JPH0334215Y2 - - Google Patents

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JPH0334215Y2
JPH0334215Y2 JP1983130209U JP13020983U JPH0334215Y2 JP H0334215 Y2 JPH0334215 Y2 JP H0334215Y2 JP 1983130209 U JP1983130209 U JP 1983130209U JP 13020983 U JP13020983 U JP 13020983U JP H0334215 Y2 JPH0334215 Y2 JP H0334215Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パチンコ機に於る回動部材の取付装
置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 一般に、パチンコ機には幾つかの回動部材が使
用されている。
例えば、1回動につき所定数の賞球を景品球タ
ンクから取出すため、該タンクからの賞球導出路
の途中に設けられた賞球排出装置の賞球ケース
や、この賞球ケースを入賞球1個毎に回動操作さ
せるため、入賞球を1個づつ取出すための入賞球
処理器等がある。
これらの回動部材の取付に当つては、回動が正
確且つスムーズに行なわれる必要がある為回転中
心軸の位置決めや心出し等に高い精度が要求され
る。これら回動部材の取付構造として、例えば、
実公昭54−43826号公報に提案されているものが
ある。
この考案の要旨は、 「パチンコ機裏面の装置板に、枢軸を突設して
セーフ玉整理器を揺動自在に軸支し、その下方に
は、先端中心にビス孔を穿つた固定用突起と、こ
れを頂点としてその両側下方に先端にボスを突出
した支持用突起を一体に突設し、 取付板には前記枢軸及びボスに一致する小孔を
穿つてこれを嵌合し、また、前記ビス孔を一致す
るように取付用孔を穿つてビスにより固定用突起
にビス止め固定する」、というものである。
しかし、この考案では、装置板の表面から垂直
に突設される枢軸の所要長さと同じ長さで、固定
用突起や支持用突起が装置板表面から突設されて
おり、これらの突起の先端に載せられて、枢軸の
端を支承する平な取付板が、装置板表面から枢軸
の長さに等しい間隔(装置板表面からの高さ)を
保つて、当該表面と平行に取付けられている。
枢軸を支承する取付板としては、その足掛りと
なる固定用突起や支持用突起が互いに間隔を開
き、枢軸の支承部からも隔離された方が、より安
定度が増して好都合であろう。このため、取付板
はそれなりの広がりをもつ平面とされている。
しかしながら、周知のように、装置板の裏面側
は、その限られた裏面に、各種の機器やリード線
等が所狭しと配設され、且つ又、その間隙を縫う
ようにして、球の流路をも確保しなければならな
い。
従つて、装置板の裏面側空間に配設される各種
の機器は、その限られた空間を有効利用するた
め、必要最小限の空間内に配設されることが望ま
しく、配置設計の段階において最も苦労させられ
るところでもある。
然るに、上記例からも分る通り、この種の取付
板にあつては、軸受の安定性の要請から比較的広
い面積を占め、且つ又、装置板表面から比較的高
い空間に位置させられるため、当該取付板に占め
られる装置板表面側の空域は、他に利用できない
空域となつてしまつていた。
本考案は、かかる問題の解決を目的とするもの
である。
(問題解決の手段) 本考案は、かかる目的の達成のため、 パチンコ球を所定数収容可能な回動部材5,7
を軸ピン29を有する支持部材23,23′で支
持して回動するようにしたパチンコ機の回動部材
取付装置に於て、 上記回動部材5,7を取り付ける基板1側に、
止着孔20を有する支持用凸部17,17′を突
出形成するとともに上記軸ピン29の先端部が挿
入される支持部40を設け、 上記支持部材23,23′は、上記基板表面と
の間隔が大きい軸受面部28と基板1表面との間
隔が小さい固定面部27とを有するよう断面クラ
ンク状に形成し、 上記支持部材23,23′の固定面部27には、
上記支持用凸部17,17′と嵌合する嵌合孔2
5,26を設けるとともに、上記止着孔20と相
対する止着部24を設け、 上記支持部材23,23′の軸受面部28には、
上記回動部材5,7の回転中心孔16,31に挿
通する軸ピン29を一体的に植設し、 当該軸ピン29を上記回動部材5,7の回動中
心孔16,31に挿通するとともに先端部を上記
支持部40に挿入し、且つ、支持部材23,2
3′の嵌合孔25,26を支持用凸部17,1
7′に嵌入させて、上記止着孔20と止着部24
とを止着具30により止着することにより、軸ピ
ン29と支持部40との協働で回動部材5,7を
回動可能に支持させた構成としたものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。
第1図はパチンコ機の裏側を示したものであ
る。パチンコ機の裏機構盤(メカベース)として
の基板1の上部には、賞球タンク2が設けられて
いる。
賞球タンク2は、通常、賞球で満されており、
これらの賞球の一部は、更に、球導出樋3を経て
