JPH033605Y2 - - Google Patents

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JPH033605Y2
JPH033605Y2 JP18223885U JP18223885U JPH033605Y2 JP H033605 Y2 JPH033605 Y2 JP H033605Y2 JP 18223885 U JP18223885 U JP 18223885U JP 18223885 U JP18223885 U JP 18223885U JP H033605 Y2 JPH033605 Y2 JP H033605Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は高架自動車道路等の道路伸縮接続部
に使用するスライド式道路伸縮継手に関するもの
である。
〔従来技術〕
従来、スライド式道路伸縮継手として、特公昭
41−3988号公報により公表されているように、道
路伸縮目地の長手方向に延長するように配置され
るゴム板における目地巾方向の一側部の下部に、
金属製荷重支承板が埋込固定されて、スライド閉
塞板が構成され、そのスライド閉塞板における目
地巾方向の一端部が一方の道路体の上部に固定さ
れ、スライド閉塞板における目地巾方向の他側部
が他方の道路体の上部に設けられた受台に載置さ
れると共に斜め下向きの嵌入用スリツトに摺動自
在に嵌入されている構造のものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、この構造のスライド式道路伸縮継手
の場合は、スライド閉塞板におけるゴム板が道路
体における受台および嵌入用スリツトに接触して
摺擦移動するので、ゴム板が比較的早期に摩耗
し、かつゴム板と前記受台および嵌入用スリツト
との摩擦係数が大きいので、滑り性が悪いという
問題点がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できるスラ
イド式道路伸縮継手を提供することを目的とする
ものであつて、この考案の要旨とするところは、
道路伸縮目地1の長手方向に延長するように配置
されるゴム板2における目地巾方向の一側部の下
部に、金属製荷重支承板3が埋込固定され、かつ
前記ゴム板2における目地巾方向の他側部の下面
に合成樹脂製下部スライド板4が固着されると共
に、前記ゴム板2における目地巾方向の他側部の
上面に金属製荷重分散板5および合成樹脂製上部
スライド板6が順次重合固着されて、スライド閉
塞板7が構成され、そのスライド閉塞板7におけ
る目地巾方向の一端部は一方の道路体8の上部に
固定され、スライド閉塞板7における目地巾方向
の他側部は、他方の道路体9の上部に設けられた
受台10に載置されると共に斜め下向きの嵌入用
スリツト11に摺動自在に嵌入されていることを
特徴とするスライド式道路伸縮継手にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第6図ないし第10図はこの考案の実施例にお
いて用いられるスライド閉塞板7をを示すもので
あつて、道路伸縮目地の長手方向に延長するよう
に配置されるゴム板2における厚さ方向の中間部
に補強用繊維混入硬質ゴム板12が一体に埋込固
定され、前記ゴム板2における目地巾方向の一側
部の下部に、鋼板からなる金属製荷重支承板3が
一体に埋込固定され、かつゴム板2における目地
巾方向の他側部の下面には、目地巾方向に延長す
る溝13および扁平突条14が形成され、その扁
平突条14には四フツ化エチレンからなる合成樹
脂製下部スライド板4が固着され、さらにゴム板
2における目地巾方向の他側部の上面には、薄肉
鋼板からなる金属製荷重分散板5および四フツ化
エチレンからなる合成樹脂製上部スライド板6が
順次重合固着されて、スライド閉塞板7が構成さ
れている。
前記ゴム板2の上面に目地長手方向に延長する
多数の滑り止め用溝15が設けられ、前記スライ
ド閉塞板7における目地巾方向の一側部の目地長
手方向端部に、連結部材受入用引込段部16が設
けられ、かつその引込段部16の下方において、
ゴム板2および硬質ゴム板12に複数のボルト軸
部挿通孔17が設けられると共に、荷重支承板3
に複数のねじ孔18が設けられ、さらにスライド
閉塞板7における目地巾方向の一端部には、目地
長手方向に延長する複数のボルト軸部挿通孔19
およびナツト収容孔20が目地長手方向に間隔を
おいて設けられ、またスライド閉塞板7における
目地巾方向の他端部は下向き円弧状に彎曲されて
いる。
前記ゴム板2と繊維混入硬質ゴム板12、荷重
支承板3、下部スライド板4および荷重分散板5
とは、例えばゴム材に加硫処理を施す際に一体に
固着され、かつ荷重分散板5と上部スライド板6
とは例えば接着剤により一体に固着される。
第11図ないし第13図はこの考案の実施例に
おいて用いられる連結部材21を示すものであつ
て、鋳鉄等の帯状連結部材本体22における巾方
向の両側に、複数のボルト軸部挿通孔23および
複数のボルト頭部収容孔24が設けられ、かつ連
結部材本体22の上面には、その巾方向に延長す
る多数の滑り止め用溝25が設けられている。
第14図はこの考案の実施例において用いられ
る金属性支承部材26を示すものであつて、目地
長手方向に延長する支承部材本体27が、受台1
0および斜め下向きの嵌入用スリツト11を有
し、かつ支承部材本体27の下部には取付フラン
ジ28およびアンカ部材29が溶接により固着さ
れ、さらに前記嵌入用スリツト11の上部に配置
されたステンレススチ−ルからなる滑り受板30
は支承部材本体27に対しビス31により固定さ
れ、また支承部材本体27における目地と反対側
の側板には倒U字形のアンカ鉄筋32が溶接によ
り固着されている。
第1図ないし第5図は前記スライド閉塞板7、
連結部材21および支承部材26を使用したこの
考案の実施例に係るスライド式道路伸縮継手を示
すものであつて、一方の道路本体33の端部上面
に引込段部34が設けられると共に、他方の道路
本体35の端部上面に引込段部36が設けられ、
道路伸縮目地1の長手方向に延長する金属製保持
部材37は、水平板38とその水平板38の巾方
向の一端部から立上がる垂直板39と水平板38
の下部に固定された取付フランジ40とにより構
成され、目地長手方向に間隔をおいて配置された
多数のアンカボルト部材41の上部は前記水平板
38に挿通されて溶接により固着されている。
前記保持部材37の下部に、目地長手方向に間
隔をおいて配置された多数のアンカ鉄筋42が溶
接により固着され、道路本体33には引込段部3
4から突出する多数の繋止鉄筋43が目地長手方
向に間隔をおいて埋設され、前記アンカ鉄筋42
は繋止鉄筋43に対し溶接により固着され、かつ
目地長手方向に延長する補強鉄筋44はアンカ鉄
筋42および繋止鉄筋43に対し溶接により固着
され、前記保持部材37における取付フランジ4
0には、溝形断面のゴム製止水材45の一側部が
当接されてボルト46および帯状押え板47によ
り固定され、さらに前記引込段部34の上にはコ
ンクリ−トまたはアスフアルトあるいは合成樹脂
モルタル等の固定兼舗装材料48が打設され、前
記道路本体33と保持部材37と固定兼舗装部材
48とにより道路体8が構成されている。
前述のように構成された多数のスライド閉塞板
7は目地長手方向に並べて配置され、かつスライ
ド閉塞板7における目地巾方向の一端部が保持部
材37における水平板38に載置されると共に、
アンカボルト41の上部がスライド閉塞板7に挿
通され、さらにアンカボルト41に螺合されたナ
ツト49によりスライド閉塞板7の一端部が前記
水平板38に固定され、またスライド閉塞板7に
おけるナツト収容孔20には合成樹脂モルタル等
の硬化性充填材50が充填され、その硬化性充填
材50によりナツト49が被覆されて防錆される
と共にナツト49の弛みが防止される。
目地長手方向に隣り合うスライド閉塞板7にお
ける連結部材受入用引込段部16にわたつて連結
部材21が配置され、その連結部材21の巾方向
の両側にあるボルト軸部挿通孔23に挿通された
連結用ボルト51は、スライド閉塞板7における
ねじ孔18に螺合されて緊締され、かつ連結部材
21におけるボルト頭部収容孔24には前述のよ
うな硬化性充填材52が充填され、その硬化性充
填材52によりボルト頭部が被覆されて防錆され
ると共にボルト51の弛みが防止される。
前記の他方の道路本体35に引込段部36から
突出する多数の繋止鉄筋53が目地長手方向に間
隔をおいて埋設され、前記支承部材26は引込段
部36の上方において目地長手方向に延長するよ
うに配置され、かつスライド閉塞板7における目
地巾方向の他側部は、支承部材26における受台
10に載置されると共に嵌入用スリツト11に摺
動自在に嵌入され、さらにアンカー鉄筋32は繋
止鉄筋53に対し溶接により固着され、目地長手
方向に延長する補強鉄筋54は繋止鉄筋53およ
びアンカ−鉄筋32に対し溶接により固着されて
いる。
前記止水材45の他側部は支承部材26におけ
る取付フランジ28に当接されてボルト55およ
び帯状押え板56により固定され、道路本体35
の引込段部36の上にはコンクリ−トまたはアス
フアルトあるいは合成樹脂モルタル等の固定兼舗
装材料57が打設され、前記道路本体35と支承
部材26と固定兼舗装材料57とにより道路体9
が構成されている。
この考案を実施する場合、下部スライド板4お
よび上部スライド板6を構成する合成樹脂として
は、四フツ化エチレンに代えて他の合成樹脂を使
用してもよい。また前記繊維混入硬質ゴム板12
を省略して、この部分をゴム板2と同質のゴムに
より構成してもよい。
ゴム板2における目地巾方向の他側部の下面
に、目地長手方向の全長にわたつて延長する下部
スライド板を一体に設けてもよいが、前記実施例
のように、ゴム板2の下面に扁平突条14を目地
長手方向に間隔をおいて設けて、その扁平突条1
4に下部スライド板4を固着すれば、スライド閉
塞板7における下部スライド板4と受台10との
接触面積を小さくできるので、滑り性を向上させ
ることができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ゴム板2における目地巾方
向の一側部の下部に、金属製荷重支承板3が埋込
