JPH0334321Y2 - - Google Patents

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JPH0334321Y2
JPH0334321Y2 JP1984181463U JP18146384U JPH0334321Y2 JP H0334321 Y2 JPH0334321 Y2 JP H0334321Y2 JP 1984181463 U JP1984181463 U JP 1984181463U JP 18146384 U JP18146384 U JP 18146384U JP H0334321 Y2 JPH0334321 Y2 JP H0334321Y2
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floating
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の車輪のホイールデイスクに
取り付けるホイールキヤツプに関するもので、特
に、ホイールデイスクと一体となつて回転する回
転部分と無回転部分からなるホイールキヤツプに
関するものである。
[従来の技術] 従来のホイールキヤツプは、ホイールデイスク
と一体となつて回転するもの、或いは、遊星歯車
を用いて表面全体を静止させた安全性ホイールキ
ヤツプと呼称されているホイールキヤツプ全体を
回転しない構造としたもの、或いは、ホイールキ
ヤツプの正面をその取付部の機構より大として、
取付部の機構を無回転のホイールキヤツプで全体
を覆つたもの等がある。
[考案が解決しようとする問題点] 前述した従来のホイールキヤツプは、ホイール
デイスクとホイールキヤツプの外周との間に回転
部分と無回転部分の不連続部があり、ホイールキ
ヤツプ全体を無回転とするものであるから、本来
のホイールキヤツプの目的とする装飾性が無回転
であるためにそのデザインの自由度を狭くし、デ
ザインが単純化され、面白みが少ないという問題
点があつた。
具体的には、実願昭52−45339号(実開昭53−
140237号)の願書に最初に添付した明細書及び図
面を撮影したマイクロフイルムには、ホイールカ
バー本体と一体に回転しない遊動部材及びその遊
動部材に固着した錘を配設した技術が開示されて
おり、また、実願昭56−11586号(実開昭57−
124402号)の願書に最初に添付した明細書及び図
面を撮影したマイクロフイルムには、ホイールキ
ヤツプ本体に軸受を介して軸支した前記ホイール
デイスク前面の投影面積よりも小さな投影面積を
有する遊動部材を配設した技術が開示されてい
る。
しかし、実願昭52−45339号(実開昭53−
140237号)の願書に最初に添付した明細書及び図
面を撮影したマイクロフイルムの技術では、雨水
及び塵埃に対して透明の合成樹脂体で遊動部材を
カバーすることによつて、雨水及び塵埃の侵入を
防止しているが、車体の振動等によつて雨水をカ
バー内に吸収され、一旦、カバー内に水が入り込
むと水の表面張力によつて遊動部材とカバーとが
密着状態となり、ホイールキヤツプ本体と遊動部
材との回転を独立分離させることができなかつ
た。
また、実願昭56−11586号(実開昭57−124402
号)の願書に最初に添付した明細書及び図面を撮
影したマイクロフイルムの技術では、雨水及び塵
埃に対しての対策が何等考慮されておらず、ベア
リングに雨水及び/または塵埃等が付着すると、
それらがベアリングに付着したり、ベアリングを
腐蝕させたりして、滑かな回転が不能になり、ホ
イールキヤツプ本体と遊動部材との回転を独立分
離させることができなかつた。
そこで、結果的に、ユーザーの多くはホイール
デイスクと一体となつて回転するホイールキヤツ
プを選択することになる。
本考案は、雨水及び塵埃対策を施し、ホイール
キヤツプのデザインの自由度を広くして、装飾性
に富むホイールキヤツプの提供を課題とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、ホイールデイスクに取り付けられる
