JPH0335915Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335915Y2 JPH0335915Y2 JP1983049872U JP4987283U JPH0335915Y2 JP H0335915 Y2 JPH0335915 Y2 JP H0335915Y2 JP 1983049872 U JP1983049872 U JP 1983049872U JP 4987283 U JP4987283 U JP 4987283U JP H0335915 Y2 JPH0335915 Y2 JP H0335915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- drive shaft
- pump body
- drain
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 8
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は空気調和機等に用いられ、ポンプを廻り
つぱなしにしてもドレーンが溜つたら直ちに排水
するドレーン排出用のポンプに関する。
つぱなしにしてもドレーンが溜つたら直ちに排水
するドレーン排出用のポンプに関する。
従来この種ポンプは概略第1図に示すようなも
ので、ポンプ本体1内に回転羽根2を回転させ、
ドレーンを吸込口3から吸込んで吐出口4より吐
出させていた。そして空調機等のドレーンには土
或は綿等の塵埃が含まれて居り、このような塵埃
がポンプを停止すると、ポンプ本体の溜り部分5
に溜り次の起動時に回転羽根をかじり、甚しい時
は回転羽根を損傷することがあつた。
ので、ポンプ本体1内に回転羽根2を回転させ、
ドレーンを吸込口3から吸込んで吐出口4より吐
出させていた。そして空調機等のドレーンには土
或は綿等の塵埃が含まれて居り、このような塵埃
がポンプを停止すると、ポンプ本体の溜り部分5
に溜り次の起動時に回転羽根をかじり、甚しい時
は回転羽根を損傷することがあつた。
又このようなポンプにあつてはポンプ内の空気
を排出しないと所定の揚程は得られなかつた。
を排出しないと所定の揚程は得られなかつた。
本案によつて解決しようとする技術的課題はポ
ンプ本体を特殊な形状とし、ポンプを回転すると
共に、ポンプ本体内に空気を流入して所定の揚程
を得るようにしたものである。
ンプ本体を特殊な形状とし、ポンプを回転すると
共に、ポンプ本体内に空気を流入して所定の揚程
を得るようにしたものである。
このような技術的課題を解決するために本案は
次のような技術的手段を採る。内面を漸次直径を
増加する曲面となし、この曲面の小径側に吸込口
を、大径側に吐出口を有するポンプ本体と、この
曲面に接しないような間〓でポンプ本体内の上方
よりの駆動軸で回転する羽根とを有し、この羽根
の駆動軸の近傍に大気を流入させる気体流入部を
設け、駆動軸のまわりの液体の回転運動によつて
ポンプ本体内に等圧面が回転放物面で近似出来る
自由表面を形成し、ポンプ内で回転する回転羽根
は空気層即ち自由表面を形成出来る空〓を持つと
共に、この空〓は気体流入部に連通されている。
モータはポンプ本体の上方に設け、このモータ駆
動軸を介して回転羽根を回転させると、ドレーン
は駆動軸のまわりの回転運動によつて生じる回転
放物面をポンプ内に形成して吸込口より吸い上げ
られ、空気を流入して吐出口より所望個所に吐出
される。
次のような技術的手段を採る。内面を漸次直径を
増加する曲面となし、この曲面の小径側に吸込口
を、大径側に吐出口を有するポンプ本体と、この
曲面に接しないような間〓でポンプ本体内の上方
よりの駆動軸で回転する羽根とを有し、この羽根
の駆動軸の近傍に大気を流入させる気体流入部を
設け、駆動軸のまわりの液体の回転運動によつて
ポンプ本体内に等圧面が回転放物面で近似出来る
自由表面を形成し、ポンプ内で回転する回転羽根
は空気層即ち自由表面を形成出来る空〓を持つと
共に、この空〓は気体流入部に連通されている。
モータはポンプ本体の上方に設け、このモータ駆
動軸を介して回転羽根を回転させると、ドレーン
は駆動軸のまわりの回転運動によつて生じる回転
放物面をポンプ内に形成して吸込口より吸い上げ
られ、空気を流入して吐出口より所望個所に吐出
される。
然して、羽根15が回転すると自由表面の境界
で液と空気が混じり、空気の一部は気泡となつて
ドレーンと共に吐出される。このため所定の自由
表面即ち揚程を得るためには常に気体流入部19
から空気の補給が必要である。
で液と空気が混じり、空気の一部は気泡となつて
ドレーンと共に吐出される。このため所定の自由
表面即ち揚程を得るためには常に気体流入部19
から空気の補給が必要である。
然も本案による時は従来のポンプのようにポン
プ本体に溜り部分がないからポンプを停止しても
ドレーンはポンプ本体内に溜ることがないから再
