JPH0336422A - ボイラ停止のための燃焼制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ボイラ停止のための燃焼制御方法に関し、詳
細には、昼休み等で一時的に蒸気を使用しない時間帯に
ボイラを所定時間停止させる際の燃焼制御方法に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば、昼休み等で一時的に蒸気を使用しない時
間帯にボイラを所定時間停止させる場合、ボイラのＭ種
部にタイマーを設け、このタイマーに燃焼停止時間帯或
いは燃焼時間帯の何れかの時間帯を予め設定するように
してボイラの燃焼を停止させるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、ボイラの制御部に設けられたタイマーを
使用する方法では、タイマーにその都度人力で燃焼停止
時間帯等の時間帯を予め設定しなければならないため、
その設定をするための人手が必要な上に、−度設定した
時間を変更する場合にも人手を必要とし、万一その時間
帯の設定を誤った場合には、ボイラからの蒸気を必要と
している作業工程に支障を来すことになり、煩わしい作
業となっていた。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、昼
休み等で一時的に蒸気を使用しない時間帯にボイラの燃
焼を停止させるのに、人手によらず自動的に行わせ得る
ボイラ停止のための燃焼制御方法を提供することを目的
とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明に係わるボイラ停止
のための燃焼制御方法は、運転状態にあるボイラを停止
させる際の燃焼制御方法であって、ボイラ缶内圧を基準
としてボイラ燃焼停止圧とボイラ燃焼開始圧の各圧力レ
ベルを設定すると共に、ボイラ缶内圧がボイラ燃焼停止
圧からボイラ燃焼開始圧にレベルダウンするまでの時間
をカウントとし、この時の降下時間が、予めボイラが正
常に作動している際のボイラ燃焼停止圧からボイラ燃焼
開始圧に至る時間を元に定めた基準降下時間を越えた場
合に、燃焼停止信号を出力し燃焼を停止させるものであ
る。

〔作　　用］ ボイラ缶内圧を基準としてボイラ燃焼停止圧とボイラ燃
焼開始圧の各圧力レベルを設定すると共に、ボイラ缶内
圧がボイラ燃焼停止圧からボイラ燃焼開始圧にレベルダ
ウンするまでの時間が、予め定めた基準降下時間を越え
た場合に、燃焼停止信号を出力し燃焼を停止させるもの
であるから、昼休み等で一時的に蒸気を使用しない時間
帯に人手によらず自動的に燃焼を停止させることができ
、万一ボイラの蒸気を必要とする作業工程が稼働してい
る場合は、降下時間が基準降下時間以内で降下するので
、燃焼が自動的に繰り返され、作業工程に支障を来すこ
とも無くなる。

〔実　施　例〕

以下、本発明に係わる実施例を口面を参照して説明する
。

第１図は、本発明に係わるボイラ停止のための燃焼制御
方法を適用したボイラ装置の概念図である。

■はボイラ本体、２はボイラ本体１の内部の下水管ヘッ
ダ（図示せず）に接続された給水管路、３はボイラ本体
１の内部の上水管ヘッダ（図示せず）と下水管ヘッダと
に連通して接続されたあ内の水位を検出するための水位
検出器、４はボイラ本体１の上部に設けられたバーナ、
５はバーナ４に接続した燃料供給管路、６はボイラ本体
ｌの内部の上水管ヘッダに接続された蒸気管、７はボイ
ラ本体ｌの内部の上水管ヘッダに接続された圧力センサ
、８はボイラの制御部を示す、そして、水位検出器３と
圧力センサ７からはその出力信号がボイラ制御部８に入
力され、またボイラ制御部８からは給水管路２の給水ポ
ンプ９および燃料供給管路５の燃料供給ポンプＩＯと燃
料供給制御弁１１等へ制御信号が出力されてボイラの稼
働が制御されている。

上述の如き構成からなる装置において、本発明方法を実
施する場合は、ボイラ制御部８に第２図に制御フローで
示すシーケンス回路を付加する。

先ず、ボイラ運転中でｊ２！焼スイッチＯＮの状態で、
比較１２において圧力センサ７から送信された缶内圧力
とボイラ制御部８に予め設定した燃焼停止圧力Ｐｓｋと
を比較し、圧力センサ７から送信された缶内圧力が燃焼
停止圧力Ｐｓｋより大きい値になるまで、この比較１２
を繰り返し、大きい値になった時点で燃料供給制御弁１
１を制御してバーナ４の燃焼を止めると同時に、比較１
３において圧力センサ７から送信されてくる缶内圧力と
ボイラ制御部８に予め設定した燃焼開始圧力Ｐｓｓとを
比較しつつ、圧力センサ７から送信されてくる缶内圧力
が燃焼開始圧力Ｐｓｓより小さくなるまでの降下時間Ｔ
ｃをカウントすると共に、比較１４において計数された
降下時間Ｔｃとボイラ制御部８に予め設定した基準降下
時間Ｔｓとを比較し、計測された降下時間Ｔｃが基準降
下時間Ｔｓより小さい値の時は燃料供給制御弁１１を制
御してバーナ４を再燃焼させ、大きい値、即ち缶内圧力
の降下がゆっくりであった時は燃焼を停止させるように
制御するものである。

従って、昼休み等で蒸気を必要としている作業工程が休
止すると、降下時間Ｔｃが必然的に基準降下時間Ｔｓよ
り大きな値になり、自動的にボイラの燃焼を停止させる
ことができ、従来のようにタイマー設定のような煩わし
い作業が無くなる上に、それに要していた人手も省ける
。

尚、燃焼を再開させる場合は、手動スイッチを操作して
燃焼停止信号を解除するか、或いは蒸気の使用を再開し
た時に缶内圧力の降下勾配が基準値を越えたことを検出
して自動的に燃焼停止信号を解除するなどにより燃焼を
再開させる。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明に係わるボイラ停止のための燃
焼１ｔｉｌ１１Ｂ方法によれば、昼休み等で一時的に蒸
気を使用しない時間帯にボイラの燃焼を停止させるのに
、自動的に行うことができ、人手が省ける上に、そのよ
うな時間帯に未だボイラからの蒸気を必要としている作
業工程がある場合にはその作業に支障を来すことが無く
ボイラを停止させることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係わるボイラ装置の概念図、第２因
は、本発明に係わるボイラ停止のための燃焼１ｉｌＩ御
方法の制御フロー図である。 １　ボイラ本体　　　　２　給水管路 ３　水位検出器　　　　４　バーナ ５　燃料供給管路　　　６　蒸気管 圧力センサ 給水ポンプ 燃料供給制御弁 燃焼停止圧力 燃焼開始圧力 降下時間 基準降下時間 ボイラ制御■部 燃料（Ｊｔ給ポンプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運転状態にあるボイラを停止させる際の燃焼制御方法で
   あって、ボイラ缶内圧を基準としてボイラ燃焼停止圧と
   ボイラ燃焼開始圧の各圧力レベルを設定すると共に、ボ
   イラ缶内圧がボイラ燃焼停止圧からボイラ燃焼開始圧に
   レベルダウンするまでの時間をカウントとし、この時の
   降下時間が、予めボイラが正常に作動している際のボイ
   ラ燃焼停止圧からボイラ燃焼開始圧に至る時間を元に定
   めた基準降下時間を越えた場合に、燃焼停止信号を出力
   し燃焼を停止させることを特徴とするボイラ停止のため
   の燃焼制御方法。