JPH0335443Y2 - - Google Patents

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JPH0335443Y2
JPH0335443Y2 JP4554186U JP4554186U JPH0335443Y2 JP H0335443 Y2 JPH0335443 Y2 JP H0335443Y2 JP 4554186 U JP4554186 U JP 4554186U JP 4554186 U JP4554186 U JP 4554186U JP H0335443 Y2 JPH0335443 Y2 JP H0335443Y2
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JP
Japan
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roll
drive device
housing
down drive
screw down
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JP4554186U
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JPS62159905U (ja
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圧延機のロールハウジングをスタン
ド上から吊出し、或はスタンド上に吊込む際使用
するロールハウジング交換用吊具に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、第6図、第7図に示す如く、複数のロー
ルハウジング1を共通のスタンド2上に支持させ
た圧延機では、材料パスラインを中心として圧延
ロール7の開き量を調整するロール開き量調整機
構Aを各ロールハウジング1に設け、かつ、該機
構を作動させるロールスクリユダウン駆動装置B
をスタンド2に各ロールハウジング1毎に設ける
と共に、各ロール駆動装置36(駆動軸系のみ示
す。)を図示しないベースフレーム上に設けてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、ロールハウジング交換時邪魔とならな
いようにロールスクリユダウン駆動装置Bがスタ
ンド2に設けられているから、圧延中ロール表面
にスプレイした冷却水や圧延中圧延材から剥離し
たスケール等がロールスクリユダウン駆動装置上
に飛散し、いくら防水、防塵対策を施しておいて
も、長期間の内には徐々に装置内に侵入するのを
防げず、ロールスクリユダウン駆動装置Bの腐
食、作動不良が生じるおそれがあると共に、防
水、防塵対策等に邪魔されて保守を容易かつ迅速
に行えないという不都合があつた。
本考案は前記従来の問題点を解決するためにな
したもので、冷却水やスケール等を被りにくくし
て装置寿命を長くすると共に、装置の保守性を向
上させることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るロールハウジング交換用吊具は、
ロールハウジングに装着される吊ビーム上に、ロ
ールハウジングに設けたロール開き量調整機構を
作動させるロールスクリユダウン駆動装置を搭載
したことを特徴としており、かかる構成によつ
て、従来と同様にロール開き量調整を行えると共
に、特別な防水、防塵対策なくして冷却水やスケ
ール等の装置内侵入を防ぐことができるものであ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に沿
い説明する。
図中1は複数のロールハウジング(実施例では
4個)で、共通のスタンド2上に支持され、か
つ、スタンド2の材料パス方向側に設けたサドル
3にシリンダ4により押金5を介して押し付けら
れて装置されている。
各ロールハウジング1には、互に接近又は離間
可能にロールチヨツク6を介して支持された圧延
ロール7が材料パス方向視X状に交差するよう互
い違いに設けられると共に、この圧延ロール組は
後述するロール開き量調整機構Aによつて開き量
が可変となるように支持されている。そして該機
構Aの1部を構成している作動軸13はロールウ
ハジング1を貫通して斜め上方に突出しており、
この作動軸13の上端には、爪付きフランジ15
が装着されている。さらに、各ロールハウジング
1の上部には、略面一の水平面となるビーム載置
部16が設けられ、該載置部16上にはブラケツ
ト17が突設されている。
18は吊ビームで、その下部フランジにはブラ
ケツト挿通孔19が設けられ、ウエブにはピン孔
20が設けられ、上部フランジ上にはフツク引掛
部21が突設されている。そして該吊ビーム18
は、前記ロールハウシング1のビーム載置部16
上に載置されると共に、ブラケツト挿通孔19を
通して吊ビーム18内に挿入させたブラケツト1
7が、ピン孔20に通した連結ピン22を介して
吊ビーム18に連結されている。
この吊ビーム18の両側には、ロールハウジン
グ1の作動軸突出側に対応する互い違いの架台2
3が突設され、各架台23上には、ロール開き量
調整機構Aを作動させるロールスクリユダウン駆
動装置Bが搭載されている。
前記ロール開き量調整機構Aを説明すると、第
3図において8は移動軸で、一端にて、ロール圧
下方向に相対するロールチヨツク6の背側に回転
のみ可能に装着され、中間にて、ロールハウジン
グ1に設けた移動ガイド9と螺合すると共に、他
端側にて、ロールハウジング1に軸支した歯車1
0にすべりキー機構11を介して軸方向移動可能
に嵌挿されている。ロール軸方向に相対する歯車
10は、その間に配設した中間歯車12とかみ合
うと共に、ロール圧下方向に相対する歯車10
は、作動軸13で連結した連動歯車14とかみ合
