JPH0333528Y2 - - Google Patents
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- JPH0333528Y2 JPH0333528Y2 JP1984051501U JP5150184U JPH0333528Y2 JP H0333528 Y2 JPH0333528 Y2 JP H0333528Y2 JP 1984051501 U JP1984051501 U JP 1984051501U JP 5150184 U JP5150184 U JP 5150184U JP H0333528 Y2 JPH0333528 Y2 JP H0333528Y2
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- JP
- Japan
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- panel
- frp
- roof
- mounting
- roof panel
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 13
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
開示技術は、自動車のボデイパネルにFRP製
のルーフ用パネルを組付ける際に用いられる板状
の結合体の構造の技術分野に属する。
のルーフ用パネルを組付ける際に用いられる板状
の結合体の構造の技術分野に属する。
而して、この考案は自動車のボデイパネルに繊
維強化樹脂(以下FRPという)製のルーフ用の
パネルを組付ける場合に使用される金属製の板状
の結合体の構造に関する考案であり、特に、上記
FRP製のルーフ用のパネルのボデイパネルへの
取付部に形成された段差部に係止する位置決め部
を有すると共に該FRP製パネルに対する抜け止
め部が形成されている車両用樹脂製パネルの結合
体構造に係る考案である。
維強化樹脂(以下FRPという)製のルーフ用の
パネルを組付ける場合に使用される金属製の板状
の結合体の構造に関する考案であり、特に、上記
FRP製のルーフ用のパネルのボデイパネルへの
取付部に形成された段差部に係止する位置決め部
を有すると共に該FRP製パネルに対する抜け止
め部が形成されている車両用樹脂製パネルの結合
体構造に係る考案である。
〈従来の技術〉
周知の如く従来より、第1図に示す様に、ピツ
クアツプ等の小型トラツク1の荷台2に樹脂製の
ルーフ用パネルとしてのFRP製のカバートツプ
3を装着し、内部にリヤシートを設けたスポーツ
タイプのワゴン車が知られ、レジヤー等で使用す
る場合に積載能力等が大きいことから近年注目さ
れつつある。
クアツプ等の小型トラツク1の荷台2に樹脂製の
ルーフ用パネルとしてのFRP製のカバートツプ
3を装着し、内部にリヤシートを設けたスポーツ
タイプのワゴン車が知られ、レジヤー等で使用す
る場合に積載能力等が大きいことから近年注目さ
れつつある。
ところで、上記ルーフ用のカバートツプ3の素
材であるFRPは、鋼板に比し極めて軽量であり
ながらも、強度が高く、車両の各種構成部材の素
材として広く使用されている。
材であるFRPは、鋼板に比し極めて軽量であり
ながらも、強度が高く、車両の各種構成部材の素
材として広く使用されている。
ところで、上記FRP製のルーフ用のカバート
ツプ3をボデイパネル4に取り付ける場合には、
一般的にボルト締付の態様が用いられているが、
ボルトを締め付けた際のボルト近傍に於いては
(ボルト孔近傍)、それ以外の部分に比べ、強度に
バラツキが生ずることがあつた。
ツプ3をボデイパネル4に取り付ける場合には、
一般的にボルト締付の態様が用いられているが、
ボルトを締め付けた際のボルト近傍に於いては
(ボルト孔近傍)、それ以外の部分に比べ、強度に
バラツキが生ずることがあつた。
蓋し、樹脂部分に混入される繊維質分は全体的
に均一な分散状態が望まれるものであるが、ボル
ト近傍(ボルト孔近傍)では成形の際混入密度が
小さくなる場合がある不具合があるからである。
に均一な分散状態が望まれるものであるが、ボル
ト近傍(ボルト孔近傍)では成形の際混入密度が
小さくなる場合がある不具合があるからである。
〈考案が解決しようとする課題〉
これに対処するに、実開昭58−50071号、実開
昭58−50072号公報に開示されている態様が案出
され、ボルトを介しカバートツプをボデイパネル
に充分に締め付け固定するようになつてきてはい
るが、いづれも予めカバートツプの樹脂パネルに
対して木片等の芯材を介装させなければならず、
芯材の介装状態の如何によつては依然として強度
にバラツキが生じ信頼性が低くなる欠点があり、
構造が複雑になる難点もあり、コストアツプにつ
ながる不利点もあつた。
昭58−50072号公報に開示されている態様が案出
され、ボルトを介しカバートツプをボデイパネル
に充分に締め付け固定するようになつてきてはい
るが、いづれも予めカバートツプの樹脂パネルに
