JPS5920469B2 - 印刷方法及びこの方法を実施するための転写フイルム - Google Patents
印刷方法及びこの方法を実施するための転写フイルムInfo
- Publication number
- JPS5920469B2 JPS5920469B2 JP51058442A JP5844276A JPS5920469B2 JP S5920469 B2 JPS5920469 B2 JP S5920469B2 JP 51058442 A JP51058442 A JP 51058442A JP 5844276 A JP5844276 A JP 5844276A JP S5920469 B2 JPS5920469 B2 JP S5920469B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- film
- sensitive adhesive
- printed layer
- sphere
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Description
【発明の詳細な説明】
従来、たとえばガラス瓶の胴部のような１次曲面への印
刷は、オフセット印刷法により行われているが、多色印
刷や写真印刷は困難であり、また、たとえば球面のよう
な２次曲面には完全な印刷はできなかつた。
刷は、オフセット印刷法により行われているが、多色印
刷や写真印刷は困難であり、また、たとえば球面のよう
な２次曲面には完全な印刷はできなかつた。
本発明は、上述の欠点を解決し、１次曲面勿論、２次曲
面にも、多色の印刷を施しうる方法に関するもので、以
下添付の図面に示す実施例について説明する。
面にも、多色の印刷を施しうる方法に関するもので、以
下添付の図面に示す実施例について説明する。
本発明に使用するフィルムＡは、熱収縮フィルム１の片
面に、適宜の剥離剤２を塗布し、この剥離剤２の表面に
、所望の色彩とパターンを有する印刷層３を形成し、か
つこの印刷層３の表面に、適宜の感熱接着剤４を塗布し
て形成されている。
面に、適宜の剥離剤２を塗布し、この剥離剤２の表面に
、所望の色彩とパターンを有する印刷層３を形成し、か
つこの印刷層３の表面に、適宜の感熱接着剤４を塗布し
て形成されている。
上記転写フィルムＡをもつて、たとえば、第２図示のよ
うな球体５の表面に印刷するには、フィルムＡの感熱接
着剤４の面を球体５に向けて、球体５の表面に仮止めす
る。この際、フィルムＡがチューブ状の場合には、球体
５に被せて止めるだけでもよいが、フィルムＡがシート
状の場合には、適宜糊料もしくはテープ等を一部に施し
て仮付けすればよい。なお、この際、フィルムＡには若
干のひだ６が生ずるが、このひだ６は、後述するように
消失するのでなんら差支えない。
うな球体５の表面に印刷するには、フィルムＡの感熱接
着剤４の面を球体５に向けて、球体５の表面に仮止めす
る。この際、フィルムＡがチューブ状の場合には、球体
５に被せて止めるだけでもよいが、フィルムＡがシート
状の場合には、適宜糊料もしくはテープ等を一部に施し
て仮付けすればよい。なお、この際、フィルムＡには若
干のひだ６が生ずるが、このひだ６は、後述するように
消失するのでなんら差支えない。
ついで、適宜の手段により、フィルムＡを、さらに望ま
しくは球体５の表面をも加熱する。
しくは球体５の表面をも加熱する。
しかるときは、まずフィルムＡにおける球体５に接する
個所が、感熱接着剤４の溶融により、球体５の表面に接
着し、ついで、球体５より離れている個所が、熱により
収縮しながら、溶融した感・熱接着剤４を介して球体５
の表面に接着し、上記１：ひだ６は消失して、フィルム
Ａは全面にわたつて球体５の表面に接着する。熱収縮フ
ィルム１と印刷層３との間には、剥離剤２が介在してい
るので、熱収縮フィルム１は、容易に剥し去ることがで
きる。
個所が、感熱接着剤４の溶融により、球体５の表面に接
着し、ついで、球体５より離れている個所が、熱により
収縮しながら、溶融した感・熱接着剤４を介して球体５
の表面に接着し、上記１：ひだ６は消失して、フィルム
Ａは全面にわたつて球体５の表面に接着する。熱収縮フ
ィルム１と印刷層３との間には、剥離剤２が介在してい
るので、熱収縮フィルム１は、容易に剥し去ることがで
きる。
転写後、印刷層３の表面に、透明な塗料を塗布乾燥して
印刷層３を保護するか、あるいは再度加熱して、球体５
に印刷層３を焼付ければ、球体５の表面に転写された印
刷層３はさらに強固となる。
印刷層３を保護するか、あるいは再度加熱して、球体５
に印刷層３を焼付ければ、球体５の表面に転写された印
刷層３はさらに強固となる。
この場合には、フィルムＡの剥離剤２は不要となる。
なお、本発明において使用する熱収縮フイルム１として
は、１軸延伸性又は２軸延伸性の熱可塑性合成樹脂材料
を使用でき、具体的には次のような材料とすることがで
きる。
は、１軸延伸性又は２軸延伸性の熱可塑性合成樹脂材料
を使用でき、具体的には次のような材料とすることがで
きる。
（１）ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）
広い温度範囲で徐々に収縮し、最大約６０％の収縮率を
有する。
有する。
（２）ポリエチレン（ＰＥ）
比較的低い温度（約８０℃以上）で急速に熱収縮し、最
大約８０％の収縮率を有する。
大約８０％の収縮率を有する。
（３）ポリプロピレン（ＰＰ）
比較的高い温度（約１２０℃以上）で急速に熱収縮し、
最大約８０％の収縮率を有する。
最大約８０％の収縮率を有する。
（４）ポリスチレン（ＰＳ）ポリエチレンとポリプロピ
レンの熱収縮温度のほぼ中間の温度（約１０５℃以上）
で急速に熱収縮し、最大約８０％の収縮率を有する。
レンの熱収縮温度のほぼ中間の温度（約１０５℃以上）
で急速に熱収縮し、最大約８０％の収縮率を有する。
その他に、ポリエステル（ＰＥＴ）、ポリ塩化ビニリデ
ン（ＰＶＤＣ）、塩酸ゴム、工バール、アイオノマー樹
脂等も使用できるが、作業性、機械適性、印刷適性、収
縮性等の面から、ポリ塩化ビニルが最も好ましい。また
、感熱接着剤４としては、パラフインワツク入又はこれ
に低密度ポリエチレン、ポリイソブチレン、エチレン一
酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル酸エステル等を
適当に配合したワツクスなどのホツトメルト系接着剤や
アイオノマー樹脂等を使用することができる。
ン（ＰＶＤＣ）、塩酸ゴム、工バール、アイオノマー樹
脂等も使用できるが、作業性、機械適性、印刷適性、収
縮性等の面から、ポリ塩化ビニルが最も好ましい。また
、感熱接着剤４としては、パラフインワツク入又はこれ
に低密度ポリエチレン、ポリイソブチレン、エチレン一
酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル酸エステル等を
適当に配合したワツクスなどのホツトメルト系接着剤や
アイオノマー樹脂等を使用することができる。
これらは、常温では固体であるが、加熱することにより
溶融して接着性を発揮する。上述のように本発明の方法
によれば、従来困難であつた２次曲面を有する物体の表
面、たとえばビール瓶の肩部、あるいはボーリングのピ
ンのようなものにも、容易に多色印刷することができる
。
溶融して接着性を発揮する。上述のように本発明の方法
によれば、従来困難であつた２次曲面を有する物体の表
面、たとえばビール瓶の肩部、あるいはボーリングのピ
ンのようなものにも、容易に多色印刷することができる
。
また、本発明においては、印刷層３の表面に感熱接着剤
４を塗布し、転写フイルムＡの加熱時にこれを溶融させ
て、印刷層３を物体の表面に確実に接着させることがで
きるので、転写後印刷層３が物体の表面から剥れる恐れ
がなく、好都合である。
４を塗布し、転写フイルムＡの加熱時にこれを溶融させ
て、印刷層３を物体の表面に確実に接着させることがで
きるので、転写後印刷層３が物体の表面から剥れる恐れ
がなく、好都合である。
第１図は本発明の転写フイルムの拡大縦断面図、第２図
は本発明の転写フイルムを球体に仮止めした状態を示す
一部の縦断面図、第３図は同じく斜視図である。 Ａ・・・・・・転写フイルム、１・・・・・・熱収縮フ
イルム、２・・・・・・剥離剤、３・・・・・・印刷層
、４・・・・・・感熱接着剤、５・・・・・・球体、６
・・・・・・ひだ。
は本発明の転写フイルムを球体に仮止めした状態を示す
一部の縦断面図、第３図は同じく斜視図である。 Ａ・・・・・・転写フイルム、１・・・・・・熱収縮フ
イルム、２・・・・・・剥離剤、３・・・・・・印刷層
、４・・・・・・感熱接着剤、５・・・・・・球体、６
・・・・・・ひだ。
Claims (1)
- １ 熱収縮フィルム１の表面に、剥離剤２を塗布し、そ
の表面に所望の色彩とパターンを有する印刷層３を印刷
積層し、印刷層３の表面に、感熱接着剤４を塗布してな
る転写フィルムＡを、その感熱接着剤４層を内面として
、物体の曲面部に仮付けした後、上記転写フィルムＡを
加熱することにすり、熱収縮フィルム１を収縮させて、
同フィルム１及び印刷層３とともに、上記感熱接着剤４
を物体の表面に密着させ、かつ加熱により溶融した上記
感熱接着剤４をもつて、上記印刷層３を、物体の表面に
接着させ、しかる後、熱収縮フィルム１を剥離すること
を特徴とする曲面印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51058442A JPS5920469B2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 印刷方法及びこの方法を実施するための転写フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51058442A JPS5920469B2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 印刷方法及びこの方法を実施するための転写フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52141713A JPS52141713A (en) | 1977-11-26 |
| JPS5920469B2 true JPS5920469B2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=13084500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51058442A Expired JPS5920469B2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 印刷方法及びこの方法を実施するための転写フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920469B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551582A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-15 | Hida Seisakusho:Kk | Transfer printing |
| JPS6015882Y2 (ja) * | 1981-05-14 | 1985-05-18 | 国産金属工業株式会社 | 鎌錠の受座板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5163713A (ja) * | 1974-11-27 | 1976-06-02 | Toppan Printing Co Ltd |
-
1976
- 1976-05-20 JP JP51058442A patent/JPS5920469B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5163713A (ja) * | 1974-11-27 | 1976-06-02 | Toppan Printing Co Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52141713A (en) | 1977-11-26 |
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