JPH0337214A - 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物 - Google Patents

低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0337214A
JPH0337214A JP17219689A JP17219689A JPH0337214A JP H0337214 A JPH0337214 A JP H0337214A JP 17219689 A JP17219689 A JP 17219689A JP 17219689 A JP17219689 A JP 17219689A JP H0337214 A JPH0337214 A JP H0337214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermosetting resin
acid
resin composition
polymerizable thermosetting
radical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17219689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Shiraishi
洋子 白石
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP17219689A priority Critical patent/JPH0337214A/ja
Publication of JPH0337214A publication Critical patent/JPH0337214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、熱硬化性または光硬化性高分子材料は、重合時に
大きな体積収縮を伴う。重合時に体積収縮率が大きいと
、例えば、注型材料として使用した場合にはインサート
物によりクラックが入り易く、また複合材料として使用
した場合には補強剤とマトリックスの界面の剥離が生じ
、さらに接着剤として使用した場合には内部ひずみによ
る接着力の低下やそり変形などが生じる問題があった。
ラジカル重合性熱硬化樹脂の低収縮化の方法には、相分
離を利用する方法、充填剤による方法などがある。
相分離を利用する方法は、熱可塑性樹脂をブレンドして
ラジカル重合性熱硬化樹脂の硬化時の反応熱と成形特の
金型の熱を利用し、熱可塑性樹脂を熱膨張させてその熱
膨張分だけ硬化収縮を低減させる方法である。しかし、
この方法では副作用として、機械強度の低下や着色むら
など、物性面および成形品外観の低下が生じる。
充填剤による方法は、炭酸カルシウム、アルミナなどの
無機質充填剤を樹脂中に添加して硬化収縮を低減させる
方法である。しかし、前記無機質充填剤は、ラジカル重
合性熱硬化樹脂より比重が重いため、樹脂がゲル化する
までに沈降することがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、機械
強度の低下および着色むらの生じない、作業性に優れた
低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、(A)一般式(1) 〔式中、R1およびR2は水素原子、置換基R”を持つ
フェニル基または炭素数1−12個のアルキル基であり
、R′は炭素数1−12個のアルキル基またはハロゲン
原子を意味する〕で表される環状アクリル化合物と、(
B)ラジカル重合性熱硬化樹脂とを含有してなる低収縮
性ラジ、カル重合性熱硬化樹脂組成物に関する。
本発明に用いられる前記一般式(1)で表される環状ア
クリル化合物は、既に公知の化合物であって、例えば、
β−ブロモ乳酸と、ベンズアルデヒド、アセトンなどの
ケトン類とを反応させて閉環し、アルカリ中で脱ブロモ
化水素反応させ、二重結合を生成させて製造される。具
体的な化合物として、2−フェニル−5−メチレン−1
,3−ジオキサン−4−オン、2,2−ジメチル−5−
メチレン−1,3−ジオキサン−4−オンなどが挙げら
れる。
環状アクリル化合物の使用量は、組成物の低収縮性の点
から、ラジカル重合性熱硬化樹脂100重量部に対して
10〜80重量部の範囲とすることが好ましい。
本発明に用いられるラジカル重合性熱硬化樹脂としては
、不飽和ポリエステル、ビニルエステル、ウレタンアク
リレート等が挙げられる。
不飽和ポリエステルとしては特に制限はなく、α、β−
不飽和二塩基酸および/またはその酸無水物、多価アル
コールおよび必要に応じて飽和多塩基酸を縮合反応によ
って反応させたポリエステルが用いられる。
α、β−不飽和二塩基酸および/またはその酸無水物と
しては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコ
ン酸、無水マレイン酸などがある。
これらは2種以上併用してもよい。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,3−ブタンジオール、l、6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール等の二価アルコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン等の三価アル
コール、ペンタエリスリトール等の四価アルコールなど
を使用することができる。これらは2種以上を併用して
もよい。
また必要に応じて用いられる飽和多塩基酸としては、フ
