JPH033420Y2 - - Google Patents

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JPH033420Y2
JPH033420Y2 JP11695584U JP11695584U JPH033420Y2 JP H033420 Y2 JPH033420 Y2 JP H033420Y2 JP 11695584 U JP11695584 U JP 11695584U JP 11695584 U JP11695584 U JP 11695584U JP H033420 Y2 JPH033420 Y2 JP H033420Y2
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power supply
circuit
resistor
hammer magnet
command signal
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JP11695584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプリンタのハンママグネツト焼損回路
に関する。
(従来の技術) 従来、プリンタにおけるハンママグネツト焼損
防止回路は、ハンママグネツト駆動指令信号の異
常発生時にだけ動作した。従つて、冷却フアン
や、プリンタの正常な動作に必要なパツケージ等
のコネクタが完全に接続されていない場合の保護
対策は行なわれないか、ハンママグネツト焼損防
止回路とは別に保護回路が設けられていた。前者
の場合は、プリンタ内部の過熱やプリンタの誤動
作を招く欠点があり、後者の場合は回路の規模が
大きくなるといつた欠点があつた。また、従来の
ハンママグネツト焼損防止回路では、出力にトラ
ンジスタを使用しているため、一度回路が動作し
てスイツチング電源の発振が停止しても、それに
よつて電源電圧が降下し回路部品の動作状態が不
安定となり、ハンママグネツト焼損防止回路の出
力が反転してスイツチング電源の発振が再び始ま
る可能性があるので、発振停止回路側にてそれに
対する対策が必要となり、回路が複雑になるとい
つた欠点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記欠点を除去し、ハンママ
グネツト駆動指令信号に異常が発生した場合及び
パツケージのコネクタが不嵌合の場合にスイツチ
ング電源の発振を停止させ焼損を防止するハンマ
マグネツト焼損防止回路を提供することにある。
(考案の構成) 本考案のマグネツト焼損防止回路は、発振停止
回路を内蔵するスイツチング電源とハンママグネ
ツトを駆動する駆動回路と該駆動回路にハンママ
グネツト駆動指令信号を送出する制御回路を有す
るプリンタの前記ハンママグネツト駆動指令信号
を入力しその電圧レベルを監視し異常が生じたと
き異常信号を出力するハンママグネツト駆動指令
信号監視回路と、一端が電源の一方の端子に接続
する抵抗と、該抵抗の他端にカソードが接続する
ツエナーダイオードと、アノードが前記発振停止
回路の入力端に接続しカソードが電源の他方の端
子に接続しゲートが前記ツエナーダイオードのア
ノードに接続し前記ツエナーダイオードと抵抗に
よつて電源電圧にプルアツプされターンオンする
ことにより前記スイツチング電源の発振を停止さ
せる働きをするサイリスタと、嵌合時は前記ハン
ママグネツト駆動指令信号監視回路の出力端と前
記サイリスタのゲートを短絡し不嵌合時は開放と
なるように結線された少なくとも一つのコネクタ
とを含んで構成される。
このマグネツト焼損防止回路は、ハンママグネ
ツト駆動指令信号監視回路から異常信号が出力さ
れたとき、もしくはコネクタが不嵌合のとき前記
スイツチング電源の発振を停止させ、焼損を防止
する。
(実施例) 次に、本考案の実施例について図面を用いて説
明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図である。
この実施例は、発振停止回路19を内蔵するス
イツチング電源20とハンママグネツトを駆動す
る駆動回路18とこの駆動回路18にハンママグ
ネツト駆動指令信号21を送出する制御回路14
を有するプリンタの前記ハンママグネツト駆動指
令信号21を入力しその電圧レベルを監視し異常
が生じたとき出力信号24を出力するハンママグ
ネツト駆動指令信号監視回路30と、一端が電源
の一方の端子(電位VS)16に接続する抵抗9
と、この抵抗9の他端にカソードが接続するツエ
ナーダイオード11と、アノードが発振停止回路
19の入力端に接続しカソードが電源の他方の端
子(接地電位)16′に接続しゲートがツエナー
ダイオード11のアノードに接続しツエナーダイ
オード11と抵抗9によつて電源電圧VSにプル
アツプされターンオンすることによりスイツチン
グ電源20の発振を停止させる働きをするサイリ
スタ10と、嵌合時はハンママグネツト駆動指令
