JPH0335949A

JPH0335949A - インデックス装置

Info

Publication number: JPH0335949A
Application number: JP16878589A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Mabuchi; 馬渕　好和; Tsuneo Ohashi; 大橋　恒雄
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1989-06-30
Filing date: 1989-06-30
Publication date: 1991-02-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ＮＧ工作機械等に適用されるインデックス装
置に関する。

〔従来の技術）従来より、ワーク（被加工物）の互いに異なる複数の面
へ加工をｉｔ場合や、ＭＱに対し所要の傾斜角をもって
加工を施す場合には、これらの加工を容易にするために
インデックス装置が用いられる。

インデックス装置は、ワークを保持するテブルと、この
テーブルを回動自在に支承する支持台と、該支持台に配
設され、上記テーブルを回動させる駆動源（第１の駆動
源）とを備えており、上記テーブルを適宜回動させるこ
とにより加工機械に対するワークの姿勢を変化させるよ
うにしている。

すなわち、上記インデックス装置によれば、テーブルに
対するワークの位置や姿勢等を変化させずに、該ワーク
の互いに異なる複数の面への加工や、基準に対し所要の
傾斜角をもった加工を一度に行うことができる。

（発明が解決しようとする課題）ところで、上記のようなインデックス装置では、たとえ
ば、円柱状を威すワークをその基端面を介してテーブル
に保持させた場合、その周面への加工は上記テーブルを
回動させることにより一度に行うことができるものの、
自由端面への加工はワークをテーブルに乗せ換えない限
り行うことができない。

このため従来では、上記支持台をさらに装置本体に回動
自在に支承させるとともに、この支持台を回動させる駆
動源（第２の駆ｖＪ源）を設け、上記テーブルの回動輪
を傾斜させることによってインデックス８置におけるワ
ークのｈ口■自由度を向上させるようにしている。

しかしながら、上記インデックスＨｆｆｉでは、上記支
持台の回動とともに、テーブルを回動きせるだめの駆ｖ
Ｊ源も回動されてしまうため、この駆動源の移動域を十
分に確保した場合には、装置の大型化が（ａ来され、一
方、ＨＨの大型化を抑えた場合には、上記支持台の回動
角、すなわちワークの加工自由度が狭められてしまう。

本発明の目的は、上記実情に鑑みて、装置の大型化を招
来することなく、被加工物の加工自由度を向上させるこ
とのできるインデックス装置を捉供することにある。

〔課題を解決するための手段］本発明に係るインデックス８置では、被加工物を保持す
るテーブルと、このテーブルを回動自在に支承する支持
台と、上記支持台を上記テーブルの回動軸が傾斜する方
向へ回動自在に支承する装置本体と、上記支持台の回動
中心軸上に配置され、上記テーブルを回動させる第１の
駆動源と、上記支持台を回動させる第２の駆動源とを備
えている。

（作用）上記構成によれば、支持台の回動に伴う第１の駆動源の
移動域を可及的に小さくすることができる。

〔実施例〕

以下、実施例を示す図面に基づいて本１１明を詳細に説
明する。

第１図および第２図は、本発明に係るインデックス装置
を概念的に示したもので、このインデックス装置では箱
状を成す支持台１にテーブル２が配設されている。テー
ブル２は、円柱状を成す軸部２ａと、この軸部２ａの先
端部に設けられ、表面に複数の爪溝２ｂ、２ｂ・・・が
放射状に刻設された円板状のチャック部２Ｃと、上記軸
部２ａの基端部に互いの軸心を合致させた状態で固着さ
れた第１のウオームホイール２ｄとを有しており、上記
チャックｇＩｓ２　Ｇを上記支持台１の上面に位置させ
た状態で、該チャフ９部２Ｃの軸心８回りに回動自在に
配設されている。なお、上記軸部２ａの内部には、チャ
ック部２Ｃの上面に開口する複数の治具用油圧供給路２
ｅ、２ｅ・・・が設けられている。

一方、このテーブル２を支承する支持台１は、その両端
部にそれぞれ軸部材１ａ、１ｂを有し、これら軸部材１
ａ、１ｂを介して装置本体３の中央部に回動自在に支承
されている。軸部材ｌａ。

