JP2688439B2 - 軌道スラブ用パネル及び軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法 - Google Patents

軌道スラブ用パネル及び軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軌道スラブ用パネル及びこの軌道スラブ
用パネルによる軌道スラブの施工方法に関する。
(従来の技術) 最近では、レール、まくらぎ、バラストを主要材料と
したバラスト軌道の他に、スラブ軌道が広く実施されて
いる。
スラブ軌道は精度良く形成されたプレキャストコンク
リート板をバラストやコンクリート、若しくは土路盤か
らなる下部路盤構造の上に敷設し、このプレキャストコ
ンクリート板と下部路盤構造との間にCAモルタル等から
なる緩衝部材を介在することにより構成される軌道であ
る。
このスラブ軌道は軌道の整備度を高水準に維持するこ
とができるため、新幹線のような高速鉄道に適してお
り、新幹線の軌道にはほとんどスラブ軌道が採用されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のスラブ軌道は梁(弾性床上)の構造で
あるため、スラブ軌道を支持する下部路盤構造を沈下を
許さぬ堅固な構造とする必要があり、支持強度の余り大
きくない土路盤には施工できなかった。
また、スラブ軌道は急カーブな位置では軌道スラブを
連続させることがきわめて困難なため、急カーブの多い
在来線には、駅構内等の直線部分に僅かに実施される程
度でほとんど実施されていなかった。このため、軌道ス
ラブの在来線への実施化が強く望まれていた。
この発明はこのような要望に応えて提案されたもの
で、若干の地盤沈下が起こり得る強化路盤等の土路盤上
にも適応でき、かつ、軌道スラブの直線部分はもとより
急曲線を含む曲線部分、更にはSカーブ部分の施工も可
能にした軌道スラブ用パネル及び軌道スラブの施工方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
この発明に係る請求項第1項記載の軌道スラブ用パネ
ルは、軌道の幅方向に細長く形成され、中央部が最大幅
に形成され、かつ、中央部から前記軌道の両端幅方向に
徐々に狭くなるように形成されてなることを特徴とす
る。
この発明に係る請求項第2項記載の軌道スラブ用パネ
ルは、前項の軌道スラブ用パネルにおいて、軌道スラブ
用パネルの前後両端部に、隣接する軌道スラブ用パネル
の突き合わせ部に固定杭を打ち込むための杭孔を構成す
るように凹部が形成されてなることを特徴とする。
この発明に係る請求項第3項記載の軌道スラブ用パネ
ルは、請求項第1項の軌道スラブ用パネルにおいて、隣
接する軌道スラブ用パネルの一方に凹部が形成され、前
記軌道スラブ用パネルの他方に前記凹部と係合する凸部
が形成されてなることを特徴とする。
この発明に係る請求項第4項記載の軌道スラブの施工
方法は、下部路盤構造の上に、請求項第1項記載の軌道
スラブ用パネルをその中央部を突き合わせつつ、かつ、
隣接する軌道スラブ用パネルの両側に形成される左右間
隙を適宜変化させつつ敷設すると共に、前記軌道スラブ
用パネルの左右間隙に間隙部材を挿入するか若しくはコ
ンクリートを充填することを特徴とする。
この発明に係る請求項第5項記載の軌道スラブの施工
方法は、下部路盤構造の上に、請求項第2項記載の軌道
スラブ用パネルをその中央部を突き合わせるとともに、
隣接する軌道スラブ用パネルの両側に形成される左右間
隙を適宜変化させて敷設し、隣接する軌道スラブ用パネ
ルの突き合わせ部の中央部に凹部からなる杭孔より下部
路盤構造に固定杭を打ち込み、かつ、前記軌道スラブ用
パネルの左右間隙に間隙部材を挿入するか若しくはコン
クリートを充填することを特徴とする。
この発明に係る請求項第6項記載の軌道スラブの施工
方法は、下部路盤構造の上に、請求項第3項記載の軌道
スラブ用パネルを、凸部と凹部とを嵌合し、かつ、隣接
する軌道スラブ用パネルの左右間隙を適宜変化させなが
ら敷設し、かつ、前記軌道スラブ用パネルの左右間隙に
間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを充填する
ことを特徴とする。
この発明に係る請求項第7項記載の軌道スラブの施工
方法は、請求項第4項、第5項又は第6項記載の軌道ス
ラブの施工方法において、前記軌道スラブ用パネルに軌
道の連続方向に緊張材を連続して挿通すると共に、この
緊張材を緊張して前記軌道スラブ用パネル間にプレスト
レスを導入することを特徴とする。
この発明に係る請求項第8項記載の軌道スラブの施工
方法は、請求項第4項、第5項、第6項又は第7項記載
