JPH0336489B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336489B2 JPH0336489B2 JP58072610A JP7261083A JPH0336489B2 JP H0336489 B2 JPH0336489 B2 JP H0336489B2 JP 58072610 A JP58072610 A JP 58072610A JP 7261083 A JP7261083 A JP 7261083A JP H0336489 B2 JPH0336489 B2 JP H0336489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- spool
- cylinder
- adjustment
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims description 3
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピニングリールのスプール制動力調
節装置の改良に関する。
節装置の改良に関する。
スピニングリールのスプール制動力の調節は、
複数の摩擦板が圧接形成された制動部材間の摩擦
抵抗が零近くになつてスプールに制動力が作用し
ない位置又は僅かに制動し始める位置を零位置と
して設定されるのが現状であるが、この零位置は
複数の摩擦板の製造誤差によるバラツキや使用中
の摩耗、その他によつて変化し調整が必要であ
る。
複数の摩擦板が圧接形成された制動部材間の摩擦
抵抗が零近くになつてスプールに制動力が作用し
ない位置又は僅かに制動し始める位置を零位置と
して設定されるのが現状であるが、この零位置は
複数の摩擦板の製造誤差によるバラツキや使用中
の摩耗、その他によつて変化し調整が必要であ
る。
ところが従来におけるこの零位置の調整機構
は、実開昭57−47176号公報に見られるようにス
プール軸線上にスプール制動力の調節手段と零位
置調整手段を設けスプール制動力の調節摘手の相
対位置を嵌め換えて行つているため、内部機構を
良く理解していないと取扱いにくゝ、またその調
整操作も迅速かつ容易にできない欠陥がある。
は、実開昭57−47176号公報に見られるようにス
プール軸線上にスプール制動力の調節手段と零位
置調整手段を設けスプール制動力の調節摘手の相
対位置を嵌め換えて行つているため、内部機構を
良く理解していないと取扱いにくゝ、またその調
整操作も迅速かつ容易にできない欠陥がある。
本発明はこのような欠陥を改善するようにした
もので、筐体後部に形成された筒体内に金属筒を
支承し、該金属筒に往復摺動するスプール軸後端
部を一体的に回動しかつ前後摺動自在に嵌挿する
と共に前記金属筒の外側に嵌着した制動部材の前
後両端部に夫々押圧調節手段を設け、前端部の押
圧調節手段を筐体後部上側に設けた操作レバーで
押圧自在に形成し、後端部の押圧調節手段は前記
筒体に調整自在に螺合した調整筒で構成して位置
決め用としたことを要旨とするものである。
もので、筐体後部に形成された筒体内に金属筒を
支承し、該金属筒に往復摺動するスプール軸後端
部を一体的に回動しかつ前後摺動自在に嵌挿する
と共に前記金属筒の外側に嵌着した制動部材の前
後両端部に夫々押圧調節手段を設け、前端部の押
圧調節手段を筐体後部上側に設けた操作レバーで
押圧自在に形成し、後端部の押圧調節手段は前記
筒体に調整自在に螺合した調整筒で構成して位置
決め用としたことを要旨とするものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、筐
体1の前部に回転軸筒2を介して回転自在に支承
されたローター3は、その内端部に一体に形成さ
れたピニオン4が筐体1に左右転換自在支承され
たハンドル軸5の駆動歯車6と噛合し、ハンドル
7の回動作用によりローター3を回動して釣糸を
ベールアーム8でスプール9に捲着できるように
構成されている。
体1の前部に回転軸筒2を介して回転自在に支承
されたローター3は、その内端部に一体に形成さ
れたピニオン4が筐体1に左右転換自在支承され
たハンドル軸5の駆動歯車6と噛合し、ハンドル
7の回動作用によりローター3を回動して釣糸を
ベールアーム8でスプール9に捲着できるように
構成されている。
前記スプール9を先端に固着したスプール軸1
0は、前記回転軸筒2に嵌挿して筐体1後部に形
成した筒体11内まで延設されると共に該スプー
ル軸10には長溝12を有する摺動子13が固着
されている。
0は、前記回転軸筒2に嵌挿して筐体1後部に形
成した筒体11内まで延設されると共に該スプー
ル軸10には長溝12を有する摺動子13が固着
されている。
一方前記ハンドル軸5に固着されたオシレーテ
イングピニオン14に噛合するオシレーテイング
ギヤ15には偏心ピン16が突設され、該偏心ピ
ン16が前記摺動子13の長溝12に嵌合してお
り、ハンドル軸5の回動作用によりスプール軸1
0を前後に往復摺動するように形成されている。
イングピニオン14に噛合するオシレーテイング
ギヤ15には偏心ピン16が突設され、該偏心ピ
ン16が前記摺動子13の長溝12に嵌合してお
り、ハンドル軸5の回動作用によりスプール軸1
0を前後に往復摺動するように形成されている。
前記スプール軸10の後端部に形成された欠円
軸部10′は、筐体1の軸受ボス部17に回動自
在に支承された金属筒18に軸方向のみ摺動自在
で一体的に回動するように嵌着すると共に該金属
筒18の外周面に形成された欠円軸部18′には
