JPH0336623Y2 - - Google Patents

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JPH0336623Y2
JPH0336623Y2 JP1987028523U JP2852387U JPH0336623Y2 JP H0336623 Y2 JPH0336623 Y2 JP H0336623Y2 JP 1987028523 U JP1987028523 U JP 1987028523U JP 2852387 U JP2852387 U JP 2852387U JP H0336623 Y2 JPH0336623 Y2 JP H0336623Y2
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plate
resin
drainage
floor
drain
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシヤワー室や浴室の流し場の排水目皿
に関する。
(従来の技術) シヤワー室や浴室の流し場の排水目皿は床面に
設けられた排水用開口を蓋する蓋体として構成さ
れ、床の一部をなすことから、少なくとも大人一
人分の体重を支えるに十分な強度が必要とされ、
従つて堅牢性を旨とする反面、例えば浴室の場合
にはこれが数少ない寛ろぎの場所である等の点に
鑑み、部屋全体特に周囲床面との調和を図るよう
にすることが望ましく、従つて目皿表面と床面と
の間に質感上の差異を生じさせないようにするこ
とも大切であり、以上に低コスト性が加われば更
に好ましい。
この点、従来品としては、堅牢性と耐錆性を旨
とした平板状のステンレス鋼製目皿や質感及び低
コスト性を考慮した樹脂製の一体成形目皿等が知
られており、樹脂製品の場合、裏面に補強リブを
設けて強度を得るようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) だが、通常のシヤワー室や浴室の流し場は床が
タイル仕上または樹脂製となつていることから、
ステンレス鋼製目皿の場合、目皿が周囲床面から
浮き上がつた存在となり、この為周囲との調和を
つけ難く、特に、樹脂製の床パン上に浴槽や壁パ
ネル等を配置して構成されるユニツト式バスルー
ム等にあつては、その感が強く、昨今斯かるバス
ルームがホテルその他に多用されるにつけ、そう
した問題がクローズアツプされていた。
一方、樹脂製目皿の場合には、周囲との調和性
には優れているが、補強リブの周りに湯垢や毛髪
等が付着してその清掃にてこずり、これを回避す
る上でリブ間隔を広くすると強度不十分になる等
の不都合が見られ、こうした点での改良が望まれ
ていた。
本考案は斯かる従来の排水目皿における問題点
を有効に解決すべく為されたもので、その目的と
する処は、十分な強度を得つゝも周囲との調和を
保て、しかも清掃が容易なばかりか低コスト性も
備える排水目皿を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、シヤワー室や
浴室の流し場の排水用開口を蓋する蓋体から成る
排水目皿において、上記蓋体を、表面及び側面が
樹脂で一体成形され長辺側の側面に湯の落とし口
を設けた表材とこの表材を裏面から補強する長方
形で且つ平板状の下地板とで構成するようにし
た。
(作用) 上記手段によれば、蓋体としての排水目皿が樹
脂製の表材を備える為、周囲床面との調和が保た
れ、しかも樹脂製なのでコスト的に有利であり、
また、その表材を裏面から下地板つまり板体とし
ての下地材で補強する為、十分な強度を得ること
ができるばかりか、清掃も容易である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例に係る排水目皿をユニ
ツト式バスルームに設けられたシヤワー室に適用
した場合に付き、添付図に基いて詳細な説明を行
う。
先ず、第6図を参照してシヤワー室の概要を述
べる。
第6図はシヤワー室要部の縦断面図である。
図中、Rはユニツト式バスルームの全体を示
し、バスルームRには間仕切り壁Wpで風呂場Rb
との間が仕切られたシヤワー室Rsが内設され、
シヤワー室Rsは、その出入口EのドアDを開け
た眼の前の場所1がシヤワー湯の流しになつてい
て、この流し場1の床Fは樹脂製床パン2の上板
2aにより構成され、上板2aにはドアD正面か
ら見て右側奥に細長い排水用開口3が形成されて
いる。開口3は、比較的浅目の位置に目皿支持用
の段差3a,3aを有し、この段差3a,3aか
らやゝ深目に切り落とされた位置に水平フランジ
部3b,3bを備え、フランジ部3b,3bの縁
にはシール材4,4が嵌着されている。そして、
シール材4,4の上面間に夫々デイスタンスピー
ス5,5を介して押え板6を架け渡すと共に、シ
ール材4,4下面に排水トラツプ7の上縁部7
a,7aを当接させ、ボルト6a,6aで押え板
6と排水トラツプ上縁部7a,7aとを連結し、
併せ、支持ボルト8を螺着せしめ、斯くして排水
トラツプ7を所定位置に取付け、排水管9との取
合を確実にしている。
床パン2の上板2aは、積層板2b,2bで裏
打ちして補強し、更にブラケツト2c,2cを介
して下板2d側に支承保持した構成となつてい
る。また、この上板2aと下板2dは、シヤワー
室Rsの正面手前に位置する床パン縁部2eや正
面奥の床パン縁部2f同様、床パン2の全周に亘
り重ね合わせて立上げられ、特に、正面奥の部分
では、一担大きく立上がらせて置台等をなす段差
2gを設けた後、更に縁部2fで立上げるように
している。尚、図中、WiはバスルームRの内壁、
Fbは躯体側の床、Pは躯体床Fb中に切られたピ
ツトである。
ここで、第1図乃至第3図を参照して排水目皿
の説明を行なう。
第1図は排水目皿の平面図、第2図及び第3図
は夫々第1図の2−2線及び3−3線断面図であ
る。
図中、10は排水目皿の全体を示し、目皿10
は繊維強化プラスチツク質の樹脂材から成る平面
視略四辺形のシート状表材11と、この表材11