タル酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、こはく酸
、アゼライン酸、アジピン酸、テトラヒドロフタル酸、
テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、5
キサヒドロ無水フタル酸、ロジン−無水マレイン酸付加
物などがある。
これらは2種以上を併用してもよい。
前記酸成分とアルコール成分との反応は、主に縮合反応
が行われ、反応によって生ずる水を系外へ脱離させるこ
とによって進行させる。この反応の反応装置にはガラス
、ステンレス製等のものが用いられ、撹拌装置、水とア
ルコール成分の共沸によるアルコール成分の溶出を防ぐ
ための分留装置、反応系の温度を高める加熱装置、この
加熱装置の温度制御回路および窒素ガスなどの吹込み装
置を備えた反応装置を用いることが好ましい。反応温度
を150 ’C以上とすることが好ましく、さらに酸化
による副反応を防止するために窒素、二酸化炭素などの
不活性気体を通気しながら行なうことが好ましい。
反応は酸成分およびアルコール成分を混合した系を加熱
していき、生成する縮合水などの低分子化合物を系外に
除きながら進められるが、不活性気体を通じて自然留出
または減圧留出によって行うことが好ましい。さらに縮
合水の留出を促進するため、トルエン、キシレンなどの
溶剤を共沸成分として系中へ添加し、自然留出を行なう
こともできる。
反応の進行は一般に反応によって生成する留出分量の測
定、末端の官能基の定量、反応系の粘度の測定などによ
り知ることができる。
ビニルエステルとしては特に制限はなく、エポキシ樹脂
、不飽和−塩基酸および必要に応じて多塩基酸を反応さ
せたものが用いられる。
前記エポキシ樹脂としては特に制限はなく、例えば一般
式 〔式中、Xは0〜15の範囲の整数を意味する〕で表わ
されるものが用いられる。この市販品としては、シェル
化学社製商品名エピコート828、エビコー)1001
.エピコート1004、旭化戊工業社製商品名AER−
664HSAER−331、AER−337、ダウケミ
カル社製商品名り、E、R,330SD、E、R,66
0,D。
E、R0664などがある。
また上記エポキシ樹脂の水素原子の一部をハロゲン(例
えば臭素)で置換したタイプも使用できる。この市販品
としては、東部化成社製商品名エボトートYDB−40
0,、YDB−340、住友化学社製商品名スミエポキ
シESB−340,ESB−400、ESB−500,
、ESB−700゜ダウケミカル社製商品名DER−5
42、DER−511DER−580,油化’/ s 
ル社製1045、−1050.1046、DX−248
f、にどがある。
また、一般式が 〔式中、R3、l’?4およびR3はそれぞれ独立に水
素原子またはアルキル基であり、Xは0A−15の範囲
の整数を意味する〕で表されるものを用いることができ
る。この市販品としては、ダウケミカル社製商品名り、
E、N、431SD、E、N。
438、シェル化学社製商品名エビコー)152、エピ
コート154、チバ社製商品名EPN1138などがあ
る。
またユニオンカーバイド社製商品名ERL4211、チ
バガイギー社製商品名CY2O3、CY221、CY3
50、XB2615、CY192、CY 1 B 4等
も用いられる。
これらのエポキシ樹脂は、単独でまたは2種以上併用す
ることができる。また作業性、耐熱性等の改善のため、
エビ−ビスタイプのエポキシ樹脂、フェノールノボラッ
クタイプのエポキシ樹脂、タレゾールノボラックタイプ
のエポキシ樹脂等と、低粘度エポキシ樹脂とを併用する
こともできる。
エポキシ樹脂に反応させる不飽和−塩基酸としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、珪皮酸、トリシ
クロ(5,2,1,0”=” )−4−デセン−8また
は9残基と、不飽和二塩基酸残基を構成要素として含む
部分エステル化カルボン酸などを用いることができる0
部分エステル化カルボン酸の例としては、8または9−
ヒドロキシトリシクロデセン−4−(5,2,1,0”
・−〕1.00〜1.20モルおよび無水マレイン酸、
イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和二塩基酸1モル
を不活性ガス気流下で70〜150°Cで加熱して得ら
れる不飽和二塩基酸モノエステルがある。
トリシクロデカジエン−4・8− (5,2,1゜02
1〕にマレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和
二塩基酸を硫酸、ルイス酸などの触媒の存在下で付加し
て得られる不飽和二塩基酸モノエステルを用いることも
できる。マレイン酸を例にとって例示すると、下記のよ
うになる。
   0 また必要に応して用いられる多塩基酸としては、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イ
タコン酸、シトラコン酸、アジピン酸、アゼライン酸、
フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸
、無水トリメリット酸、トデカンニ酸などが挙げられ、
市販品として間材製油社製5LB−12、炭素数16の
不飽和二塩基酸の異性体の混合物であるULB−20(
同じく間材製油社製)、炭素数20の飽和二塩基酸主体
の混合物である5L−20(同じく間材製油社製)、炭
素数36の通称ダイマー酸と言われているトール油脂肪
酸を原料とする2M化脂肪酸などが挙げられる。
