JPH0336227B2 - - Google Patents
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- JPH0336227B2 JPH0336227B2 JP57029948A JP2994882A JPH0336227B2 JP H0336227 B2 JPH0336227 B2 JP H0336227B2 JP 57029948 A JP57029948 A JP 57029948A JP 2994882 A JP2994882 A JP 2994882A JP H0336227 B2 JPH0336227 B2 JP H0336227B2
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- photoreceptor drum
- photoreceptor
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/01—Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は3色画像を簡単なプロセスで形成し得
る多色画像形成方法および装置に関する。
る多色画像形成方法および装置に関する。
従来、電子写真技術を用いたノンインパクトプ
リンタとして、レーザプリンタがある。これはレ
ーザ光を画像情報に応じて変調し、さらに偏向す
ることにより2次元画像を画素分解の形で感光体
上に形成し、その後既知の電子写真プロセスで記
録画像を得るものである。この場合2次元画像情
報を画素分解の形で記録するため、異種の情報の
合成、情報の削除あるいは各種文字の大きさの変
更といつたことが容易に可能となる。しかしなが
ら記録画像上では同一色でプリントされるため、
情報の識別が困難となる。また今後事務処理等に
おいてもフオーマツト情報、マーク情報と文書情
報との区別あるいは付加情報、補足情報と主要情
報との区別が強く要求されているものと考えられ
る。従つて異種情報の識別が可能なプリンタは今
後非常に重要になつてくると思われる。
リンタとして、レーザプリンタがある。これはレ
ーザ光を画像情報に応じて変調し、さらに偏向す
ることにより2次元画像を画素分解の形で感光体
上に形成し、その後既知の電子写真プロセスで記
録画像を得るものである。この場合2次元画像情
報を画素分解の形で記録するため、異種の情報の
合成、情報の削除あるいは各種文字の大きさの変
更といつたことが容易に可能となる。しかしなが
ら記録画像上では同一色でプリントされるため、
情報の識別が困難となる。また今後事務処理等に
おいてもフオーマツト情報、マーク情報と文書情
報との区別あるいは付加情報、補足情報と主要情
報との区別が強く要求されているものと考えられ
る。従つて異種情報の識別が可能なプリンタは今
後非常に重要になつてくると思われる。
このような要求に対しては、2色プリンタや単
色レーザプリンタの技術の拡張および類推から第
1に転写ドラムを用いて画像形成毎に転写ドラム
上の記録紙に可視像を転写する工程を3回繰返す
ことにより3色画像を得る方法がまず考えられ
る。これは、いわゆるドラム3回転−3回転写方
式の3色画像形成プロセスである。この場合、1
色毎の画像形成は、従来のレーザプリンタと全く
同じであるが、ドラム3回転で画像形成が行われ
るためにプリント速度が単色プリンタと比べて1/
3になる。さらに画像と記録紙との位置合わせに
極めて高い精度が要求されるため、機構が非常に
複雑になるといつた欠点がある。一方、感光体ド
ラム上に各色の画像情報の露光による潜像形成お
よび現象を1色ずつ順次行なう方法が第2に考え
られる。この方法はドラム1回転で画像の形成が
行われるため、プリント速度は単色レーザプリン
タと同じで済むが、露光のためのレーザー走査系
(レーザ光源、光学系、変調器、偏向器等)を3
組実装しなければならないため、装置が複雑かつ
大型化し、しかも高価格なものとなり、オフイス
オートメーシヨン機器には向かない。
色レーザプリンタの技術の拡張および類推から第
1に転写ドラムを用いて画像形成毎に転写ドラム
上の記録紙に可視像を転写する工程を3回繰返す
ことにより3色画像を得る方法がまず考えられ
る。これは、いわゆるドラム3回転−3回転写方
式の3色画像形成プロセスである。この場合、1
色毎の画像形成は、従来のレーザプリンタと全く
同じであるが、ドラム3回転で画像形成が行われ