信号監視回路30の出力端とサイリスタ10のゲ
ートを短絡し不嵌合時は開放となるように結線さ
れた少なくとも一つのコネクタ12,13とを含
んで構成される。
ここで、ハンママグネツト駆動指令信号監視回
路30は、ハンママグネツト駆動指令信号21を
ベース入力としてオンオフ動作するトランジスタ
1と、電源端子16とトランジスタ1のコレクタ
間に入る抵抗2と、同じくトランジスタ1のコレ
クタにつながる抵抗3と、抵抗3の他端とグラン
ド間につながるコンデンサ4と電源端子16とグ
ランド間に直列につながる2つの抵抗5,6と抵
抗3とコンデンサ4の接続点が非反転入力、抵抗
5と抵抗6の接続点が反転入力につながつて、オ
ープンコレクタの出力を持つコンパレータ7とか
ら構成される。本実施例の回路はパツケージ17
に実装される。パツケージ17には本実施例の回
路以外に駆動回路18、スイツチング電源20を
含む。前記のコネクタ12,13はパツケージ1
7の端部に設けられ、制御回路14や冷却用DC
フアン15と接続する。また、電源回路20は、
本考案のハンママグネツト焼損防止回路30、駆
動回路18、制御回路13及び冷却用DCフアン
15に電源電圧VSを供給する。
次に、この実施例の動作について説明する。
第2図は第1図に示す実施例に正常なマグネツ
ト駆動指令信号が与えられている場合の動作を説
明するタイミング図である。
ハンママグネツト駆動指令信号21が低レベル
“0”のときオン、高レベル“1”のときオフと
なる。同様に、コンパレータ7の出力信号24は
低レベル“0”のときはオン(正常を示す)、高
レベル“1”のときはオフ(異常を示す)とな
る。
制御回路14から駆動回路18に与えられる制
御信号のひとつであるハンママグネツト駆動指令
信号21はトランジスタ1のベースにも供給され
る。ここで駆動回路18がハンママグネツトを駆
動する時にトランジスタ1はオフ状態で、ハンマ
マグネツトを駆動しない時はオン状態であるよう
になつている。トランジスタ1がオフ状態では、
コンデンサ4は抵抗2および抵抗3を通して電源
電圧VSにより充電され、逆にトランジスタ1が
オン状態ではトランジスタ1と抵抗3を通して放
電される。正常なプリンタの動作中はコンデンサ
4が充放電を繰返してもコンパレータ7の非反転
入力22の電位V+が、電源電圧VSの抵抗5と抵
抗6の分圧比で決まるコンパレータ7の反転入力
23の電位V-より高くならないように抵抗2、
抵抗3、抵抗5及び抵抗6の抵抗値並びにコンデ
ンサ4の静電容量が定められている。つまり、第
2図に示すように正常なハンママグネツト駆動指
令信号21が制御回路13から与えられれば、コ
ンパレータ7の非反転入力22の電位V-が反転
入力23と同じ電位になるほど長時間コンデンサ
4の充電は行なわれずに放電サイクルに入り、次
の充電サイクルが始まる前にコンパレータ7の非
反転入力の電位はグランド電位となる。従つて、
コンパレータ7のオープンコレクタ出力はオン状
態を維持する。
第3図及び第4図はハンママグネツト駆動指令
信号が異常である場合の本実施例の動作を説明す
るタイミング図である。
第3図に示すように、ハンママグネツトが駆動
される時間が長くて、反転入力23の電位V-
り非反転入力22の電位V+が高くなつた場合、
あるいは第4図に示すように、コンデンサ4の放
電サイクルが短くて充放電を繰返すうちに非反転
入力22の電位V+が反転入力23より高くなる
と、コンパレータ7の出力信号24がオフ状態
(レベル“1”)となる。ここでコネクタ12及び
コネクタ13が共に嵌合した状態でコンパレータ
7の出力信号24がオン(レベル“0”)の時の
抵抗9とツエナーダイオー11のカソードとの接
点の電位VLと、コンパレータ7の出力がオフの
時の電位VHとツエナーダイオード11のツエナ
ー電圧VZの関係がVH≫VZ≫VLとなる様にツエナ
ーダイオードの種類を選定してある。従つて、コ
ネクタ12及びコネクタ13を共に嵌合した状態
でコンパレータ7の出力がオンしていればツエナ
ーダイオード11に阻止されてサイリスタ10の
ゲートには電流が流れないのでサイリスタ10は
ターンオンしない。一方、コンパレータ7の出力
がオフしていれば、電源電圧VSから抵抗9及び
ツエナーダイオード11を通してサイリスタ10
にゲート電流が供給されサイリスタ10はターン
オンする。サイリスタ10のアノードは抵抗8を
通して電源電圧VSにプルアツプされているので、
サイリスタ10のアノードからスイツチング電源
20の発振停止回路19への出力VOは(1)コンパ
レータ7の出力がオンの時VOVS、(2)コンパレ
ータ7の出力オフの時VOOVとなり、(2)の状態
で発振停止回路19が動作して、スイツチング電
源20の発振が停止する。また、コンパレータ7
の出力がオンしていてもコネクタ12、コネクタ
13のどちらか一方でも不嵌合ならサイリスタ1
0にゲート電流が流れてサイリスタ10がターン
オンするので、スイツチング電源20の発振が停
