JPH0336224A - 薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法 - Google Patents
薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法Info
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- JPH0336224A JPH0336224A JP16908589A JP16908589A JPH0336224A JP H0336224 A JPH0336224 A JP H0336224A JP 16908589 A JP16908589 A JP 16908589A JP 16908589 A JP16908589 A JP 16908589A JP H0336224 A JPH0336224 A JP H0336224A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野コ
本発明は薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法
に関し、さらに詳しくは、薄肉銅または薄肉銅合金製品
の欠陥を防止した薄肉銅または薄肉銅合金材およびその
製造方性に関するものである。
に関し、さらに詳しくは、薄肉銅または薄肉銅合金製品
の欠陥を防止した薄肉銅または薄肉銅合金材およびその
製造方性に関するものである。
［従来技術］
最近、銅または銅合金製品は薄肉化および小径化か図ら
れてきており、それに伴い塑性加工の程度も大きくなっ
ており、従来よりもさらに高品質の素材が要求されてい
る。
れてきており、それに伴い塑性加工の程度も大きくなっ
ており、従来よりもさらに高品質の素材が要求されてい
る。
具体的には、電子材料用の条、板或い（ま熱交換器およ
び配管用の管にしても、厚いものでもＩｎｍ以下、薄い
ものでは０ 、１ ｍｍ以下の肉厚の製品が増加してお
り、これは製品が薄肉化するのに伴って、概ね１０００
ｎ＋ｎ＋−５００ｍｍの厚さの鋳造材から製品化される
条、板、管の熱間および冷間の塑性加工量の増大および
拡管や形状加工等の二次加工の条件が厳しくなることを
意吐している。
び配管用の管にしても、厚いものでもＩｎｍ以下、薄い
ものでは０ 、１ ｍｍ以下の肉厚の製品が増加してお
り、これは製品が薄肉化するのに伴って、概ね１０００
ｎ＋ｎ＋−５００ｍｍの厚さの鋳造材から製品化される
条、板、管の熱間および冷間の塑性加工量の増大および
拡管や形状加工等の二次加工の条件が厳しくなることを
意吐している。
さらに、材料は上記塑性加工量の増大に上っても、或い
は、」二足二次加工条件の厳密化によっても加工中に割
れが発生ずることがなく、充分に延性、加工性、強度を
確保することができるという要求特性が要求されてきて
いる。
は、」二足二次加工条件の厳密化によっても加工中に割
れが発生ずることがなく、充分に延性、加工性、強度を
確保することができるという要求特性が要求されてきて
いる。
しかして、銅、銅合金は古くからよく知られているよう
に、加工性の極めて良好な金属であり、加工性のよい銅
、銅合金において上記に説明した延性、加工性の課題は
、金属中に含まれている不純物および介在物等の問題に
帰結するといってよい。
に、加工性の極めて良好な金属であり、加工性のよい銅
、銅合金において上記に説明した延性、加工性の課題は
、金属中に含まれている不純物および介在物等の問題に
帰結するといってよい。
従って、従来より電線屑等の再生層を原料とする割合が
多い銅、銅合金の溶解、鋳造工程において、原料から混
入壱れてくる５ｉ０２、Ａｌｔ０３等の金属酸化物を主
体とする不純物およびノロより混入されてくるＣｕＯ等
の抑制を極力行なうと共に、これらの混入物そのものを
低減することに加えて、溶解後のフィルターによりこれ
ら不純物を除去することにも努力が払われていることも
よく知られていることである。
多い銅、銅合金の溶解、鋳造工程において、原料から混
入壱れてくる５ｉ０２、Ａｌｔ０３等の金属酸化物を主
体とする不純物およびノロより混入されてくるＣｕＯ等
の抑制を極力行なうと共に、これらの混入物そのものを
低減することに加えて、溶解後のフィルターによりこれ
ら不純物を除去することにも努力が払われていることも
よく知られていることである。
しかし、最近になって、これらの」二足したような不純
物、介在物等の抑制、除去等によって清浄になっている
と考えられる銅、銅合金を１．０ｍｍ以下に薄肉化する
場合の、塑性加工工程において、或いは、０．数ｍｍの
肉厚にした製品管にフレア部を設ける拡管等の二次加工
を行なう際に、素材に割れが生じるという欠陥か発生し
、品質面および歩留り等において重大な問題となってい
る。
物、介在物等の抑制、除去等によって清浄になっている
と考えられる銅、銅合金を１．０ｍｍ以下に薄肉化する
場合の、塑性加工工程において、或いは、０．数ｍｍの
肉厚にした製品管にフレア部を設ける拡管等の二次加工
を行なう際に、素材に割れが生じるという欠陥か発生し
、品質面および歩留り等において重大な問題となってい
る。
さらに、この重大な問題は製品の厚さが１．０ｍｍ以下
の製品に発生１５、製品の厚さが１．Ｏｍｍを越える、
例えば、１．５ｍｍの製品では割れが発生− しないという傾向かあり、今後使用が大幅に増加すると
考えられる製品の厚さがＩ 、 Ｏｍｍ以下の薄肉製品
にのみ発生するという点に特色がある。
の製品に発生１５、製品の厚さが１．Ｏｍｍを越える、
例えば、１．５ｍｍの製品では割れが発生− しないという傾向かあり、今後使用が大幅に増加すると
考えられる製品の厚さがＩ 、 Ｏｍｍ以下の薄肉製品
にのみ発生するという点に特色がある。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は」二足に説明したように、従来技術において銅
、銅合金の塑性加工に上る薄肉化に際しである厚さ以下
においては割れは発生しないという事実に鑑み、本発明
者が鋭意釘穴を行ない、検討を重ねた結果、銅、銅合金
中に含まれている不純物、介在物を低減しても薄肉化の
塑性加工により割れが発生ずること、また、銅の種類に
関係なく割れが発生ずることに着目し、上記説明した不
純物、介在物以外の物質として、割れの原因が塩化物に
あることを知見し、この塩化物含有量を低く抑えること
により、薄肉化の塑性加工においても製品に割れが発生
しない、薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法
を開発１．たのである。
、銅合金の塑性加工に上る薄肉化に際しである厚さ以下
においては割れは発生しないという事実に鑑み、本発明
者が鋭意釘穴を行ない、検討を重ねた結果、銅、銅合金
中に含まれている不純物、介在物を低減しても薄肉化の