つており、これらの部材によつてロール開き量調
整機構Aが構成されている。
また、前記ロールスクリユダウン駆動装置Bを
説明すると、第5図において24はモータ、25
はモータ軸にウオーム軸を接続したウオーム減速
機、26は減速機ケーシング上に支持フレーム2
7を介して設置したエヤシリンダ、28は位置検
出センサ、29,30はセンサ軸及びウオーム軸
に設けたプーリ、31は両プーリ間に掛けたタイ
ミングベルト、32は操作軸である。操作軸32
は、一端をエヤシリンダ26のロツド先端にベア
リング33を介して回転のみに可能に連結され、
かつ、中間にウオーム減速機25のウオームギヤ
がすべりキー機構34を介して軸方向にスライド
可能に装着されると共に、他端には、爪付きフラ
ンジ35が装着されており、これらの部材によつ
てロールスクリユダウン駆動装置Bが構成されて
いる。
(作 用) ロール開き量調節を行う場合、ロールスクリユ
ダウン駆動装置Bを作動させる。すなわち、エヤ
シリンダ26のロツド伸長作動により爪付きフラ
ンジ35を爪付きフランジ15に係合させてモー
タ24を駆動する。ロールスクリユダウン駆動装
置B側の操作軸32爪付きフランジ35からロー
ル開き量調整機構A側の爪付きフランジ15作動
軸13へと伝達されて、圧延ロール7を挾んで設
けられた2組の歯車列の歯車10を同一方向に回
転させ、移動軸8をすべりキー機構11を介して
回転させると共に、該軸8・移動ガイド9間のネ
ジ機構を介してロール圧下方向に進退させるか
ら、圧延ロール7は、互に接近又は離間すること
になる。そのロール開き量はロールスクリユダウ
ン駆動装置Bの1部を構成している連動機構29
〜31位置検出センサ28により検出されるか
ら、ロール開き量を検出しながら調節できる。
ロール開き量調節後、ロール軸端にユニバーサ
ルジヨイント式に接続した駆動軸36を介して図
示しない駆動装置により圧延ロール7を回転駆動
することによつて、圧延作業を行うが、その作業
中吊ビーム18をロールハウジング1上に設置し
たままにしておいても、ロールスクリユダウン駆
動装置Bはロールウハジング1の上方に配置され
ているから、ロール表面にスプレイした冷却水や
圧延中圧延材から剥離したスケール等が該装置上
に飛散することはほとんどない。また、吊ビーム
18を介してロールスクリユダウン駆動装置Bを
ロールハウジング1上から吊出して退避させるこ
ともできる。
ロールハウジング1を交換する場合、圧延ロー
ル7・駆動軸36間及び各爪付フランジ15,3
5の切離し等を確認した上で、吊ビーム18のフ
ツク引掛部21にフツクを掛けて天井クレーン等
によりスタンド2上から吊出せばよい。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、ロールスクリユダウン駆
動装置をロールハウジングに装着される吊ビーム
上に設置したため、特別な防水、防塵対策なくし
て装置寿命を長くすることができると共に、装置
が冷却水やスケール等を受けない環境の良い吊ビ
ーム上にあつて圧延設備外に搬出可能となつてお
り、しかも防水、防塵対策が施されていないか
ら、その保守が容易かつ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す正面
図、右側面図、第3図、第4図は第2図の〜
線、〜線に沿う断面図、第5図はロールスクリ
ユダウン駆動装置を部分断面で示す正面図、第6
図は従来例を示す正面図、第7図は同例での圧延
設備の構成を示す概要図である。 A……ロール開き量調整機構、B……ロールス
クリユダウン駆動装置、1……ロールハウジン
グ、2……スタンド、13……ロール開き量調整
機構の作動軸、15……爪付きフランジ、16…
…ビーム載置部、17……ブラケツト、18……
吊ビーム、19……ブラケツト挿通孔、20……
ピン孔、21……フツク引掛部、22……連結ピ
ン、23……架台、24……モータ、25……ウ
オーム減速機、26……エヤシリンダ、28……
位置検出センサ、32……操作軸、34……すべ
りキー機構、35……爪付きフランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロールハウジングに装着される吊ビーム上に、
    ロールハウジングに設けたロール開き量調整機構
    を作動させるロールスクリユダウン駆動装置を搭
    載したことを特徴とするロールスクリユウダン駆
    動装置付きロールハウジング交換用吊具。
JP4554186U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0335443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4554186U JPH0335443Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4554186U JPH0335443Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159905U JPS62159905U (ja) 1987-10-12
JPH0335443Y2 true JPH0335443Y2 (ja) 1991-07-26

Family

ID=30864368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4554186U Expired JPH0335443Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62159905U (ja) 1987-10-12

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