JPH02272101A - 軌道スラブ用パネル及び軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法 - Google Patents
軌道スラブ用パネル及び軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
による軌道スラブの施工方法に関するものである。
したバラスト軌道の他に、スラブ軌道が広〈実施されて
いる。
ート板をバラストやコンクリ−1・、若しくは土路盤か
らなる下部路盤構造の上に敷設し、当該プレキャストコ
ンクリート板と下部路盤構造との間にCAモルタル等か
らなる緩衝部材を介在することにより構成される軌道で
ある。
ができる為、新幹線のような高速鉄道に適しており、新
幹線の軌道には殆どスラブ軌道が使用されている。
る為、スラブ軌道を支持する下部路盤構造を沈下を許さ
ぬ堅固な構造とする必要があり、支持強度の余り大きく
ない土路盤には施工できなかった。
させることが極めて困難な為、象、カブの多い在来線に
は、駅構内等の直線部分に僅かに実施される程度で殆ど
実施されていなかった。・ この為、軌道スラブの在来線への実施化が強く望まれて
いた。
で、若干の地盤沈下が起こり得る強化路盤等の土路盤上
にも適応でき、且つ軌道スラブの直線部分はもとより急
曲線を含む曲線部分、更にはSカーブ部分の施工も可能
にした軌道スラブ用パネル及び軌道スラブ用パネルによ
る軌道スラブの施工方法を提供することを目的とするも
のである。
の施工も可能で、且つ若干の地盤沈下が起こり得る強化
路盤等の土路盤上にも適応できる軌道スラブ用パネル及
び軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法に関
するもので、軌道スラブ用パネルを横に細長く形成し、
且つその幅を中央部より長手両端方向に徐々に狭くなる
ように形成し、当該軌道スラブ用パネルを下部路盤構造
の上にその中央部を突き合わせつつ、且つ突き合わせ部
の左右間隙を適宜変えつつ敷設すると共に、前記間隙に
コンクリートを充填するか、或いはコンクリート若しく
は硬質性合成樹脂材等よりなるプレキャスト成形された
間隙材を挿入して軌道スラブを施工することによって前
記目的を達成するものである。
スラブ用パネルlは横に細長く形成され、且つその横幅
が中央部より長手両端方向に徐々に狭くなるように形成
され、従って全体として横に細長い六角形板状に形成さ
れている。
より、軌道スラブ用パネル1,1を中央部を突き合わせ
て並べたとき、その突き合わせ部の左右両側には三角形
状の間隙ができ、この間隙の大きさの範囲内で軌道スラ
ブ用パネル1を左右何れかの方向に自由に傾げることが
でき、従って軌道スラブ用パネル1,1の敷設方向を直
線状態から曲線状態に、或いはその逆の状態に徐々に変
えることができる。
用の溝部2,2が形成されているか、若しくはレール締
結用タイブレー)2a、2aが設置されている(第10
図参照)。
通する孔3,3がその幅方向に貫通して形成され、場合
により孔3.3の内周はシースによって保護されている
。
クリート板として量産され、その大きさ(長さ600〜
900cm程度)及び厚さは運搬等の取り扱い易さ、設
置等の施工性等を考慮して決められるものである。
ート若しくはバラスト、或いは土路盤からなる下部路盤
構造4の上に中央部分を互いに突き合わせながら軌道方
向に添って並べ、軌道がカーブする部分にあっては、軌
道スラブ用パネル1を中央部を中心に右方向若しくは左
方向に適当に少しずつ傾けながら設置する。
合成樹脂材やゴム等からなる緩衝材を介在することによ
り軌道スラブ用パネル1全体を支持する構造とする。
を介在する他の方法として、例えば各軌道スラブ用パネ
ル1と下部路盤構造4との間にアスファルト乳剤とセメ
ントを混和したセメントアスファルト等を注入硬化させ
る方法がある。
盤構造4のバラスト内にセメントペスト若しくはセメン
ト混和材、或いは樹脂材等の流動性のグラウト材を注入
することによりバラスト内の空隙部を充填して軌道の沈
下を防ぐ構造とする。
しくは薄いPC板を敷設することにより充填直後のまだ
硬化しないグラウト材が下部路盤構造4下の地盤中に漏
れてしまうのを防止するものとする。
ート若しくは硬質性合成樹脂材等からなる間隙部材6a
を挿入するか(第12図参照)、若しくはコンクリート
6(第1図参照)を充填して軌道スラブ用パネル1,1
を連続した軌道スラブとする。
トの付着を高める目的で、凹凸状に形成したり或いはこ
の部分にシャコネクタ−を突設しておけば、軌道スラブ
用パネル1,1どうしを略理想的に完全一体にすること
ができる。
合もある(第4図参照)。
鋼線等の緊張材7を連続して挿通すると共に、当該緊張
材7を緊張して軌道スラブ用パネル1.・・・間にプレ
ストレスを導入することにより一体化を図ることもある
。
はレール締結用タイトプレート2a、2aにレール8,
8を締結するか、その際、レール8と溝部2若しくはレ
ール締結用タイトブレー)2aの低部との間に合成樹脂
材やゴム等からなる緩衝材5をレール8の全長に亘って
介在することによりレール8に作用する荷重、衝撃、振
動等を軌道スラブ全体に分散させる構造とする。
8,8を軌道スラブ用バネルー枚々の左右溝部2.2に
締結することにより軌道スラブ用パネル1.・・・の連
続化を図る。
を示したもので、第1図に示す軌道スラブ用パネル1に
於いて、当該軌道スラブ用パネル1の略中央部の画側部
に半円形状をした凹部9,9を形成したものである。
ラブ用パネル1.1間の突き合わせ部の中央部に、四部
9,9によって円形状の孔10ができ、この孔10より
下部路盤構造4に杭11を打ち込むことによって、設置
直後の軌道スラブ用パネル1の位置決めをし易くするこ
とができると共に、設置完了後の軌道スラブ用パネル1
.1の固定を確実にすることができる。
の実施例を示したもので、第1図に示す軌道スラブ用パ
ネル1に於いて、軌道スラブ用バネルエ中央部の両側部
に半円形状をした凹部9.9を形成するのでは無く、一
方に凹部9を形成し、他方に前記凹部9に嵌合し得る凸
部9aを形成したものである。
9aとを嵌合する構成としたものである。
用パネル1の設置直後の位置決め及び設置完了後の軌道
スラブ用パネル1の固定を確実に行うことができる。
締結する為のレール締結具である。
る。
状の軌道スラブ用パネルによって簡単に施工するごとが
できる。
つ右方向もしくは左方向に少しづつ適宜傾けながら敷設
し、設置後の軌道スラブ用パネル間の左右間隙にコンク
リートを充填するか、若しくは間隙部材を挿入すること
により何れの方向にカーブする軌道スラブをも施工する
ことができる。
ながら敷設できる為、S形カブや緩和曲線部分の軌道ス
ラブも簡単に施工できる。
によって形成された孔より下部路盤構造に抗を打ち込む
等することによって設置直後の軌道スラブ用パネルの位
置決めが簡単にできると共に、設置後の軌道スラブ用パ
ネルを下部路盤構造に確実に固定することができる。
締結することにより軌道スラブ用パネルを連続的に連結
することができる。
必要がない。
なる緩衝材をレールの全長に亘って介在されている為、
レールに作用する荷重、衝撃、振動等を軌道スラブ全体
に分散させることができる。
ー枚当たりの長さは600〜900程度(スラブ1枚当
たり1締結)であり9、これを線路方向にPC鋼線で締
結しく列車荷重により個々のスラブが自由に変位する程
度)一体化する構造とする為、若干の路盤沈下にも対4
゜ 応できる構造となるので、強化路盤程度の道路盤上にも
適応できる構造である。
、第1図、第6図、第9図及び第10図は軌道スラブ用
パネルによって施工された軌道スラブの一部斜視図、第
3図及び第4図はその縦断面図、第5図及び第7図はそ
の横断面図、第2図、第8図、第11図及び第12図は
軌道スラブ用パネルの斜視図である。 1・・・軌道スラブ用パネル、2・・・溝部、2a・・
・レール締結用タイトプレート、3・・・孔、4・・・
下部路盤構造、5.13・・・緩衝材、6・・・コンク
リート、6a・・・間隙部材、7・・・緊張材、8・・
・レール、9・・・凹部、9a・・・凸部、10・・・
孔、11・・・杭、12・・・レール締結具。 ■
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、横に細長く形成してあり、且つその幅が中央部より
長手両端方向に徐々に狭くなるように形成してあること
を特徴とする軌道スラブ用パネル。 2、軌道スラブ用パネルの中央部の幅方向両側部に凹部
がそれぞれ形成してあることを特徴とする請求項第1項
記載の軌道スラブ用パネル。 3、軌道スラブ用パネル中央部の幅方向両側部の一方に
凹部、他方に凸部がそれぞれ形成してあることを特徴と
する請求項第1項記載の軌道スラブ用パネル。 4、下部路盤構造の上に請求項第1項記載の軌道スラブ
用パネルを、複数枚その中央部を突き合わせつつ、且つ
前後軌道スラブ用パネル間の左右間隙を適宜変化させつ
つ敷設すると共に、前後軌道スラブ用パネル間の左右間
隙に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを充填
することを特徴とする軌道スラブ用パネルによる軌道ス
ラブの施工方法。 5、下部路盤構造の上に請求項第2項記載の軌道スラブ
用パネルを、複数枚その中央部を突き合わせつつ、且つ
前後軌道スラブ用パネル間の左右間隙を適宜変化させつ
つ敷設し、前後軌道スラブ用パネルの突き合わせ部の中
央部に凹部によって形成された杭孔より下部路盤構造に
抗を打ち込み、且つ前記前後軌道スラブ用パネル間の左
右間隙に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを
充填することを特徴とする軌道スラブ用パネルによる軌
道スラブの施工方法。 6、下部路盤構造の上に請求項第3項記載の軌道スラブ
用パネルを、複数枚その中央部の凸部と凹部を嵌合しつ
つ、且つ前後軌道スラブ用パネル間の左右間隙を適宜変
化させつつ敷設し、且つ前記前後軌道スラブ用パネル間
の左右間隙に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリー
トを充填することを特徴とする軌道スラブ用パネルによ
る軌道スラブの施工方法。 7、請求項第4項、第5項又は第6項記載の軌道スラブ
用パネルによる軌道スラブの施工方法において、前記軌
道スラブ用パネル間に緊張材を連続して挿通すると共に
、当該緊張材を緊張して軌道スラブ用パネル間にプレス
トレスを導入することを特徴とする軌道スラブ用パネル
による軌道スラブの施工方法。 8、請求項第4項、第5項、第6項又は第7項記載の軌
道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法において
、軌道スラブの上にレールを締結して軌道スラブ用パネ
ルを連続的に連結すると共に、レールと各軌道スラブ用
パネルとの間にその全長に亘って緩衝材を介在すること
を特徴とする軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施
工方法。 9、軌道スラブ用パネルと下部路盤構造との闇に緩衝材
を充填することを特徴とする請求項第4項、第5項、第
6項、第7項又は第8項記載の軌道スラブ用パネルによ
る軌道スラブの施工方法。
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1989
- 1989-04-13 JP JP1093972A patent/JP2688439B2/ja not_active Expired - Fee Related
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