の軌道スラブ用パネルによる軌道スラブの施工方法にお
いて、軌道スラブの上にレールを締結して軌道スラブ用
パネルを連続的に連結すると共に、前記レールと各軌道
スラブ用パネルとの間にその全長にわたって緩衝材を介
在することを特徴とする。
この発明に係る請求項第9項記載の軌道スラブの施工
方法は、請求項第4項、第5項、第6項、第7項又は第
8項記載の軌道スラブの施工方法において、軌道スラブ
用パネルと下部路盤構造との間に緩衝材を充填すること
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、この発明を図示する一実施例によって説明する
と、第2図は、軌道スラブ用パネルを示したもので、こ
の軌道スラブ用パネル1は軌道の幅方向に細長く形成さ
れ、中央が最大幅に形成され、かつ、中央部より両端の
幅方向に徐々に幅小となるように形成され、従って、全
体として軌道の左右幅方向に細長い六角形板状に形成さ
れている。
軌道スラブ用パネルがこのように形成されていること
により、軌道スラブ用パネル1,1を中央部を突き合わせ
て並べたとき、その突き合わせ部の左右両側には三角形
状の間隙ができ、この間隙の大きさの範囲内で軌道スラ
ブ用パネル1を左右何れの方向に自由に傾けることがで
き、従って軌道スラブ用パネル1の任意の曲率を有する
曲線に敷設することができ、また、軌道スラブ用パネル
1の敷設方向を直線状態から曲線状態に、或いはその逆
の状態に徐々に変えることができる。
また、軌道スラブ用パネル1の左右両端部にはレール
締結用の溝部2,2が形成されているか、若しくはレール
締結用タイトプレート2a,2aが設置されている(第9図
及び10図参照)。
さらに、軌道スラブ用パネル1の略中央部には緊張材
を挿通する孔3,3が軌道の連続方向に貫通して形成さ
れ、場合により孔3,3の内周はシースによって保護され
ている。
係る形状の軌道スラブ用パネル1はプレキャストコン
クリート板として量産され、その大きさ(長さ600〜900
cm程度)及び厚さは運搬等の取り扱い易さ、設置等の施
工性等を考慮して決められるものである。
このように形成された軌道スラブ用パネル1はコンク
リート若しくはバラスト、或いは土路盤からなる下部路
盤構造4の上に中央部分を互いに突き合わせながら軌道
方向に添って並べ、軌道がカーブする部分にあっては、
軌道スラブ用パネル1を中央部を中心に右方向若しくは
左方向に適当に少しずつ傾けながら設置する。
また、各軌道スラブ用パネル1と下部路盤構造4との
間に合成樹脂材やゴム等からなる緩衝材を介在すること
により軌道スラブ用パネル1全体を支持する構造とす
る。
軌道スラブ用パネル1と下部路盤構造4との間に緩衝
材を介在する他の方法として、例えば各軌道スラブ用パ
ネル1と下部路盤構造4との間にアスファルト乳剤とセ
メントを混和したセメントアスファルト等を注入硬化さ
せる方法がある。
また、下部路盤構造4がバラストである場合には、下
部路盤構造4のバラスト内にセメントペースト若しくは
セメント混和材、或いは樹脂材等の流動性のグラウト材
を注入することによりバラスト内の空隙部を充填して軌
道の沈下を防ぐ構造とする。
係る場合、下部路盤構造4の下に不透水性のシート材
若しくは薄いPC板を敷設することにより充填直後のまだ
硬化しないグラウト材が下部路盤構造4下の地盤中に漏
れてしまうのを防止するものとする。
また、各軌道スラブ用パネル1,1間の間隙にはコンク
リート若しくは硬質性合成樹脂材等からなる間隙部材6a
を挿入するか(第12図参照)、若しくはコンクリート6
(第1図参照)を充填して軌道スラブ用パネル1,1を連
続した軌道スラブとする。
係る場合、各軌道スラブ用パネル1の端面をコンクリ
ートの付着を高める目的で、凹凸状に形成したり或いは
この部分にシャコネクターを突設しておけば、軌道スラ
ブ用パネル1,1どうしを略理想的に完全一体にすること
ができる。
なお、コンクリート6若しくは間隙部材6aを省略する
場合もある(第4図参照)。
また、各軌道スラブ用パネル1,…の孔3,3にPC鋼線等
の緊張材7を連続して挿通すると共に、この緊張材7を
緊張して軌道スラブ用パネル1,…間にプレストレスを導
入することにより一体化を図ることもある。
このように施工された軌道スラブの左右溝部2,2若し
くはレール締結用タイトプレート2a,2aにレール8,8を締
結するが、その際、レール8と溝部2若しくはレール締
結用タイトプレート2aの低部との間に合成樹脂材やゴム
等からなる緩衝材5をレール8の全長にわたって介在す
ることによりレール8に作用する荷重、衝撃、振動等を
軌道スラブ全体に分散させる構造とする。
また、レール8を軌道スラブに締結する際に、左右レ
ール8,8を軌道スラブ用パネル一枚々の左右溝部2,2に締
結することにより軌道スラブ用パネル1,…の連続化を図
る。
第6図及び第8図は、軌道スラブ用パネル1の他の実
施例を示したもので、第1図に示す軌道スラブ用パネル
1において、この軌道スラブ用パネル1の略中央部の両
側部に半円形状をした凹部9,9を形成したものである。
この軌道スラブ用パネル1,1を敷設すると前後軌道ス
ラブ用パネル1,1間の突き合わせ部の中央部に、凹部9,9
によって円形状の杭孔10ができ、この杭孔10より下部路
盤構造4に固定杭11を打ち込むことによって、設置直後
の軌道スラブ用パネル1の位置決めをし易くすることが
できると共に、設置完了後の軌道スラブ用パネル1,1を
移動したり、浮いたりしないように確実に固定できる。
また、第11図及び第12図は、軌道スラブ用パネル1の
他の実施例を示したもので、第1図に示す軌道スラブ用
パネル1において、軌道スラブ用パネル1中央部の前後
両側部に半円形状をした凹部9,9を形成するのではな
く、一方に凹部9を形成し、他方に前記凹部9に嵌合し
得る凸部9aを形成したものである。
そして、前後軌道スラブ用パネル1,1の凹部9と凸部9
aとを嵌合する構成としたものである。
係る構成によると、固定杭11を使用しないで、軌道ス
ラブ用パネル1の設置直後の位置決め簡単に行うことが
でき、また、軌道スラブ用パネル1を移動したりしない
ように確実に固定できる。
なお、第3図及び第4図において、符号12はレール8
を締結するためのレール締結具である。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成から成るので、以下の効果を有
する。
この発明に係る軌道スラブ用パネルは、軌道の幅方
向に細長く形成され、中央部が最大幅に形成され、か
つ、この中央部から前記軌道の幅方向の両端まで徐々に
狭くなるように形成されているので、下部路盤構造の上
に敷設して帯状に連続する軌道を構築する際に、中央部
を軸に適当に左右に傾けて敷設することにより一種類の
軌道スラブ用パネルによって曲線軌道を容易に構築でき
る等の効果がある。
また、中央部の前後両端部に互いに突き合わせられ
て固定杭を打ち込むための杭孔を構成する凹部が形成さ
れているので、この杭孔から下部路盤構造に固定杭を打
ち込むことによって軌道スラブ用パネルを移動したり浮
いたりしないように強固に固定できる等の効果がある。
また、軌道スラブ用パネルの中央部の前後両端部に
互いに嵌合する凹部と凸部とが形成されているので、下
部路盤構造の上に複数枚の軌道スラブ用パネルを敷設す
る際に、隣接する軌道スラブ用パネルの凹部と凸部とを
嵌合することによって軌道スラブ用パネルを敷設する際
の位置決め等を容易にできる等の効果がある。
この発明に係る軌道スラブの施工方法は、軌道スラ
ブ用パネルを中央部を軌道の連続方向に互いに突き合わ
せながら敷設し、かつ、隣接する軌道スラブ用パネル間
に形成された間隙に間隙部材を挿入するか、コンクリー
トを充填することによって軌道の連続方向に帯状に完全
に連続させ、左右レールは帯状に連続する軌道の両側に
平行に布設するとともに、軌道スラブ用パネル1の両側
に固定し、かつ、軌道スラブ用パネルに軌道の連続方向
に緊張材を連続して挿通すると共に、この緊張材を緊張
して前記軌道スラブ用パネルにプレストレスを導入する
ので、下部路盤構造の上に複数枚の軌道スラブ用パネル
を敷設して帯状に連続する軌道を容易に構築でき、か
つ、軌道スラブ用パネルを中央部を軸に適当に左右に傾
けて敷設することにより一種類の軌道スラブ用パネルに
よって、S形カーブや緩和曲線部分の軌道スラブ等、任
意曲率の曲線軌道を容易に構築でき、また、複数枚の軌
道スラブ用パネルを一体的に接合できる等の効果があ
る。
軌道スラブ用パネルにレールを締結することにより
軌道スラブ用パネルを連続的に連結するので、あえて軌
道スラブ用パネルどうしを連結する必要もない。
また、レールと溝部低部との間に合成樹脂材やゴム
等からなる緩衝材をレールの全長にわたって介在するの
で、レールに作用する荷重、衝撃、振動等を軌道スラブ
全体に分散させることができる。
スラブ軌道は線路方向には軌道スラブ用パネル一枚
当たりの長さは600cm〜900cm程度(スラブ1枚当たり1
締結)であり、これを線路方向に緊張材(PC鋼線)で締
結し(列車荷重により個々のスラブが自由に変位する程
度)一体化する構造とするので、若干の路盤沈下にも対
応できる構造となるので、強化路盤程度の道路盤上にも
適応できる等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は、この発明の一実施例を示し、第1
図、第6図、第9図及び第10図は軌道スラブ用パネルに
よって施工された軌道スラブの一部斜視図、第3図及び
第4図はその縦断面図、第5図及び第7図はその横断面
図、第2図、第8図、第11図及び第12図は軌道スラブ用
パネルの斜視図である。 1……軌道スラブ用パネル、2……溝部、2a……レール
締結用タイトプレート、 3……孔、4……下部路盤構造、5、13……緩衝材、6
……コンクリート、 6a……間隙部材、7……緊張材、8……レール、9……
凹部、9a……凸部、 10……杭孔、11……固定杭、12……レール締結具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−20602(JP,U) 実開 昭49−122480(JP,U) 実公4935(大正12年)(JP,Y1 T)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部路盤構造の上に、軌道の連続方向に隣
    接して敷設される軌道スラブ用パネルにおいて、前記軌
    道の幅方向に細長く形成され、中央部が最大幅に形成さ
    れ、かつ、前記中央部から前記軌道の両端幅方向に徐々
    に狭くなるように形成されてなることを特徴とする軌道
    スラブ用パネル。
  2. 【請求項2】下部路盤構造の上に、軌道の連続方向に隣
    接して敷設される軌道スラブ用パネルにおいて、前記軌
    道スラブ用パネルの前後両端部に、隣接する軌道スラブ
    用パネルとの突き合わせ部に固定杭を打ち込む孔を構成
    するように凹部が形成されてなることを特徴とする請求
    項第1項記載の軌道スラブ用パネル。
  3. 【請求項3】下部路盤構造の上に、軌道の連続方向に隣
    接して敷設される軌道スラブ用パネルにおいて、隣接す
    る前記軌道スラブ用パネルの一方に凹部が形成され、前
    記軌道スラブ用パネルの他方に前記凹部と係合する凸部
    が形成されてなることを特徴とする請求項第1項記載の
    軌道スラブ用パネル。
  4. 【請求項4】下部路盤構造の上に、請求項第1項記載の
    軌道スラブ用パネルをその中央部を突き合わせつつ、か
    つ、隣接する軌道スラブ用パネルの左右両側に形成され
    る間隙を適宜変化させつつ敷設すると共に、前記左右間
    隙に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを充填
    することを特徴とする軌道スラブの施工方法。
  5. 【請求項5】下部路盤構造の上に、請求項第2項記載の
    軌道スラブ用パネルをその中央部を突き合わせつつ、か
    つ、隣接する軌道スラブ用パネルの両側に形成される左
    右間隙を適宜変化させつつ敷設し、隣接する前記軌道ス
    ラブ用パネルの突き合わせ部の中央部に凹部からなる杭
    孔より下部路盤構造に杭を打ち込み、かつ、前記左右間
    隙に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを充填
    することを特徴とする軌道スラブの施工方法。
  6. 【請求項6】下部路盤構造の上に、請求項第3項記載の
    軌道スラブ用パネルを、凸部と凹部とを嵌合しつつ、か
    つ、隣接する軌道スラブ用パネルの両側に形成される左
    右間隙を適宜変化させつつ敷設し、かつ、前記左右間隙
    に間隙部材を挿入するか若しくはコンクリートを充填す
    ることを特徴とする軌道スラブの施工方法。
  7. 【請求項7】請求項第4項、第5項又は第6項記載の軌
    道スラブの施工方法において、前記軌道スラブ用パネル
    に軌道の連続方向に緊張材を連続して挿通すると共に、
    当該緊張材を緊張して前記軌道スラブ用パネルにプレス
    トレスを導入することを特徴とする軌道スラブの施工方
    法。
  8. 【請求項8】請求項第4項、第5項、第6項又は第7項
    記載の軌道スラブの施工方法において、軌道スラブの上
    にレールを締結して軌道スラブ用パネルを連続的に連結
    すると共に、前記レールと各軌道スラブ用パネルとの間
    にその全長にわたって緩衝材を介在することを特徴とす
    る軌道スラブの施工方法。
  9. 【請求項9】軌道スラブ用パネルと下部路盤構造との間
    に緩衝材を充填することを特徴とする請求項第4項、第
    5項、第6項、第7項又は第8項記載の軌道スラブの施
    工方法。
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