エポキシ樹脂と、不飽和−塩基酸および必要に応じて用
いられる多塩基酸とは、60〜150 ’C8好ましく
は70〜130 ’Cの温度で反応させて不飽和エステ
ルとされる。
不飽和−塩基酸および必要に応じて用いる多塩基酸の割
合は、これらの酸成分のカルボキシル基とエポキシ樹脂
のエポキシ基がほぼ当量となる割合で用いることが好ま
しい。
不飽和エステルの生成は、不飽和−塩基酸および必要に
応じて用いる多塩基酸のカルボキシル基を定量し、酸価
により調べることができる。この酸価は好ましくは50
以下、より好ましくは15以下とされる。
反応に際し、重合によるゲル化を防止するために、ヒド
ロキノン、バラベンゾキノン、p−第3級ブチルカテコ
ール、ヒドロキノンモノメチルエーテルなどの重合禁止
剤を用いるのが好ましい。
またこのエステル化反応に際しては、トリメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド、ピリジニウムクロリドなどの
第4級アンモニウム塩、トリエチルアミン、ジメチルア
ニリンなどの第3級アごン、塩化第二鉄、水酸化リチウ
ム、塩化リチウム、塩化第二スズなどのエステル化触媒
を用いて反応時間を短縮することもできる。
ウレタンアクリレートとしては特に制限はなく、例えば
(メタ)アクリロイル基を有する不飽和アルコール、イ
ソシアネート基を2個以上有する多価イソシアネート化
合物、必要に応じさらにポリオールを反応させたものが
用いられる。
前記(メタ)アクリロイル基を有する不飽和アルコール
としては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチル
アクリレート等のヒドロキシアルキルアクリレート、同
様のヒドロキシアルキルメタクリレートなどがある。
またイソシアネート基を2個以上有する多価イソシアネ
ート化合物としては、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、2,2.
4−1−ジメチルへキサメチレンジイソシアネート、シ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、メチルシクロヘ
キサンジイソシアネート、イソプロピリデンビス(4−
シクロヘキシルイソシアネート)、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートのビユレット体、イソシアヌレート環を含
むイソホロンジイソシアネートの三量体、ポリメチレン
ポリフェニルポリイソシアネートなどがある。
前記化合物にさらに、ポリオールを併用することが好ま
しい。該ポリオールとしては、多価アルコール類、ポリ
エーテル、末端ヒドロキシル基のポリエステル、ヒドロ
キシル基を有するポリブタジェン類などが用いられる。
通常、ジイソシアナートと不飽和アルコールを反応させ
てモノ付加物とし、次いでポリオールを残りのイソシア
ナート基に付加させて得られるウレタンアクリレート樹
脂が好ましく用いられる。
本発明の低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物には
、必要に応じてスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、メタクリル酸メチル、酢酸ビニル等の分子中に
重合性二重結合を有する重合性単量体および上記のヒド
ロキノン等の公知の重合禁止剤を添加することができる
本発明の低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物は、
過酸化物、例えば過酸化ベンゾイル、メチルエチルケト
ンパーオキサイド、ターシャリ−ブチルパーオキサイド
、キュメンハイドロパーオキサイド、ジ−ターシャリ−
ブチルパーオキサイドなどによって硬化される。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例に用いた環状アクリル化合物、不飽和ポリエステ
ル、ビニルエステルは次のようにして台底した。
1)環状アクリル化合物=2−フェニル−5−メチレン
−1,3−ジオキサン−4−オンの合成 β−ブロモ乳酸20g(0,12モル)、ベンズアルデ
ヒド12.5g(0,12モル)および?容媒として精
製したベンゼン90mlを混合し、これに0.3gのp
−t−ルエンスルホン酸を加え、Nz W囲気下90゛
Cで撹拌しながら16時間還流した。
このとき生成する水をベンゼン共沸により糸外に除去し
ながら還流し、水の生成がなくなった時点で反応を止め
た。
次にこの反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液、つい
で塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、ベンゼンを除いて減圧蒸留により13.1 
gの2−フェニル−5−ブロモメチル−1,3−ジオキ
サン−4−オンを得た(収率42.5%、b、p、14
0℃/ 1. Oaua Hg)。
この2−フェニル−5−ブロモメチル−1,3ジオキ2
サン−4−オン76g(0,029モル)と乾燥エーテ
ル20mj!の混合物に、1.8−ジアザビシクロ(5
,4,0)−7−ウンデセン4゜5g(0,029モル
)と乾燥エーテル70mAの混合物を0〜5°CでN2
雰囲気下で滴下した。滴下後室温で3時間撹拌し、固体
を濾過して取除き、溶媒を除去して4.36 gの生成
物を得た。これを減圧蒸留で精製し、2.62 gの2
−フェニル−5−メチレン−1,3−ジオキサン−4−
オンを得た(収率51%、b、P、83〜84℃10.
