JPH0336468B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336468B2
JPH0336468B2 JP59154145A JP15414584A JPH0336468B2 JP H0336468 B2 JPH0336468 B2 JP H0336468B2 JP 59154145 A JP59154145 A JP 59154145A JP 15414584 A JP15414584 A JP 15414584A JP H0336468 B2 JPH0336468 B2 JP H0336468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signal line
circuit
communication
party
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59154145A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6133075A (ja
Inventor
Takehiro Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP15414584A priority Critical patent/JPS6133075A/ja
Priority to US06/740,491 priority patent/US4815121A/en
Publication of JPS6133075A publication Critical patent/JPS6133075A/ja
Publication of JPH0336468B2 publication Critical patent/JPH0336468B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は通信装置、特に所定の通信回線を介し
て短縮ダイヤル、テンキーなどを用いて自動通信
を行う通信装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の装置として自動発信機能を有す
るフアクシミリ装置が知られている。この種の装
置ではワンタツチキー、短縮ダイヤルなどを用い
たり、受話器を取らずにテンキーなどから自動発
信(発呼)を行う装置が知られている。
通信回線としては電話回線、あるいはフアクシ
ミリ通信回線などが用いられており、またあらか
じめ入力した相手先に指定した時刻において自動
発信を行う装置も知られている。
一般に指定時刻に自動発信を行うフアクシミリ
装置では、発呼直後に被呼側から送信される有意
な手順信号の検出を行う。この時被呼側フアクシ
ミリ装置が手動受信にセツトされていたり、回線
が使用中であつたりして有意な手順信号を検出で
きなかつた場合はある一定時間(たとえば1分程
度)経過後に再度呼出しを行う。この再ダイヤル
は少なくとも2回行うように設定されている。
従つて、被呼側装置が手動受信に設定したまま
になつている場合などには常にオペレータが応答
してしまうので有意な手順信号を検出できないの
で通信が不可能になつてしまう欠点がある。
〔目的〕
本発明は上記の従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、相手側装置の設定モードにかかわらず電話
機による通話、あるいは所定の通信動作を可能と
し、1回の呼設定に対して確実に通信を行える無
駄のない通信装置を提供することを目的とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。ただし以下ではCCITT(国際電信電
話諮問委員会)勧告T4に準処した電話回線を用
いるG3フアクシミリ装置を実施例として説明す
る。
第1図に本発明を採用した自動発信フアクシミ
リ装置の制御系のブロツク図を示す。
第1図において、2は電話網をデータ通信等に
使用するため、その回線の端末に接続して電話交
換網の接続制御を行なつたり、データ通信路への
切替えを行なつたり、ループの保持を行うNCU
(網制御装置)である。NCU2は信号線40aの
信号を入力し、この信号レベルが「0」の際に接
続された電話回線2aを電話機6側の信号線2b
に接続する。また信号線40aがレベル「1」の
場合には電話回線2aをフアクシミリ装置側、即
ちハイブリツド回路10の入力信号線2cに接続
する。通常の状態では電話回線2aは電話機6側
の信号線2bに接続されている。更にNCU2は
電話回線2aの信号の極性反転を検出すると信号
線2dにパルスを発生する。
電話機6は信号切換え回路4を介して接続され