塑性加工により割れが発生ずること、また、銅の種類に
関係なく割れが発生ずることに着目し、上記説明した不
純物、介在物以外の物質として、割れの原因が塩化物に
あることを知見し、この塩化物含有量を低く抑えること
により、薄肉化の塑性加工においても製品に割れが発生
しない、薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法
を開発１．たのである。
［課題を解決するだめの手段］
本発明に係る薄肉銅または薄肉銅合金材お上びその製造
方法は、 ４ （１）含有される塩化物の総量を２５ｐｐｍ以下とした
ことを特徴とする薄肉銅または薄肉銅合金材を第１の発
明とし、 （２）溶解原料中および溶解炉耐火物中の塩化物の総量
を２５ｐｐｍ以下として溶製を行なうことを特徴とする
薄肉銅または薄肉銅合金材の製造方法を第２の発明とす
る２つの発明よりなるものである。
方法は、 ４ （１）含有される塩化物の総量を２５ｐｐｍ以下とした
ことを特徴とする薄肉銅または薄肉銅合金材を第１の発
明とし、 （２）溶解原料中および溶解炉耐火物中の塩化物の総量
を２５ｐｐｍ以下として溶製を行なうことを特徴とする
薄肉銅または薄肉銅合金材の製造方法を第２の発明とす
る２つの発明よりなるものである。
本発明に係る薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造
方法について、以下詳細に説明する。
方法について、以下詳細に説明する。
Claims (2)
- （１）含有される塩化物の総量を２５ｐｐｍ以下とした
ことを特徴とする薄肉銅または薄肉銅合金材。 - （２）溶解原料中および溶解炉耐火物中の塩化物の総量
を２５ｐｐｍ以下として溶製を行なうことを特徴とする
薄肉銅または薄肉銅合金材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1169085A JPH083132B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1169085A JPH083132B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0336224A true JPH0336224A (ja) | 1991-02-15 |
| JPH083132B2 JPH083132B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=15880048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1169085A Expired - Fee Related JPH083132B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 薄肉銅または薄肉銅合金材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083132B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6713154B1 (en) | 1997-06-06 | 2004-03-30 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Insulating material containing cycloolefin polymer |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753939A (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Hakumakunodoraietsuchinguhoho |
| JPS61259558A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | Mitsubishi Metal Corp | 半導体装置用Ｃｕ合金製ボンディングワイヤ |
| JPS6278861A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-11 | Tanaka Denshi Kogyo Kk | 半導体素子のボンデイング用銅線 |
| JPS63143229A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-15 | Nippon Mining Co Ltd | 鋳造性に優れた銅合金 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1169085A patent/JPH083132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753939A (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Hakumakunodoraietsuchinguhoho |
| JPS61259558A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | Mitsubishi Metal Corp | 半導体装置用Ｃｕ合金製ボンディングワイヤ |
| JPS6278861A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-11 | Tanaka Denshi Kogyo Kk | 半導体素子のボンデイング用銅線 |
| JPS63143229A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-15 | Nippon Mining Co Ltd | 鋳造性に優れた銅合金 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6713154B1 (en) | 1997-06-06 | 2004-03-30 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Insulating material containing cycloolefin polymer |
| US7238405B2 (en) | 1997-06-06 | 2007-07-03 | Nippon Zeon Company, Ltd. | Insulating material containing cycloolefin polymer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH083132B2 (ja) | 1996-01-17 |
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