JPH0333626A - 熱検出方法並びに熱検出回路 - Google Patents

熱検出方法並びに熱検出回路

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JPH0333626A
JPH0333626A JP16690689A JP16690689A JPH0333626A JP H0333626 A JPH0333626 A JP H0333626A JP 16690689 A JP16690689 A JP 16690689A JP 16690689 A JP16690689 A JP 16690689A JP H0333626 A JPH0333626 A JP H0333626A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、環境温度を検出する例えば火災警報装置の熱
感知器等における熱検出方法及び熱検出回路に関するも
のである。
[背景・従来技術] 従来、例えば火災警報装置等において、火災判断のため
に環境温度を検出するには、温度により抵抗が変化する
サーミスタのような熱検出素子を用いてサーミスタと抵
抗との直列回路を構成し、該直列回路に電源を印加し、
環境温度によるサーミスタ抵抗値の変化に伴う分圧電圧
の変化をコンパレータ等で監視し、所定分圧電圧に達す
ると火災発報を行う等の方式が取られている。
他方、所定分圧値すなわち所定の環境温度に達したか否
かの情報だけではなく、例えば火災警報装置において火
災判断を行うように全環境温度を火災受信機等の中央監
視盤に送信するような場合には、MPU等により環境温
度すなわちアナログの上記分圧電圧を、別途に設けたA
/D変換用IC等によりディジタル情報に変換する方式
が取られている。
[発明が解決しようとする問題点] 環境温度のディジタル変換に別途A/D変換用ICを設
ける事は部品実装上またコスト上問題であり、また単に
コンパレータ等により所定環境温度に達したか否かの検
出を行う場合にあっても、アナログ回路での欠点として
コンパレータ各構成部品のバラツキや温度特性により安
定した温度検出に問題が生じ、例えば火災を判別すると
きに誤報を出したり失報をしてしまうので安定した情報
が得られない。
[問題点を解決するための手段並びに作用]本発明は上
記問題に鑑み、少なくとも熱検出素子を含むインピーダ
ンス回路とコンデンサとでCR開回路形成し、該CR開
回路時定数に関係した値から環境温度を検出するように
している。
具体的には、本発明によれば、温度により抵抗値が変化
する熱検出素子を用いた熱検出方法において、 少なくとも前記熱検出素子を含む第1のインピ−ダンス
回路に対してコンデンサを接続して第1のCR,回路を
構成し、該第1のCR開回路時定数に関係した第1の値
を求め、該第1の値から前記温度を知るようにした熱検
出方法が提供される。
このように本発明によれば、環境温度を時定数に関係し
た値、すなわち時間の関数に置き換えて測定するように
しているので、最初からディジタル量でもって測定が可
能であり、全環境温度を送信する場合でもA/D変換用
IC等を別途に設ける必要は無い。
また、本発明によれば、温度により抵抗値が変化する熱
検出素子を用いた熱検出方法において、少なくとも前記
熱検出素子を含む第1のインピーダンス回路に対してコ
ンデンサを接続して第1のCR開回路構成し、該第1の
CR開回路時定数に関係した第1の値を求め、 前記熱検出素子を含まない第2のインピーダンス回路に
対して前記コンデンサを接続して第2のCR開回路構成
し、該第2のCR開回路時定数に関係した第2の値を求
め、 前記第1及び第2の値の比を求め、この比から前記温度
を知るようにした熱検出方法が提供される。
このように、環境温度を時定数に関係した値の比でもっ
て測定するようにしているので、最初からディジタル量
でもって測定が可能であり、全環境温度を送信する場合
でもA/D変換用IC等を不要とすると共に、時定数に