起動時にドレーン内の塵埃によつて回転羽根がか
じられる事がなく、安定した運転がなされる。
プ本体に溜り部分がないからポンプを停止しても
ドレーンはポンプ本体内に溜ることがないから再
起動時にドレーン内の塵埃によつて回転羽根がか
じられる事がなく、安定した運転がなされる。
次に第2図に示す一実施例について本案を詳細
に説明する。
に説明する。
ポンプ本体11の下方には吸込口12を、又そ
の上方側部には吐出口13を有する。そしてポン
プ本体11の内面を吸込口12から吐出口13に
至る迄漸次径が大きくなる曲面14となしてい
る。
の上方側部には吐出口13を有する。そしてポン
プ本体11の内面を吸込口12から吐出口13に
至る迄漸次径が大きくなる曲面14となしてい
る。
このポンプ本体11内には曲面14に対し、小
間〓δを介して対向する回転羽根15を設け、こ
の回転羽根を駆動軸16を介してポンプ本体11
の上方に設けられたモータ17により回転するよ
うにしておく。然して回転羽根15は平板状をな
している。即ち気体流入部より導入された空気は
回転羽根の先端まで空気を連通し、ポンプ内に自
由表面(強制渦運動による回転放物面)が作られ
るようになつている。
間〓δを介して対向する回転羽根15を設け、こ
の回転羽根を駆動軸16を介してポンプ本体11
の上方に設けられたモータ17により回転するよ
うにしておく。然して回転羽根15は平板状をな
している。即ち気体流入部より導入された空気は
回転羽根の先端まで空気を連通し、ポンプ内に自
由表面(強制渦運動による回転放物面)が作られ
るようになつている。
ポンプ本体11の上部にはカバ18を設け、こ
のカバに大気とポンプ本体内とを連通する気体流
入部19を設けている。
のカバに大気とポンプ本体内とを連通する気体流
入部19を設けている。
ドレーンの液面は回転羽根15の先端に達して
いるものとする。
いるものとする。
今モータ17を回転すると、回転羽根15はポ
ンプ本体11内に於て駆動軸16を介して回転
し、ドレーンは駆動軸16のまわりの回転運動に
よつて生じる回転放物面を形成し、ドレーンを吸
込口12より吸い上げ、吐出口13より吐出す
る。然して、ドレーンは速度を増すことによりポ
ンプ本体11内を上昇する。
ンプ本体11内に於て駆動軸16を介して回転
し、ドレーンは駆動軸16のまわりの回転運動に
よつて生じる回転放物面を形成し、ドレーンを吸
込口12より吸い上げ、吐出口13より吐出す
る。然して、ドレーンは速度を増すことによりポ
ンプ本体11内を上昇する。
この間に駆動軸近傍の気体流入部からポンプ内
に導入された大気とバランスするドレーンの回転
放物面の自由表面がポンプ内に形成される故、ポ
ンプの最上端に達したドレーンは回転によつて得
られた速度成分を有して吐出口13より吐出され
る。
に導入された大気とバランスするドレーンの回転
放物面の自由表面がポンプ内に形成される故、ポ
ンプの最上端に達したドレーンは回転によつて得
られた速度成分を有して吐出口13より吐出され
る。
即ち本案ポンプはポンプ内の残存空気の如何に
拘らず、何根先端にドレーンが接すれば羽根の回
転によりドレーンに遠心力が与えられると共に気
体流入部よりの空気流入によりポンプ内に自由表
面が形成されて排水することが出来る所謂自給作
用があり、例えば空調機のドレーン排出用ポンプ
として極めて適した特長を備えている。
拘らず、何根先端にドレーンが接すれば羽根の回
転によりドレーンに遠心力が与えられると共に気
体流入部よりの空気流入によりポンプ内に自由表
面が形成されて排水することが出来る所謂自給作
用があり、例えば空調機のドレーン排出用ポンプ
として極めて適した特長を備えている。
ポンプ作用中、ドレーンはポンプ本体11内を
曲面14に沿つて吸込口から12から吐出口13
方向に移動する。この時塵埃も共に排出し得る。
更に空気も水と共に排出するが気体流入部19か
ら空気が補給され自給作用があり自由表面を保持
して揚水されるものである。
曲面14に沿つて吸込口から12から吐出口13
方向に移動する。この時塵埃も共に排出し得る。
更に空気も水と共に排出するが気体流入部19か
ら空気が補給され自給作用があり自由表面を保持
して揚水されるものである。
然して本案ポンプ本体には第1回に示すような
溜り部が存在しないから、ポンプが停止してもド
レーン内の塵埃はポンプ本体11内に溜ることな
く総て落下する。
溜り部が存在しないから、ポンプが停止してもド
レーン内の塵埃はポンプ本体11内に溜ることな
く総て落下する。
従つて次の起動時には回転羽根15をかじる事
なく、安定した起動が可能である。
なく、安定した起動が可能である。
然も本案ポンプによる時は空気を吸込んでもポ
ンプ機能を低下しないという特有の効果を有す
る。
ンプ機能を低下しないという特有の効果を有す
る。
以上の図面説明では曲面14は直線状のものを
示したが、之に限定されるものではなく、放物面
或は楕円面でも良い。
示したが、之に限定されるものではなく、放物面