るためにプリント速度が単色プリンタと比べて1/
3になる。さらに画像と記録紙との位置合わせに
極めて高い精度が要求されるため、機構が非常に
複雑になるといつた欠点がある。一方、感光体ド
ラム上に各色の画像情報の露光による潜像形成お
よび現象を1色ずつ順次行なう方法が第2に考え
られる。この方法はドラム1回転で画像の形成が
行われるため、プリント速度は単色レーザプリン
タと同じで済むが、露光のためのレーザー走査系
(レーザ光源、光学系、変調器、偏向器等)を3
組実装しなければならないため、装置が複雑かつ
大型化し、しかも高価格なものとなり、オフイス
オートメーシヨン機器には向かない。
本発明の目的は、簡単なプロセスで高速に3色
画像を形成でき、しかも構成が簡単かつ小型で安
価に実現できる多色画像形成方法および装置を提
供することである。
画像を形成でき、しかも構成が簡単かつ小型で安
価に実現できる多色画像形成方法および装置を提
供することである。
本発明では導電性基体上に光導電層および透明
絶縁層を順次形成してなる感光体を用い、この上
に一定極性の1次帯電と第1の全面露光を行なつ
た後、1次帯電とは逆極性の第2次帯電を行なう
と同時に3色の画像情報に応じて光量が4段階に
変化するレーザ光を用いて露光を行なうことによ
り、第1色および第2色の画像形成部の感光体表
面を互いに逆極性の電位とすると同時に第3色の
画像形成部の感光体表面を零電位として第1色お
よび第2色の画像を現像し、次いで第2の全面露
光を行なつて第3色の画像形成部の感光体表面を
1次帯電と同極性の電位として第3色の画像を現
像することを特徴としている。
絶縁層を順次形成してなる感光体を用い、この上
に一定極性の1次帯電と第1の全面露光を行なつ
た後、1次帯電とは逆極性の第2次帯電を行なう
と同時に3色の画像情報に応じて光量が4段階に
変化するレーザ光を用いて露光を行なうことによ
り、第1色および第2色の画像形成部の感光体表
面を互いに逆極性の電位とすると同時に第3色の
画像形成部の感光体表面を零電位として第1色お
よび第2色の画像を現像し、次いで第2の全面露
光を行なつて第3色の画像形成部の感光体表面を
1次帯電と同極性の電位として第3色の画像を現
像することを特徴としている。
本発明によれば、感光体ドラムの1回転により
3色画像を得ることができるため、画像形成速度
は単色プリンタと同程度となる。また、3色の画
像情報に応じた3種の露光を光量が3色の画像情
報に応じて4段階に変化する1ビームのレーザ光
により行なうため、プロセスが簡単となるばかり
でなく、レーザ走査系が1組で済む。従つて、プ
リンタとしての装置構成が簡単でコンパクトなも
のとなり、低価格化が図られる。
3色画像を得ることができるため、画像形成速度
は単色プリンタと同程度となる。また、3色の画
像情報に応じた3種の露光を光量が3色の画像情
報に応じて4段階に変化する1ビームのレーザ光
により行なうため、プロセスが簡単となるばかり
でなく、レーザ走査系が1組で済む。従つて、プ
リンタとしての装置構成が簡単でコンパクトなも
のとなり、低価格化が図られる。
さらに、本発明では導電性基体上に光導電層お
よび透明絶縁層を積層した通常の汎用的な感光体
を用いることができ、例えば導電層上に分光感度
特性の異なる2層の光導電層を積層した感光体の
ような特殊なものを必要とせず、設計・製造が容
易である。
よび透明絶縁層を積層した通常の汎用的な感光体
を用いることができ、例えば導電層上に分光感度
特性の異なる2層の光導電層を積層した感光体の
ような特殊なものを必要とせず、設計・製造が容
易である。
第1図は本発明の一実施例に係る多色画像形成
装置(3色プリンタ)の構成図であり、第2図は
その画像形成プロセスを示す工程図である。図中
10は導電性基体11上に光導電層12および透
明絶縁層13を順次形成してなる3層構造の感光
体ドラムであり、導電性基板11は零電位に保た
れているものとする。
装置(3色プリンタ)の構成図であり、第2図は
その画像形成プロセスを示す工程図である。図中
10は導電性基体11上に光導電層12および透
明絶縁層13を順次形成してなる3層構造の感光
体ドラムであり、導電性基板11は零電位に保た
れているものとする。
3色画像の形成に際しては、まず第1の帯電器
14と第1のランプ15を同時に作動させ、第2
図aに示す如く感光体ドラム10上に例えば負極
性の1次帯電を行ない、同時に第1の全面露光を
行なう。このとき光導電層12は全面露光により