る。信号切換え回路4は信号線2bを電話機6の
信号線4a、ないし発呼回路8の信号線4bのい
ずれかに切換えるものである。信号切換え回路4
は信号線40bにレベル「0」ないし「1」を入
力することにより信号線2bを信号線4aないし
4bにそれぞれ切換える。
発呼回路8は信号線40c,40dにより制御
される発呼信号を発生する回路である。信号線4
0cにパルスが発生されると発呼回路8は直流回
路を閉じて3秒以上経過後に信号線40dに出力
される電話番号を入力しそれに対応した選択信号
を信号線4bに出力する。なお直流回路の閉成後
回線の発信音を確認する機能を付加してもよい。
フアクシミリ装置の入出力端はハイブリツド回
路10により構成されている。ハイブリツド回路
は信号線2cから入力される受信信号と信号線3
0aから入力される送信信号を分離する回路であ
る。送信信号は加算回路30で加算された後ハイ
ブリツド回路10から信号線2c側にのみ伝達さ
れる。また受信信号は信号線10aを介して符号
12,14,16,18,20および22で示さ
れる回路に入力される。
このうちスピーカ回路12は信号線40eによ
り制御される音声出力装置で、信号線40eにレ
ベル「1」が入力された際に受信した音声信号を
スピーカから出力する。入力レベルが「0」の場
合には出力動作を行わない。
信号音検出回路14は電話の手順において用い
られる話し中の信号音を検出し、この信号音を確
認した場合に信号線14aにレベル「1」を出力
する。
音声認識回路16は相手側が手動で応答した際
オペレータの音声信号を検出するためのもので、
音声信号を認識した場合に信号線16aにレベル
「1」を出力する。
特定音声検出回路18はさらにオペレータの音
声信号中に「フアクシミリ」ないし「フアツク
ス」などのフアクシミリ装置を意味する特定の音
声を検出した際信号線18aにパルスを発生す
る。
CED信号検出回路20は相手側から送信され
るCED(被呼局識別信号)を検出するもので、こ
の信号を検出した際に信号線20aにパルスを発
生する。
信号検出回路22は相手側から送信される
NSF、CSIおよびDISの連結された信号を検出し
た場合に信号線22aにパルスを発生する。
一方、送信系の回路としては符号24,26お
よび28を符したブロツクが示されている。
信号送出回路24は前記のNSF、CSIおよび
DIS信号にそれぞれ対応するNSS、TSIおよび
DCS信号を送出するものである。これらの信号
の送信は信号線40fに対するパルス入力により
開始され、NSS、TSIおよびDCS信号は信号線2
4aを介して加算回路30に入力され加算され
る。信号送出回路24は信号の送信を終了すると
信号線24bにパルスを発生する。
音声発生回路26は音声合成装置ないしテープ
リコーダなどから構成し、信号線40hに発生さ
れるパルスに同期して信号線40gに与えられる
信号のレベルにより選択される音声メツセージを
信号線26aに出力する。信号線40gがレベル
「0」の場合には「オペレータが応答するまでお
話を続けて下さい」という音声メツセージを、ま
たレベル「1」の場合には「オペレータを呼び出
しますので少々お待ち下さい」という音声メツセ
ージを出力する。音声メツセージの送出が終了し
た場合には信号線26bにパルスが発生される。
信号送出回路28は信号線40iにパルスが発
生された場合信号線28aにCNG信号を出力す
る回路でこの信号の送信が終了した際に信号線2
8bにパルスを発生する。
制御回路40はマイクロプロセツサ、メモリな
どから構成され、装置全体の動作を制御するもの
で、上記の各信号線が図示のように接続されてい
る。制御回路40には後述する制御のために符号
31〜34で示されるタイマー回路およびオフフ
ツク回路36、自動発信命令検出回路38および
擬似ベル音発生回路42が接続されている。
タイマー回路31〜34はそれぞれ信号線40
j,40k,40l,40mに発生されるパルス
によりスタートされ、3秒、60秒、45秒および35
秒の計時を行い、各計時が終了した際に信号線3
1a,32a,33aおよび34aにパルスを発
生する。
オフフツク検出回路36は電話機6の受話器が
オンフツク状態であるかオフフツク状態であるか
を検出する回路で、オンフツクの場合にはレベル
「0」が、またオフフツクの場合にはレベル「1」
がそれぞれ信号線36aに出力される。
本実施例のフアクシミリ装置にはワンタツチキ
ー、短縮ダイヤルまたはオンフツク状態でテンキ
ーから自動発信を行う公知の操作系が設けられて
おり(回路不図示)、この操作系からの自動発信
命令は自動発信命令検出回路38により検出され
る。命令が検出された場合には信号線38aにパ
ルスが発生される。