或は楕円面でも良い。
又回転羽根15はその先端を若干切落したもの
でもよい。更に前記気体流入部19は回転羽根1
5のボス部とカバー18との間の小間〓としても
効果は変らない。
でもよい。更に前記気体流入部19は回転羽根1
5のボス部とカバー18との間の小間〓としても
効果は変らない。
第1図は従来の液体排出用のポンプの概略の断
面図で、第2図は本案液体排出用のポンプの概略
の断面図である。 11……ポンプ本体、12……吸込口、13…
…吐出口、14……曲面、15……回転羽根、1
9……気体流入部。
面図で、第2図は本案液体排出用のポンプの概略
の断面図である。 11……ポンプ本体、12……吸込口、13…
…吐出口、14……曲面、15……回転羽根、1
9……気体流入部。
Claims (1)
- 内面を漸次直径を増加する曲面となし、この曲
面の小径側に吸込口を、大径側に吐出口を有する
ポンプ本体と、この曲面に接しないような間〓で
ポンプ本体内の上方よりの駆動軸で回転する羽根
とを有し、この羽根の駆動軸の近傍に大気を流入
させる気体流入部を設け、駆動軸のまわりの液体
の回転運動によつてポンプ本体内に等圧面が回転
放物面で近似出来る自由表面を形成し、ポンプ内
で回転する回転羽根は空気層即ち自由表面を形成
出来る空〓を持つと共に、この空〓は気体流入部
に連通されている構造の液体排出用のポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4987283U JPS59154897U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 流体ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4987283U JPS59154897U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 流体ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59154897U JPS59154897U (ja) | 1984-10-17 |
JPH0335915Y2 true JPH0335915Y2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=30180358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4987283U Granted JPS59154897U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 流体ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59154897U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61104191A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-22 | Saginomiya Seisakusho Inc | 排水ポンプ |
JPH0641757B2 (ja) * | 1985-05-01 | 1994-06-01 | 株式会社鷺宮製作所 | 排水ポンプ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849872B2 (ja) * | 1974-12-12 | 1983-11-07 | 富士通株式会社 | クロ−ラ型自走農作業機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52165302U (ja) * | 1976-06-07 | 1977-12-14 | ||
JPS5752394Y2 (ja) * | 1978-06-12 | 1982-11-13 | ||
JPS5849872U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | 新神戸電機株式会社 | 直流電源装置 |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP4987283U patent/JPS59154897U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849872B2 (ja) * | 1974-12-12 | 1983-11-07 | 富士通株式会社 | クロ−ラ型自走農作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59154897U (ja) | 1984-10-17 |
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