導電化されるので、導電性基体11から光導電層
12に正電荷が注入され、これが光導電層12と
透明絶縁層13との界面に分布する。
14と第1のランプ15を同時に作動させ、第2
図aに示す如く感光体ドラム10上に例えば負極
性の1次帯電を行ない、同時に第1の全面露光を
行なう。このとき光導電層12は全面露光により
導電化されるので、導電性基体11から光導電層
12に正電荷が注入され、これが光導電層12と
透明絶縁層13との界面に分布する。
次に、感光体ドラム10上に第2の帯電器16
により1次帯電とは逆極性、つまり正極性の2次
帯電を行なうと同時に、感光体ドラム10上を光
量が4段階に変化するレーザ光21によつて露光
する。即ち、レーザ光源17から発せられたレー
ザ光は、光変調器18により例えば青、赤、黒の
3色画像情報19に応じて光量が4段階に変化す
る如く変調され、さらに偏向器20により偏向を
受けることによつて、感光体ドラム10上を幅方
向に走査する。なお、レーザ光源17が直接変調
可能なものの場合は、光変調器18は不要であ
る。ここで、変調後のレーザ光21は例えば無色
(白色)部に対応する光量が最も大きく、次いで
青(第1色)画像、赤(第2色)画像および黒
(第3色)の順で光量が順次小さくなるものとす
る。このようにすると、第2図bに示す如く青画
像形成部BLEでは光導電層12が完全に導電化
するので、導電性基板11と光導電層12との界
面には電荷は存在しなくなり、透明絶縁層13の
表面電位は負電位を示す。また、赤画像形成部
REDでは光導電層12は半導電化されるので、
導電性基板11と光導電層12との界面には放電
されなかつた電荷が残り、透明絶縁層13の表面
電位は零電位を示す。さらに、黒画像形成部
BLKでは透明絶縁層13の表面電位は2次帯電
の帯電量に応じて変化し正電位に反転する。一
方、無色部WHTは非常に強く露光されるため、
感光体ドラム10には電荷が一切存在しなくな
り、透明絶縁層13の表面電位は零電位となる。
そこで、この状態で第1の現像器22により第2
図cに示す如く正極性に帯電させた青色トナーと
負極性に帯電させた黒色トナーを用いて青画像お
よび黒画像を現像する。
により1次帯電とは逆極性、つまり正極性の2次
帯電を行なうと同時に、感光体ドラム10上を光
量が4段階に変化するレーザ光21によつて露光
する。即ち、レーザ光源17から発せられたレー
ザ光は、光変調器18により例えば青、赤、黒の
3色画像情報19に応じて光量が4段階に変化す
る如く変調され、さらに偏向器20により偏向を
受けることによつて、感光体ドラム10上を幅方
向に走査する。なお、レーザ光源17が直接変調
可能なものの場合は、光変調器18は不要であ
る。ここで、変調後のレーザ光21は例えば無色
(白色)部に対応する光量が最も大きく、次いで
青(第1色)画像、赤(第2色)画像および黒
(第3色)の順で光量が順次小さくなるものとす
る。このようにすると、第2図bに示す如く青画
像形成部BLEでは光導電層12が完全に導電化
するので、導電性基板11と光導電層12との界
面には電荷は存在しなくなり、透明絶縁層13の
表面電位は負電位を示す。また、赤画像形成部
REDでは光導電層12は半導電化されるので、
導電性基板11と光導電層12との界面には放電
されなかつた電荷が残り、透明絶縁層13の表面
電位は零電位を示す。さらに、黒画像形成部
BLKでは透明絶縁層13の表面電位は2次帯電
の帯電量に応じて変化し正電位に反転する。一
方、無色部WHTは非常に強く露光されるため、
感光体ドラム10には電荷が一切存在しなくな
り、透明絶縁層13の表面電位は零電位となる。
そこで、この状態で第1の現像器22により第2
図cに示す如く正極性に帯電させた青色トナーと
負極性に帯電させた黒色トナーを用いて青画像お
よび黒画像を現像する。
次に、第2のランプ23により感光体ドラム1
0上に第2の全面露光を行ない、第2図dに示す
如く赤画像形成部REDにおける透明絶縁層13
の表面電位を負電位にする。このときの赤画像形
成部REDの電荷分布は、先の青画像および黒画
像現像前の青画像形成部BLEのそれと全く同じ
である。そこで、この状態で第2の現像器24に
より第2図eに示す如く正極性に帯電させた赤色
トナーを用いて赤画像を現像する。
0上に第2の全面露光を行ない、第2図dに示す
如く赤画像形成部REDにおける透明絶縁層13
の表面電位を負電位にする。このときの赤画像形
