JPH0334163Y2 - - Google Patents

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JPH0334163Y2
JPH0334163Y2 JP1985157903U JP15790385U JPH0334163Y2 JP H0334163 Y2 JPH0334163 Y2 JP H0334163Y2 JP 1985157903 U JP1985157903 U JP 1985157903U JP 15790385 U JP15790385 U JP 15790385U JP H0334163 Y2 JPH0334163 Y2 JP H0334163Y2
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JP
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converter
signal
control circuit
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digital
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JP1985157903U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数チヤンネルの生体信号をブラウ
ン管モニタで監視すると共にレコーダに記録する
ことにより複数の生体現象を同時に記録計測する
ポリグラフに関するものである。
〔従来の技術と考案が解決しようとする問題点〕
この種の装置では、生体信号処理部でのアース
電位の変動、増幅器の持つオフセツト或は感度の
変動等により基線が必ずしも所定位置に定まらな
い問題がある。例えば、0Vの基線基準信号に対
して管面又は記録面で基準位置に一致しなくなつ
たり、このようなベースラインは一致したとして
も感度変動により単位振幅の基準信号に対する基
準位置が一致しなくなつたりする。このため、従
来ボリユームにより直流レベル或は感度を調整し
ていたが、ポリグラフにおけるように多チヤンネ
ルになると特にその調整に時間を要することにな
る。
よつて、本考案はスイツチ操作で自動的に基線
調整のできるポリグラフを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、第1図
に示すように、生体信号処理部から供給される複
数種類の生体信号をブラウン管モニタで監視する
と共にレコーダに記録測定するようにして成るポ
リグラフにおいて、第1の入力端に測定すべきア
ナログ生体信号が供給され、第2の入力端にD/
Aコンバータが接続された差動増幅器1と、その
差動出力をデイジタル化するA/Dコンバータ3
と、第1の入力端に供給された基準基線信号に対
するA/Dコンバータ3の出力信号値を基準基線
デイジタル値に平衡させるように、この基準基線
デイジタル値に対するA/Dコンバータ出力信号
値の差に相当するデイジタル信号をD/Aコンバ
ータ2に出力し、かつ平衡状態でのデイジタル信
号の出力状態を保持する制御回路4と、基線調整
時に生体信号処理部8を通して第1の入力端に基
準基線信号を供給させると共に制御回路4に平衡
動作を行わせるスイツチ5とを備え、制御回路4
の保持動作時にA/Dコンバータ出力信号値をブ
ラウン管モニタ6で表示及びレコーダ7で記録を
させることを特徴としている。
〔作用〕
スイツチ5を操作すると、差動増幅器1の一方
の入力端に0Vもしくは所定レベルの基準基線信
号に対応する信号が供給され、その差動出力が
A/Dコンバータ3でデイジタル化されて作動状
態になつた制御回路4に供給される。制御回路4
ではブラウン管モニタ6及びスイツチ5の基線位
置の基線デイジタル値とA/Dコンバータ3の出
力信号値とを比較してその差に相当するデイジタ
ル信号をD/Aコンバータ2に供給する。これに
より差動出力が変化し、制御回路4はその変化に
対応して逐次デイジタル信号を出力し、A/Dコ
ンバータ3の出力信号値が基線デイジタル値に一
致した時点で平衡して、以後の平衡状態を保持す
る。したがつて、ブラウン管モニタ6及びレコー
ダ7ではA/Dコンバータ3から出力される基準
デイジタル値を基に基線を発生し、通常の記録測
定状態ではこの基線位置を基準にして差動増幅器
1に入力するアナログ生体信号のレベルに対応し
たA/Dコンバータ3の出力信号値が表示・記録
される。
〔考案の実施例〕 第2図によるポリグラフにおいてブラウン管モ
ニタ21ではnチヤネルの生体信号が選択表示さ
れ、レコーダ22ではnチヤネルの生体信号が併
記される。このうち1〜3chでは、検出信号の増
幅等を行う通常の生体信号処理部23とブラウン
管モニタ21及びレコーダ22との間には、本考
案による基線(ベースライン)だけでなく感度も
自動調整し得る基線・感度自動調整部10a〜1
0cが介在している。これらの基線・感度自動調
整部は、一方の入力端に測定すべきアナログ生体
信号が供給され、他方の入力端にD/Aコンバー
タ12が接続された差動増幅器11と、その差動
出力をデイジタル化するA/Dコンバータ13
と、前記一方の入力端に供給された例えぱ0Vの
基準基線信号に対するA/Dコンバータ13の出
力信号値が基準基線デイジタル値に一致する迄こ
れらの値の差に対応したにデイジタル信号を逐次
出力する基線調整用制御回路14と、差動出力と
可変の係数とを乗算する乗算型D/Aコンバータ
15と、A/Dコンバータ13の出力信号値が基
準目盛デイジタル値に一致する迄これらの差に対
応するデイジタル係数信号を逐次出力する感度調
整用制御回路16と、差動増幅器11に所属の生
体信号処理部23の較正用信号入力部からの0V
の基準基線信号を供給させると共に基線調整用制
御回路14を作動させる基線調整用スイツチ17
と、同様に較正用信号入力部から差動増幅器11
に例えば1Vの基準目盛信号を供給させると共に
感度調整用制御回路16を作動させる感度調整用
スイツチ18とから構成されている。乗算型D/
Aコンバータは入力するアナログ信号とデイジタ
ルの係数とを乗算するもので、市販のものを利用
することもでき、利得は例えば1.2〜0.8の範囲で
可変にしておく。両制御回路14,16は、例え
ばデイジタル式比較器とその比較結果により逐次
デイジタル出力を変化させる逐次比較レジスタと
から成るハードロジツク回路或はCPUにより構
成できる。
動作は次の通りである。
基線調整用スイツチ17をそのボタン操作によ
りオンにすると、生体信号処理部23から差動増
幅器11に0Vの基準基線信号が供給されると共
に基線調整用制御回路14は作動を開始する。即