関係した値同士の比の商には、抵抗値の項だけしが含ま
れないので、他の部品のバラツキ等の影響を受けること
なく、安定した環境温度が得られ、例えばその結果から
確実な火災判断が行える。
さらに、本発明によれば、温度により抵抗値が変化する
熱検出素子を用いた熱検出回路において、コンデンサと
、 少なくとも前記熱検出素子を含む第1のインピーダンス
回路と、 前記熱検出素子を含まない第2のインピーダンス回路と
、 前記コンデンサを前記第1のインピーダンス回路に接続
して第1のCR開回路構成するための第1のスイッチン
グ手段と、 前記コンデンサを前記第2のインピーダンス回路に接続
して第2のCR開回路構成するための第2のスイッチン
グ手段と、 前記コンデンサの両端間電圧を第3のスイッチング手段
により監視可能状態にされる電圧監視手段と、 前記第1及び第2のCR開回路時定数にそれぞれ関係し
た第1及び第2の時間を求めるために、前記コンデンサ
の両端間電圧の或る一定値を前記電圧監視手段が検出す
るまでの時間を計測する時間計測手段と、 前記第1のCR開回路時定数に関係した前記第1の時間
を求めるために前記第1のスイッチング手段、前記第3
のスイッチング手段、及び前記時間計測手段を制御する
と共に、前記第2のCR開回路時定数に関係した前記第
2の時間を求めるために前記第2のスイッチング手段、
前記第3のスイッチング手段、及び前記時間計測手段を
制御し、そして求められた前記第1及び第2の時間の比
を求める制御手段と、 を備え、これにより前記第1及び第2の時間の前記比か
ら前記温度を得ることができるようにしたことを特徴と
する熱検出回路も提供される。
これにより、環境温度を時定数に関係した値の比でもっ
て測定するようにしているので、最初からディジタル量
でもって測定が可能であり、全環境温度を送信する場合
でもA/D変換用IC等を不要とし、時定数に関係した
値同士の比の商には、抵抗値の項だけしか含まれないの
で、他の部品のバラツキ等の影響を受けることなく、安
定した環境温度が得られ、さらに、制御手段は、決めら
れたシーケンスに従って、第1〜第3のスイッチング手
段や時間計測手段を制御するので、当該熱検出回路を低
い消費電流で動作させるのを可能とする。従って例えは
火災感知器の熱検出回路として有効である。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、環境温度を表わすCR回路の時定数に関する
値を、インピーダンス回路を介してコンデンサを充電す
る際に求めるようにした熱感知器の場合の実施例を示す
もので、第2図は、同じく環境温度を表わすCR回路の
時定数に関する値を、インピーダンス回路を介してコン
デンサを放電する際に求めるようにした熱感知器の場合
の実施例を示すものである。第1図及び第2図において
、同等部分には同じ参照数字が付されて示されている。
第1図及び第2図において、1は制御手段すなわちMP
Uであり、演算部1a、リード・オンリ・メモリ(RO
M>lb、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)lc
、インターフェース(I/F)1d、及びカウンタ1e
を含んで示されている。
2は熱検出素子、3及び4は抵抗であり、熱検出素子2
は本実施例ではサーミスタとしている。サーミスタ2並
びに抵抗3及び4は一緒になって第1のインピーダンス
回路を構成しており、また、抵抗3だけで第2のインピ
ーダンス回路を構成し1 ている。5はコンデンサ、6はコンパレータ、7及び8
は抵抗であり、コンパレータ6並びに抵抗7及び8は一
緒になって電圧監視手段を構成している。SW、、SW
2、S W 3及びSW4は、それぞれ第1、第2、第
3及び第4のスイッチング手段もしくはスイッチ、9は
、カウンタ1eにクロック・パルスを発生ずるクロック
発生回路、そしてEは電源である。
以下、主として第1図の動作について、第3A図及び第
3B図のフローチャートを用いて説明するが、第2図の