ホイールキヤツプ本体と、そのホイールキヤツプ
本体に軸受を介して軸支した前記ホイールデイス
ク前面の、前記ホイールキヤツプ本体のホイール
デイスク側後平面から垂直投影した投影面積より
も小さな投影面積を有する遊動部材と、前記遊動
部材に固着した錘とを具備するホイールキヤツプ
において、前記遊動部材の外周を連続的に遊嵌
し、前記軸受を中心とする外周に位置する環状の
水切凹部、及び前記軸受を中心とし、環状の水切
凹部の内周に位置し、通気孔を設けた環状の防塵
凹部とを前記ホイールキヤツプ本体に形成したも
のである。
[作用] 本考案のホイールキヤツプにおいては、ホイー
ルデイスクに取り付けたホイールキヤツプ本体は
タイヤと一体となつて回転するのに対して、遊動
部材は軸受を介してホイールキヤツプ本体に取り
付けられており、遊動部材に固着した錘によつて
遊動部材の慣性モーメントを大としているから、
前記ホイールキヤツプ本体の回転とは無関係に無
回転状態或いは所定の加速度によつて振動する振
動状態となる。
このとき、ホイールキヤツプ本体に形成した遊
動部材の外周部と連続的に嵌合し、前記軸受を中
心とする外周に位置する環状の水切凹部によつ
て、遊動部材から流れ落ちた雨水等の水滴を、回
動するホイールキヤツプ本体の遠心力によつて水
切りし、遊動部材の内側に水滴が侵入することを
防止し、また、前記軸受を中心とし、環状の水切
凹部の内周に位置し、通気孔を設けた環状の防塵
凹部によつて、一旦、遊動部材の内側に侵入した
水及び塵埃の排出を容易とする。
[実施例] 第1図は第2図に示す本考案の第一実施例のホ
イールキヤツプの正面図のA−A線切断による断
面図、第2図は本考案の第一実施例のホイールキ
ヤツプの正面図である。
図において、ホイールキヤツプ本体1は、ホイ
ールデイスク(図示せず)にその挿着部1aを圧
入することにより拘持する。この種のホイールデ
イスクとホイールキヤツプ本体1との取り付け手
段は公知であり、本考案の要旨とは直接関係がな
いので、その説明を省略する。なお、本考案を実
施する場合には、ホイールキヤツプ本体1とホイ
ールデイスクとの取り付け手段は、他の公知の取
り付け手段が使用できることは言うまでもない。
ホイールキヤツプ本体1の中央孔部1bには、
軸受の一手段としてボールベアリング2の外輪が
挿着されており、端部をかしめにより、その外輪
を固着している。また、ボールベアリング2の内
輪には遊動部材の中央凸部3bが挿着されてお
り、遊動部材の中央凸部3bに螺合する取付ボル
ト4によつて押圧するスプリングワツシヤ5及び
ワツシヤ6により、遊動部材の中央凸部3bにボ
ールベアリング2の内輪を固着している。
ホイールキヤツプ本体1には環状に形成した水
切凹部1d及び防塵凹部1cが、中央孔部1bに
挿着されたボールベアリング2と同心円上に形成
されており、遊動部材3に環状に形成した外周部
3c及び防塵リブ3aと嵌合している。前記外周
部3cと水切凹部1dとの嵌合は、軸受に雨水等
の侵入を防止するものであり、防塵リブ3aと防
塵凹部1cとの嵌合は、遊動部材3の内側とホイ
ールキヤツプ本体1との空間に侵入して、その面
に付着した雨水、塵、土埃等が落下してボールベ
アリング2に付着するのを防止するものである。
また、通気口1eは遊動部材3の内側とホイール
キヤツプ本体1との空間に侵入した雨水、塵、土
埃等を排出するものである。そして、軸受の取付
ボルト4側には、ダストカバー8を冠着し、ボー
ルベアリング2の端部を封止している。
遊動部材3の外周部3cまたは外周部3c付近
の内側の一部に、錘7を固着する。前記錘7は、
遊動部材3の外周部3cの内側に溶着したもので
あるが、本考案を実施する場合には、他の固着手
段、例えば、螺子止め、接着、鋲着等によつても
固着でき、且つ、これら特定の固着手段に限定さ
れるものではない。
この様に構成した本考案の第一実施例のホイー
ルキヤツプの遊動部材3はボールベアリング2の
中心軸を同軸として回動自在となる。自動車の車