成部REDの電荷分布は、先の青画像および黒画
像現像前の青画像形成部BLEのそれと全く同じ
である。そこで、この状態で第2の現像器24に
より第2図eに示す如く正極性に帯電させた赤色
トナーを用いて赤画像を現像する。
このようにして、感光体ドラム10上に赤、
青、黒からなる3色画像が形成される。以上のプ
ロセスにおける感光体ドラム10上の透明絶縁層
13の表面電位Vsの時間推移を第2図に対応さ
せて示したのが第3図である。
青、黒からなる3色画像が形成される。以上のプ
ロセスにおける感光体ドラム10上の透明絶縁層
13の表面電位Vsの時間推移を第2図に対応さ
せて示したのが第3図である。
感光体ドラム10上に形成された3色画像は、
正極性の第3の帯電器25により各色のトナーの
極性が揃えられた後、これと逆極性である負極性
の第4の帯電器26により記録紙27上に転写さ
れ、さらに図示してない定着器により定着されて
3色プリントとなる。一方、転写後の感光体ドラ
ム10表面は、次の3色画像形成に備えるべく除
電ステーシヨン28、クリーニングステーシヨン
29上を通過し、除電およびクリーニングを施さ
れる。
正極性の第3の帯電器25により各色のトナーの
極性が揃えられた後、これと逆極性である負極性
の第4の帯電器26により記録紙27上に転写さ
れ、さらに図示してない定着器により定着されて
3色プリントとなる。一方、転写後の感光体ドラ
ム10表面は、次の3色画像形成に備えるべく除
電ステーシヨン28、クリーニングステーシヨン
29上を通過し、除電およびクリーニングを施さ
れる。
次に本発明のより具体的な実施例について述べ
る。Alの導電性基体11上に50μmのSe−Teを
光導電層12として形成し、その上に透明絶縁層
13として20μmのマイラ(ポリエチレンテレフ
タレートの商品名)を形成し、3層構造の感光体
ドラム10を構成した。そして、第1の帯電器1
4に−7.5KVを印加して1次帯電を行なつて−
1000Vの表面電位を感光体ドラム10上に形成し
た。次に第2の帯電器16に+6KVを印加する
ことにより2次帯電を行ないながら、半導体レー
ザ(820nm、15nw)により赤画像形成部は5er
g/cm2、青画像形成部は10erg/cm2、無色部は
30erg/cm2で露光することにより、赤画像形成部
および無色部では0V、青画像形成部では−
300V、黒画像形成部では+300Vの表面電位の潜
像が感光体ドラム10上に形成された。この状態
で第1の現像器22において現像バイアス電圧を
0Vにして、正極性の青色トナーと負極性の黒色
トナーとにより現像を行なつた。次に第2のラン
プ23である白色光源により5lux・secの露光量
で第2の全面露光を行なつて、赤画像形成部の表
面電圧を−300Vとし、この状態で第2の現像器
24において現像バイアス電位を0Vにして、正
極性の赤色トナーにより現像を行なつた。以上に
より、赤、青、黒から成る3色画像が感光体ドラ
ム10上に得られた、次に第3の帯電器25に+
5KVを印加し、3色のトナーの極性を正極性に
揃え、さらに第4の帯電器26に−5.5KVを印加
することにより普通紙上に転写し、3色プリント
を得た。
る。Alの導電性基体11上に50μmのSe−Teを
光導電層12として形成し、その上に透明絶縁層
13として20μmのマイラ(ポリエチレンテレフ
タレートの商品名)を形成し、3層構造の感光体
ドラム10を構成した。そして、第1の帯電器1
4に−7.5KVを印加して1次帯電を行なつて−
1000Vの表面電位を感光体ドラム10上に形成し
た。次に第2の帯電器16に+6KVを印加する
ことにより2次帯電を行ないながら、半導体レー
ザ(820nm、15nw)により赤画像形成部は5er
g/cm2、青画像形成部は10erg/cm2、無色部は
30erg/cm2で露光することにより、赤画像形成部
および無色部では0V、青画像形成部では−
300V、黒画像形成部では+300Vの表面電位の潜
像が感光体ドラム10上に形成された。この状態
で第1の現像器22において現像バイアス電圧を
0Vにして、正極性の青色トナーと負極性の黒色
トナーとにより現像を行なつた。次に第2のラン
プ23である白色光源により5lux・secの露光量
で第2の全面露光を行なつて、赤画像形成部の表
面電圧を−300Vとし、この状態で第2の現像器
24において現像バイアス電位を0Vにして、正
極性の赤色トナーにより現像を行なつた。以上に
より、赤、青、黒から成る3色画像が感光体ドラ