動作もコンデンサに対する充電動作と放電動作が逆にな
っているだけであり、時定数を求める動作については実
質的に同じなので、以下の説明では、第2図の動作で第
1図と相異する部分はカッコ書きで示す。
MPUIの演算部1aはROM1bに内蔵されたプログ
ラムに従い処理を行う。初めに演算部1aはインタフェ
ース部1dを介して電源Eとコンデンサ5間に接続され
た(第2図の場合はコンデンサ5と接地間に接続された
)スイッチSW4を第2 ンして(ステップ302) 、該コンデンサ5を充電す
る(第2図の場合は放電する)。電圧の監視、または所
定時間経過により所定の電圧までコンデンサ5の充電(
第2図の場合は放電)が完了すると(ステップ303の
Y)、演算部1aはSW4をオフしくステップ304)
、それと同時に5WSW3をオンする(ステップ305
)。SWlがオンされると、コンデンサ5に充電された
電荷は(第2図の場合は放電されたコンデンサ5は)、
第1のインピーダンス回路すなわちサーミスタ2、抵抗
3、抵抗4を介して放電(第2図の場合は充電〉を開始
する。ここで抵抗4は温度に対して非直線的に変化する
サーミスタ2の抵抗値を抵抗3と共に補正する効果を有
するものであるが、この抵抗4は必ずしも必要とされる
ものではない。
コンデンサ5の一端はコンパレータ6の入力端子に接続
されており、コンパレータ6の別の入力端子にはSW3
がオンされたことにより抵抗7、抵抗8とで分圧された
電源が基準電圧として印加されている。同時に演算部1
aはクロック発生回路9のクロック出力を計測するカウ
ンタleの初期化を行う(ステップ306)。放電開始
(第2図の場合は充電開始)と共にコンデンサ5の両端
電圧はコンデンサ5の容量とサーミスタ2、抵抗3、抵
抗4の合成抵抗値とで決定される時定数に従い徐々に低
下する(第2図の場合は上昇する)。
同時にカウンタ1eは放電開始時(第2図の場合は充電
開始時)からの経過時間をクロック発生回路9からの入
力クロック数をカウントする事で計測する。演算部1a
は放電開始(第2図の場合は充電開始〉と共にコンパレ
ータ6の出力状態をインタフェース部1dを介して監視
している。所定時間経過後コンデンサ5の両端電圧は基
準電圧まで低下しく第2図の場合は上昇し〉、その結果
、コンパレータ6の出力は°゛H°゛→” L ”レベ
ルまたは“L′°→” H”レベルに反転する(ステッ
プ307のY)。演算部1aはコンパレータ6の出力の
上記状態変化を検出したと同時にクロック発生回路9か
らの入力クロック数をカウントしていたカウンタ1eの
カウント値n をRA M l c内に格納すると共に
〈ステップ308)、スイッチSW、、SW、をオフす
る(ステップ309〉。上記スイッチSW3の制御は、
基準電圧の不必要時にはSW3をオフする事で抵抗7.
8による電流消費量を低減する効果を有する。
以上のようにしてカウント値nが得られれば、この値n
から環境温度を知ることができる。これを式を用いて以
下に説明する。
電源電圧値:E、 コンデンサ容量値:C、 クロック周波数:f、 基準電圧値:Vr、 抵抗3の抵抗値:R3、 抵抗4の抵抗値、:R4、 サーミスタ抵抗値:Tl1− サーミスタ、抵抗3、抵抗4の合成抵抗値Zを介するコ
ンデンサの放電時(充電時)のカウンタ1eのカウント
値:n、 とすれば、サーミスタ2と抵抗3.抵抗4との合成抵抗
値Zは、 5− z=R3+R4xTH/(R4+Tl1)・ ・ ・(
式1) となり、該抵抗値Zを介するコンデンサ5の基準電圧V
rまでの放電時間(充電時間)をtlとすると、 Vr= E Xexp(−tl/C/Z )、°、tl
=   CX Z XNn(Vr/E )=nX 1 
/f、’、   n=−fXcXZXNn(Vr/E)
・・(式2) となる。(第2図の場合は、 Vr、=EX[1−exp(−tl/C/Z)]、’、
 tl−−CXZXffin(1−Vr/E)=nX 
1/f、’、  n−−fXcXZXln(1−Vr/
