JPH0335069Y2 - - Google Patents

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JPH0335069Y2
JPH0335069Y2 JP13076485U JP13076485U JPH0335069Y2 JP H0335069 Y2 JPH0335069 Y2 JP H0335069Y2 JP 13076485 U JP13076485 U JP 13076485U JP 13076485 U JP13076485 U JP 13076485U JP H0335069 Y2 JPH0335069 Y2 JP H0335069Y2
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rotation
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rotating
packer
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンバイの穀稈搬送構造に関し、詳し
くは刈取穀稈の株元に作用して搬送を行う無端回
動帯を3つ設け、横搬送構造を設けることなく、
3つの無端回動帯からの穀稈を合流する構成の株
元搬送機構に関する。
〔従来の技術〕 従来、上記株元搬送機構のように、横搬送構造
を設けずに刈取穀稈を合流搬送する構成のものと
しては、例えば、実開昭57−67523号公報に示す
ものがあり、本考案は当該引例の構成に対し、更
に株元搬送用の無端回動帯を1つ設けて、5条用
もしくは6条用に構成したものについて為された
ものである。
又、穀稈の搬送構造の一例として5条用のもの
を構成すると第4図に示すようになる。
つまり、一対の回転パツカー5d,5eからの
刈取穀稈を搬送する第1無端回動帯7、該第1無
端回動帯7に対し、回転パツカー5cからの刈取
穀稈を合流させる第2無端回動帯8、該第2無端
回動帯8からの穀稈の合流位置より搬送下手側に
一対の回転パツカー5a,5bからの穀稈を合流
させる第3無端回動帯9で株元搬送構造が構成さ
れ、前記5つの回転パツカー5a,5b,5c,
5d,5eは左右方向に向けて並列配置される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
又、第4図に示すように株元搬送機構を構成す
ると、その駆動のための伝動構造は通常3つの回
動帯7,8,9夫々が巻回する後部の回転輪体7
b,8b,9bを回転させるよう伝動軸等を配設
することになる。しかし、このように伝動軸等を
配設しようとすると、第2無端回動帯8の後端と
第1無端回動帯7の搬送経路R1との間、及び同
じく後端と第3無端回動帯9の搬送経路R3との
間に搬送用空間を確保しなくてはならず、従つ
て、第2無端回動帯を駆動するための伝動軸等を
迂回構造に配設する必要を生じる等伝動構造が複
雑になりやすい問題がある。
又、同図に示すように回転パツカーを並列配置
すると、搬送構造の横幅が大きくなりやすい問題
がある。
本考案の目的は、合理的な改造で、第2無端回
動帯を駆動するための伝動構造を簡単に構成する
と共に、搬送構造の横幅を小さくする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は、刈取穀稈を搬送する第1無端
回動帯、該第1無端回動帯に搬送穀稈を合流させ
る第2無端回動帯、該第2無端回動帯からの穀稈
の合流位置より搬送下手側に搬送穀稈を合流させ
る第3無端回動帯で株元搬送機構を構成すると共
に、第2無端回動帯が巻回する前部輪体と同軸に
設けた回転パツカーと、該回転パツカーに対し、
左右いずれか側に隣接する遊転構造の回転パツカ
ーとを、回転軸芯方向視で非咬合状態に重複さ
せ、又、両回転パツカーの回転軸夫々を伝動機構
を介して連動連結し、前記遊転構造の回転パツカ
ーを、第1無端回動帯あるいは第3無端回動帯の
いずれか側の回転パツカーと咬合させ、該回転パ
ツカー及び前記伝動機構を介して伝えられる動力
で第2無端回動帯を駆動するよう構成した点にあ
り、その作用、及び効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を例えば、第1図に示すように構成す
ると、第3無端回動帯9の後部輪体9bを駆動回
転させることで、第2図に示すように、この駆動
力が2つの回転パツカー5a,5b及びギヤ構造
の伝動機構20を介して第2無端回動帯8を駆動
させることになり、又、2つの回転パツカー5
b,5cを重複させてあるので、回転パツカーの
配設幅を小さくできる。
〔考案の効果〕
従つて、ギヤ等比較的簡単な構造の伝動機構を
配設し、かつ、回転パツカーを重複させることに
よつて、本来3系統必要とする伝動構造が迂回経
路を必要としない2つの構造で済み、伝動構造が
簡単で、しかも、搬送構造の横幅を小さくできる
ものとなつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すように、脱穀装置1を搭載した走
行車体Aの前端に5条用の刈取前処理部Bを連結
してコンバインを構成する。
同図及び第1図に示すように、前記刈取前処理
部Bは、複数の分草具2……、5つの引起し装置
3……、穀稈の株元を切断するバリカン型の刈取
装置4、左右方向に並設した5つの回転パツカー
5a,5b,5c,5d,5e、5つの回転パツ
カー夫々の上部から前方に向けて設けた有突起ゴ
ムベルト構造の補助搬送装置6a,6b,6c,
6d,6e、右端の回転パツカー5eと同軸に、
その前部輪体7aを配設した株元挾持用の第1無