ム10上に得られた、次に第3の帯電器25に+
5KVを印加し、3色のトナーの極性を正極性に
揃え、さらに第4の帯電器26に−5.5KVを印加
することにより普通紙上に転写し、3色プリント
を得た。
本発明は次のように種々変形して実施が可能で
ある。即ち、実施例では光導電層12としてSe
系を想定して1次帯電を負極性としたが、光導電
層12として、cds、opc等を選べば1次帯電を
正極性とし、2次帯電を負極性とすることが可能
であり、各種の光導電層を利用できる。また、実
施例では第1回目の現像時に異極性の2色のトナ
ーで2色の画像の現像を同時に行つているが、そ
れぞれ分けて行なつてもよい。さらに赤、青、黒
各色の画像形成部の電荷分布はなんら制限される
ものではなく、自由に選択できる。さらにレーザ
光による露光量を適宜に変化させたり、現像器を
適当に選択することにより、種々の出力形態を所
望の色でプリントすることが可能であるため、必
要な情報のみを抽出した2色プリント、単色プリ
ント、あるいは異種情報を同一色に出力する2色
プリント、単色プリント等も容易に可能となる。
ある。即ち、実施例では光導電層12としてSe
系を想定して1次帯電を負極性としたが、光導電
層12として、cds、opc等を選べば1次帯電を
正極性とし、2次帯電を負極性とすることが可能
であり、各種の光導電層を利用できる。また、実
施例では第1回目の現像時に異極性の2色のトナ
ーで2色の画像の現像を同時に行つているが、そ
れぞれ分けて行なつてもよい。さらに赤、青、黒
各色の画像形成部の電荷分布はなんら制限される
ものではなく、自由に選択できる。さらにレーザ
光による露光量を適宜に変化させたり、現像器を
適当に選択することにより、種々の出力形態を所
望の色でプリントすることが可能であるため、必
要な情報のみを抽出した2色プリント、単色プリ
ント、あるいは異種情報を同一色に出力する2色
プリント、単色プリント等も容易に可能となる。
このように本発明によれば、プロセスが簡単で
装置構成が簡単、かつ小型となるばかりでなく、
露光量を変化させることにより種々の機能変化に
も対応することが可能であるため、今後種々の機
能要求が考えられるユーザに対しても大幅なハー
ドウエアの変更を伴うことなしにその要求に応ず
ることができ、オフイスオートメーシヨン機器と
して最適なプリンタを提供することができる。
装置構成が簡単、かつ小型となるばかりでなく、
露光量を変化させることにより種々の機能変化に
も対応することが可能であるため、今後種々の機
能要求が考えられるユーザに対しても大幅なハー
ドウエアの変更を伴うことなしにその要求に応ず
ることができ、オフイスオートメーシヨン機器と
して最適なプリンタを提供することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係る多色画像形
成装置の構成図、第2図はその画像形成プロセス
を示す工程図、第3図は同実施例における感光体
ドラムの表面電位の時間推移を示す図である。 10……感光体ドラム、11……導電性基体、
12……光導電層、13……透明絶縁層、14…
…第1の帯電器、15……第1のランプ、16…
…第2の帯電器、17……レーザ光源、18……
光変調器、19……3色画像情報、20……偏向
器、21……レーザ光、22……第1の現像器、
23……第2のランプ、24……第2の現像器、
25……第3の帯電器、26……第4の帯電器、
27……記録紙、28……除電ステーシヨン、2
9……クリーニングステーシヨン。
成装置の構成図、第2図はその画像形成プロセス
を示す工程図、第3図は同実施例における感光体
ドラムの表面電位の時間推移を示す図である。 10……感光体ドラム、11……導電性基体、
12……光導電層、13……透明絶縁層、14…
…第1の帯電器、15……第1のランプ、16…
…第2の帯電器、17……レーザ光源、18……
光変調器、19……3色画像情報、20……偏向
器、21……レーザ光、22……第1の現像器、
23……第2のランプ、24……第2の現像器、
25……第3の帯電器、26……第4の帯電器、
27……記録紙、28……除電ステーシヨン、2
9……クリーニングステーシヨン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電性基体上に光導電層および透明絶縁層を
順次形成してなる感光体上に、一定極性の1次帯
電と第1の全面露光を行ない、引続き1次帯電と
