JPH0336310Y2 - - Google Patents

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JPH0336310Y2
JPH0336310Y2 JP8776586U JP8776586U JPH0336310Y2 JP H0336310 Y2 JPH0336310 Y2 JP H0336310Y2 JP 8776586 U JP8776586 U JP 8776586U JP 8776586 U JP8776586 U JP 8776586U JP H0336310 Y2 JPH0336310 Y2 JP H0336310Y2
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JP
Japan
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fastener
slider
seat
attached
headrest
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JP8776586U
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JPS62200963U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車等の車輌用シートを被うシート
カバーに関する。
〈従来の技術〉 自動車シートにおいては、着座者の頭を支持す
るヘツドレストやシートバツクをリクライニング
したり、シート全体を前後移動させる操作レバー
等の機構部材が装着されている。第5図は機構部
材としてヘツドレスト51が取り付けられた車輌
用シート50の斜視図である。ヘツドレスト51
はシート52の上端面に取り付けられており、着
座者が横座したり、車壁にもたれかかつた場合に
も、その着座姿勢に対応できるように左右にスラ
イド可能となつている。かかるスライドを可能と
するためシート50に被覆されるシートカバーに
はスライド方向への開口部53が形成されてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従つて、従来のシートカバーにおいては、開口
部が露出するため外観が劣化すると共に、開口部
に手などを差し込むこともあり、危険となつてい
る。
本考案はこのような事情を考慮してなされ、外
観の劣化がなく、しかも危険のないシートカバー
を提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は機構部材がスライドする領域にフアス
ナを取り付けて、切れ目の封鎖を行うようにした
ものである。このため本考案に係るシートカバー
は、スライドする機構部材が取り付けられたシー
ト本体を覆うシートカバーにおいて、前記機構部
材のスライド領域にフアスナが取り付けられ、こ
のフアスナのスライダが機構部材の進行方向の前
後に位置するように機構部材に係合されており、
機構部材のスライドで進行方向前側のスライダが
フアスナを開くと共に、進行方向後側のスライダ
がフアスナを閉じるように構成されていることを
特徴としている。
〈作用〉 機構部材をスライドさせると、フアスナのスラ
イダは機構部材に追随して移動し、移動方向の前
側のスライダはフアスナを開き、機構部材のスラ
イドを可能とする。一方、移動方向後側のスライ
ダはフアスナを閉じ、シートカバーの開口部分が
なくなる。
〈実施例〉 以下、本考案を図示する実施例を参照して具体
的に説明する。
第1図は本考案の一実施例の全体斜視図、第2
図および第3図はその作動を示す斜視図および平
面図である。この実施例は機構部材としてヘツド
レスト10に適用された実施例である。ヘツドレ
スト10は「コ」字形に折曲されたヘツドレスト
ステイ11と、ヘツドレストステイ11に取り付
けられたフレーム12と、これらを被覆するパツ
ド13とからなり、パツド13には適宜カバーが
取り付けられている。かかるヘツドレスト10は
シートバツク2の上端面に挿入され、シートバツ
ク2内に取り付けられたガイドレール3に沿つて
横方向にスライドするようになつている。従つ
て、シートバツク2の上端面にはヘツドレスト1
0がスライド可能なようにスライド孔(図示せ
ず)が開口されている。このようなシートバツク
2を被覆するシートカバー4はシートバツク2の
外形々状と略同形に裁断、縫製されるが、シート
バツク2のスライド孔部分にはスライド孔と同寸
法あるいはこれよりも若干、長い寸法のフアスナ
20が取り付けられている。フアスナ20はテー
プ21の長手方向に務歯(以下、ムシと記す)2
2が植えつけられ、ムシ22が相互に結合するこ
とでフアスナ20が閉じられるようになつてい
る。又、ムシ22の間を走行してムシ22の結合
および解除を行うスライダ23,24が2個取り
付けられており、このスライダ23,24が前記
ヘツドレスト10のスライド進行方向の前側およ
び後側に係着されている。本実施例においては、
各スライダ23,24に引手片25,26が取り
付けられると共に、ヘツドレスト10のフレーム
12に係合孔14,15が形成されており、各引
手片25,26が係合孔14,15内に挿入され
ることで上記係着が行われている。ここで、係着
を確実に行うため各引手片25,26にはヘツド
レスト10のフレーム12に掛合するフツク25
a,26aが突出形成されている。従つて、ヘツ
ドレスト10の進行方向に対して前側のスライダ
23又は24がムシ22の結合の解除、すなわち
フアスナ20の開放を行い、後側のスライダ24
又は23がムシ22の結合、すなわちフアスナ2
0の閉鎖を行うようにスライダ23,24は相互
に対向するように配設される。
このような構成とすることで、第1図ないし第
3図に示すようにヘツドレストステイ11の両側
はフアスナ20が閉じられており、シートバツク
2のスライド孔が覆い隠されるから外観が向上す
ると共に危険がなくなる。なお、第2図中、27
はフアスナ20のムシ22を被う隠し布である。
第4図は本考案の別の実施例を示す斜視図であ
り、スライダ23に取り付けられた引手片25に
挿入孔25bが形成されている。そして、ヘツド
レスト10のヘツドレストステイ11がこの挿入
孔25bに挿入されてスライダ23とヘツドレス
トステイ11との係合が行われるようになつてい
る。従つて、この実施例ではヘツドレストに何ら
加工を必要としないから製造が容易となる。
なお、以上の実施例は機構部材としてヘツドレ
スト10に適用した場合を示したが、本考案はシ
ート全体を前後調整したり、シートバツクをリク
ライニングする操作レバーにも同様に適用するこ
とができる。
〈考案の効果〉 以上のとおり本考案によれば、機構部材のスラ
イダに追随して開口および閉鎖を行うフアスナを
取り付けたから、機構部材のスライダ領域が覆い
隠され、外観が向上すると共に、危険がなくな
る、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体斜視図、第2
図および第3図はその作動の斜視図および平面
図、第4図は本考案の別の実施例の部分斜視図、
第5図はシート全体の斜視図である。 10……ヘツドレスト(機構部材)、20……
フアスナ、23,24……スライダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドする機構部材が取り付けられたシート
    本体を覆うシートカバーにおいて、前記機構部材
    のスライド領域にフアスナが取り付けられ、この
    フアスナのスライダが機構部材の進行方向の前後
    に位置するように機構部材に係合されており、機
    構部材のスライドで進行方向前側のスライダがフ
    アスナを開くと共に、進行方向後側のスライダが
    フアスナを閉じるように構成されていることを特
    徴とするシートカバー。
JP8776586U 1986-06-11 1986-06-11 Expired JPH0336310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8776586U JPH0336310Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8776586U JPH0336310Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200963U JPS62200963U (ja) 1987-12-21
JPH0336310Y2 true JPH0336310Y2 (ja) 1991-08-01

Family

ID=30945268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8776586U Expired JPH0336310Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

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JP (1) JPH0336310Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62200963U (ja) 1987-12-21

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