l鴎Hg)。
2)不飽和ポリエステルの台底 無水マレイン酸1.0モル、無水フタル酸1,0モル、
プロピレングリコール2.16モルを混合し、窒素ガス
気流中4時間で200°Cに昇温した。次いで15時間
で酸価15となった時点で終了し、不飽和ポリエステル
を得た。
3)ビニルエステルの台底 エピコート828 (シェル化学社製エポキシ樹脂の商
品名)、1.0モル、メタクリル酸2.0モルを混合し
、さらに混合物に対して0.2重量%のトリメチルベン
ジルアンモニウムクロリドおよび混合物に対して0.0
1重量%のヒドロキノンを添加して110℃に昇温し、
10時間で酸価8となった時点で反応を終了し、ビニル
エステルを得た。
実施例1 前記2)で得た不飽和ポリエステル50重量部、前記l
)で得た2−フェニル−5−メチレン−1゜3−ジオキ
サン−4−オン301iit部およびスチレン20重量
部を混合し、混合物に対して重合開始剤として0.5重
量%のベンゾイルパーオキサイドを添加し、100°C
で8時間加熱させた。硬化後の体積収縮率を求めたとこ
ろ、3%であった。
体積収縮率は硬化前と硬化後の比重を比重びん法で測定
し、次の計算式により求めた。
実施例2 前記3)で得たビニルエステル50重量部、前記1)で
得た2−フェニル−5−メチレン−1゜3−ジオキサン
−4−オン30重量部およびスチレン20重量部を混合
し、混合物に対して重合開始剤として0.5重量%のベ
ンゾイルパーオキサイドを添加し、100°Cで8時間
加熱させた。実施例1と同様にして硬化後の体積収縮率
を求めたところ4%であった。
実施例3 前記3)で得たビニルエステル50重量部、前記1)で
得た2−フェニル−5−メチレン−l。
3−ジオキサン−4−オン50重量部を混合し、混合物
に対して重合開始剤として0.5重量%のベンゾイルパ
ーオキサイドを添加し、100°Cで8時間加熱させた
。実施例1と同様にして硬化後の体積収縮率を求めたと
ころ2%であった。
比較例1 前記2)で得た不飽和ポリエステル50重量部およびス
チレン50重量部を混合し、混合物に対して0.5重量
%の重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイドを添加
し、100 ”Cで8時間加熱硬化させた。実施例1と
同様にして求めた硬化後の体積収縮率は8%であり、実
施例の組成物の体積収縮率の2倍であった。
比較例2 前記3)で得たビニルエステル50重量部およびスチレ
ン50重量部を混合し、重合開始剤として混合物に対し
て0.5重量%のベンゾイルパーオキサイドを添加し、
100″Cで8時間加熱硬化させた。実施例■と同様に
して求めた硬化後の体積収縮率は8%であり、実施例の
組成物の体積収縮率の2倍であった。
〔発明の効果〕
本発明の低収縮率ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物は、
重合時の体積収縮率が小さいため、各種材料、例えば注
型材料、複合材料、接着剤などに使用した場合、クラン
ク、補強剤とマトリックスの界面の剥離、 接着力の低下、 そり、 変形、 着色 むらなどが改善される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1およびR_2は水素原子、置換基R’を
    持つフェニル基または炭素数1〜12個のアルキル基で
    あり、R’は炭素数1〜12個のアルキル基またはハロ
    ゲン原子を意味する〕で表される環状アクリル化合物と
    、(B)ラジカル重合性熱硬化樹脂とを含有してなる低
    収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物。 2、さらに分子中に重合性二重焼結を有する重合性単量
    体を含有してなる請求項1記載の低収縮性ラジカル重合
    性熱硬化樹脂組成物。 3、ラジカル重合性熱硬化樹脂を100重量部、環状ア
    クリル化合物を10〜80重量部としてなる請求項1記
    載の低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物。
JP17219689A 1989-07-04 1989-07-04 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物 Pending JPH0337214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17219689A JPH0337214A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17219689A JPH0337214A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0337214A true JPH0337214A (ja) 1991-02-18

Family