擬似ベル音発生回路42は公知の発振器および
スピーカなどから成る回路で、信号線40nにパ
ルスが発生された際に擬似ベル音を発生してオペ
レータの呼び出しを行う。
次に第2図A〜Dのフローチヤート図を参照し
て制御回路40の制御手順を詳細に説明する。な
お本発明においては擬似ベル音発生回路42また
はスピーカ回路12によりオペレータ呼出しを行
うことができるが、この場合には後述するステツ
プS58、S78、S90、S142、S150、S160および
S166における制御がいずれの回路を用いるかに
より変更される。これらのオペレータ呼び出し用
の回路はいずれか一方を用いるようにしてもよ
く、あるいは両方設けておき各制御に応じて使い
分けるようにしてもよい。また以下のフローチヤ
ートでは同一番号を付したフローはその位置で連
続しているものとする。
第2図AのステツプS50〜58ではフラグおよび
各回路ブロツクのイニシヤライズを行う。即ちス
テツプS50では発呼回数を計測するカウンタ(制
御回路40内に内蔵)COUNTに「0」をセツト
する。ステツプS52では相手側端末がフアクシミ
リ装置であるか否かを表すフラグFAXFLGを
「0」にリセツトする。
ステツプS54では信号線40aにレベル「0」
を出力してNCU2により電話回線2aを信号線
2b、即ち電話機6側に接続する。
ステツプS56では信号線40bにレベル「0」
を出力し信号切換回路4によつて信号線2bを信
号線4aに接続する。これによつて電話回線2a
の端末には電話機6が接続された状態となる。
ステツプS58では信号線40eにレベル「0」
を出力しスピーカ回路12の動作を禁止する。オ
ペレータ呼び出しに擬似ベル音発生回路42を使
用する場合にはここでレベル「0」を出力する信
号線は信号線40nになる。
以上のイニシヤライズ動作後、装置はステツプ
S60で待機状態に入る。ステツプS60では信号線
38aにパルスが発生するのを待つ、即ち自動発
信命令の入力を待ち、命令が入力された場合には
ステツプS62以降の制御に移る。
ステツプS62では自動発信動作を行うため信号
線40bにレベル「1」を出力し信号切換回路4
により信号線2bと4bを接続する。これにより
発呼回路8とNCU2が接続される。
ステツプS64では不図示の操作系から入力され
た電話番号を信号線40dを介して発呼回路8に
入力する。
ステツプS66では発呼回路8に信号線40cを
介してパルスを入力し、入力した電話番号に対応
した選択信号を出力させる。これによつて発呼回
路8は直流回路を閉じ、3秒経過後に選択信号の
出力を行う。
ステツプS68では信号線40lにパルスを発生
してタイマー回路33をスタートさせる。これに
よつて45秒に定められた呼び出し動作時間の計測
が開始される。ステツプS70では信号線40aに
レベル「1」を出力し電話回線2aを信号線2c
側に接続する。
続いてステツプS72〜S76のループでは信号線
14a,2d,33aの状態を調べる。即ち、ス
テツプS76で所定の呼び出し動作時間45秒が経過
したかどうかを調べつつステツプS72で話し中を
表す信号音検出に対応した信号線14a上のレベ
ル「1」ないし相手側の応答に応じた極性反転を
示す信号線2dのパルスを検出する。ステツプ
S72で相手側が話し中であつた場合にはステツプ
S78に、またステツプS74で応答があつた場合に
は第2図CのステツプS102にそれぞれ移行する。
またステツプS76で45秒の経過が確認された場合
には第2図BのステツプS86に移行する。
ステツプS78では信号線40eにレベル「1」
を出力しスピーカ回路12から信号線10aの音
声信号を出力させる。
擬似ベル音発生回路42を呼び出しに用いる場
合には信号線40nにレベル「1」を出力し擬似
ベル音を発生させる。
ステツプS80ではステツプS76と同様に45秒の
タイマー回路33のタイムアツプを検出する。45
秒が経過していない場合にはステツプS82に、経
過した場合にはステツプS86に移る。
ステツプS82では信号線36aがレベル「1」
か、即ちオペレータが電話機6のフツクをはずし
て応答したかどうかが判定される。ここではオフ
フツクが検出された場合にはステツプS84で動作
を停止し、また電話機6がオンフツクのままの場
合にはステツプS80に戻る。
第2図Bは自動発信の回数の制御を示してお
り、ステツプS86では信号線40aにレベル
「0」を出力してNCU2によつて電話回線2aを
電話機6側の信号線2bに接続する。
続いてステツプS88では信号線40bにレベル
「0」を出力して信号切換え回路4によつて信号
線2bを電話機6の信号線4aに接続する。
ステツプS90では信号線40eにレベル「0」
を出力してスピーカ回路12の音声出力を停止す