E)・ ・ ・(式2′〉 となる。〉この(式2)から分かるようにf、C1Vr
、E の値は定数であり、カウント値nは、温度によっ
て変化するサーミスタの抵抗値′F11の関数であるZ
に比例するので、このカウント値nから環境温度を知る
ことが可能である。この値nは時間の関数であり、クロ
ック・パルスの=16 カウント値であるので、環境温度を表わす値を、最初か
らディジタル値で計測しており、従って、測定値を遠隔
伝送する場合でもアナログ量をディジタル量に変換する
ためのA/D変換器等は不必要である。
しかしながら、上記(式2)には定数f、C1Vr、E
 が含まれていてカウント値nはこれら定数に依存して
いるが、これら定数は環境変化や電源電圧変化、さらに
は経年変化等を受けるため、安定した数値を得るために
は、これら定数に依存しない値を用いるようにすれば一
層好ましい。
従って、本発明の好適な実施例ではさらに、次に示す処
理が行われる。
すなわち、前述と同様、演算部1aはインタフェース部
1dを介しスイッチSW4をオンして(ステップ310
〉コンデンサ5を充電する(第2図では放電する〉。コ
ンデンサ5の充電後(第2図では放電後)(ステップ3
11のY)、演算部1aはSW、をオフしくステップ3
12)、同時にSW2、SW、をオンする(ステップ3
13)。SW2がオンされるとコンデンサ5に充電され
た電荷はく第2図では放電されたコンデンサは〉、抵抗
3を介して放電〈第2図では充電〉を開始する。
コンパレータ6の入力端子にはコンデンサ5の電圧とS
W、がオンされたことによる基準電圧が印加される。同
時に、演算部1aはクロック発生回路9のクロック出力
を計測するカウンタ1eの初期化を行う(ステップ31
4)。放電開始と共に(第2図では充電開始と共に〉コ
ンデンサ5の両端電圧は、コンデンサ5の容量と抵抗3
の合成抵抗値とで決定される時定数に従い徐々に低下す
る(第2図では上昇する)。同時にカウンタleは放電
開始時(第2図では充電開始時〉からの経過時間をクロ
ック発生回路9からの入力クロック数をカウントするこ
とで計測する。演算部1aは放電開始と共に(第2図で
は充電開始と共に〉コンパレータ6の出力状態をインタ
フェース部1dを介して監視している。所定時間経過後
コンデンサ5の両端電圧は基準電圧まで低下しく第2図
では上昇し)、その結果、コンパレータ6の出力は” 
H”→“L°ルベルまたは°L″→“H”レベルに反転
する(ステップ315のY〉。演算部1aはコンパレー
タ6の出力の上記状態変化を検出したと同時に、クロッ
ク発生回路9からの入力クロック数をカウントしていた
カウンタ1eのカウント値mをRAM1c内に格納する
と共に(ステップ316)、スイッチSW2、SW、を
オンする(ステップ317)。
次に演算部1aは、全計測した抵抗3を介する放電時〈
第2図では充電時〉のカウンタ1eのカウント値mと、
前回計測した合成抵抗値2を介する放電時(第2図では
充電時)のカウンタ1eのカウント値n との除算処理
を行う(ステップ318)。そしてこの除算結果を、図
示しない火災受信機等へ信号線を介して送信しくステッ
プ319)−例えば火災判断を行う。なお、除算結果に
基づく火災判断を火災受信機等へ送ってもよい。
この除算処理により得られるn / mの値から環境温
度を得ることができ、こめようにして得られ9 た環境温度の値には、コンデンサの容量誤差、クロック
発生回路9のクロック周波数のバラツキ、抵抗7.8の
部品バラツキによる基準電圧誤差、及び電源電圧Eの変
動等による検出温度値の誤差に起因する要素は含まれな
い。これを式を用いて以下に説明する。
抵抗3を介する放電時(充電時)のカウンタ1eのカウ
ント値:Ill、 コンデンサ5が抵抗3を介して基準電圧に達するまでの
放電(充電)時間=to、 とすると、 V r= E X exp(−to/ C/ R3)、
’、to=−CXR3X1n(Vr/E)=mX 1/
f、’、  m−−fXcXR3X1n(Vr/E)・
・(式3) となる。 (第2図の場合は、 Vr=EX[1−exp(−t’o/C/R3)コ、’