輪に取り付けた状態では、遊動部材3は錘7の作
用によつて、錘7を固着した部分が最下部に位置
する。即ち、車輪の回転に伴いホイールキヤツプ
本体1は回転するが、ホイールキヤツプ本体1と
遊動部材3とはボールベアリングで軸支されてお
り、その接触抵抗が小であるから、遊動部材3は
無回転となる。しかし、錘7の慣性モーメントに
より、加速度を受けるとボールベアリングの軸心
を中心に振動する。なお、錘7が軽るく慣性モー
メントが小さい場合には、回転に至ることもあ
る。
このとき、ホイールキヤツプ本体1に形成した
遊動部材3の外周部3cと連続的に嵌合し、前記
ボールベアリング2からなる軸受を中心とする外
周に位置する環状の水切凹部1dによつて、遊動
部材3から流れ落ちた雨水等の水滴を、回動する
ホイールキヤツプ本体1の遠心力によつて水切り
し、遊動部材3の内側に水滴が侵入することを防
止している。また、前記軸受を中心とし、環状の
水切凹部1dの内周に位置し、通気孔を設けた環
状の防塵凹部1cによつて、一旦、遊動部材3の
内側に侵入した水及び塵埃の排出を容易としてい
る。これによつて、前記ボールベアリング2から
なる軸受の劣化を防止している。
ホイールキヤツプの表面の加飾は、第2図の正
面図を示す遊動部材3の径D1の表面には、無回
転の装飾を施すことができ、ホイールキヤツプ本
体1と遊動部材3との径差D2,D3(但し、本実施
例ではD3=D2である)については、回転するこ
とを前提とする装飾を施すことができる。
特に、遊動部材3の表面は無回転であるから、
車メーカのマーク、或いはユーザーのマーク、イ
ニシヤル等を付すと効果的であり、径差D2には
回転することを前提とする放射状の装飾を行うと
効果的である。
第一実施例ではホイールキヤツプ本体1に介在
した軸受は1個であり、1個の遊動部材3を有し
ている。しかし、遊動部材を複数個にすることも
できる。
第3図は本考案の第二実施例のホイールキヤツ
プである。
図中、第1図と同一符号及び同一記号は第一実
施例と同一または相当部分であるから、第一実施
例との相違点のみを説明する。
本実施例においては、ホイールキヤツプ本体1
aの中央孔部1bに挿着したボールベアリング2
の内輪は内側遊動部材31の中央凸部31bに固
着している。内側遊動部材31の外周部31cに
は、更に、軸受であるボールベアリング20の内
輪が固着されており、ボールベアリング20の外
輪には、外側遊動部材32の内周部32bが固着
されている。外側遊動部材32の外周部32c
は、第一実施例の外周部3cと同様に、水切凹部
1dと嵌合している。そして、内側遊動材31の
外周部31cの内側には錘71が、外側遊動部材
32の外周部32cの内側には錘72が、それぞ
れ固着されている。
したがつて、自動車の車輪が回転すると、ホイ
ールデイスクに取り付けられたホイールキヤツプ
本体1は回転するが、ボールベアリング2及びボ
ールベアリング20によつて内側遊動部材31及
び外側遊動部材32に回転力が伝達されないか
ら、内側遊動部材31及び外側遊動部材32はホ
イールキヤツプ本体1の回転と無関係となる。し
かし、錘71または錘72の慣性モーメント並び
に内側遊動部材31及び外側遊動部材32の中心
から錘71または錘72の重心位置までの距離
L1または距離L2の違いにより、錘71及び錘7
2に加速度が加わると、それぞれ固有の振動数に
より内側遊動部材31と外側遊動部材32が振動
することになる。
本実施例の場合、内側遊動部材31の表面に
は、マーク、イニシヤル等を付し、外側遊動部材
32の表面には特定のワードを付すと特に効果的
である。
更に、第二実施例は第4図に示す第三実施例の
如く変更することもできる。
図中、第3図と同一符号及び同一記号は第二実
施例と同一または相当部分であるから、第二実施
例との相違点のみを説明する。
第二実施例では、軸受のボールベアリング20
の内輪が、内側遊動部材31の外周部31cに固
着しているが、本実施例ではホイールキヤツプ本
体1の中央孔部1bの外径方向に、外側孔部1f