る。擬似ベル音発声回路42を呼び出しに用いる
場合には信号線40nのレベル「0」により擬似
ベル音発声回路42のベル音による呼び出しを停
止する。
ステツプS92では自動発信回数を計数するカウ
ンタCOUNTを1だけカウントアツプする。続い
てステツプS94ではこのカウンタの内容が3にな
つたかどうかを判定する。このステツプが肯定さ
れた場合には3回の自動発信を行なつたものとし
てステツプS96で動作を停止する。そうでない場
合にはステツプS98に移り信号線40kにパルス
を発生して1分間のタイマー回路32をスタート
させる。
ステツプS100では信号線32aの状態を調べ、
1分間の待ち時間が終了したかどうかを調べる。
1分のインターバルが終了した場合には再び自動
発信動作を行なうため第2図AのステツプS62に
移り以上の動作を繰り返す。
一方、第2図AのステツプS74で回線上の信号
に極性反転が生じたことが確認された場合には相
手側が応答しているので第2図Cのステツプ
S102に移る。ステツプS102では信号線40mに
パルスを発生し35秒のタイマー回路34をスター
トさせる。続いてステツプS104では信号線40
iにパルスを発生し信号送出回路28によつて
CNG信号を送信させる。
ステツプS106では信号線28bにパルスが発
生したか、すなわちCNG信号の送信が終了した
かどうかを判定する。送信が終了していない場合
にはステツプS108以下の動作を行ない、終了し
ている場合にはステツプS124以下の動作を行な
う。
ステツプS108ではフラグFAXFLGが「0」と
なつているかどうか、すなわち相手側端末がフア
クシミリ装置以外のものかどうかが判定される。
相手側がフアクシミリ装置の場合にはステツプ
S112に移り、電話機など他の端末の場合にはス
テツプS110に移る。
ステツプS110では信号線16aがレベル「1」
か、すなわち音声認識回路16により相手側の音
声信号が確認されているかどうかが判定される。
相手側のオペレータの音声を認識している場合に
は第2図DのステツプS142に移る。音声を認識
していない場合にはステツプS112に移る。
ステツプS112では信号線18aにパルスが発
生したかどうか、すなわち「フアクシミリ」ある
いは「フアツクス」などの特定の音声を検出した
かどうかを判定する。またステツプS114では信
号線20aにパルスが発生したか、すなわち相手
側フアクシミリ装置のCED信号を検出したかど
うかが判定される。ステツプS122、S114のいず
れかが肯定された場合には相手側のフアクシミリ
が応答しているか、あるいは少なくとも手動受信
モードのフアクシミリが接続されておりフアクシ
ミリ通信が可能であるのでステツプS116でフラ
グFAXFLGをセツトしてステツプS118に移る。
フアクシミリ通信の可能性がない場合にはフラグ
のセツトを行なわず直接ステツプS118に移る。
ステツプS118では信号線22aにパルスが発
生したかどうか、すなわち相手側フアクシミリ装
置から送信されたNSF、CSIおよびDIS信号を検
出したかどうかが判定される。当該信号を検出し
た場合にはステツプS120に移り検出していない
場合にはステツプS106に戻る。
ステツプS120ではNSF、CSIおよびDIS信号に
応答するNSS、TSIおよびDCS信号を信号線40
fにパルスを発生して信号送出回路24から出力
させる。以下、ステツプS122で公知のフアクシ
ミリ通信が行なわれる。
一方、CNG信号の送信が終了している場合に
はステツプS124で信号線40iにパルスを発生
して3秒のタイマー回路31をスタートさせる。
続いてステツプS126でこのタイマー回路のタイ
ムアツプを検出し、3秒のインターバルが終了し
ている場合にはステツプS128で先にスタートさ
せた初期識別時間35秒の終了を確認する。ステツ
プS128で初期識別時間35秒が終了しないうちは
ステツプS104に戻り3秒のインターバルでCNG
信号の送信を繰り返す。初期識別時間の終了が確
認された場合には第2図DのステツプS146に移
る。
ステツプS126で3秒のインターバルが終了し
ないうちはこのインターバル期間においてステツ
プS130以下の動作を行なう。
ステツプS130ではステツプS108と同様に相手
側がフアクシミリ装置かどうかをフラグ
FAXFLGの内容を調べることにより判定する。
相手側がフアクシミリ装置の場合にはステツプ
S134へ、フアクシミリ装置でない場合にはステ
ツプS132に移る。ステツプS132ではステツプ
S110と同様に相手側の音声の検出を行なう相手
側オペレータの音声を確認した場合には第2図D
のステツプS142に移る。音声を認識していない
場合にはステツプS134及びS136でステツプS112、