ID=15937362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17219689A Pending JPH0337214A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337214A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003035637A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 5-methylene-1,3-dioxolan-4-one derivatives, process for their production, polymers of the derivatives, resist compositions, and pattern formation process
JP2016057415A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003035637A1 (en) * 2001-10-23 2003-05-01 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 5-methylene-1,3-dioxolan-4-one derivatives, process for their production, polymers of the derivatives, resist compositions, and pattern formation process
US7316884B2 (en) * 2001-10-23 2008-01-08 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 5-methylene-1,3-dioxolan-4-one derivatives, process for their production, polymers of the derivatives, resist compositions, and pattern formation process
CN100453539C (zh) * 2001-10-23 2009-01-21 三菱丽阳株式会社 5-亚甲-1,3-二噁茂烷-4-酮衍生物、聚合物、化学增幅型抗蚀组合物及形成方法
KR100943786B1 (ko) * 2001-10-23 2010-02-23 미츠비시 레이온 가부시키가이샤 5-메틸렌-1,3-디옥솔란-4-온 유도체, 그의 제조방법, 상기유도체를 중합하여 수득되는 중합체, 레지스트 조성물, 및패턴 형성 방법
JP2010077440A (ja) * 2001-10-23 2010-04-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd レジスト用重合体、レジスト組成物、および、パターン形成方法
JP2016057415A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 Jsr株式会社 感放射線性樹脂組成物及びレジストパターン形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4038257A (en) Urethane modified acrylate resin and process for the production thereof
JPH0337214A (ja) 低収縮性ラジカル重合性熱硬化樹脂組成物
JP4291016B2 (ja) 加熱圧縮成形用ラジカル重合性樹脂組成物
JPH08151438A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂の製造方法
JP2004156005A (ja) 常温硬化可能な樹脂組成物、該樹脂組成物の硬化方法及び該樹脂組成物の硬化物
JP3467884B2 (ja) 硬化性の優れたオリゴマー、該オリゴマーの製造方法、該オリゴマーを用いた硬化性樹脂組成物、及び該組成物を硬化して得られる硬化物
JPH04253715A (ja) 低収縮性樹脂組成物および成形品の製造法
JPH0931314A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPH08104800A (ja) シートモールディングコンパウンド
JP2001114757A (ja) アルキルパーオキシメチル置換ベンゾエート、樹脂組成物及び成形体
JP3388642B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH05287038A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JPS6227102B2 (ja)
JPH0491109A (ja) ビニルエステル系硬化樹脂の製造法及びそれに用いる硬化性組成物
JP2002338640A (ja) ラジカル硬化性樹脂組成物、硬化方法およびその製造方法
JPS6132328B2 (ja)
JPS63305177A (ja) 硬化性樹脂組成物
JP2002327031A (ja) ラジカル硬化性樹脂組成物
JP2002284827A (ja) ラジカル硬化性樹脂組成物
JPS6343948A (ja) 低収縮性不飽和ポリエステル樹脂の製造法
JPH04309557A (ja) 成形用樹脂組成物
JPH05117326A (ja) 硬化性樹脂およびそれを含む組成物
JPH0212248B2 (ja)
JPS63182324A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂の製造法
JPS60120713A (ja) 樹脂組成物