これに係合するドラグ制動板19と外周縁の突起
20′が前記筒体11内面の溝孔21に係合する
ドラグ制動板20とが重合して嵌装され、更にそ
の後部には筒体11に進退自在に螺合しかつ摘環
22′を有する調整筒22が当接している。
軸部10′は、筐体1の軸受ボス部17に回動自
在に支承された金属筒18に軸方向のみ摺動自在
で一体的に回動するように嵌着すると共に該金属
筒18の外周面に形成された欠円軸部18′には
これに係合するドラグ制動板19と外周縁の突起
20′が前記筒体11内面の溝孔21に係合する
ドラグ制動板20とが重合して嵌装され、更にそ
の後部には筒体11に進退自在に螺合しかつ摘環
22′を有する調整筒22が当接している。
またドラグ制動板の前部における金属筒18に
はドラグ制動板に当接するように下端を筐体1に
係合したリーフスプリング23が嵌合し、該リー
フスプリング23の上端部は筐体後部にスプール
軸10と直交して軸支された摘手軸24の回動カ
ム25に当接すると共に前記摘手軸24の一側に
は係合凹凸歯26が、また他側には規制カム27
が夫々固着され、前記係合凹凸歯26には筐体1
の軸受ボス部17に固定されたバネ杆28が係合
し、規制カム27は摘手軸24に固着されたドラ
グ操作レバー29の回動を規制している。
はドラグ制動板に当接するように下端を筐体1に
係合したリーフスプリング23が嵌合し、該リー
フスプリング23の上端部は筐体後部にスプール
軸10と直交して軸支された摘手軸24の回動カ
ム25に当接すると共に前記摘手軸24の一側に
は係合凹凸歯26が、また他側には規制カム27
が夫々固着され、前記係合凹凸歯26には筐体1
の軸受ボス部17に固定されたバネ杆28が係合
し、規制カム27は摘手軸24に固着されたドラ
グ操作レバー29の回動を規制している。
前記ドラグ操作レバー29前部の筐体上部中央
にはローター逆転止め摘み30が軸着され、該摘
み30の下端部に形成したカム31は筐体1に軸
支されてバネ32で反時計廻り方向に附勢される
作動杆33に係合すると共に該作動杆33の先端
は筐体1の前面に軸着されかつ回転軸筒2に固着
した逆転防止爪車34に係合自在な係止爪35と
係合自在は形成され、また係止爪35の軸着部内
側の突起部35′には回転軸筒2に捲着したスプ
リング杆36の一端が係合しており、前記摘み3
0を操作することによりローター3の逆転を阻止
できるように構成されている。なお図中37は摘
み30を左右に振り分け附勢するデツトポイント
バネである。
にはローター逆転止め摘み30が軸着され、該摘
み30の下端部に形成したカム31は筐体1に軸
支されてバネ32で反時計廻り方向に附勢される
作動杆33に係合すると共に該作動杆33の先端
は筐体1の前面に軸着されかつ回転軸筒2に固着
した逆転防止爪車34に係合自在な係止爪35と
係合自在は形成され、また係止爪35の軸着部内
側の突起部35′には回転軸筒2に捲着したスプ
リング杆36の一端が係合しており、前記摘み3
0を操作することによりローター3の逆転を阻止
できるように構成されている。なお図中37は摘
み30を左右に振り分け附勢するデツトポイント
バネである。
本発明実施例は上記のように構成されているか
らスプール制動力を調節する場合には、ドラグ操
作レバー29を前後に回動してドラグ制動板1
9,20に対するリーフスプリング23の押圧力
を調節して行い、また筐体1に付した目盛によつ
て零位置を調整するときやスプールに捲着した釣
糸の太さに対し調節範囲のレンジの変換を行う等
魚釣り条件が変更になつた場合には摘み環22′
を回動して調節筒22を進退して調整するもので
ある。
らスプール制動力を調節する場合には、ドラグ操
作レバー29を前後に回動してドラグ制動板1
9,20に対するリーフスプリング23の押圧力
を調節して行い、また筐体1に付した目盛によつ
て零位置を調整するときやスプールに捲着した釣
糸の太さに対し調節範囲のレンジの変換を行う等
魚釣り条件が変更になつた場合には摘み環22′
を回動して調節筒22を進退して調整するもので
ある。
本発明は通常操作するスプール制動力の調節手
段と零位置調整手段とをスプール軸後端部に設け
た金属筒上の制動部材の前後に夫々設けて別個の
位置で操作するようにしたので、夫々の機能を理
解し易いと共に夫々の調節量を適確に把握して瞬
時の迅速な操作が容易にでき、またスプール制動
力の調節手段と零位置調整手段の調節量は筐体に
付した目盛によつて行うことができるので初心者
でも容易に操作できる。
段と零位置調整手段とをスプール軸後端部に設け
た金属筒上の制動部材の前後に夫々設けて別個の
位置で操作するようにしたので、夫々の機能を理
解し易いと共に夫々の調節量を適確に把握して瞬
時の迅速な操作が容易にでき、またスプール制動
力の調節手段と零位置調整手段の調節量は筐体に
付した目盛によつて行うことができるので初心者
でも容易に操作できる。
また本発明は一方の調節手段をそのまゝの状態
にしておきながら他方の調節手段を調節すること
によりレンジの交換を行うことができ、例えばス
プールの捲着した釣糸の太さや、かかつた魚との
やりとり、魚の大小、魚種その他の魚釣り条件に
対応した適切な制動力が最大から最小まで迅速容
易に設定調節できる等従来に見られない優れた特
徴を有するものである。
にしておきながら他方の調節手段を調節すること
によりレンジの交換を行うことができ、例えばス
プールの捲着した釣糸の太さや、かかつた魚との
やりとり、魚の大小、魚種その他の魚釣り条件に
対応した適切な制動力が最大から最小まで迅速容
易に設定調節できる等従来に見られない優れた特
