JPH033708Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH033708Y2 JPH033708Y2 JP1985037965U JP3796585U JPH033708Y2 JP H033708 Y2 JPH033708 Y2 JP H033708Y2 JP 1985037965 U JP1985037965 U JP 1985037965U JP 3796585 U JP3796585 U JP 3796585U JP H033708 Y2 JPH033708 Y2 JP H033708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- closet
- hanging
- corner
- main body
- crosspiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、部屋のコーナー部に設置される吊
り押入の支持装置に関する。
り押入の支持装置に関する。
(従来の技術)
部屋のコーナー部に吊り押入を設置したものが
ある。例えば、実開昭59−122338号公報に開示さ
れた吊り押入は、その上面部にコ字形のブラケツ
トを取り付け、このブラケツトに桟を通し、この
桟を天井構造材に固定することにより、天井に吊
下げられている。
ある。例えば、実開昭59−122338号公報に開示さ
れた吊り押入は、その上面部にコ字形のブラケツ
トを取り付け、このブラケツトに桟を通し、この
桟を天井構造材に固定することにより、天井に吊
下げられている。
(考案が解決しようとしている問題点)
しかし、上記方法では、天井と吊り押入の上面
部間の狭い空間内で上記桟を天井構造材に固定し
なければならないため、吊り押入の取り付け作業
が難しかつた。
部間の狭い空間内で上記桟を天井構造材に固定し
なければならないため、吊り押入の取り付け作業
が難しかつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は部屋のコーナー部に設置さ
れる吊り押入を支持する装置において、上記コー
ナー部の壁面に受桟が突出して設けられ、押入本
体が前部が開口した箱形に予め形成され、押入本
体の下方の縁部には前記受桟が収納できる凹部が
設けられており、この凹部が前記受桟を収納する
とともに前記受桟に押入本体の縁部が載せられて
支持されていることを特徴とする吊り押入の支持
装置にある。
たもので、その要旨は部屋のコーナー部に設置さ
れる吊り押入を支持する装置において、上記コー
ナー部の壁面に受桟が突出して設けられ、押入本
体が前部が開口した箱形に予め形成され、押入本
体の下方の縁部には前記受桟が収納できる凹部が
設けられており、この凹部が前記受桟を収納する
とともに前記受桟に押入本体の縁部が載せられて
支持されていることを特徴とする吊り押入の支持
装置にある。
(作用)
部屋のコーナー部の壁面に受桟を突出するよう
に設け、予め箱形に形成した押入本体の凹部で上
記受桟を収納するとともに押入本体の縁部を上記
受桟に載せ、受桟と押入本体との固定を確実にし
ながら、吊り押入を上記コーナー部に簡単に支持
させることができる。
に設け、予め箱形に形成した押入本体の凹部で上
記受桟を収納するとともに押入本体の縁部を上記
受桟に載せ、受桟と押入本体との固定を確実にし
ながら、吊り押入を上記コーナー部に簡単に支持
させることができる。
(実施例)
以下、この考案の一実施例を第1図から第7図
までの図面に基づいて説明する。
までの図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、部屋1のコーナー部2に
は、吊り押入3が設置される。この吊り押入3
は、上記コーナー部2において直角に交差する内
壁パネル(壁面)4a,4bと、床の間5に起立
する床柱6との間に取り付けられるようになつて
いる。
は、吊り押入3が設置される。この吊り押入3
は、上記コーナー部2において直角に交差する内
壁パネル(壁面)4a,4bと、床の間5に起立
する床柱6との間に取り付けられるようになつて
いる。
上記内壁パネル4a,4bの所定位置には、第
2図に示すように、受桟7a,7bが突出して固
定されている。受桟7a,7bの固定は、第6図
に示すように釘8等による。また、内壁パネル4
bと上記床柱6間には、受桟7cが取り付けられ
るようになつている。
2図に示すように、受桟7a,7bが突出して固
定されている。受桟7a,7bの固定は、第6図
に示すように釘8等による。また、内壁パネル4
bと上記床柱6間には、受桟7cが取り付けられ
るようになつている。
上記吊り押入3の本体9を第3図、第4図に示
す。この本体9は、上枠10、両側枠11、下枠
12、両側枠11間に設けられた中間枠13から
なる骨組を有し、この骨組に背面板14、下面板
15,17、側面板16、上面板18を取り付け
ることにより、前部が開口した箱形になつてい
る。また、中間枠13に面板19が取り付けられ
て棚が構成されている。
す。この本体9は、上枠10、両側枠11、下枠
12、両側枠11間に設けられた中間枠13から