端回動帯7、中央の回転パツカー5cと同軸に、
その前部輪体8aを配設した株元挾持用の第2無
端回動帯8、左端の回転パツカー5aと同軸に、
その前部輪体9aを配設した第3無端回動帯9、
第1無端回動帯7の上部に設けた第1穂先搬送機
構10、第2無端回動帯8の上部に設けた第2穂
先搬送機構11、第3無端回動帯9の上部に設け
た第3穂先搬送機構12、扱深さ調節用の挾持搬
送機構13、中継用の挾持搬送機構14で構成さ
れ、第1無端回動帯7に対し、第2無端回動帯8
及び第3無端回動帯9からの穀稈が合流搬送され
て、脱穀装置1のフイードチエーン15に供給さ
れるよう搬送系を構成してある。
尚、前記3つの無端回動帯7,8,9は夫々と
も有突起チエーンで構成され、又、前記前部輪体
7a,8a,9a及び後部輪体7b,8b,9b
はスプロケツトで構成されている。又、前記3つ
の穂先搬送機構10,11,12には係止爪16
が多数起伏自在に設けられている。
前記刈取処理部Bは走行車体Aの前端に形成し
た左右向き軸芯P周りに油圧シリンダ17で揺動
昇降され、又、前記扱深さ調節用の挾持搬送機構
13は軸芯Q周りに油圧シリンダ(図示せず)で
駆動揺動されるよう構成してある。
当該刈取前処理部Bでは株元搬送用の前記3つ
の無端回動帯7,8,9の駆動構造を以下のよう
に構成してある。
つまり、第1無端回動帯7の後部輪体7b及び
第3無端回動帯9の後部輪体9bを駆動回転する
よう伝動系(図示せず)を形成すると共に、第2
図に示すように、左端の回転パツカー5aに咬合
する状態に遊転構造の回転パツカー5bを設け、
該回転パツカー5bと、第2無端回動帯8の回転
パツカー5cとを回転軸芯方向視で非咬合状態に
重複させ、又、両回転パツカー5b,5cの回転
軸18,19夫々をギヤ構造の伝動機構20を介
して連動連結し、第3無端回動帯9からの動力で
第2無端回動帯8を駆動するようになつている。
尚、第1無端回動帯7の左側面に第1搬送経路
R1を、第2無端回動帯8の第1搬送経路側に第
2搬送経路R2を、第3無端回動帯9の第2無端
回動帯側に第3搬送経路R3を夫々形成してある。
〔別実施例〕
本考案は、上記実施例以外に例えば、上記実施
例の中央の回転パツカーの右側に、更に回転パツ
カーを附加することで6条用に構成して良く、
又、このように附加した回転パツカーと、第2無
端回動帯の回転パツカーとを非咬合状態に重複さ
せ、かつ、両回転パツカーの回転軸夫々を伝動機
構を介して連動連結することで、第1無端回動帯
からの動力で第2無端回動帯を駆動するよう構成
しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの穀稈搬送構造
の実施例を示し、第1図は当該構造を示す概略平
面図、第2図は伝動機構の縦断面図、第3図はコ
ンバイン前部の側面図であり、第4図は比較例を
示す搬送構造の概略平面図である。 5……回転パツカー、7……第1無端回動帯、
8……第2無端回動帯、8a……前部輪体、9…
…第3無端回動帯、18……回転軸、19……回
転軸、20……伝動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取穀稈を搬送する第1無端回動帯7、該第1
    無端回動帯7に搬送穀稈を合流させる第2無端回
    動帯8、該第2無端回動帯8からの穀稈の合流位
    置より搬送下手側に搬送穀稈を合流させる第3無
    端回動帯9で株元搬送機構を構成すると共に、第
    2無端回動帯8が巻回する前部輪体8aと同軸に
    設けた回転パツカー5cと、該回転パツカー5c
    に対し、左右いずれか側に隣接する遊転構造の回
    転パツカー5bとを、回転軸芯方向視で非咬合状
    態に重複させ、又、両回転パツカー5b,5cの
    回転軸18,19夫々を伝動機構20を介して連
    動連結し、前記遊転構造の回転パツカー5bを、
    第1無端回動帯7あるいは第3無端回動帯9のい
    ずれか側の回転パツカーと咬合させ、該回転パツ
    カー及び前記伝動機構20を介して伝えられる動
    力で第2無端回動帯8を駆動するよう構成したコ
    ンバインの穀稈搬送構造。
JP13076485U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0335069Y2 (ja)

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JP13076485U JPH0335069Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JP13076485U JPH0335069Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JPS6239436U JPS6239436U (ja) 1987-03-09
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JP13076485U Expired JPH0335069Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JP4548172B2 (ja) * 2005-03-24 2010-09-22 井関農機株式会社 コンバイン

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JPS6239436U (ja) 1987-03-09

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