賞球排出装置4の一構成要素である回動部材とし
ての賞球ケース5に自然に流下し、賞球ケース5
及び球導出樋3を満している。
回動部材としてのこの賞球ケース5には、賞球
として払い出される所定数のパチンコ球が収納さ
れる。
入賞球は、遊技盤の裏面側に設けられた集合樋
6の底面を形成する傾斜した案内棚上を転動しな
がら流下して行き、今一つの回動部材たる入賞球
処理器7に入る。
入賞球処理器7は、案内棚の下端に傾動可能に
配設されており、案内棚上を流下する入賞球を1
個宛、賞球排出装置4の駆動部8に送球するもの
である。
図中の符号8は駆動部であり、この駆動部8
は、入賞球1個の自重によつて傾動するクランク
レバー9を有している。クランクレバー9の後端
は、連動杆10、レバー11を介して、更に、前
記賞球ケース5と連結されている。
上記の賞球ケース5は、この駆動部8の作動に
よつて、入賞球1個毎に傾動し、所定数の賞球を
導出路12のダンパー12A上に落下させる。導
出路12を流下して行く賞球は、賞球ベル13に
衝突してこれらを鳴らせた後、排出口14を経
て、パチンコ機前面の打球供給皿へと払い出され
る。
第2図は賞球排出装置4の賞球ケース5の取付
構造を、第3図は入賞球処理器7の取付構造を示
したものである。
第2図に於て、回動部材としての賞球ケース5
は、その下面のほぼ中央に、球の流下方向と直角
に位置する回動中心孔16が穿たれた軸受部15
を有する。
図中の符号17は、プラスチツク製の裏機構盤
としての基板1に設けられた支持用凸部である。
実施例の支持用凸部17は、直線的に並置された
3つの柱状部18と、これらの柱状部18を互い
に連結する板状部19とから成つている。
このうち中央に位置する柱状部18には、その
先端にビス止め用の孔としての止着孔20が穿た
れている。
他方、その両側に位置するの柱状部18には、
それぞれ先端に位置決めを兼ねる嵌合突起部2
1,22が形成されている。
実施例の嵌合突起部21,22は、柱状部18
の径より更に小さい径の円柱状の突起が形成され
ている。
図中の符合23は、支持用凸部17と協働し
て、回動部材としての賞球ケース5を、基板1に
回動可能に取付けるための支持部材である。
支持部材23は、その平板状部材が断面クラン
ク状に折り曲げられている。
折り曲げられた支持部材23を、基板1に相対
させた際、基板1の表面との間隔が大きい方の平
面部分、即ち軸受面部28には、回動部材5の回
転中心孔16に挿通する軸ピン29を一体的に植
設する。
他方、基板1表面との間隔が小さい方の平面部
分、即ち固定面部27には、支持用凸部17と嵌
合する嵌合孔25,26を設け、更に、止着孔2
0と相対する止着部24を設ける。
固定面部27の嵌合孔25,26の形状は、支
持用凸部17の嵌合突起部21,22とぴつたり
と嵌り合う相補形状とされている。
又、固定面部27の止着孔24には、取付用の
止着具としてのビス30がネジ込まれる。
尚、支持用凸部17の止着孔20は、ビス30
の径より若干小さく、ビス30が強固にネジ込め
るようになつている。
賞球ケース5を取付けるには、支持部材23の
軸ピン29を、賞球ケース5の回動中心孔16に
挿入し、軸ピン29の先端を基板1に形成された
軸受としての支持部40に支承させる。
実施例の支持部40は第4図に示すように、軸
ピン29の先端部が差し込み得る穴としてある。
他方、固定面部27の嵌合孔25,26は、支持
用凸部17の嵌合突起部21,22に、それぞれ
対応させて嵌め込む。
これにより、軸ピン29の位置即ち賞球ケース
5の回動中心は、所定位置に正しく位置決めされ
る。
次いで、止着具としてのビス30を支持部材2
7の止着孔24から支持用凸部17の止着孔20
に通してネジ止めする。
このときのネジ止め作業は、既に軸ピン29の
位置決めがなされているので、位置ズレの心配を
することなく行なうことができる。
しかも、取付けには1個の止着具が必要なだけ
である。
第3図に於て、入賞球としてのパチンコ球を1
個だけ収容可能な回動部材としての入賞球処理器
7について説明する。
入賞球処理器7には、その長さ方向のほぼ中央
を側面側から横方向に貫通する回動中心孔31が
穿たれている。
図中の符合17′は、基板1に設けられた支持
用凸部であり、符合23′は入賞球処理器7を基
板1に回動可能に取付けるための支持部材であ
る。
これら支持用凸部17′や支持部材23′の基本
的な構成は、第2図の支持用凸部17や支持部材
23と同様である。
異なる点は、この支持用凸部17′が支承され
る回動部材としての入賞球処理器7の上方側に配
置される構造となつている点である。
即ち、支持部材23′の固定面部27と軸受面
部28とが上記実施例と異なり、その上下位置が
逆転されて、支持用凸部17からより遠ざかる方
向へ折り曲げられた軸受面部28の先端に、上記
支持用凸部17′の止着孔20に向けて軸ピン2
9が突出するように植設されている。
入賞球処理器7の取付け方は、第2図に示す賞
球ケース5の場合と同様である。
即ち、軸ピン29と入賞球処理器7の回動中心
穴31に通し、その先端を基板1に形成した支持
部40に差し込んで支承させる一方、固定面部2
7の嵌合部25,26を支持用凸部17′の嵌合
保持部21,22に嵌め込む。
そして、止着部材としてのビス30を支持部材