対して木片等の芯材を介装させなければならず、
芯材の介装状態の如何によつては依然として強度
にバラツキが生じ信頼性が低くなる欠点があり、
構造が複雑になる難点もあり、コストアツプにつ
ながる不利点もあつた。
そのため、ボデイパネルに対して樹脂製パネル
を充分に締め付けられると同時にガタツキ等を生
ずることなく、低コスト化が図れる結合体が望ま
れてきている。
を充分に締め付けられると同時にガタツキ等を生
ずることなく、低コスト化が図れる結合体が望ま
れてきている。
この考案の目的は、上述従来技術に基づく車両
用樹脂製パネルの結合体の問題点を解決すべき技
術的課題とし、樹脂製パネルをボデイパネルに対
して確実に締め付けられると共に構造が簡単であ
り、組み付け易いようにして車両産業におけるパ
ネル組付技術利用分野に益する優れた車両用樹脂
製パネルの結合体構造を提供せんとするものであ
る。
用樹脂製パネルの結合体の問題点を解決すべき技
術的課題とし、樹脂製パネルをボデイパネルに対
して確実に締め付けられると共に構造が簡単であ
り、組み付け易いようにして車両産業におけるパ
ネル組付技術利用分野に益する優れた車両用樹脂
製パネルの結合体構造を提供せんとするものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉
上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述課題を解決す
るために、ボデイパネルと該ボデイパネルに対す
るFRP製のルーフ用パネルの間に介装される車
両用樹脂製パネルの板状の結合体構造であつて、
上記FRP製のルーフ用パネルのボデイパネルに
当接される取付部に形成された段差部に係止する
オーバーハング状の位置決め部を有すると共にル
ーフ用パネルの取付部の面方向に対する抜け止め
部が形成され、而して該抜け止め部がルーフ用パ
ネルに平行な形状に形成され、該抜け止め部には
上記取付部に面固着するフランジが一体的に形成
され、金属製にされている車両用樹脂製パネルの
結合体構造としたものである。
要旨とするこの考案の構成は、前述課題を解決す
るために、ボデイパネルと該ボデイパネルに対す
るFRP製のルーフ用パネルの間に介装される車
両用樹脂製パネルの板状の結合体構造であつて、
上記FRP製のルーフ用パネルのボデイパネルに
当接される取付部に形成された段差部に係止する
オーバーハング状の位置決め部を有すると共にル
ーフ用パネルの取付部の面方向に対する抜け止め
部が形成され、而して該抜け止め部がルーフ用パ
ネルに平行な形状に形成され、該抜け止め部には
上記取付部に面固着するフランジが一体的に形成
され、金属製にされている車両用樹脂製パネルの
結合体構造としたものである。
〈作用〉
而して、ルーフ用のFRP製パネルのボデイパ
ネルに対する取付部に形成された段差部に係止す
る位置決め部によりFRP製パネルの所定位置に
セツトされると同時に抜け止め部により、確実に
装着された結合体を介してFRP製パネルがボデ
イに対して充分な強度で締め付けられ、不測の力
により取付部に亀裂や破壊が生じないようにした
技術的手段を講じたものである。
ネルに対する取付部に形成された段差部に係止す
る位置決め部によりFRP製パネルの所定位置に
セツトされると同時に抜け止め部により、確実に
装着された結合体を介してFRP製パネルがボデ
イに対して充分な強度で締め付けられ、不測の力
により取付部に亀裂や破壊が生じないようにした
技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉
次にこの考案の実施例を第1図に援用し、第2
図以下の図面に基づいて説明すれば以下の通りで
ある。
図以下の図面に基づいて説明すれば以下の通りで
ある。
第2〜7図に示す実施例に於て第2図に示す態
様は、FRP製のルーフ用パネルのカバートツプ
3であり、主としてルーフパネル本体5、サイド
パネル6,6、リヤパネル7を接合して構成され
ている。
様は、FRP製のルーフ用パネルのカバートツプ
3であり、主としてルーフパネル本体5、サイド
パネル6,6、リヤパネル7を接合して構成され
ている。
そして、ルーフパネル本体5のキヤビン8側の
端部は、ホイール側に突出する取付部9が形成さ
れ、当該第2図に模式的に示す様に、該取付部9
には複数の締付座10,10…が設けられてい
る。
端部は、ホイール側に突出する取付部9が形成さ
れ、当該第2図に模式的に示す様に、該取付部9
には複数の締付座10,10…が設けられてい
る。
第3,4図に示す様に、上記取付部9は、前記
ルーフパネル5の前端下面に接合される前記一対
のフランジ11,11を上部に一体的に曲折して
備え、断面U字型にアンダーハング状に形成さ
れ、その底壁12がカバートツプ3の幅方向に所
定間隔で隆起して隆起部13とされ、各隆起部1
3の下部側面が、ボルト14の取付孔15を有
し、キヤビン8のボデイパネル16に対する締付
座10とされている。
ルーフパネル5の前端下面に接合される前記一対