なる骨組を有し、この骨組に背面板14、下面板
15,17、側面板16、上面板18を取り付け
ることにより、前部が開口した箱形になつてい
る。また、中間枠13に面板19が取り付けられ
て棚が構成されている。
上記上枠10は、2本の桟10a間に5本の桟
10bが掛け渡されて矩形に形成されている。上
記両側枠11は2本の桟11a間に6本の桟11
bが掛け渡されて矩形に形成されている。この両
側枠11の上端間に上枠10が連結されている。
上記下枠12は、前後2本の桟12a間に5本の
桟12bが掛け渡されて矩形に形成されている。
上記各桟12b下面には、桟12cがさらに連結
している。そして、前方の桟12aの前面と上記
各桟12cの前端部には、幅の広い横桟12dが
連絡されている。後方の桟12aの下面(縁部)
12eと、上記各桟12cの後端部との間には、
凹部20が形成されている。また、両側枠11の
最下位の桟11bの側面が上記下枠12の桟12
bに連結されており、上記両側枠11の最下位の
桟11bの下面(縁部)11cと下記下枠12の
桟12cとの間に、凹部21,22がそれぞれ形
成されている。上記各凹部21,20,22は、
前記各受桟7a,7b,7cが収納できるスペー
スになつている。
10bが掛け渡されて矩形に形成されている。上
記両側枠11は2本の桟11a間に6本の桟11
bが掛け渡されて矩形に形成されている。この両
側枠11の上端間に上枠10が連結されている。
上記下枠12は、前後2本の桟12a間に5本の
桟12bが掛け渡されて矩形に形成されている。
上記各桟12b下面には、桟12cがさらに連結
している。そして、前方の桟12aの前面と上記
各桟12cの前端部には、幅の広い横桟12dが
連絡されている。後方の桟12aの下面(縁部)
12eと、上記各桟12cの後端部との間には、
凹部20が形成されている。また、両側枠11の
最下位の桟11bの側面が上記下枠12の桟12
bに連結されており、上記両側枠11の最下位の
桟11bの下面(縁部)11cと下記下枠12の
桟12cとの間に、凹部21,22がそれぞれ形
成されている。上記各凹部21,20,22は、
前記各受桟7a,7b,7cが収納できるスペー
スになつている。
上述の吊り押入3の本体9を部屋1のコーナー
部2に取り付ける。詳述すると、上記コーナー部
2の内壁パネル4a,4bに突出して設けられた
受桟7a,7bに、上記本体9の桟11bの下面
11c、桟12aの下面12eをそれぞれ載せ
る。次に、床の間5に床柱6を立て、上記内壁パ
ネル4bと床柱6間に受桟7cを取り付ける。こ
の受桟7cに、上記本体9の他方の側枠11にお
ける最下位の桟11bの下面11cを載せ、受桟
7cと桟11bとを釘8で固定する。これと相前
後して受桟7a,7bと桟11b,12aを釘
(図示しない)で固定する。これにより、上記本
体9を上記各受桟7a,7b,7cで支持でき
る。
部2に取り付ける。詳述すると、上記コーナー部
2の内壁パネル4a,4bに突出して設けられた
受桟7a,7bに、上記本体9の桟11bの下面
11c、桟12aの下面12eをそれぞれ載せ
る。次に、床の間5に床柱6を立て、上記内壁パ
ネル4bと床柱6間に受桟7cを取り付ける。こ
の受桟7cに、上記本体9の他方の側枠11にお
ける最下位の桟11bの下面11cを載せ、受桟
7cと桟11bとを釘8で固定する。これと相前
後して受桟7a,7bと桟11b,12aを釘
(図示しない)で固定する。これにより、上記本
体9を上記各受桟7a,7b,7cで支持でき
る。
また、上記床柱6と内壁パネル4a側の柱30
に鴨居31および敷居32をそれぞれほぞ結合す
る。そして、上記本体9の上枠10と鴨居31間
にボード33付きの垂れ壁34を取り付け、この
垂れ壁34の鴨居31側の縁部に長押35を、上
枠10側の垂れ壁34に回り縁36をそれぞれ取
り付ける。
に鴨居31および敷居32をそれぞれほぞ結合す
る。そして、上記本体9の上枠10と鴨居31間
にボード33付きの垂れ壁34を取り付け、この
垂れ壁34の鴨居31側の縁部に長押35を、上
枠10側の垂れ壁34に回り縁36をそれぞれ取
り付ける。
また、上記床柱6と内壁パネル4bとの間の縦
枠11に木枠37を介してボード38を取り付
け、ボード38下端の木枠37に横板39を取り
付ける。そして、上記鴨居31と敷居32間にふ
すま40をはめ込むことにより、吊り押入3が完
成する。上述のような簡単な取り付け作業で、部
屋1のコーナー部2に吊り押入3を設置できる。
枠11に木枠37を介してボード38を取り付
け、ボード38下端の木枠37に横板39を取り
付ける。そして、上記鴨居31と敷居32間にふ
すま40をはめ込むことにより、吊り押入3が完
成する。上述のような簡単な取り付け作業で、部
屋1のコーナー部2に吊り押入3を設置できる。
この考案は上記一実施例に制約されず等種々の
態様が可能である。
態様が可能である。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案では、部屋のコ
ーナー部の壁面に受桟を突出して設け、予め箱形
に形成した押入本体の凹部で上記受桟を収納する
とともに押入本体の縁部を上記受桟に載せること