23′の止着孔24から支持用凸部17′の止着穴
20にネジ止込めばよい。
尚、上記の実施例では、支持用凸部17,1
7′を裏機構盤としての基板1に直接設けている
が、これに限らず、別部材を取付基板として介在
させてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、 基板の表面に向けて垂直に掛け渡される軸ピン
の所要長さを満足させるよう、支持部材を断面ク
ランク状に形成して、支持部材の軸受面部を基板
表面から必要な間隔だけ離している一方、支持部
材の固定面部は、基板表面からの間隔を小さくし
てあるので、少なくとも、支持部材のうち、より
大きな面積を占める固定面部を基板表面に近く、
従つて、より低く設定することができる。このた
め、当該固定面部の背面側即ち、基板表面を地と
した場合の上空領域が、利用可能空間として確保
でき、その利用可能空間に及ぶよう、当該支持部
材に近接して、他の機器を配設したり、周辺部材
の形状も自由に設計できたり、リード線を通した
り、或いは、打球の流下路等を設定することが可
能となる。
又、支持部材の固定面部が従来に較べて、より
基板表面に近接するため、基板側に設けられる支
持用凸部の高さを低く設定することができるの
で、支持用凸部の寸法精度が安定し基板自体の成
形も容易となるとともに、当該支持部材を支える
足としての支持用凸部が相対的に堅牢となり、軸
受としての支持部材が安定し、回動部材を円滑に
支承させることができる。
本考案によれば、上記効果を奏するだけでな
く、更に次のような効果をも奏する。
即ち、回動部材の回転中心軸の位置が所定位置
からずれたり、心出しの困難性等が解消でき、組
付の作業効率を上げることができる。
又、回動軸たる軸ピンが、裏機構盤としての基
板側ではなく、当該基板に相対する別部材として
の支持部材に設けられているから、この軸ピン
が、折れたり、曲がつたりしても、支持部材を交
換するだけで済むから、補修作業が迅速且つ容易
にでき、経済的でもある。
又、軸ピンは裏機構盤側に予め取りつけられて
はいないので、裏機構盤の取り扱い中や、裏機構
盤への各種機材の装着作業中等の際等に、誤つて
軸ピンを折つたり、曲げたりすることがなく、こ
れに気配りしながら作業を行なう必要がなくなる
ので、作業能率が高まる。
又、パチンコ店に於て、摩耗や疲労等で軸ピン
が使用不能になつて場合でも、裏機構盤側から支
持部材だけを交換するだけであるから、自店に於
て迅速に補修することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例にして、第1図は本考
案の取付装置を適用して組立たパチンコ機の裏側
を示す図、第2図はその賞球ケースの取付関係を
示した展開斜視図、第3図は入賞球処理器の取付
関係を示した展開斜視図、第4図は入賞球処理器
の取付け状態を示した縦断面図である。 1…基板、4…賞球排出装置、5…賞球ケース
(回動部材)、7…入賞球処理器(回動部材)、1
6…回動中心孔、17,17′…支持用凸部、2
0…止着孔、21,22…嵌合突起部、23,2
3′…支持部材、24…止着部、25,26…嵌
合孔、27…固定面部、28…軸受面部、29…
軸ピン、30…ネジ、(止着具)、31…回動中心
孔、40…支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パチンコ球を所定数収納可能な回動部材を軸ピ
    ンを有する支持部材で支持して回動するようにし
    たパチンコ機の回動部材取付装置に於て、 上記回動部材を取り付ける基板側に、止着孔を
    有する支持用凸部を突出形成するとともに上記軸
    ピンの先端部が挿入される支持部を設け、 上記支持部材は、上記基板表面との間隔が大き
    い軸受面部と基板表面との間隔が小さい固定面部
    とを有するよう断面クランク状に形成し、 上記支持部材の固定面部には、上記支持用凸部
    と嵌合する嵌合孔を設けるとともに、上記止着孔
    と相対する止着部を設け、 上記支持部材の軸受面部には、上記回動部材の
    回転中心孔に挿通する軸ピンを一体的に植設し、 当該軸ピンを上記回動部材の回動中心孔に挿通
    するとともに先端部を上記支持部に挿入し、且
    つ、支持部材の嵌合孔を支持用凸部に嵌入させ
    て、上記止着孔と止着部とを止着具により止着す
    ることにより、軸ピンと支持部との協働で回動部
    材を回動可能に支持させたことを特徴とするパチ
    ンコ機の回動部材取付装置。
JP13020983U 1983-08-23 1983-08-23 パチンコ機の回動部材取付装置 Granted JPS6037376U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443826U (ja) * 1977-09-02 1979-03-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5443826U (ja) * 1977-09-02 1979-03-26

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