、 to−−cXr(3X1n(1−Vr/E)−mX
 1 /f、゛、  m−−fXcXR3Xfn(1−
Vr/E)(式3′) 0 となる。)前述したように合成抵抗値Zを介するコンデ
ンサ5の基準電圧までのカウント値nは、n=−fXc
X’ZXfn(Vr/E)(式2〉 であるので′、(第2図では、 n=−fXcXZXln(1−Vr/F、)〈式2′〉 であるので、〉除算処理を行うと、 n / m = Z / R3 一1+R′4xTH/R3(R4+TI)・・・(式4
) となり、抵抗値R3、R4以外のバラツキ要因を全て除
くことができる。抵抗は一般的に安価であり高精度の抵
抗を使用しても部品価格の上昇は最小限度に抑制するこ
とが可能である。なお、上記除算処理において分母と分
子を逆にしても同様の効果を持つことは当然である。
上記実施例では抵抗3をサーミスタTllと直列にまた
抵抗4を並列に接続し、カウント計測値のバラツキ補正
とサーミスタの非直線性補正を同時に行うようにした場
合について示しているが、サーミスタの非直線性補正を
必要としない場合には、第4図のように構成することが
できる。この場合の除算結果は次式となる。
n/m= Tll/ R3・・・(式5)時定数に関係
した値をコンデンサへの充電時に求めて環境温度を知る
ようにした第2図において、サーミスタの非直線補正を
必要としない場合の構成は、第5図に示されており、除
算結果も同様に(式5)で表わされ得る。
なお、第1図、第2図、第4図、及び第5図において、
スイッチSW4を、第1図及び第2図の場合には、合成
抵抗値Zに対し充分に高い抵抗値を有する抵抗、第4図
及び第5図の場合には、サーミスタ2及び抵抗3に対し
て充分に高い抵抗値を有する抵抗、に置き換えるように
することができる。この場合、MPUすなわち制御手段
1は、環境温度の計測を開始する前にコンデンサの初期
状態、すなわち第1図の場合は充電状態、第2図の場合
は放電状態が完全に創成されるための充分な時間を取る
こととなる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、環境温度を時定数に関
係した値、すなわち時間の関数に置き換えて測定するよ
うにしているので、最初からディジタル量でもって測定
が可能であり、その測定値を他場所に送信する場合でも
ディジタル量に変換するためのA/D変換用IC等を別
途に設ける必要性を無くしていると共に、時定数に関係
した値同士の比を取るようにしているので、他の部品の
バラツキ等の影響を受けることなく安定した環境温度が
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による熱検出回路を示す回
路図であり、環境温度測定用の時定数に関係した値をコ
ンデンサの充電の際に求めるようにした場合を示す。 第2図は、本発明の他の実施例による熱検出回路を示す
回路図であり、環境温度測定用の時定数に関係した値を
コンデンサの放電の際に求めるようにした場合を示す。 第3A図及び第3B図は、第1図及び第2図の動作を説
明するためのフローチャート、第4図及び第5図は、本
発明のさらに他の実施例を示す図である。 図において、1はMPU (制御手段)、2はサーミス
タ(熱検出素子)、5はコンデンサ、6はコンパレータ
(電圧監視手段〉、9はクロック発生回路(時間計測手
段)、SW、、SW2、S W 3、S W <はそれ
ぞれ第1、第2、第3、第4のスイッチング手段、Eは
電源、である。 特開平3−33626 (9) 第 図 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度により抵抗値が変化する熱検出素子を用いた
    熱検出方法において、 少なくとも前記熱検出素子を含む第1のインピーダンス
    回路に対してコンデンサを接続して第1のCR回路を構
    成し、該第1のCR回路の時定数に関係した第1の値を