は逆極性の2次帯電を行なうと同時に3色の画像
情報に応じて光量が4段階に変化するレーザ光を
用いて露光を行なうことにより、第1色および第
2色の画像形成部の感光体表面を互いに逆極性の
電位とすると同時に第3色の画像形成部の感光体
表面を零電位として第1色および第2色の画像を
現像し、次いで第2の全面露光を行なつて第3色
の画像形成部の感光体表面を1次帯電と同極性の
電位として第3色の画像を現像することを特徴と
する多色画像形成方法。 2 導電性基体上に光導電層および透明絶像層を
順次形成してなる感光体ドラムと、この感光体ド
ラム上に所定位置にて一定極性に1次帯電を行な
うと同時に全面露光を行なう第1の帯電器および
第1のランプと、これら第1の帯電器および第1
のランプの感光体ドラム回転方向前方位置にて感
光体ドラム表面を1次帯電と逆極性に2次帯電す
る第2の帯電器と、3色の画像情報に応じて光量
が4段階に変化する如く変調されたレーザ光を得
る手段と、このレーザ光を第2の帯電器の位置に
て感光体ドラム上を軸方向に偏向走査せしめて露
光する手段と、この偏光走査位置の感光体ドラム
回転方向前方に順次第1色および第2色の画像現
像用の第1の現像器、全面露光用の第2のラン
プ、第3色の画像現像用の第2の現像器を配置し
てなる現像部とを具備することを特徴とする多色
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57029948A JPS58147754A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 多色画像形成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57029948A JPS58147754A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 多色画像形成方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58147754A JPS58147754A (ja) | 1983-09-02 |
JPH0336227B2 true JPH0336227B2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=12290204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57029948A Granted JPS58147754A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 多色画像形成方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147754A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59172658A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-09-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 二色電子写真方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734564A (en) * | 1980-08-11 | 1982-02-24 | Ricoh Co Ltd | Three-color electrophotographic copying method |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP57029948A patent/JPS58147754A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734564A (en) * | 1980-08-11 | 1982-02-24 | Ricoh Co Ltd | Three-color electrophotographic copying method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58147754A (ja) | 1983-09-02 |
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