る。
ジ28により取付け穴27を介して車体内等にあらかじめ固
定しておき、第1図で取付マウント20の左方から筐体1
をレール部21にスライド溝8をスライド挿入する。挿入
につれて、ガイド溝9に押えボス24が係合して位置決め
される。また同時に外側に向け付勢されたロック爪12が
保持角20bに当り一度内側に引っ込んで次に角穴26にロ
ック爪12に嵌合しロック状態になる。さらにロックを確
実にするために、ネジ29により、中央部のメネジ11aに
ネジ止め盗難防止のための隠しネジとしても良い。筐体
1を取付マウント20より外すには、ロック解除ボタン13
を押せば、ロック爪12が内側に引込み、角穴26との嵌合
が外れるので、筐体1の制御部2等をつかんで手前に引
張ることにより引き抜くことが出来る。
第2図は自動車のダッシュボード70の側面71に取付マウ
ント20をネジ止めし、図の手前側から筐体1を挿入して
縦形にして保持する様子を示している。
ント20をネジ止めし、図の手前側から筐体1を挿入して
縦形にして保持する様子を示している。
第3図はダッシュボード70の下面72に取付マウント2を
取付け、筐体1を挿入し、釣り下げ形に保持している様
子を示している。
取付け、筐体1を挿入し、釣り下げ形に保持している様
子を示している。
第4図は、ダッシュボードの内側に取付ける、いわゆる
インダッシュの様子を示している。ダッシュボード70の
一部73に一対の標準型ブラケット74で筐体1のメネジ11
にネジ30により両側から固定し、ラジオレシーバ75と共
にネジ76、77で取付け、表面をカバー78で覆い前面から
使用するものである。
インダッシュの様子を示している。ダッシュボード70の
一部73に一対の標準型ブラケット74で筐体1のメネジ11
にネジ30により両側から固定し、ラジオレシーバ75と共
にネジ76、77で取付け、表面をカバー78で覆い前面から
使用するものである。
即ち標準型のブラケットでは、汎用性を考慮して、筐体
1の側板7の中央線7a上に対応する位置に取付用の穴を
有しているが、上記実施例の構成では、スライド溝8を
有するにもかかわらず同様ネジ穴11を中心線上に有して
いるので、既成のブラケット等を容易に利用出来る利点
を有する。さらに、筐体1を逆さに、或いはブラケット
の上下方向が逆向きにも取付けられる。
1の側板7の中央線7a上に対応する位置に取付用の穴を
有しているが、上記実施例の構成では、スライド溝8を
有するにもかかわらず同様ネジ穴11を中心線上に有して
いるので、既成のブラケット等を容易に利用出来る利点
を有する。さらに、筐体1を逆さに、或いはブラケット
の上下方向が逆向きにも取付けられる。
発明の効果 以上実施例により説明したように、本発明によれば、無
線機等の電子機器筐体の両側面にスライド溝を設けると
共に、前記スライド溝上の1〜数個所にネジ穴を埋設す
るように構成したので、前記ネジ穴は筐体をスライド型
の取付けマウントの挿入時にも邪魔にならないと共に、
側方に別の取付マウントを持って来てネジ止めして筐体
を保持することにも兼用出来る。このため同一筐体を種
々の取付方法の取付マウントに共用出来、従って筐体を
釣り下げ形、据置き形、或いはインダッシュのように種
々の利用形態に対応出来る利用を有する。しかもスライ
ド溝の延長線上にロック爪とロック解除ボタンとを設け
たので、このロック爪を解除しなければ無線機を取り外
すことができず、容易に脱落するのを防止できるもので
ある。
線機等の電子機器筐体の両側面にスライド溝を設けると
共に、前記スライド溝上の1〜数個所にネジ穴を埋設す
るように構成したので、前記ネジ穴は筐体をスライド型
の取付けマウントの挿入時にも邪魔にならないと共に、
側方に別の取付マウントを持って来てネジ止めして筐体
を保持することにも兼用出来る。このため同一筐体を種
々の取付方法の取付マウントに共用出来、従って筐体を
釣り下げ形、据置き形、或いはインダッシュのように種
々の利用形態に対応出来る利用を有する。しかもスライ
ド溝の延長線上にロック爪とロック解除ボタンとを設け
たので、このロック爪を解除しなければ無線機を取り外
すことができず、容易に脱落するのを防止できるもので
ある。
第1図は本発明の一実施例における電子機器筐体の構成
を示す斜視図、第2図は同筐体の第2の使用形態を示す
説明図、第3図は同筐体の第3の使用形態を示す説明
図、第4図は同筐体の第4の使用形態を示す説明図、第
5図は従来の電子機器筐体の外観斜視図である。 1……筐体、2……制御部、8……スライド溝、12……
メネジ、20……取付マウント、21……折曲げ部、27……
取付穴。
を示す斜視図、第2図は同筐体の第2の使用形態を示す
説明図、第3図は同筐体の第3の使用形態を示す説明
図、第4図は同筐体の第4の使用形態を示す説明図、第
5図は従来の電子機器筐体の外観斜視図である。 1……筐体、2……制御部、8……スライド溝、12……
メネジ、20……取付マウント、21……折曲げ部、27……
取付穴。
Claims (1)
- 【請求項1】両側の側板のほぼ中心線に沿って前後方向
に設けられ、取付マウントの一部と摺動自在にはまり合
うスライド溝を有する筐体と、前記スライド溝にこのス
ライド溝よりも深い位置に少なくとも1か所設けられた
ネジ穴と、前記スライド溝の延長線上に設けられ前記取
付マウントの穴とはまり合うロック爪およびこのロック
爪を解除するロック解除ボタンとを備えた電子機器筐
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132786A JPH0712114B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132786A JPH0712114B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 電子機器筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62238693A JPS62238693A (ja) | 1987-10-19 |
JPH0712114B2 true JPH0712114B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=13743291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132786A Expired - Fee Related JPH0712114B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712114B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8508673B2 (en) | 2006-08-08 | 2013-08-13 | Panasonic Avionics Corporation | User interface device and method for presenting viewing content |
ATE467529T1 (de) * | 2006-08-08 | 2010-05-15 | Panasonic Avionics Corp | Benutzeroberflächenvorrichtung und verfahren zur präsentation von anzeigeinhalten |
EP2203803A1 (en) | 2007-09-14 | 2010-07-07 | Panasonic Avionics Corporation | Portable user control device and method for vehicle information systems |
WO2009036362A1 (en) | 2007-09-14 | 2009-03-19 | Panasonic Avionics Corporation | System and method for interfacing a portable media device with a vehicle information system |
US8326282B2 (en) | 2007-09-24 | 2012-12-04 | Panasonic Avionics Corporation | System and method for receiving broadcast content on a mobile platform during travel |
US8734256B2 (en) | 2008-09-15 | 2014-05-27 | Panasonic Avionics Corporation | System and method for hosting multiplayer games |
US9016627B2 (en) | 2009-10-02 | 2015-04-28 | Panasonic Avionics Corporation | System and method for providing an integrated user interface system at a seat |
AU2011298966B2 (en) | 2010-09-10 | 2014-11-06 | Panasonic Avionics Corporation | Integrated user interface system and method |
CA2841685C (en) | 2013-03-15 | 2021-05-18 | Panasonic Avionics Corporation | System and method for providing multi-mode wireless data distribution |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP8132786A patent/JPH0712114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62238693A (ja) | 1987-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |