JPH0336027B2 - - Google Patents

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JPH0336027B2
JPH0336027B2 JP17241382A JP17241382A JPH0336027B2 JP H0336027 B2 JPH0336027 B2 JP H0336027B2 JP 17241382 A JP17241382 A JP 17241382A JP 17241382 A JP17241382 A JP 17241382A JP H0336027 B2 JPH0336027 B2 JP H0336027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transfer
layer
cassette case
transfer film
Prior art date
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Expired
Application number
JP17241382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5962184A (ja
Inventor
Masami Taki
Haruki Suda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP17241382A priority Critical patent/JPS5962184A/ja
Publication of JPS5962184A publication Critical patent/JPS5962184A/ja
Publication of JPH0336027B2 publication Critical patent/JPH0336027B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/025Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet
    • B41M5/03Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by pressure

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、カセツトケースの転写絵付け法に関
するもので、特にシュリンク(shrink)包装と転
写絵付けとを同時に行うことを特徴とするカセツ
トケースの転写絵付け法に関するものであり、オ
ーデイオカセツトケース、ビデオカセツトケース
のシュリンク包装および絵付けに利用できる方法
に関するものである。
<従来の技術および問題点> 従来、オーデイオカセツトケース、ビデオカセ
ツトケースに絵付けするには、オーデイオカセツ
トケースの場合には、インジエクシヨン成形にて
ケースが作成されるため、該ケースの表面への多
色刷りは、製造装置上難しく、一方、ビデオカセ
ツトケースの場合には、やや厚手のプラスチツク
シートを製缶する方式のため、印刷は、スクリー
ン方式に限定され、調子刷りが難しかつた。そこ
でこれらケースには直接絵付けが難しいため、こ
れらケースを包装する際、適宜絵柄を施したシュ
リンクフイルムを用い、該ケースに間接的に絵付
けを施す方法がとられている。
従つて、消費者が購入した後は、シュリンク包
装フイルムは廃棄されため、オーデイオカセツト
ケース等は、絵柄の存在しない、きわめて意匠性
の乏しいものであつた。
そこで本発明者等は、これら従来法の欠点を解
消すべく鋭意研究した結果、現在のカセツトメー
カーの設備を変更せずに、しかも、コストアツプ
の負担もなく、オーデイオカセツト等に容易に絵
付けを施すと同時に、流通に耐える包装を施すこ
とが可能な、カセツトケースの転写絵付け法を完
成したものである。
<問題点を解決するための手段> すなわち本発明は、熱収縮性を有するフイルム
上に、部分的または全面的に剥離層、印刷層およ
び接着層を順次形成して転写フイルムを作成し、
該転写フイルムの接着層を内側にしてカセツトケ
ースを包装し、次いで転写フイルムを加熱してカ
セツトケースの周囲に熱収縮させ、さらに、転写
フイルムの全面または必要部分を加圧してカセツ
トケースをシュリンク(shrink)包装すると同時
に転写絵付けを行うことを特徴とする、カセツト
ケースの転写絵付け法である。
<作用> 上述した本発明の方法によれば、転写フイルム
に形成した接着層が、シュリンク包装紙の熱によ
り溶融し、さらに加えられる加圧の力によりカセ
ツトケースに接着する。また、シュリンク包装後
の転写フイルムは、そのままカセツトケースを被
覆した状態で流通されることにより、カセツトケ
ースの表面保護の作用を奏する。そして、使用時
にこのフイルムを剥がすと、前記剥離層により絵
柄は転写フイルムからカセツトケース側に転写
し、カセツトケースへの絵付けが完了する。
<実施例> 以下、図面を用いてさらに詳細に説明すると、
第1図に示すように、熱収縮性を有するフイルム
1全面上に、剥離層2、印刷層3および接着層4
を順次形成して転写フイルム5を作成する。な
お、第2図に示すように、熱収縮性を有するフイ
ルム1上に、部分的に前記した剥離層2等を形成
する場合には、剥離層2等が形成されていないフ
イルム上に密着インキ層6を形成することが望ま
しい。これは、被転写体であるカセツトケースと
転写フイルム間に部分的に空間ができると、密着
が悪くなり、転写が不完全となつてしまうからで
ある。この転写フイルム5を用いて、カセツトケ
ース7を、第3図に示すように、接着層4を内側
にして包装し、次いで第4図に示すように、ヒー
ター8にて転写フイルム5を加熱してカセツトケ
ース7の周囲に熱収縮せしめ、さらに加熱された
ロール9、例えばシリコンゴムロールにて、転写
フイルム5の全面または必要部分を加圧して、本
発明によるカセツトケース包装体が得られる。こ
こで、第4図中10は、ロール9を加熱するため
のヒーターである。なお、転写後、転写フイルム
5を被転写体7より剥離することにより、第5図
および第6図に示すように、熱収縮性を有するフ
イルム1以外は、カセツトケース7に転写され
る。
ここで、本発明におて使用する転写フイルムの
ベースフイルムたる熱収縮性を有するフイルムと
しては、一般的にはシュリンクフイルムと称され
ているフイルムなら使用でき、特にポリオレフイ
ン系樹脂からなるフイルムは、インキ等の接着性
が弱いため適している。具体的には、OPP(延伸
ポリプロピレン)フイルムが使用できる。
また、剥離層用の樹脂としては、熱および圧力
にて前記熱収縮性を有するフイルムより剥離可能
な樹脂なら使用でき、具体的には塩化ゴム、アク
リル、ポリメチルメタアクリレート等の樹脂が使
用できる。また、インキ用の着色剤としては、染
料も顔料も使用することができる。
次に、本発明の具体例を示す。
実施例 1 25μmの延伸ポリプロピレンフイルム(東洋紡