を設け、そこに、外側遊動部材32を軸支するボ
ールベアリング20の内輪を固着している。した
がつて、本実施例においては第4図に示す様に内
側遊動部材31と外側遊動部材32との間に車輪
と一体となつて回動するホイールキヤツプ本体1
の外側孔部1fの一面を形成することができる。
勿論、前記外側孔部1fを内側遊動部材31と外
側遊動部材32の内側にその端部を配設すれば、
第二実施例の表面状態と同一となる。
第一実施例、第二実施例及び第三実施例では、
ホイールキヤツプ本体の水切凹部及び防塵凹部と
遊動部材嵌合する構造を示したが、前記嵌合はホ
イールキヤツプ本体の凹部と遊動部材が同心円上
に軸支されていることを前提としている。したが
つて、遊動部材の正面を円形に形成しない場合
は、嵌合させない構造とするか、或いは遊動部材
の裏面にホイールキヤツプの本体の凹部と嵌合す
る円筒状リングを配設すればよい。また、前記第
一、第二、第三実施例ではホイールキヤツプ本体
の同軸上に遊動部材、外側及び内側遊動部材を軸
支しているが、本考案の実施は同軸上に軸支する
ことに限定されるものではない。即ち、偏心させ
て遊動部材を軸支した場合、例えば、第1図の遊
動部材の径D1とホイールキヤツプ本体との径差
D2とD3とを異にした場合には、車輪の回転に伴
い遊動部材を上下運動させることができる。
この様に、ホイールキヤツプ本体に軸受を介し
て軸支した前記ホイールデイスク前面の、前記ホ
イールキヤツプ本体のホイールデイスク側後平面
から垂直に投影した投影面積よりも小な投影面積
を有する遊動部材は、一個、即ち、第一実施例で
いう遊動部材、または、二個、即ち、第二及び第
三実施例でいう内側及び外側遊動部材とする態様
として表現でき、更には、複数個の遊動部材を有
する態様とすることもできる。
なお、当然ながら、前記ホイールキヤツプ本体
のホイールデイスク側後平面から垂直に投影した
投影面積とは、前記ホイールキヤツプ本体の挿着
部1a、水切凹部1d等のリング状の平面を延長
した平面とすることもできるし、或いはホイール
キヤツプ本体の前面の最外周環状平面とすること
もできる。何れにせよ、ホイールキヤツプ本体の
ホイールデイスク側後平面から垂直に投影した投
影面積とは、平行光線によつてホイールキヤツプ
本体の最大投影面積が形成できる状態であればよ
い。
以上の様に、本考案はホイールキヤツプ本体に
軸受を介して軸支した前記ホイールデイスク前面
の、前記ホイールキヤツプ本体のホイールデイス
ク側後平面から垂直に投影した投影面積よりも小
さな投影面積を有する遊動部材と、前記遊動部材
に固着した錘から構成されるものであるから、ホ
イールキヤツプ本体と遊動部材に異なる性質の装
飾を付すことができるから、ホイールキヤツプ全
体のデザインの自由度を広くして装飾性に富んだ
ホイールキヤツプとすることができる。
また、遊動部材は図示していないが、第三実施
例の内側遊動部材を除去してホイールキヤツプの
中央部を回転させる環状とすることもできる。
勿論、ホイールキヤツプ本体1はスポークホイ
ール本体とし、スポークホイールが構成できるこ
とは言うまでもない。
本考案の実施例では、特に、客を乗車させる場
合の配車時においても、ブレーキにより錘に加速
度が加わると、遊動部材または内側遊動部材及び
外側遊動部材がその固着振動数で振動し、注意喚
起力が大となる。
そして、ブレーキにより錘に加速度が加わる
と、遊動部材または内側遊動部材及び外側遊動部
材がその固着振動数で振動するから、自動車運転
教習時の停止のさせ方の教習にも使用できる。
[考案の効果] 以上の様に、本考案のホイールキヤツプは、ホ
イールデイスクに取り付けられるホイールキヤツ
プ本体に軸受を介して軸支した前記ホイールキヤ
ツプ前面の、平行光線によつて最大面積に投影さ
れる面積よりも小さな投影面積を有する遊動部材
と、前記遊動部材に固着した錘とを具備し、更
に、前記遊動部材の外周部を連続的に遊嵌する前
記ホイールキヤツプ本体に形成し、前記軸受を中
心とし、外周に位置する環状の水切凹部と、前記
ホイールキヤツプ本体に形成し、前記軸受を中心