ち、A/Dコンバータ13の出力値を基準基線デ
イジタル値例えば12ビツトデータの特定値(800)
と比較して、その差に対応するデイジタル信号を
逐次D/Aコンバータ12へ供給する。これによ
り、A/Dコンバータ13の出力信号値が差を小
さくするように逐次比較式に平衡動作を行い、
A/Dコンバータ13の出力信号値が(800)に
なつた時点で基線調整用制御回路14の基準基線
デイジタル値と一致して、以後その平衡状態が保
持される。ブラウン管モニタ21及びレコーダ2
2はその出力信号値(800)をD/A変換してベ
ースラインを基準位置に表示もしくは記録する。
次いで、感度調整用スイツチ18をセツトする
と、1Vの基準目盛信号が生体信号処理部23で
加えられて対応する信号が差動増幅器11に供給
される。そして感度調整用制御回路16において
1Vの基準目盛信号に対するA/Dコンバータ1
3の基準目盛デイジタル値例えばデイジタル値
(900)とA/Dコンバータ13の実際の出力信号
値が比較され、差に対応するデイジタル係数信号
が乗算型D/Aコンバータ15に供給される。こ
れにより、乗算型D/Aコンバータ15はその係
数値に応じて増幅度を変化し、その都度A/Dコ
ンバータ13の出力信号値がデイジタル値(900)
と逐次比較され、一致すると以後その係数値が保
持されることにより利得設定が行なわれる。した
がつて、生体信号処理部23を含む全体の感度が
基準値に設定される。この際、乗算型D/Aコン
バータ15の利得変化により基線が変動する可能
性があるが、その利得調整範囲は0.8〜1.2程度な
ので実質上問題はない。より高精度にしたけれ
ば、双方のスイツチ17,18の操作を交互にく
り返せば良い。
以下、基線・感度自動調整部10b及び10c
についても同様なスイツチ操作により基線及び目
盛の自動調整が行われる。このようにして1ch〜
3chには高精度のレベル測定に要する生体信号を
供給し、4ch〜nchには単に波形測定を行うだけ
の生体信号を供給して複数種類の生体現象を測定
記録する。
尚、第2図の実施例において、2個のスイツチ
17,18を1個にして生体信号処理部23にお
ける0V及び1Vの基準信号を自動的に切換え、同
時に2個の制御回路14,16も順に動作させる
ような制御回路を構成することもできる。また、
3チヤネル分のスイツチを統合して1個にするこ
ともできる。
第3図は、第2図において乗算型D/Aコンバ
ータ15の代りに利得可変増幅回路としてデイジ
タル式の乗算回路19を用いた場合の実施例であ
り、この場合A/Dコンバータ13はこの乗算回
路に前置される。
〔考案の効果〕
以上、本考案によればスイツチのボタン操作の
みでポリグラフのブラウン管モニタ及びレコーダ
の所定位置に基線を自動的に設定できる。また、
その調整された基線位置はデイジタル値で指示さ
れるために設定も高精度にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるポリグラフの基線自動調
整回路、第2図はその実施例による回路及び第3
図はその変形例による回路を示す。 6,21…ブラウン管モニタ、7,22…レコ
ーダ、17…基線調整用スイツチ、18…感度調
整用スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 生体信号処理部から供給される複数種類の生体
    信号をブラウン管モニタで監視すると共にレコー
    ダに記録測定するようにして成るポリグラフにお
    いて、 第1の入力端に測定すべきアナログ生体信号が
    供給され、第2の入力端に、D/Aコンバータが
    接続された差動増幅器と、 その差動出力をデイジタル化するA/Dコンバ
    ータと、 前記第1の入力端に供給された基準基線信号に
    対する前記A/Dコンバータの出力信号値を基準
    基線デイジタル値に平衡させるように、この基準
    基線デイジタル値に対する前記A/Dコンバータ
    出力信号値の差に相当するデイジタル信号を前記
    D/Aコンバータに出力し、かつ前記平衡状態で
    の前記デイジタル信号の出力状態を保持する制御
    回路と、 基線調整時に生体信号処理部を通して前記第1
    の入力端に前記基準基線信号を供給させると共に
    前記制御回路に前記平衡動作を行わせるスイツチ
    とを備え、 前記制御回路の前記保持動作時における前記
    A/Dコンバータ出力信号値をブラウン管モニタ
    で表示及びレコーダで記録をさせることを特徴と
    するポリグラフ。
JP1985157903U 1985-10-17 1985-10-17 Expired JPH0334163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985157903U JPH0334163Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985157903U JPH0334163Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Publication Number Publication Date
JPS6266603U JPS6266603U (ja) 1987-04-25
JPH0334163Y2 true JPH0334163Y2 (ja) 1991-07-19

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ID=31080885

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JP1985157903U Expired JPH0334163Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233389A (en) * 1975-09-09 1977-03-14 Sanei Sokki Kk Device for indicating living body signal
JPS5426892B2 (ja) * 1971-12-13 1979-09-06

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426892U (ja) * 1977-07-27 1979-02-21

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JPS6266603U (ja) 1987-04-25

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