S114と同様に音声検出回路18ないしCED信号
検出回路20によつてフアクシミリ通信の可能性
を調べる。フアクシミリ通信を行なえる場合には
ステツプS138でフラグFAXFLGをセツトし、可
能性がない場合にはステツプS140にフラグを立
てずに直接移行する。
ステツプS140ではステツプS118と同様に信号
検出回路22によつてNSF、CSIおよびDIS信号
の検出を行なう。当該信号を検出した場合にはス
テツプS120へ、また検出していない場合にはス
テツプS126に戻る。
以上のようにして第2図Cでは35秒間の初期識
別時間の間に3秒おきにCNG信号の送信を行な
い、この信号の送信中および3秒間のインターバ
ルにおいてもフアクシミリ通信の可能性を判断
し、有意な手順信号を検出した場合にはフアクシ
ミリ通信を行なう。相手側の音声信号を検出して
いるとき、すなわち電話機により相手側オペレー
タが応答している場合には第2図Dの制御を行な
う。
第2図DのステツプS142では信号線40eに
レベル「1」を出力し、スピーカ回路12から相
手側の音声信号を出力する。これによりオペレー
タの呼び出しが行なわれるが擬似ベル音を用いる
場合には信号線40nにレベル「1」を出力し、
擬似ベル音発声回路42を作動させる。
ステツプS144では信号線34aにパルスが発
生したかどうか、つまり35秒のタイマー回路34
がタイムアツプしたかどうかを調べ、所定の初期
識別時間が終了したかどうかを判定する。初期識
別時間が終了している場合にはステツプS146へ、
終了していない場合はステツプS153に移行する。
ステツプS146〜150では動作終了前のイニシヤ
ライズを行なう。すなわち、信号線40a,40
bおよび40eにそれぞれレベル「0」を出力し
電話回線2aを電話機側に接続し、信号切換え回
路4から発呼回路8を切り離し、スピーカ回路1
2の動作を禁止する。オペレータ呼び出しに擬似
ベル音を用いている場合にはステツプS150では
信号線40nにレベル「0」を出力して擬似ベル
音発生回路42の動作を禁止する。上記の動作の
後ステツプS152で処理を停止する。
一方ステツプS153ではフラグFAXFLGが
「0」であるか、すなわち相手側装置がフアクシ
ミリ装置以外かどうかを調べる。相手側がフアク
シミリでない場合にはステツプS154へ、フアク
シミリの場合にはステツプS164に移る。
ステツプS154では信号線36aがレベル「1」
かどうかを調べオペレータの応答状態を検出す
る。ここでオペレータが電話機6の受話器をはず
した場合にはステツプS156でオペレータ同志の
通話を行なわせる。フツクがオンのままの場合に
はステツプS158に移る。
ステツプS158では信号線18aにパルスが発
生したかどうか、つまり「フアクシミリ」、「フア
ツクス」などの特定音声を検出しているかどうか
を調べる。またステツプS162では信号線20a
にパルスが発生したかどうか、すなわち相手側の
CED信号を検出したかどうかを判定する。ステ
ツプS158、S162のいずれかが肯定された場合相
手側はフアクシミリ装置であるのでステツプ
S160に移り、信号線40eに(または信号線4
0nに)レベル「0」を出力してスピーカ回路1
2(または擬似ベル音発生回路42)の動作を禁
止する。しかる後にステツプS161でフラグ
FAXFLGをセツトした後ステツプS164に移る。
ステツプS164では信号線22aにパルスが発
生したかどうか、すなわち相手側フアクシミリ装
置のNSF、CSIおよびDIS信号を検出したかどう
かを調べる。
当該信号を検出した場合にはステツプS166に
移り、検出していない場合にはステツプS144に
戻る。
ステツプS166では信号線40eまたは40n
にレベル「0」を出力しスピーカ回路12または
擬似ベル音発生回路42の動作を禁止した後ステ
ツプS120に戻る。この後前記のように通常のフ
アクシミリ伝送が行なわれる。
以上のようにして自動通信を行なつた際相手側
から送られる手順信号ないし音声信号を検出し、
これに応じてフアクシミリ通信または電話機によ
る通話を行なうことができ、回線接続を有効に用
いることができる。また相手側オペレータが応答
している場合にはこの音声をそのまま出力する
か、あるいは擬似ベル音を用いてオペレータを呼
び出す構成となつているので装置の近傍が完全に
無人になつていない限り双方のオペレータ間での
通話が可能である。さらに相手側が音声によつて
応答している場合でも、手順信号の検出は続行
し、有効な手順信号の受信に応じフアクシミリ手
順に移行することができ、また相手局の応答音声
中の「フアクシミリ」などの特定音声を検出した
場合にも手順信号の受信に向かうので、相手側オ
ペレータが音声を発した後、データ通信を切り換
