JPH033664A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JPH033664A
JPH033664A JP13728289A JP13728289A JPH033664A JP H033664 A JPH033664 A JP H033664A JP 13728289 A JP13728289 A JP 13728289A JP 13728289 A JP13728289 A JP 13728289A JP H033664 A JPH033664 A JP H033664A
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voltage
circuit
input
command value
switching
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JP13728289A
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Tetsuo Kanie
徹雄 蟹江
Osamu Kawabata
理 川畑
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流電源を直流電源に変換する電力変換器にお
いて、入力電流を交流電源の電圧と同相の正弦波に近づ
けて入力力率を改善し高調波障害を抑制すると共(こ、
直流出力電圧を可変に制御できる電力変換器の制御回路
に関する。
〔従来の技術〕
交流電源から直流電源への変換には、一般に交流をダイ
オードブリッジ回路で整流した後に、コンデンサで平滑
して直流を得るコンデンサインプット型整流回路が用い
られてきた。しかしこの整流回路は、基本力率が高いl
どもかかわらず、3次、5次等の高調波の含有率が大で
あり、高調波障害の原因となっていた。そこでスイッチ
ング素子のオンオフによるリアクトルのエネルギ蓄積作
用を利用し入力電流を増減させ正弦波に近づける方法が
提案されている。従来のこれらのスイッチング素子の制
御を図面により説明する。第2図は従来技術による電力
変換器の例を示すもので昭和63年電気学会全国大会瓜
511に記載された単相コンバータシステムの回路図で
ある。第2図において、Iは単相交流’a源、3はリア
クトル、5は平滑コンデンサ、7は負荷、4は2つのス
イッチング素子31.32と4つのダイオードから構成
される全波整流回路、18は電流検出素子8より検出さ
れた入力電流信号、Z9は絶縁変換アンプZ7より検出
された直流電圧信号である。第3図に示すように直流電
圧指令値Vdcと直流電圧Vdcとの偏差を比例、積分
制御したものを、入力電圧V1nとの積により入力電流
指令値l を作成し、、本 この入力電流指令値! に対し、ヒステリシスコンパレ
ータで±Δlのヒステリシス幅を設ける。そして第4図
のように入力電流iがこのヒステリシス幅の範囲外に出
た時電源電圧Vinが正の区間においてはスイッチング
素子32を、Vinが負の区間ではスイッチング素子3
4をオンまたはオフさせて入力電流五を増減させて追従
形のアナログ電流制御を行うものである。しかしこの制
御では正弦波の立ち上がりの入力電流が/JXさい所で
はりアクトル3に蓄積されるエネルギが小さくなり、エ
ネルギを放出した状態で入力電流iがヒステリシス幅内
に収まり追従不能となって入力電流波形に歪が生じる。
この場合ヒステリシスの幅を小さくすれば制御可能にな
るが、電流の大きな所ではスイッチング速度が大きくな
り過ぎて、スイッチングの最小パルス幅の制限を越えて
しまうという問題があった。
そこで制御を全ディジタル及びソフトウェア化したPW
Mパターン制御法が提案されており、これによりアナロ
グ的な調整部分を必要とせずシステムの変更への対応が
容易となる。これは昭和6l年電気学会東海支部413
5に記載された「DSPにヨル単相コンバータのソフト
化電流制御などである。第5図は従来技術による一例を
示すものである。
Iは単相の交流電源であり、全波整流回路4′は交流電
源端子間2−2′間に内部抵抗rのリアクトル3を介し
て接続されており4個のダイオード4l〜44とその全
部のダイオードにそれぞれ並列に接続された4個のスイ
ッチング素子31〜34から構成されている。全波整流
回路4′の出力側には平滑コンデンサ5が接続されてお
り、平滑コンデンサ5の出力端子6−6′間に負荷7が
接続されている。8は入力電流iを検出するために交流
電源端子2とリアクトル3との間に取りつけられた電流
検出回路であり、9は位相角θを検出するために交流電
源端子2−2′間に接続された電源電圧Vinのゼロ電
圧検出回路であり、Zoは平滑コンデンサの両端の直流
電圧Vdcを検出するために平滑コンデンサ5の出力端
子6−6′間に接続された電圧検出回路である。IIは
直流電圧の指◆値に相等する直流電圧指令値Vdcであ
る。
12’は電流検出回路8及びゼロ電圧位相検出回路9及
び電圧検出回路IOからの出力信号及び直流電圧指令値
を入力してサンプリング周期ごとに入力電流Iが電源電
圧Vinと同相の正弦波電流となるスイッチングパター
ンを算出する制御回路である。I3は制御回路12の出
力信号に基づいてスイッチング素子をオン・オフさせる
駆動回路である。ここで全波整流回路の入力側端子14
−14’間の電圧をコンバータ入力電圧Vとする。
111j[圧Vin sコンバータ入力電圧v1 リア
クの関係が成り立つ。入力電流iを電源電圧と同相の正
弦波にするためにコンバータ入力電圧■をスイッチング
により制御している。
サンプリング周期ごとにゼロ電圧検出回路9より位相角
信号、電流検出回路8より入力電流し、電圧検出回路I
Oより直流電圧Vdc及び直流電圧指令値Vdcを制御
回路12’に入力して、入力を流正が電源電圧Vinと
同相の正弦波となりかつ直流電圧Vdcが直流指令電圧
Vdc  と等しくなるように入力電流指令値i とコ
ンバータ入力電圧指令値* ■ を計算している。
しかしコンバータ入力電圧Vはスイッチング素子の導通
状態によって決定され、第5図のスイッチング素子が4
つある回路の場合には上下アームが短絡しないようにス
イッチングが行なわれるので結局コンバータ入力電圧V
は−Vdc*Op■dcの3種類しかとることができな
い。よって制御としてはサンプリング周期に等しい制御
周期でコンバータ入力電圧指令値V に最も近いコンバ
ータ入力電圧Vを3種類の中から選択し、これを実現す
るスイッチングパターンでスイッチングを行って、入力
電流の正弦波化と直流電圧の可変制御をしているO この場合、さらに入力電流歪を改善するにはスイッチン
グの制御周波数を高くすることにより1制御当りの偏差
を小さくして、歪を減少させていくことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの制御法では制御周期と同一のサンプリ
ング周期で入力電流、直流電圧、電源ゼロクロスを検出
している。サンプリング及びA/D変換時間はシングル
チップマイコンにおいては、処理時間に占める割合が大
きく又、制御演算は乗除算を含むためマイコンでの演算
時間が増加するなど制御周波数のアップは、マイコンへ
の負担が大きくなりサンプリング周期には限界があった
本発明の課題は、上記従来の問題点を解消し、ディジタ
ル及びソフトウェア化によるPWMパターンの瞬時値制
御を行ない、また、スイッチングによる入力電流歪を減
少するために、制御周波数のアップだけでなく比較的処
理時間のか\らないマイコンのタイマ機能を利用してス
イッチングパルスのパルス列の組み合わせを制御するこ
とにより、入力電流波形の波形歪を低減させることがで
きる電力変換器の制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、サンプリング周期ごとに直流電圧指令
値Vdc s入力電流11直流電圧Vdc s電源ゼロ
クロス信号を制御回路に入力し位相角θの計算を行ない
、才な瞬時回路方程式により入力電流が電源電圧と同相
となり直流電圧が指令値と等しくなるような入力電流指
令値I 及びコンバータ入力電圧指令値V の計算を行
ない、さらに、このコンバータ入力電圧指令値Vに相関
したオン時間あるいはデエーテイ比あるいはパルス個数
あるいはパルス密度をもつパルス列を組み合わせたスイ
ッチング信号を決定するようになされている。
即ち、本発明による電力変換器の制御装置は(1)交流
電源の端子間に接続された全波整流回路と、この全波整
流回路を構成する複数個の整流要素と並列に接続された
複数個のスイッチング素子と、前記交流電源端子と前記
全波U流回路の入力側に接続されたリアクトルと、前記
全波整流回路の出力側に接続された平滑コンデンサと、
前記交流電源端子と、前記リアクトルとの間に配設され
た電流検出回路と、 前記交流電源の端子に接続された電圧位相検出回路と、
前記平滑コンデンサの両端に接続された電圧検出回路と
、前記スイッチング素子をオン・オフするスイッチング
信号を出力する制御回路と、前記制御回路の出力信号を
入力して前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とJ
こよって構成される電力変換器において、 前記電流検出回路が検出した入力電流値と、前記電圧位
相検出回路により検出された位相信号と、前記電圧検出
回路の直流電圧値と前記平滑コンデンサ両端の直流電圧
指令値に相等する指命信号をサンプリング周期ごとに前
記制御回路に入力して、所定の演算により前記全波整流
回路の入力端子であるコンバータ入力電圧の指令値とな
るコンバータ入力電圧指命値を計算し、所定のアルゴリ
ズムにより、前記駆動回路番こスイッチング信号を出力
することを特徴とする。
(2)前記所定の演算は、前記交流電源電圧と前記リア
クトルの両端子電圧と前記整流回路の入力端子電圧との
間Iこ成り立つサンプル値系でたでられた電圧方程式に
よる演算であることを特徴とする0 (3)前記所定のアルゴリズムは、コンバータ入力電圧
指令値に相関したオン時間あるいはデユーティ比あるい
はパルス個数あるいはパルス密度をもつ、lサンプル周
期に1、回又は複数回オン又はオフするパルス列を組み
合わせた前記スイッチング素子のスイッチング信号を作
成することを特徴とする。
(4)  前記制御回路はマイクロコンピュータ又はデ
ジタルシグナルプロセッサにより構成されることを特徴
とする。
〔作用〕
本発明tこよれば、従来法のサンプリング周期間のパル
ス状態が固定の場合をこ比へ、1制御当りの指令値と実
際の出力値との偏差が減少するので、入力電流の歪が改
善される。また入力力率は向上し電源系統への高調波障
害も抑制され、直流電圧Vdcも直流電圧指令値Vdc
を与えることにより可変に制御できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例に係る電力変換器の制御装置
の回路図である。第1図において第5図に示したのと同
一符号は、その符号が示す部品、部分等と同じものを示
す。接続関係等についても本実施例と従来例とは同様で
ある。
本実施例において従来例と異なる点は、全波整流回路4
の構成であり、4個のダイオード41〜44とその下側
2個のダイオード41.42にそれぞれ並列に接続され
た2個のスイッチング素子31.32から構成されてい
ることである。
次にこの実施例の動作について説明する。
一定のサンプリング周期ごとに直流電圧指令値* Vdcとゼロ電圧検出回路9より位相信号、電流検出回
路8より入力電流し、電流検出回路10より直流電圧V
dcを制御回路I2に入力して、入力電流iが電源電圧
Vinと同相の正弦波となり、かつ直流電圧が直流電圧
指命値Vdcと等しくなるように入力電流指令値1 と
コンバータ入力算圧指÷* 値Vを電源電圧vin、コンバータ入力電圧V、入力電
流iによって決まるリアクトルの両端電圧の間に成りた
つ電圧方程式式■により計算している。
この計算をマイコンによるリアルタイム処理を行なうの
でサンプル値系の制御となり、サンプル点nでの入力電
流を1(n)、電源電圧をVin(n)、直流出力電圧
Vdc @とする。サンプル点nとn+1の間で考える
と電源電圧Vinはサンプル点間の平リアクトルの両端
電圧の微分項LPiはサンプル点間でスイッチング状態
の切り換えが生じ入力電流の増減Iこ変化が生じるが、
インダクタンス回路であるので急激な変化はないものと
して本実施例ではサンプリング周期T3の平均値として
とする。よってサンプル点間n−’−n+1で用いるコ
ンバータ入力電圧をv (n)とするととなる。ここで
サンプル点n+iにおいて入力電流1(n−)−1)を
入力電流指令値l ω+1)と等しくするコただし式■
ではサンプル点nで使用するv (n)の計算にサンプ
ル点nでの情報i (n)が含まれているので、サンプ
ル点n以前での情報で予測近似してi (n)をn−1
次以下で表すと となり式■を式■に代入して式■で行った近似を行うと また、リアクトルの内部抵抗rによる電圧降下はサンプ
ル点間で大きな変化はないものとじてrl (n)  
= ri (n−1)           ・・・・
・・■となるのでコンバータ入力電圧指令値v*(n)
は次式となる。
*                     L 、
*v(n) =2Vfn (n)−Vω−1)−2ri
ω−1) −、−(t (n−1−1) −i (n−
1) )  ・・・・・・・・・■、* ここでV@の計算には入力II!、R指令値1  (n
+1)の波高値f丁工ω十わが必要となる。これは直流
電圧Vdcを直流電圧指命値VdcにするためにVdc
とVdcとの偏差を比例・積分制御しこの結果として入
力電流指令波高値v/2I  を得ている。
v’ 2 I  (n+1) = Kp ・ΔVdc+
に1−ΣΔVdc ・−@にこでΔVdc = Vdc
  −VdcただしVdcは直流電圧が入力電流に比べ
電気的時定数が長いことから複数のサンプリング値の平
均をとっている。