１ｂは、上記テーブル２の回動中心Ｂに直交する同一の
軸心Ａ上に、上記支持台１の外方に向けて延在されてお
り、一方の軸部材１ａには第２のウオームホイール４が
配設され、かつ他方の軸部材１ｂにはディスクロータ５
が配設されている。

この支持台１は、第１のザーボモータ（第１の駆動源）
６を備えている。第１のサーボモータ６は、上記一方の
軸部材１ａの端面に互いの軸心を合致させた状態で固定
されており、その駈ｖ］軸６ａは一対の平歯車７，８お
よびつ４−ム９を介して上記第１のウオームホイール２
ｄに連結されている。なお、図には明示していないが、
この第１のサーボモータ６の外周面には、外方に突出す
る突起が設けられている。また、このサーボモダ６への
信号１６ｂ、６ｃは、その外周面から径外方向に延在し
ている。さらに、上記平歯車７゜８問およびウオーム９
、ウオームホイール２ｄ間には、図示していないバック
ラツシ除去手段が介在されている。

また、上記支持台１は、その内部にシリンダブレーキ１
０を備えている。シリンダブレーキ１０は、油圧で作動
されるロッド１０ａの先端にバッド１１が固着されたも
ので、該バッド１１を上記第１のウオームホイール２ｄ
の周面に対向さぜた状態で配設されている。図からも明
らかなように、このシリンダブレーキ１０のオイルバイ
ブ１２は、上記テーブル２の治具用油圧供給路２ｅ。

２ｅ・・・とともに他方の軸部材１ｂ方向に導かれ、該
軸部材１ｂとＶｔ装置本体３の間に構成された回転管継
手１３を介して装置本体３側のオイル通路１４に連絡さ
れている。なお、図中の符号１５は、第１のウオームホ
イール２ｄの原点を検出する原点リミットスイッチ、符
号１６は、上記シリンダブレーキ１ｏの作動状況を検出
する一対のブレーキリミットスイッチであり、それぞれ
の＠９線１５ａ、１６ａ、１６ａは、上記他方の軸部材
１ｂと装置本体３との間に構成されたスリップリング１
７を介して装置本体３側の信＠線１８に接続されている
。

他方、装置本体３は、上記支持台１における一方の軸部
材１ａ側に位置する部位に第２のサーボモータ１９を備
えている。この第２のサーボモータ１９は、鉛直方向（
第１図中の上下方向）に配設されており、その駆動軸１
９ａは一対の平歯車２０．２１およびウオーム２２を介
して上記第２のウオームホイール４に連結されている。

なお、この平歯車２０．２１問およびウオーム２２．ウ
オームホイール４間にもバックラッシ除去手段（図示せ
ず）が介在されている。

また、この装置本体３は、一対のブレーキキャリパ２３
．２３および一対のリミットスイッチ２４．２４を備え
ている。ブレーキキャリパ２３゜２３は、上記支持台１
における他方の軸部材１ｂに配設されたディスクロータ
５の両端面に、それぞれのパッド２３ａ、２３ａを対向
させる態様で配置され、一方、リジットスイッチ２４．
２４は、上記第１のサーボモータ６に設けられた突起（
図示せず）の移動域に対応する部位に配設されている。

なお、図中の符号２５は、上記支持台１の周囲を覆い、
加工中の切削油が飛敗するのを防止するカバーであり、
装置本体３に固定設置されている。また、符号２６は上
記シリンダブレーキ１０に相当するシリンダブレーキ、
さらに図中の符号２７．２８は、第２のウオームホイー
ル４の原点を検出する原点リミットスイッチ、および上
記シリンダブレーキ２６の作動状況を検出するプレキリ
ミツトスイッチである。

上記のように構成されたインデックス装置では、まず、
テーブル２のチャック部２Ｃ上面に爪（図示せず）や治
具（図示せず）を介して加工するべきワーク（図示せず
〉をその移動を規制した状態で保持させる。

