JPH0119678Y2 - - Google Patents

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JPH0119678Y2
JPH0119678Y2 JP15295282U JP15295282U JPH0119678Y2 JP H0119678 Y2 JPH0119678 Y2 JP H0119678Y2 JP 15295282 U JP15295282 U JP 15295282U JP 15295282 U JP15295282 U JP 15295282U JP H0119678 Y2 JPH0119678 Y2 JP H0119678Y2
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JP
Japan
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operating lever
ring
adjustment
fitted
push button
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JP15295282U
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JPS5959774U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は魚釣用リールのドラグ制動装置の改良
に関する。
回動レバーによつてドラグ制動力を調節する場
合に、回動レバーの回動範囲を二段階に規制して
制動範囲を切換え使用できるようにすることが特
公昭49〜16319号公報で知られている。
しかしながら従来方式は切換操作が回動レバー
を握つている指と別の指で行わなければならず、
操作が迅速かつ円滑にできない欠陥がある。
本考案はこのような欠陥を改善するようにした
もので、回転ハンドル装着側のリール側板の外側
にドラグ制動のための調節用操作レバーを回動自
在に設け、該調節用操作レバーをリール側板上に
固着した半環状の係止プレートで案内するように
した魚釣用両軸受型リールにおいて、前記調節用
操作レバー先端に設けたノブに発条で外方に附勢
されかつ内端にリングを有する押釦を押圧自在に
嵌着すると共に前記係止プレートの周縁内側には
適宜位置まで前記リングの係合する切欠案内部を
形成したことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、リ
ール側板1,2に軸受3を介して回転自在に支承
されるスプール軸4はスプール5を軸受6で回転
自在に支持すると共にリール側板1側のスプール
軸4に一体的に形成されたピニオン7はリール側
板1に軸支された回転軸8の駆動歯車9と噛合し
ている。
またスプール軸4のリール側板2側の先端部に
は図示されていないが、公知のように制動ワツシ
ヤーが設けられスプール軸4の回転を制動ワツシ
ヤーを介してスプール5に摩擦伝達するように構
成されている。
またリール側板1側における軸受3外側のスプ
ール軸4には軸受3に当接する微調整用カム10
を有しかつ外端にセツト操作レバー11を係着し
た筒体12が嵌着すると共に該筒体12の外側に
は軸受ケース13の外側に嵌合するカム筒14が
嵌着し、前記軸受ケース13には外方に突出する
ピン15と内方に突出するピン16とが設けられ
ピン15はリール側板1に固着された軸受筒17
の係合溝18にスライド自在に係合すると共にカ
ム筒14のカム面が当接し、またピン16は前記
微調整用カム10面に当接している。
しかしてカム筒14の外端には調節用操作レバ
ー19が係着され、該調節用操作レバー19に固
着されたノブ20には先端にリング21を有しか
つコイルバネ22で外方に附勢された押釦23が
押圧自在に嵌着されると共にリール側板1に固着
された半環状係止プレート24には適宜位置まで
前記リング21を係合案内する切欠案内部25と
これに連設された切欠部を有しない押釦誘導部2
6とが設けられている。
また前記セツト操作レバー11のノブ27はリ
ール側板1に固着されかつ前記係止プレート24
より小径のプレートの円板28の係止孔29にボ
ール30及び発条31を介して回動係止位置を保
持できるように圧接されている。なお図中32は
ノブ20のキヤツプ、33はリング21の止輪、
34は回転ハンドル、35はワツシヤー、36は
プレートカバーである。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら調節用操作レバー19を回動すると、その回動
度合に応じてカム筒14がピン15、軸受ケース
13、ピン16、微調整用カム10を介して軸受
3を押圧し、更にスプール軸4、スプール5を介
してスプール5の制動ワツシヤーに対する押圧度
即ち摩擦伝達力を調節して次第に大きな制動を行
うものであり、特に制動力の小さい切欠案内部2
5の部分においてはノブ23はそのリング21が
切欠案内部25に係合した状態で回動し、切欠案
内部25から押釦誘導部26に移行するときは押
釦23を押圧して押釦軸を係止プレート24の上
縁の押釦誘導部26で案内するようにし、その後
は調節用操作レバー19を押釦誘導部26により
案内回動して次第に強制動を行うものであり、反
対方向に回動すればリング21は自動的に再び切
欠案内部25に係合する。
またセツト操作レバー11を回動すると、その
回動程度に応じて微調整用カム10が直接軸受3
を微量に押圧して摩擦伝達力を微量に調節して小
巾なドラグ制動を行うことができる。
従つて魚釣り操作時においては調節用操作レバ
ー19を切欠案内部25の終端部に保持すると共
にセツト操作レバー11を魚の力に合せて所定の
位置にセツトしておき、魚の引く力が強く釣糸が
放出され釣糸の捲き取りができない場合には押釦
23を押圧して調節用操作レバー19を更に回動
して強力なドラグ制動を行い、仕掛が外れること
を防止したり魚を泳がせたりする場合には調節用
操作レバー19を弱制動の方向に回動して魚釣り
操作を行うものである。
本考案は調節用操作レバーによるドラグ制動を
弱制動範囲と強制動範囲の二段階に切換えるよう
にしたものにおいて、調節用操作レバーのノブに
発条で外方に附勢されかつ内端にリングを有する
押釦を押圧自在に嵌着すると共に係止プレートの
弱制動範囲の範囲には前記リングの係合する切欠
案内部を設け、ノブを握つている指の押圧動作で
調節用操作レバーを切換えるようにしたので、切
換動作が迅速かつ円滑にでき、魚釣り操作時にお
けるドラグ制動を簡易かつ確実に行うことができ
る優れた特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠正面図、第2図は同
側面図、第3図は同要部の分解斜面図、第4図は
同要部の正面図、第5図は同要部の縦断側面図、
第6図は同縦断正面図、第7図は同要部の縦断側
面図、第8図は同縦断正面図、第9図は同要部の
分解斜面図である。 1……リール側板、19……調節用操作レバ
ー、20……ノブ、21……リング、22……発
条、23……押釦、24……係止プレート、25
……切欠案内部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ハンドル装着側のリール側板の外側にドラ
    グ制動のための調節用操作レバーを回動自在に設
    け、該調節用操作レバーをリール側板上に固着し
    た半環状の係止プレートで案内するようにした魚
    釣用両軸受型リールにおいて、前記調節用操作レ
    バー先端に設けたノブに発条で外方に附勢されか
    つ内端にリングを有する押釦を押圧自在に嵌着す
    ると共に前記係止プレートの周縁内側には適宜位
    置まで前記リングの係合する切欠案内部を形成し
    たドラグ調節装置。
JP15295282U 1982-10-08 1982-10-08 魚釣用両軸受型リ−ルのドラグ調節装置 Granted JPS5959774U (ja)

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JP15295282U JPS5959774U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 魚釣用両軸受型リ−ルのドラグ調節装置

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Publication Number Publication Date
JPS5959774U JPS5959774U (ja) 1984-04-19
JPH0119678Y2 true JPH0119678Y2 (ja) 1989-06-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0629033Y2 (ja) * 1987-03-26 1994-08-10 島野工業株式会社 両軸受リ−ル
JPH0724061Y2 (ja) * 1988-02-10 1995-06-05 マミヤ・オーピー株式会社 両軸受リール
JP6405254B2 (ja) * 2015-01-29 2018-10-17 グローブライド株式会社 魚釣用リールおよび魚釣用リールの操作ノブ

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JPS5959774U (ja) 1984-04-19

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