えた場合、回線上の雑音を音声として誤認識した
場合、あるいは相手側データ通信装置が音声応答
機能を有する装置であつた場合などでも、確実に
データ通信に移行することができ、相手側オペレ
ータのモード変更操作や音声応答型のデータ通信
装置に対しても柔軟に対応でき、有効に回線を利
用できる。
また音声発生手段により相手側オペレータに対
して制御に応じた指示を与えることができるので
相手側オペレータに適切な操作を促すことができ
る。
以上では相手側オペレータに対する音声による
指示をオペレータ呼び出し動作の実行を報知する
場合のみ行なつているが、他の指示たとえば電話
機とフアクシミリ装置の手動切換え操作の指示な
どを行なうようにもできる。
以上の実施例ではフアクシミリ装置を実施例と
しているが、本発明は電話回線を用いる他のデー
タ通信装置に広く実施することができる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、通信回線を介して自動通信により相手側端末
と所定方式のデータ通信動作を行なうデータ通信
手段と、相手側端末と音声通信を行なう通話手段
を備えた通信装置において、自動通信の際、回線
接続後相手側から送られるデータ通信の手順信号
を検出する第1の検出手段と、同様に自動通信の
際、回線接続後相手側オペレータの音声信号を検
出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段に
よる手順信号の検出出力に応答して前記データ通
信手段を選択し、一方、前記第2の検出手段によ
る音声信号の検出出力に応答して前記通話手段を
選択する制御手段と、自動通信動作において、前
記第2の検出手段により相手側オペレータの応答
が確認された場合オペレータの呼び出しを行なう
呼出手段とを有し、前記制御手段は前記呼出手段
の動作中に前記第1の検出手段が前記手順を検出
すると、前記呼出手段の動作を停止させ、前記デ
ータ通信手段を選択する構成を採用しているの
で、音声信号および手順信号の検出に基づきそれ
ぞれ対応する通信を自動的に、かつ確実に選択で
き、いつたん成立した回線接続を無駄にすること
なく通信が行なえるのみならず、相手側オペレー
タが音声を発した後、データ通信を切り換えた場
合、回線上の雑音を音声として誤認識した場合、
あるいは相手側データ通信装置が音声応答機能を
有する装置であつた場合などでも、確実にデータ
通信に移行することができ、相手側オペレータの
モード変更操作や音声応答型のデータ通信装置に
対しても柔軟に対応できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による通信装置の一例としてフ
アクシミリ装置の構造を示すブロツク図、第2図
A〜Dは第1図の装置における制御回路の処理手
順を示したフローチヤート図である。 2……NCU、6……電話機、8……発呼回路、
12……スピーカ回路、16……音声認識回路、
18……特定音声検出回路、26……音声発生回
路、31〜34……タイマー回路、36……オン
フツク検出回路、42……擬似ベル音発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通信回線を介して自動通信により相手側端末
    と所定方式のデータ通信動作を行なうデータ通信
    手段と、相手側端末と音声通信を行なう通話手段
    を備えた通信装置において、 自動通信の際、回線接続後相手側から送られる
    データ通信の手順信号を検出する第1の検出手段
    と、 同様に自動通信の際、回線接続後相手側オペレ
    ータの音声信号を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段による手順信号の検出出力
    に応答して前記データ通信手段を選択し、一方、
    前記第2の検出手段による音声信号の検出出力に
    応答して前記通話手段を選択する制御手段と、 自動通信動作において、前記第2の検出手段に
    より相手側オペレータの応答が確認された場合オ
    ペレータの呼び出しを行なう呼出手段とを有し、 前記制御手段は前記呼出手段の動作中に前記第
    1の検出手段が前記手順を検出すると、前記呼出
    手段の動作を停止させ、前記データ通信手段を選
    択することを特徴とする通信装置。
JP15414584A 1984-06-06 1984-07-26 通信装置 Granted JPS6133075A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15414584A JPS6133075A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 通信装置