次にサンプル点nで出力されるスイッチング状態とその
パルス幅の選択について説明する。
本実施例では、全波整流回路4の中にスイッチング素子
を2つもつ回路であるので、スイッチング状態によって
決まるコンバータ入力電圧は第7図のようになり電源電
圧の半周期で2種類の電圧しかとることができない。
電源電圧VinがVin≧0 の範囲で考えることにす
る。コンバータ入力電圧はOまたはVdcの2種類であ
る。従来法はパルス幅を変更しないので、この2種類の
電圧のうちクンバー′タ入力電圧指令* 値Vに近い方を選択することになり、入力電流歪が大き
くなる。本発明のパルス幅の変更は例えば次のようにし
て行う。
まずコンバータ入力電圧指令値Vの大きさによリスイツ
チング状態とそのパルス幅が決定される。
この決定されたパルス幅の期間TONの間、選択された
スイッチング状態をとり続けTON時間経過後から次の
制御までの期間TOFTの間はv=Qとなるスイッチン
グ状態をとることによりコンバータ入力電圧Vは等測的
に0≦V≦Vdcの範朋で変更することができる。
力電圧Vは0 、1/3Vdc 、 2/3Vdc 、
 Vdc(7) 4 Pl 類ヲとることができる。ま
たvin<0  の時はスイッチング状態によりコンバ
ータ入力電圧VはQ 、 −Vdcの2種類となり、同
様のパルス幅の変更により等2 測的にQ 、 −−Vdc 、 −Vdc 、 −Vd
c  の4種類をとる3 ことになる。よってコンバータ入力電圧Vの選択は第8
図のようになりコンバータ入力電圧指令値* Vに最も近づくようにVのスイッチング状態とパルス幅
を選択している。
そして制御周期ごとにこの選択したスイッチング状態と
パルス幅でスイッチング素子を駆動することで入力電流
が電源電圧と同相の正弦波状で直流電圧が指令値となる
ように制御される。
このようにしてパルス幅の変更により選択できるコンバ
ータ入力電圧Vの種類を等測的に増やすことができ、こ
れにより実際に出力するVと指令* 値V との偏差を小さくすることができ、入力電流歪を
小さくすることができる。
入力電流歪は一般に制御周波数をアップさせることでさ
らに改善されるがこの方法だけではマイコンに負担がか
かるので、本方式のようにパルス幅の変更を加えること
で入力電流歪をより小さくすることができる。
なお第2の実施例として、第6図のよう化全波整流回路
4の構成でスイッチング素子が1コだけ用いられた回路
に対するものである。この実施例でも第1の実施例と同
様の制御を行うことができる。
第3の実施例としては従来例で使用されている第5図の
ような回路構成に対するものである。ただし、この回路
構成の場合スイッチング状態によって決まるコンバータ
入力電圧は−Vdc、O,Vdc  の3種類となるの
で前述の実施例と同様をこパルス幅ある。
又、本実施例ではコンバータ入力電圧指命値に相関した
オン時間をもつ、1サンプル周期に1回オンするパルス
列を組合わせたスイッチング信号を出力する方法につい
て述べたが、コンバータ入力電圧指命値に相関したデユ
ーティ比あるいは、一定パルス幅のパルスのパルス個数
又バ一定ハルス幅のパルスのパルス密度をもつ、パルス
列を組合わせたスイッチング信号をスイッチング素子に
出力する方法を用いても、入力電流を時間的に1サンプ
ル周期以下の細かさで制御することによって入力電流の
波形歪を同様に低減できることは明らかである。
なお、上記実施例におけるパルス幅変更法におンバータ
入力電圧Vを等測的にとることができる。
よってこの場合のスイッチング状態を表すVとそのパル
ス幅の選択は第9図のようになる。
なお上記の実施例では電源を単相としたが3相の電源に
対しても同様の制御を行うことが可能でいるが、これは
説明を簡単化するためのものであって、さらに細かくパ
ルス幅を変更することは可能である。
第10図はスイッチングパターンの例を示す図であり、
例えば、デユーティ比変更の場合、スイッチングパター
ンを第10図(C)に示すような1サンプリング周期当
り2パルスとし、デエーテイ比バータ入力電圧Vの選択
は第12図に示すようになる。第10図の(5)は従来
法、(至)はパルス幅変更、(qはデユーティ比変更、
口はパルス密度変更を示す。
さらに、上記実施例におけるスイッチングの制御周波数
とはサンプリング周波数のことであり、この周波数を高
くするとサンプリング周期が短かくなる。しかし入力電
流、直流電圧検出のための〜Φ変換や、コンバータ入力
電圧指令値Vの演算の処理には一定時間必要とするので
この処理時間以下のサンプリング周期をとることができ
なくなリサンプリング周波数アップには限界がある。
パルス密度変更の場合は、サンプリング周波数を上げる
のではなく、1サンプリング周期内で、演算、変換の処