とし、環状の水切凹部の内周に位置し、通気孔を
設けた環状の防塵凹部とを有するものである。
したがつて、ホイールキヤツプ本体に形成した
遊動部材の外周部と連続的に嵌合する水切凹部に
よつて、遊動部材から流れ落ちた雨水等の水滴
を、回動するホイールキヤツプ本体の遠心力によ
つて水切りし、軸受が存在する遊動部材の内側に
水滴が侵入することを防止し、また、前記軸受を
中心とし、環状の水切凹部の内周に位置し、通気
孔を設けた環状の防塵凹部によつて、一旦、遊動
部材の内側に侵入した水及び塵埃の排出を容易と
することができる。故に、通常の道路走行状態
で、遊動部材は、常に、滑かな回転で維持でき、
結果的に、ホイールキヤツプ本体と遊動部材との
回転を独立分離することができる。
また、ホイールキヤツプ本体に軸受を介して軸
支した前記ホイールデイスク前面の投影面積より
も小な投影面積を有する遊動部材と、前記遊動部
材に固着した錘から構成されるものであるから、
ホイールキヤツプ全体のデザインの自由度を広く
して装飾性に富んだホイールキヤツプとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図に示す本考案の第一実施例のホ
イールキヤツプの正面図のA−A線切断による断
面図、第2図は本考案の第一実施例のホイールキ
ヤツプの正面図、第3図は本考案の第二実施例の
ホイールキヤツプの断面図、第4図は本考案の第
二実施例のホイールキヤツプの断面図である。 図中、1:ホイールキヤツプ本体、2,20:
ボールベアリング、3:遊動部材、31:内側遊
動部材、32:外側遊動部材、7,71,72:
錘である。なお、図中、同一符号及び同一記号
は、同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ホイールデイスクに取り付けられるホイール
    キヤツプ本体と、ホイールキヤツプ本体に軸受
    を介して軸支した前記ホイールデイスク前面
    の、前記ホイールキヤツプ本体のホイールデイ
    スク側後平面から垂直に投影した投影面積より
    も小さな投影面積を有する遊動部材と、前記遊
    動部材に固着した錘とを有してなるホイールキ
    ヤツプにおいて、 前記遊動部材の外周部と遊嵌し、前記ホイー
    ルキヤツプ本体に形成した前記軸受を中心とす
    る外周に位置する環状の水切凹部と、 前記軸受を中心とし、前記環状の水切凹部の
    内周に位置し、前記ホイールキヤツプ本体に形
    成した通気孔を設けた環状の防塵凹部と を具備することを特徴とするホイールキヤツ
    プ。 2 前記ホイールキヤツプ本体に軸支した遊動部
    材を、一個としたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のホイールキヤツ
    プ。 (3) 前記ホイールキヤツプ本体に軸支した遊動部
    材を、複数個としたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のホイールキヤツ
    プ。 (4) 前記ホイールキヤツプ本体に軸支した複数個
    の遊動部材が、二分割した外側遊動部材及び内
    側遊動部材からなり、それらの遊動部材相互間
    に軸受を配設したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項または第3項に記載のホイ
    ールキヤツプ。 (5) 前記ホイールキヤツプ本体に軸支した複数個
    の遊動部材が、二分割した外側遊動部材及び内
    側遊動部材からなり、それらの遊動部材をホイ
    ールキヤツプ本体に配設した軸受を介して軸支
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項または第3項に記載のホイールキヤツ
    プ。
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