US06/740,491 US4815121A (en) 1984-06-06 1985-06-03 Communication apparatus recognizing speech and automatically switching from data to speech transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15414584A JPS6133075A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6133075A JPS6133075A (ja) 1986-02-15
JPH0336468B2 true JPH0336468B2 (ja) 1991-05-31

Family

ID=15577853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15414584A Granted JPS6133075A (ja) 1984-06-06 1984-07-26 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133075A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58213558A (ja) * 1982-06-04 1983-12-12 Toshiba Corp 多回線切換えシステム
JPS58215163A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Mitsubishi Electric Corp 専用回線の音声・フアクシミリ自動切換装置
JPS5925466A (ja) * 1982-08-03 1984-02-09 Nec Corp 音声検出切替方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58213558A (ja) * 1982-06-04 1983-12-12 Toshiba Corp 多回線切換えシステム
JPS58215163A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Mitsubishi Electric Corp 専用回線の音声・フアクシミリ自動切換装置
JPS5925466A (ja) * 1982-08-03 1984-02-09 Nec Corp 音声検出切替方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6133075A (ja) 1986-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5255311A (en) Data communication apparatus
JPH0560295B2 (ja)
JPS6051056A (ja) データ通信装置
KR910000627B1 (ko) 전화·팩시밀리절환방식
JPH06189029A (ja) Fax/tel切り替え装置
JPS6113856A (ja) 通信装置
JPH0336468B2 (ja)
JP2574295B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2680885B2 (ja) データ通信装置
JPH0342829B2 (ja)
JP2561362B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS59175277A (ja) 転極検知を備えた自動応答制御方式
JPH0697774B2 (ja) 通信端末装置
JP2837869B2 (ja) データ通信装置及び方法
JPS58187050A (ja) 自動ダイヤル装置
KR950006175B1 (ko) 팩시밀리와 응답전화기의 인터페이스를 이용한 무음시간 검출선택방법
JP2713907B2 (ja) 画像通信装置
JPH0698043A (ja) 通信装置
JPS63248271A (ja) 通信装置
JPS60259059A (ja) フアクシミリ装置
JPH055221B2 (ja)
JP3077828B2 (ja) 電話機およびその制御方法
JPH04324743A (ja) データ通信装置
JPS6262660A (ja) フアクシミリ装置
JPH04243371A (ja) フアクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees