JPH0131002Y2 - - Google Patents

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JPH0131002Y2
JPH0131002Y2 JP2952380U JP2952380U JPH0131002Y2 JP H0131002 Y2 JPH0131002 Y2 JP H0131002Y2 JP 2952380 U JP2952380 U JP 2952380U JP 2952380 U JP2952380 U JP 2952380U JP H0131002 Y2 JPH0131002 Y2 JP H0131002Y2
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star wheel
grain culm
conveyance
drive shaft
driven
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバインの穀稈搬送装置の駆動機構
に関する考案である。
(ロ) 従来技術 コンバインの穀稈搬送装置は刈取穀稈を脱穀装
置に導いてゆくことを目的としており、穀稈を斜
め上方に配置した脱穀装置へ案内する為に、左右
に傾斜し更に上下に傾斜した複雑な穀稈搬送通路
が構成されているのである。
故に、これらの穀稈搬送装置への動力伝達も複
数の系統が構成され、該1本の系統においてもユ
ニバーサルジヨイントやベベルギアボツクスによ
る駆動方向の変換が数多く用いられているのであ
る。
また4条刈りコンバインの如く、左側穀稈搬送
通路と右穀稈搬送通路を具備した構成の場合に
は、従来は左側穀稈搬送装置の駆動機構と、右穀
稈搬送装置の駆動機構が別に構成されていたので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はこれらの複雑な駆動系統を簡素化すべ
く構成したものであり、エンジンから動力伝達軸
24を介して駆動ギアボツクス27に動力伝達
し、該駆動ギアボツクス27によりチエーンケー
ス23を介して、左側穀稈搬送通路Aの左下部搬
送チエーン17の左駆動軸25をを駆動すると共
に、該駆動ギアボツクス27の上に、穀稈左右合
流部に配置した合流搬送用の左後部スターホイー
ル21bと右後部スターホイール21aを動力伝
達用のスプロケツトに兼用し、左側穀稈搬送装置
用の駆動力を、該後部スターホイール21の部分
より右穀稈搬送装置の動力伝達系統に分岐させた
ものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
左右の穀稈搬送通路A,Bを具備したコンバイ
ンにおいて、エンジンより左側穀稈搬送通路Aを
構成する左下部搬送チエーン17の後部に配置し
た左駆動軸25を駆動し、該左駆動軸25上に固
定した左後部スターホイール21bを右駆動軸2
6上に固設した右後部スターホイール21aと噛
合し、該右駆動軸26により右穀稈搬送通路Bを
構成する右下部搬送チエーン18を駆動し、穀稈
搬送通路A,Bの前部に噛合状態の左右1対づつ
のスターホイール16a,16bと16c,16
dを配置し、左下部搬送チエーン17により左駆
動側掻込みスターホイール16aを駆動し、該左
駆動側掻込みスターホイール16aと噛合する左
被駆動側掻込みスターホイール16aを駆動し、
右下部搬送チエーン18により右駆動側掻込みス
ターホイール16dを駆動し、該右駆動側掻込み
スターホイール16dと噛合する右被駆動側スタ
ーホイール16cを駆動したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案のコンバインの平面図、第2図
は下部搬送部・掻込装置部の平面図、第3図は下
部搬送装置の駆動部を示す平面図、第4図は駆動
系統を示す側面図である。
刈取・搬送装置の最先端部に大形の分草体1,
1′,1′が突設されており、引起しケース4,4
の間の穀稈通路位置に小形の分草体2,2′が突
設されている。
分草体にて穀稈の株元を分草し乍ら、引起しケ
ース4、タイン3より成る引起し装置へと穀稈を
案内している。
刈取・引起された穀稈の株元部は、2対の掻込
みスターホイール16a,16b,16c,16
dと突起付き補助搬送装置により、左側穀稈搬送
通路Aと右穀稈搬送通路Bに掻き込まれ、左下部
搬送チエーン17と右下部搬送チエーン18によ
り搬送される。
穂先部は引起しケース4,4から左側上部搬送
装置5bと右側上部搬送装置5aに受継がれ、左
側上部搬送装置5bと右側上部搬送装置5aの合
流部には左側上部スターホイール6bと右側上部
スターホイール6aが噛合配置されており、穂先
部の合流をスムーズにしている。
また左下部搬送チエーン17と右下部搬送チエ
ーン18の合流部には、左後部スターホイール2
1bと右後部スターホイール21aが噛合配置さ
れており、穀稈株元合流部における穀稈の合流を
スムーズにしている。
上部搬送装置5a,5bの穀稈搬送通路A,B
の合流部に配置されたスターホイール6a,6b
で挾持された穂先部は、脱穀装置11の入口鉄板
14上に載置される。
穀稈株元部は、左側穀稈搬送通路Aと右穀稈搬
送通路Bの後端が対向する部分で、第2図の左後
部スターホイール21bとと右後部スターホイー
ル21aで合流した後、縦搬送装置28に受継が
れる。
縦搬送装置28とフイードチエーン13との受
継ぎに際して長短稈調節が行われる。脱穀装置1
1を通過して脱粒されて穀稈は排稈となり排稈チ
エーン15を経て、排稈処理装置12にて集束又
は切断又は結束処理される。
以上のような構成において、本考案においては