により、固定を確実にしながら支持することがで
き、部屋のコーナー部に吊り押入を簡単に設置す
ることができる。
ーナー部の壁面に受桟を突出して設け、予め箱形
に形成した押入本体の凹部で上記受桟を収納する
とともに押入本体の縁部を上記受桟に載せること
により、固定を確実にしながら支持することがで
き、部屋のコーナー部に吊り押入を簡単に設置す
ることができる。
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は吊り押入が設置された状態を示す部
屋のコーナー部の斜視図、第2図は内壁パネルに
受桟が設けられた状態を示す部屋のコーナー部の
平面図、第3図は一部断面にして示す吊り押入の
正面図、第4図は第3図中−線に沿う断面
図、第5図は吊り押入が取り付けられた状態を示
す部屋のコーナー部の断面図、第6図、第7図
は、受桟による吊り押入の両側部の支持状態を示
す断面図である。 1……部屋、2……コーナー部、3……吊り押
入、4a,4b……内壁パネル(壁面)、7a,
7b……受桟、9……押入本体、11c,12e
……各枠の下面(縁部)、21,20……凹部。
り、第1図は吊り押入が設置された状態を示す部
屋のコーナー部の斜視図、第2図は内壁パネルに
受桟が設けられた状態を示す部屋のコーナー部の
平面図、第3図は一部断面にして示す吊り押入の
正面図、第4図は第3図中−線に沿う断面
図、第5図は吊り押入が取り付けられた状態を示
す部屋のコーナー部の断面図、第6図、第7図
は、受桟による吊り押入の両側部の支持状態を示
す断面図である。 1……部屋、2……コーナー部、3……吊り押
入、4a,4b……内壁パネル(壁面)、7a,
7b……受桟、9……押入本体、11c,12e
……各枠の下面(縁部)、21,20……凹部。
Claims (1)
- 部屋のコーナー部に設置される吊り押入を支持
する装置において、上記コーナー部の壁面に受桟
が突出して設けられ、押入本体が前部が開口した
箱形に予め形成され、押入本体の下方の縁部には
前記受桟が収納できる凹部が設けられており、こ
の凹部が前記受桟を収納するとともに前記受桟に
押入本体の縁部が載せられて支持されていること
を特徴とする吊り押入の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985037965U JPH033708Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985037965U JPH033708Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155544U JPS61155544U (ja) | 1986-09-26 |
JPH033708Y2 true JPH033708Y2 (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=30544532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985037965U Expired JPH033708Y2 (ja) | 1985-03-15 | 1985-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033708Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5876694B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2016-03-02 | 積水化学工業株式会社 | 収納構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516787B2 (ja) * | 1973-01-16 | 1980-05-07 | ||
JPS5516788B2 (ja) * | 1973-01-27 | 1980-05-07 | ||
JPS5636337U (ja) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577322Y2 (ja) * | 1978-07-20 | 1982-02-12 | ||
JPS577323Y2 (ja) * | 1978-07-20 | 1982-02-12 |
-
1985
- 1985-03-15 JP JP1985037965U patent/JPH033708Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516787B2 (ja) * | 1973-01-16 | 1980-05-07 | ||
JPS5516788B2 (ja) * | 1973-01-27 | 1980-05-07 | ||
JPS5636337U (ja) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61155544U (ja) | 1986-09-26 |
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