理を1回だけ行い、演算した結果* のVに応じたパルス密度をきめ、これに応じた回数スイ
ッチングを行う。その結果、スイッチングの周波数がア
ンプし、例えば、第11図に示す従来法(5)または、
1サンプリング周期に1パルスのパルス幅変更の場合(
至)に比べ、パルス密度変更(qの場合は、1スイッチ
ング当りの偏差量が小さくなり、入力電流歪が減少する
ことになる。その具体的な例を第13図iこ示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、入力電流を電源
電圧と同相の正弦波状にすることができ、かつ、直流電
圧を可変に制御することができると共に入力電流歪をよ
り小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る電力変換器の制御
装置のブロック図、第2図は従来の電力変換器を示すブ
ロック図、第3図は従来法の制御ブロック図、第4図は
従来の追従形を流制御法を示す図、第5図は従来及び第
3実施例に係る電力変換器のブロック図、第6図は第2
実施例に係る電力変換器のブロック図、第7図は第1実
施例tこおけるスイッチング状態とコンバータ入力電圧
との関係を示す図、第8図は第1実施例におけるスイッ
チング状態とパルス幅の選択を示す図、第9図は、第3
実施例におけるスイッチング状態とパルス幅の選択を示
す図、第1O図はスイッチングパターン例を示す図、第
11図はパルスパターンに対する入力電流波形を示す図
、第12図はデユーティ比変更の場合のスイッチング状
態とパルスのオン・オフ時間を示す図、第13図はパル
ス密度変更の場合のスイッチング状態とパルス数を示す
図である。 4°°・整流回路、31.32−・・スイ41〜44・
・・ダイオード。 ツチング素子、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電源の端子間に接続された全波整流回路と、
    この全波整流回路を構成する複数個の整流要素と並列に
    接続された複数個のスイッチング素子と、前記交流電源
    端子と前記全波整流回路の入力側に接続されたリアクト
    ルと、前記全波整流回路の出力側に接続された平滑コン
    デンサと、前記交流電源端子と前記リアクトルとの間に
    配設された電流検出回路と、 前記交流電源の端子に接続された電圧位相検出回路と、
    前記平滑コンデンサの両端に接続された電圧検出回路と
    、 前記スイッチング素子をオン・オフするスイッチング信
    号を出力する制御回路と、 前記制御回路の出力信号を入力して前記スイッチング素
    子を駆動する駆動回路とによつて構成される電力変換器
    において、 前記電流検出回路が検出した入力電流値と前記電圧位相
    検出回路により検出された位相信号と、前記電圧検出回
    路の直流電圧値と前記平滑コンデンサの両端の直流電圧
    指令値に相等する指令信号をサンプリング周期ごとに前
    記制御回路に入力して、所定の演算により前記全波整流
    回路の入力端子であるコンバータ入力電圧の指令値とな
    るコンバータ入力電圧指令値を計算し、所定のアルゴリ
    ズムにより、前記駆動回路にスイッチング信号を出力す
    ることを特徴とする電力変換器の制御装置。
  2. (2)前記所定の演算は、前記交流電源電圧と前記リア
    クトルの両端子電圧と前記整流回路の入力端子電圧との
    間に成り立つサンプル値系でたてられた電圧方程式によ
    る演算であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項記載の電力変換器の制御装置。
  3. (3)前記所定のアルゴリズムは、コンバータ入力電圧
    指令値に相関したオン時間あるいはデューティ比あるい
    はパルス個数あるいはパルス密度をもつ、1サンプル周
    期に1回又は複数回オン又はオフするパルス列を組み合
    わせた前記スイッチング素子のスイッチング信号を作成
    することを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の
    電力変換器の制御装置。
  4. (4)前記制御回路はマイクロコンピュータ又はデジタ
    ルシグナルプロセッサにより構成されることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項記載の電力変換器の制御装
    置。
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