下部搬送装置・上部搬送装置・掻込装置のうち、
左駆動軸25のみがエンジンから直接に歯車や軸
を介して歯車駆動されており、その他の部分はス
ターホイールが搬送チエーンを介して従動的に動
かされているのである。
動力伝達軸24が刈取搬送装置の昇降回動支点
に設けられたギアボツクスから動力を得て駆動ギ
アボツクス27に動力伝達している。
駆動ギアボツクス27で回転駆動方向を変換さ
れた動力はチエーンケース23を介して左駆動軸
25を駆動する。
左側穀稈搬送通路Aと右穀稈搬送通路Bを構成
する左下部搬送チエーン17と右下部搬送チエー
ン18と、4個の掻込みスターホイール16と後
部スターホイール21と上部スターホイール6の
駆動系統を説明すると。
該左駆動軸25は左下部搬送チエーン17の駆
動スプロケツトと、左後部スターホイール21b
と左側上部スターホイール6bを駆動しているの
である。
即ち、エンジンより左側穀稈搬送通路Aを構成
する左下部搬送チエーン17の後部に配置した左
駆動軸25を駆動し、該左駆動軸25上に固定し
た左後部スターホイール21bを右駆動軸26上
に固設した右後部スターホイール21aと噛合し
ている。
該右駆動軸26により右穀稈搬送通路Bを構成
する右下部搬送チエーン18を駆動している。
左下部搬送チエーン17により左被駆動側掻込
みスターホイール16bと噛する左駆動側掻込み
スターホイール16aを駆動している。
右下部搬送チエーン18により右被駆動側スタ
ーホイール16cと噛合する右駆動側掻込みスタ
ーホイール16dを駆動すべく構成しているので
ある。
そして左側上部搬送装置5bと左側上部スター
ホイール6bは、左駆動軸25により駆動され、
また右側上部搬送装置5aと右側上部スターホイ
ール6bは右駆動軸26により駆動されているの
である。
左側上部スターホイール6bと右側上部スター
ホイール6aも噛合して、左駆動軸25から右駆
動軸26に動力伝達する役目の補助をしているの
である。
そして右下部搬送チエーン18の前端が右駆動
側掻込みスターホイール16dを固設した軸上の
スプロケツトに巻回されていることにより、右駆
動側掻込みスターホイール16dが駆動され、該
右駆動側掻込みスターホイール16dと噛合して
いることにより、右から2番目の右被駆動側スタ
ーホイール16cが駆動されるのである。
左側穀稈搬送通路Aにおいても下部搬送チエー
ン17により、左端の左駆動側掻込みスターホイ
ール16aが駆動され、該左駆動側掻込みスター
ホイール16aと噛合していることにより、右か
ら2番目の左被駆動側掻込みスターホイール16
bが駆動されている。
22は合流後の穀稈を縦搬送装置28に向けて
挾扼搬送する挾扼杆、19,20は下部搬送チエ
ーン17,18の挾扼杆である。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、左側穀稈搬送通路Aと右穀稈搬送通路
Bの後端合流部に設けた左後部スターホイール2
1bと右後部スターホイール21aにより、左駆
動軸25の動力を右駆動軸26に伝達することが
出来るので、右穀稈搬送装置の為のエンジンから
の駆動装置を省略し、左側搬送装置を駆動する為
の動力伝達軸24と駆動ギアボツクス27とチエ
ーンケース23の部分により、右側の搬送装置を
駆動することが出来るので、動力伝達系統を簡略
化することが出来たものである。
第2に、左後部スターホイール21bと右後部
スターホイール21aは動力伝達の為の歯車の役
目と、合流部の搬送装置の役目を兼用するので、
部品の軽減と、穀稈合流部の搬送精度の向上を合
わせて行うことが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンバインの平面図、第2図
は下部搬送部・掻込装置部の平面図、第3図は下
部搬送装置の駆動部を示す平面図、第4図は駆動
系統を示す側面図である。 A……左側穀稈搬送通路、B……右穀稈搬送通
路、5a……右側上部搬送装置、5b……左側上
部搬送装置、6a……右側上部スターホイール、
6b……左側上部スターホイール、16a,16
b,16c,16d……掻込みスターホイール、
17……左下部搬送チエーン、18……右下部搬
送チエーン、21a……右後部スターホイール、
21b……左後部スターホイール、25……左駆
動軸、26……右駆動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の穀稈搬送通路A,Bを具備したコンバイ
    ンにおいて、エンジンより左側穀稈搬送通路Aを
    構成する左下部搬送チエーン17の後部に配置し
    た左駆動軸25を駆動し、該左駆動軸25上に固
    定した左後部スターホイール21bを右駆動軸2
    6上に固設した右後部スターホイール21aと噛
    合し、該右駆動軸26により右穀稈搬送通路Bを
    構成する右下部搬送チエーン18を駆動し、穀稈
    搬送通路A,Bの前部に噛合状態の左右1対づつ
    のスターホイール16a,16bと16c,16
    dを配置し、左下部搬送チエーン17により左駆
    動側掻込みスターホイール16aを駆動し、該左
    駆動側掻込みスターホイール16aと噛合する左
    被駆動側掻込みスターホイール16bを駆動し、
    右下部搬送チエーン18により右駆動側掻込みス
    ターホイール16dを駆動し、該右駆動側掻込み
    スターホイール16dと噛合する右被駆動側スタ
    ーホイール16cを駆動したことを特徴とするコ
    ンバインの穀稈搬送装置。
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