この状態から上記第１のサーボモータ６を回転させると
、その回転は一対の平歯車７．８によって適宜減速され
、ざらにウオーム９を介して第１のウオームホイール２
ｄか回転される。

第１のウオームホイール２ｄが回転すると、上記ワーク
を保持したテーブル２が上記チャック部２Ｃの軸心８回
りに回転され、図示していない加工機械に対するワーク
の姿勢がこの軸心８回りに変更される。たとえば、円柱
状を威すワークをその基端面を介してテーブル２に保持
させた場合には、その全周面を加工機械に対向させるこ
とができる。

テーブル２を所要の回転角まで回転させた後、上記シリ
ンダブレーキ１０を作動させれば、テブル２の支持台１
に対する回動が阻止され、上記ワークに所要の加工を施
すことができる。

一方、上記第２のサーボモータ１９を回転させると、そ
の回転は一対の平歯車２０．２１によって適宜減速され
、ざらにウオーム２２を介して第２のウオームホイール
４が回転される。

第２のウオームホイール４が回転すると、支持台１が軸
部材１ａ、ｌｂの軸心Ａ回りに回転され、上記ワークを
保持したテーブル２の回転中心Ｂが傾斜して図示してい
ない加工機械に対するワークの姿勢が軸心Ａ回りに変更
される。たとえば、円柱状を成すワークをその基端面を
介してテーブル２に保持させた場合には、その自由端面
を加工機械に対向させることができる。

このとき、支持台１の回転にともなって上記第１のサー
ボモータ６も回転されるが、このサーボモータ６は支持
台１の回転中心Ａ上に配置され、その移動域が可及的に
抑えられているため、装置の大型化を４＆来することな
く支Ｊ５台１の回動角を大きくとることができる。たと
えば、この実施例における支持台１では、テーブル２の
チャック部２Ｃが水平の状態から、両方向へそれぞれお
よそ１３５°回転させることができる。なお、支持台１
が１３５°を越えて回動すると、第１のサーボせ一タロ
に設けられた突起（図示せず）によってリミットスイッ
チ２４が作動され、上記第２のサーボモータ１９が停止
される。また、上記支持台１が回転されると、第１のサ
ーボモータ６への信＠線６ｂ、６ｃも移動されるが、こ
れら信号線６ｂ、６ｃはモータ６の外周面から径外方向
に延在しているため、その局部に捩じれ等が発生するよ
うなことはない。

支持台１を所要の回転角まで回転させた後、］二記シリ
ンダブレーキ２６およびブレーキキャリパ２３．２３を
作動させれば、支持台１の装置本体３に対する回動が両
正され、上記ワークに所要の加工を施すことができる。

その際、支持台１は軸部材１ａ、１ｂの両端部で１ｌｉ
ｌＪ動されているため、加工時に１」ロエ１ｆｌＨＲか
ら受ける抵抗等によって捩じれるようなことはない。

なお、上記実施例では、第１および第２の駆動源として
ともにサーボモータ６．１９を例示しているが、本発明
では、その他の駆ｌｌＩ源であっても構わない。

（発明の効果）上記したように、本発明に係るインデックス装置によれ
ば、支持台の回動に伴う第１の駆動源の移動域を可及的
に小さくすることがでさるため、装置の大型化を釘来す
ることなく、被加工物の７１０工自由度を向上させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るインデックス芸道の要部を概念
的に示した、第２図は、本ざｔ明に係るインデックス装
置の外観を概念的に示した斜視図である。１・・・支持台、２・・・テーブル、３・・・装置本体
、６・・・第１の駆動源、１９・・・第２の駆動源、Ｂ
・・・テーブルの回動軸、Ａ・・・支持台の回動中心。第図

Claims

【特許請求の範囲】

被加工物を保持するテーブルと、このテーブルを回動自
在に支承する支持台と、上記支持台を上記テーブルの回
動軸が傾斜する方向へ回動自在に支承する装置本体と、
上記支持台の回動中心軸上に配置され、上記テーブルを
回動させる第１の駆動源と、上記支持台を回動させる第
２の駆動源とを備えたことを特徴とするインデックス装
置。