徴を有するものである。
第1図は本発明の一部切欠正面図、第2図は第
1図A−A線断面図、第3図は第1図B−B線断
面図、第4図は本発明要部の一部切欠底面図、第
5図は同要部の作動説明図、第6図は同要部の斜
面図である。 1……筐体、10……スプール軸、11……筒
体、18……金属筒、19,20……ドラグ制動
板、22……調整筒、23……リーフスプリン
グ、25……回動カム、29……ドラグ操作レバ
ー。
1図A−A線断面図、第3図は第1図B−B線断
面図、第4図は本発明要部の一部切欠底面図、第
5図は同要部の作動説明図、第6図は同要部の斜
面図である。 1……筐体、10……スプール軸、11……筒
体、18……金属筒、19,20……ドラグ制動
板、22……調整筒、23……リーフスプリン
グ、25……回動カム、29……ドラグ操作レバ
ー。
Claims (1)
- 1 筐体後部に形成された筒体内に金属筒を支承
し、該金属筒に往復摺動するスプール軸後端部を
一体的に回動しかつ前後摺動自在に嵌挿すると共
に前記金属筒の外側に嵌着した制動部材の前後両
端部に夫々押圧調節手段を設け、前端部の押圧調
節手段を筐体後部上側に設けた操作レバーで押圧
自在に形成し、後端部の押圧調節手段は前記筐体
に調整自在に螺合した調整筒で構成して位置決め
用としたスピニングリールの制動力調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261083A JPS59198927A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | スピニングリ−ルのスプ−ル制動力調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261083A JPS59198927A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | スピニングリ−ルのスプ−ル制動力調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59198927A JPS59198927A (ja) | 1984-11-10 |
JPH0336489B2 true JPH0336489B2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=13494330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7261083A Granted JPS59198927A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | スピニングリ−ルのスプ−ル制動力調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59198927A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125774U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-15 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用スピニングリ−ルのドラグ制動装置 |
JP5481101B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2014-04-23 | シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. | スピニングリールのドラグ切換装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2858087A (en) * | 1954-09-01 | 1958-10-28 | Lionel Corp | Brake for fishing reel |
US2910253A (en) * | 1954-08-31 | 1959-10-27 | Urfabriken Ab | Fishing reels |
JPS5814870U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-29 | 脇田 忠博 | ミシンの下糸切断検知装置 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7261083A patent/JPS59198927A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2910253A (en) * | 1954-08-31 | 1959-10-27 | Urfabriken Ab | Fishing reels |
US2858087A (en) * | 1954-09-01 | 1958-10-28 | Lionel Corp | Brake for fishing reel |
JPS5814870U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-29 | 脇田 忠博 | ミシンの下糸切断検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59198927A (ja) | 1984-11-10 |
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