止する。
このようにハンママグネツトをある定められた
時間より長く駆動したり、駆動周期が短い場合、
あるいは制御回路14とパツケージ17の接続用
コネクタ12または冷却用DCフアン15接続用
コネクタ13のどちらか一つでも接続されていな
い場合に、スイツチング電源20の発振を停止さ
せ、プリントハンマの焼損、プリンタの誤動作あ
るいはプリンタ内部の過熱を未然に防ぐ。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、プリントハンマ
駆動指令信号の異常状態発生時、あるいはコネク
タ類の不嵌合時にスイツチング電源の発振を停止
させることにより、プリンタのハンママグネツト
の焼損を未然に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
ハンママグネツト駆動指令信号が正常である場合
の第1図に示す実施例の動作を説明するタイミン
グ図、第3図及び第4図はハンママグネツト駆動
指令信号に異常が生じた場合の第1図に示す実施
例の動作を説明するタイミング図である。 1……トランジスタ、2……抵抗、3……抵
抗、4……コンデンサ、5……抵抗、6……抵
抗、7……コンパレータ、8……抵抗、9……抵
抗、10……サイリスタ、11……ツエナーダイ
オード、12,13……コネクタ、14……制御
回路、15……冷却用DCフアン、16……電源
端子、17……パツケージ、18……駆動回路、
19……発振停止回路、20……スイツチング電
源、21……ハンママグネツト駆動指令信号、3
0……ハンママグネツト駆動指令信号監視回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振停止回路を内蔵するスイツチング電源とハ
    ンママグネツトを駆動する駆動回路と該駆動回路
    にハンママグネツト駆動指令信号を送出する制御
    回路を有するプリンタの前記ハンママグネツト駆
    動指令信号を入力しその電圧レベルを監視し異常
    が生じたとき異常信号を出力するハンママグネツ
    ト駆動信号監視回路と、一端が電源の一方の端子
    に接続する抵抗と、該抵抗の他端にカソードが接
    続するツエナーダイオードと、アノードが前記発
    振停止回路の入力端に接続しカソードが電源の他
    方の端子に接続しゲートが前記ツエナーダイオー
    ドのアノードに接続し前記ツエナーダイオードと
    抵抗によつて電源電圧にプルアツプされターンオ
    ンすることにより前記スイツチング電源の発振を
    停止させる働きをするサイリスタと、嵌合時は前
    記ハンママグネツト駆動指令信号監視回路の出力
    端と前記サイリスタのゲートを短絡し不嵌合時は
    開放となるように結線された少なくとも一つのコ
    ネクタとを含んで構成され、前記異常信号が出力
    されたときもしくは前記コネクタが不嵌合のとき
    前記スイツチング電源の発振を停止させることを
    特徴とするハンママグネツト焼損防止回路。
JP11695584U 1984-07-30 1984-07-30 ハンママグネツト焼損防止回路 Granted JPS6131748U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11695584U JPS6131748U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ハンママグネツト焼損防止回路

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JP11695584U JPS6131748U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ハンママグネツト焼損防止回路

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Publication Number Publication Date
JPS6131748U JPS6131748U (ja) 1986-02-26
JPH033420Y2 true JPH033420Y2 (ja) 1991-01-29

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JP11695584U Granted JPS6131748U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 ハンママグネツト焼損防止回路

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JPS6131748U (ja) 1986-02-26

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