    求め、該第1の値から前記温度を知るようにした熱検出
    方法。
  2. (2)温度により抵抗値が変化する熱検出素子を用いた
    熱検出方法において、 少なくとも前記熱検出素子を含む第1のインピーダンス
    回路に対してコンデンサを接続して第1のCR回路を構
    成し、該第1のCR回路の時定数に関係した第1の値を
    求め、 前記熱検出素子を含まない第2のインピーダンス回路に
    対して前記コンデンサを接続して第2のCR回路を構成
    し、該第2のCR回路の時定数に関係した第2の値を求
    め、 前記第1及び第2の値の比を求め、この比から前記温度
    を知るようにした熱検出方法。
  3. (3)前記第1の値は、最初に、前記コンデンサを電源
    電圧でもって充電し、次に、該コンデンサを前記第1の
    インピーダンス回路を介して放電させて該コンデンサの
    両端間電圧が第1の所定の電圧値まで減少するまでの時
    間を計測することにより得られるようにし、前記第2の
    値は同様に、最初に、前記コンデンサを電源電圧でもっ
    て充電し、次に、該コンデンサを前記第2のインピーダ
    ンス回路を介して放電させて該コンデンサの両端間電圧
    が前記第1の所定の電圧値まで減少するまでの時間を計
    測することにより得られるようにした特許請求の範囲第
    2項記載の熱検出方法。
  4. (4)前記第1の値は、最初に、前記コンデンサを放電
    し、次に、前記コンデンサを前記第1のインピーダンス
    回路を介して充電させて該コンデンサの両端間電圧が第
    2の所定電圧に達するまでの時間を計測することにより
    得られるようにし、前記第2の値は同様に、最初に、前
    記コンデンサを放電し、次に、前記コンデンサを前記第
    2のインピーダンス回路を介して充電させて該コンデン
    サの両端間電圧が前記第2の所定電圧に達するまでの時
    間を計測することにより得られるようにした特許請求の
    範囲第2項記載の熱検出方法。
  5. (5)温度により抵抗値が変化する熱検出素子を用いた
    熱検出回路において、 コンデンサと、 少なくとも前記熱検出素子を含む第1のインピーダンス
    回路と、 前記熱検出素子を含まない第2のインピーダンス回路と
    、 前記コンデンサを前記第1のインピーダンス回路に接続
    して第1のCR回路を構成するための第1のスイッチン
    グ手段と、 前記コンデンサを前記第2のインピーダンス回路に接続
    して第2のCR回路を構成するための第2のスイッチン
    グ手段と、 前記コンデンサの両端間電圧を第3のスイッチング手段
    により監視可能状態にされる電圧監視手段と、 前記第1及び第2のCR回路の時定数にそれぞれ関係し
    た第1及び第2の時間を求めるために、前記コンデンサ
    の両端間電圧の或る一定値を前記電圧監視手段が検出す
    るまでの時間を計測する時間計測手段と、 前記第1のCR回路の時定数に関係した前記第1の時間
    を求めるために前記第1のスイッチング手段、前記第3
    のスイッチング手段、及び前記時間計測手段を制御する
    と共に、前記第2のCR回路の時定数に関係した前記第
    2の時間を求めるために前記第2のスイッチング手段、
    前記第3のスイッチング手段、及び時間計測手段を制御
    し、そして求められた前記第1及び第2の時間の比を求
    める制御手段と、 を備え、これにより前記第1及び第2の時間の前記比か
    ら前記温度を得ることができるようにしたことを特徴と
    する熱検出回路。
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JP2732671B2 (ja) 1998-03-30

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