固定され、かつ前記ゴム板2における目地巾方向
の他側部の下面に合成樹脂製下部スライド板4が
固着されると共に、前記ゴム板2における目地巾
方向の他側部の上面に金属製荷重分散板5および
合成樹脂製上部スライド板6が順次重合固着され
て、スライド閉塞板7が構成され、そのスライド
閉塞板7における目地巾方向の一端部は一方の道
路体8の上部に固定され、スライド閉塞板7にお
ける目地巾方向の他側部は、他方の道路体9の上
部に設けられた受台10に載置されると共に斜め
下向きの嵌入用スリツト11に摺動自在に嵌入さ
れているので、スライド閉塞板7と前記受台10
および嵌入用スリツト11との摩擦係数を小さく
して滑りを良好にすることとができると共に、ス
ライド閉塞板7の摩耗を少なくすることができ、
さらに合成樹脂製上部スライド板6の上に自動車
等の車輪が乗つた場合、その車輪荷重は金属性荷
重分散板5により広く分散されてゴム板2に伝達
され、そのため車輪荷重により上部スライド板6
が部分的に大きく撓み変形されることがないの
で、車輪荷重による上部スライド板6の破損を防
止することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図はスライド式道路伸縮継手の縦断側面
図、第2図はその一部を示す平面図、第3図はス
ライド閉塞板のスライド部付近を示す拡大縦断側
面図、第4図はスライド閉塞板の固定部付近を示
す拡大縦断側面図、第5図はスライド閉塞板相互
の連結部を示す拡大縦断正面図である。第6図な
いし第10図はこの考案の実施例において用いら
れるスライド閉塞板を示すものであつて、第6図
は平面図、第7図は底面図、第8図は拡大縦断側
面図、第9図は第8図のA−A線断面図、第10
図はスライド閉塞板の目地長手方向端部の連結部
を示す縦断正面図である。第11図ないし第13
図はこの考案の実施例において用いられる連結部
材を示すものであつて、第11図は平面図、第1
2図は側面図、第13図は第11図のB−B線断
面図である。第14図はこの考案の実施例におい
て用いられる金属製支承部材の一部切欠縦断側面
図である。 図において、1は道路伸縮目地、2はゴム板、
3は金属製荷重支承板、4は合成樹脂製下部スラ
イド板、5は金属製荷重分散板、6は合成樹脂製
上部スライド板、7はスライド閉塞板、8および
9は道路体、10は受台、11は嵌入用スリツ
ト、12は補強用繊維混入硬質ゴム板、14は扁
平突条、16は連結部材受入用引込段部、21は
連結部材、26は金属製支承部材、30は滑り受
板、37は金属製保持部材、41はアンカーボル
ト、48は固定兼舗装材料、49はナツト、50
は硬化性充填材、51は連結用ボルト、52は硬
化性充填材、57は固定兼舗装材料である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路伸縮目地1の長手方向に延長するように配
    置されるゴム板2における目地巾方向の一側部の
    下部に、金属製荷重支承板3が埋込固定され、か
    つ前記ゴム板2における目地巾方向の他側部の下
    面に合成樹脂製下部スライド板4が固着されると
    共に、前記ゴム板2における目地巾方向の他側部
    の上面に金属製荷重分散板5および合成樹脂製上
    部スライド板6が順次重合固着されて、スライド
    閉塞板7が構成され、そのスライド閉塞板7にお
    ける目地巾方向の一端部は一方の道路体8の上部
    に固定され、スライド閉塞板7における目地巾方
    向の他側部は、他方の道路体9の上部に設けられ
    た受台10に載置されると共に斜め下向きの嵌入
    用スリツト11に摺動自在に嵌入されていること
    を特徴とするスライド式道路伸縮継手。
JP18223885U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH033605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18223885U JPH033605Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18223885U JPH033605Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294105U JPS6294105U (ja) 1987-06-16
JPH033605Y2 true JPH033605Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=31127849

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JP18223885U Expired JPH033605Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS6294105U (ja) 1987-06-16

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