を裏面から補強する下地板12とで構成され、下
地板12は樹脂積層材から成る。この点、表材1
1及び下地板12の材料は、表材11が樹脂製、
好ましくは、周囲床面と類似若しくは同一の樹脂
材を用いたものであることを必要とする他、何等
本実施例に限られるものではなく、所要の強度と
耐水性があれば良い。
表材11は両短辺側の側面11a,11b及び
長辺側の側面11c,11dが全周に亘り下方に
折曲され、各コーナーやエツジには総べて丸味を
持たせてある。また、一方の長辺側側面11c
は、これを多少肉厚に形成し、部分的に厚味を剃
いで流し湯の落し口13…としている。尚、表材
11の表面11eはフラツトに形成される。
下地板12は表材11の裏面全体に密着して補
強を行なう平面視長方形状の板体から成り、下面
12aがフラツトになつている。
ここで、第4図及び第5図は参照して排水目皿
の取付状態に付き述べる。
第4図は目皿を取付けた排水用開口の横断面
図、第5図は同開口要部の縦断面図である。
前記床パン2の上板2aに形成された排水用開
口3はドレン系統への湯落し部へ向かつて緩やか
に傾斜する断面略平溝状の湯通し部3cを正面左
右に備え、この湯通し部3cの端縁沿いに設けら
れた複数個の段部14が前記目皿支持用段差3
a,3aと共働して上記排水目皿10の下地板下
面12aを受けている。目皿10の表材11は、
湯落し口13の部分を除き、その周縁が開口3の
側面に当接する。
上記実施例によれば、シヤワー湯流し場1の排
水用開口3を蓋する蓋体としての排水目皿10が
樹脂製の表材11とこの表材11を裏面から補強
する下地板12とで構成される。この目皿10
は、表材11が樹脂製である為、樹脂製床パン2
の上板2aから成る周囲床面Fとの釣合いが取
れ、樹脂材なのでステンレス鋼に比べてコスト的
に有利であり、また、表材10を裏面から下地板
12つまり板体としての下地板で補強する為、十
分な強度を得ることができるばかりか、下地板1
2の下面がフラツトなので清掃も容易である。
(考案の効果) 以上の説明により明らかな如く、本考案によれ
ば、シヤワー室や浴室の流し場の排水用開口を蓋
する蓋体から成る排水目皿において、上記蓋体を
表面及び側面が樹脂製の表材とこの表材を裏面か
ら補強する長方形で且つ平板状の下地板とで構成
するようにしたので、周囲床面との調和を保つこ
とができるばかりかコスト的にも有利であり、し
かも十分な強度を得ることができ、また清掃も容
易である等多くの効果が得られる。
更に下地材は平板状で形状が簡単であるため、
樹脂製の表材のみに湯の落とし口を設け、この表
材に下地材を固着するだけで良く、製作が簡単で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に付き示したもので、
第1図は排水目皿の平面図、第2図及び第3図は
夫々第1図の2−2線及び3−3線断面図、第4
図は目皿を取付けた排水用開口の横断面図、第5
図は同開口要部の縦断面図、第6図はシヤワー室
を含むバスルーム要部の縦断面図である。 尚、図中、1はシヤワー湯の流し場、3は排水
用開口、10は排水目皿、11は表材、12は下
地板、Rsはシヤワー室、Rはユニツト式バスル
ームを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤワー室や浴室の流し場の排水用開口を蓋す
    る蓋体から成る排水目皿において、 前記蓋体を、表面及び側面が樹脂で一体成形さ
    れ長辺側の側面に湯の落とし口を設けた表材と、
    該表材を裏面から補強する長方形で且つ平板状の
    下地板とで構成したことを特徴とする排水目皿。
JP1987028523U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0336623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028523U JPH0336623Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028523U JPH0336623Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136055U JPS63136055U (ja) 1988-09-07
JPH0336623Y2 true JPH0336623Y2 (ja) 1991-08-02

Family

ID=30831566

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JP1987028523U Expired JPH0336623Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5567843B2 (ja) * 2010-01-26 2014-08-06 パナソニック株式会社 排水蓋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037169U (ja) * 1973-07-31 1975-04-18

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JPS57114872U (ja) * 1980-12-29 1982-07-16
JPS58112013U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 斉藤 守一 配線、配管、排水用ピツト

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JPS5037169U (ja) * 1973-07-31 1975-04-18

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JPS63136055U (ja) 1988-09-07

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