(株)製、商品名STT―6183)上に、東洋インキ製
造(株)製剥離ニス(主成分:塩化ゴム、ワツクス、
商品名PSHP15A)を用いて、175、35μmのグ
ラビアシリンダーにて、グラビア印刷方式にて、
約2μmの剥離層を形成し、その上に東洋インキ
製造(株)製印刷インキ(主成分:塩化ゴム、アクリ
ル、商品名MFF型インキ)にて印刷して印刷層
を形成し、その上に、東洋インキ製造(株)製接着ワ
ニス(主成分:エチルメタアクリレート、商品名
ABSHP)を用いて、175、40μmのグラビアシ
リンダーにて、約3μmの厚さの接着層を形成し
た。なお、インキ等を乾燥するための乾燥温度
は、フイルウが収縮しないように35〜40℃を上限
とし、通過速度を20m/minとした。このうにし
て得られた転写フイルムにて接着層を内側にし
て、ポリスチロール製のカセツトケースを包装
し、次いで280℃、5秒間加熱して、該フイルム
を熱収縮せしめ、さらに、熱ロールにより、240
℃、圧力8Kg/cm2、スピード4cm/secの条件に
て熱転写を行つた。このシュリンク包装されたカ
セツトケースは、従来品と変わりはなかつたが、
カセツトを取り出すために、フイルムを剥がす
と、ケース表面にはシヤープに絵柄が転写されて
いた。
実施例 2 25μmの延伸ポリプロピレンフイルム(東洋紡
(株)製、商品名STT―6182)上に、実施例1にて
使用した剥離ニスを用い、転写させるべき図柄の
部分に相当する個所に約2μmの厚さで剥離層を
形成した。一方、フイルムの剥離層が形成されて
いない部分には、東洋インキ製造(株)製インキ(主
成分:ニトロセルロース、ポリアマイド、商品名
NPSTインキ)にて密着インキ層を形成した。次
いで、剥離層上には、実施例1にて使用した
MFF型インキにて所望の図柄を印刷して印刷層
を形成し、かつその上に、実施例1にて使用した
ABSHP接着ワニスを用いて175、40μmのグラ
ビアシリンダーにて約3μmの厚さの接着層を形
成した。次いで、実施例1と同一の条件にて乾燥
させて、転写フイルムを作成し、かつ、実施例1
のケースに同一条件にて転写した。シユリンク包
装されたケースには、ケース自体に転写されたイ
ンキによる図柄と、シユリンクフイルムに残存し
ている密着インキ層による図柄とから構成される
複合図柄が施されていた。そして、ケースを取り
出すためにシユリンクフイルムを剥がすと、ケー
ス表面に密着インキ層以外の印刷層がシヤープに
転写されていた。
<発明の効果> 本発明は以上の構成のため、以下に示すような
種々の効果を有する。すなわち、本発明は被転写
体たるカセツトケースのシユリンク包装および転
写絵付けと同時に行えるため、作業適性がきわめ
てすぐれており、しかも、包装フイルムである熱
収縮性を有するフイルムが、オーバーフイルムの
作用をするため、転写絵柄がカセツトケースの流
通中、傷つけられたりすることがない。そして、
従来品と比べ、包装フイルムを剥がした後におい
てもケースに転写絵柄が残るため、従来品と比
べ、その意匠性は著しく向上する等、本発明の実
用上の効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
および第2図は、本発明において使用する転写フ
イルムの層構成を説明するための説明図、第3図
はカセツトケースを転写フイルムにて包装する包
装工程の説明図、第4図は転写工程を説明する説
明図、および第5図、第6図は転写フイルムを剥
がした後のカセツトケースをそれぞれ示す説明図
である。 1……熱収縮性を有するフイルム、2……剥離
層、3……印刷層、4……接着層、5……転写フ
イルム、6……密着インキ層、7……カセツトケ
ース、8,10……ヒーター、9……ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱収縮性を有するフイルム上に、部分的また
    は全面的に剥離層、印刷層および接着層を順次形
    成して転写フイルムを作成し、該転写フイルムの
    接着層を内側にしてカセツトケースを包装し、次
    いで転写フイルムを加熱してカセツトケースの周
    囲に熱収縮させ、さらに、転写フイルムの全面ま
    たは必要部分を加圧してカセツトケースをシュリ
    ンク(shrink)包装すると同時に転写絵付けを行
    うことを特徴とする、カセツトケースの転写絵付
    け法。 2 熱収縮性を有するフイルム上に、部分的に、
    剥離層、印刷層および接着層を形成し、他の部分
    には密着インキ層を形成した転写フイルムを使用
    することを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載のカセツトケースの転写絵付け法。
JP17241382A 1982-09-30 1982-09-30 カセットケースの転写絵付け法 Granted JPS5962184A (ja)

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JP17241382A JPS5962184A (ja) 1982-09-30 1982-09-30 カセットケースの転写絵付け法

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JP17241382A JPS5962184A (ja) 1982-09-30 1982-09-30 カセットケースの転写絵付け法

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Publication Number Publication Date
JPS5962184A JPS5962184A (ja) 1984-04-09
JPH0336027B2 true JPH0336027B2 (ja) 1991-05-30

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ID=15941493

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JP17241382A Granted JPS5962184A (ja) 1982-09-30 1982-09-30 カセットケースの転写絵付け法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29514420U1 (de) * 1995-09-08 1995-11-09 Basf Magnetics Gmbh, 68165 Mannheim Transferfolie zum Bedrucken von Gegenständen und damit bedruckter Gegenstand

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JPS5962184A (ja) 1984-04-09

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