のフランジ11,11を上部に一体的に曲折して
備え、断面U字型にアンダーハング状に形成さ
れ、その底壁12がカバートツプ3の幅方向に所
定間隔で隆起して隆起部13とされ、各隆起部1
3の下部側面が、ボルト14の取付孔15を有
し、キヤビン8のボデイパネル16に対する締付
座10とされている。
そして、隆起部13の上部には長孔15′が穿
設され、該長孔15′のキヤビン8側が、第3図
に示す様に、突出部17となり、締付座10との
間に段差部18が形成されている。
設され、該長孔15′のキヤビン8側が、第3図
に示す様に、突出部17となり、締付座10との
間に段差部18が形成されている。
このように形成された取付部9の締付座10に
装着した結合体としての鉄板のリインホース19
を介して、キヤビン8のパネル16にボルト1
4、ナツト20によつて取付部9が締付けられる
ようになつている。
装着した結合体としての鉄板のリインホース19
を介して、キヤビン8のパネル16にボルト1
4、ナツト20によつて取付部9が締付けられる
ようになつている。
而して、鉄板リインホース19は、第5図に示
す様に、取付部9の締付座10に当接すると共に
段差部18、及び、突出部17に対するオーバー
ハング状の位置決め部21を有し、取付部9の長
孔15′より上の部分は隆起部13の上面に当接
し該長孔15′の長手方向に湾曲してイのフラン
ジ22を有するロの抜け止め部23が一体形成さ
れている。
す様に、取付部9の締付座10に当接すると共に
段差部18、及び、突出部17に対するオーバー
ハング状の位置決め部21を有し、取付部9の長
孔15′より上の部分は隆起部13の上面に当接
し該長孔15′の長手方向に湾曲してイのフラン
ジ22を有するロの抜け止め部23が一体形成さ
れている。
尚24は、ボルト孔であり、ハの部分に穿設さ
れている。
れている。
したがつて、組付けに際しては、取付部9の長
孔15′から鉄板リインホース19のハの部分を
挿入した後、位置決め部21を該取付部9の段差
部18、及び、突出部17に掛合させると、第
4,5図に示す様に、各々のイ,ロ,ハの部分が
対応して当接し、鉄板のリインホース19は裏面
の適宜の接着剤により、所定位置に、固着されて
且つ、下側に抜け落ちる可能性もなく取付部9に
対し確実に装着される。
孔15′から鉄板リインホース19のハの部分を
挿入した後、位置決め部21を該取付部9の段差
部18、及び、突出部17に掛合させると、第
4,5図に示す様に、各々のイ,ロ,ハの部分が
対応して当接し、鉄板のリインホース19は裏面
の適宜の接着剤により、所定位置に、固着されて
且つ、下側に抜け落ちる可能性もなく取付部9に
対し確実に装着される。
そして、取付部9のフランジ11,11にルー
フパネル5を接合した後、ボルト14、ナツト1
8で、キヤビン8のボデイパネル16にカバート
ツプ3を締付ける。
フパネル5を接合した後、ボルト14、ナツト1
8で、キヤビン8のボデイパネル16にカバート
ツプ3を締付ける。
この場合、カバートツプ3の取付部9はFRP
により成形されているが、鉄板のリインホース1
9によつて傷等をつけることなく充分に締付ける
ことが出来るので各々の締付座10で締め付けの
バラツキは生じない。
により成形されているが、鉄板のリインホース1
9によつて傷等をつけることなく充分に締付ける
ことが出来るので各々の締付座10で締め付けの
バラツキは生じない。
又、第6,7図に示す様に、取付部9のフラン
ジ11と取付孔15とを支持して引張試験を行な
うと、縦軸を荷重、横軸を変形量としたとき鉄板
のリインホース19を使用しない破線Aの場合に
比し、鉄板のリインホース19を使用した実線B
で示す場合には、破壊強度は約5倍、破壊エネル
ギーは約20倍向上することが明らかにされた。
ジ11と取付孔15とを支持して引張試験を行な
うと、縦軸を荷重、横軸を変形量としたとき鉄板
のリインホース19を使用しない破線Aの場合に
比し、鉄板のリインホース19を使用した実線B
で示す場合には、破壊強度は約5倍、破壊エネル
ギーは約20倍向上することが明らかにされた。
尚、第7図中、C点はFRP破壊点、D点は鉄
板のリインホースの破壊点である。
板のリインホースの破壊点である。
次に、第8,9図に示す実施例においては、ル
ーフパネル5に取付けられる取付部9′は、後部
側のフランジ11′に溝25が刻設されたもので
あり、該溝25に鉄板のリインホース19′が嵌
合し、屈曲形成された鉄板のリインホース19′
の端部が抜け止め部23′とL型に曲折され、フ
ランジ11′に係止し、上面が面一となるように
なつている。
ーフパネル5に取付けられる取付部9′は、後部
側のフランジ11′に溝25が刻設されたもので
あり、該溝25に鉄板のリインホース19′が嵌
合し、屈曲形成された鉄板のリインホース19′
の端部が抜け止め部23′とL型に曲折され、フ
ランジ11′に係止し、上面が面一となるように
なつている。
又、該鉄板のリインホース19′は取付部9′の
段差部18に掛合する位置決め部21′を有して
いる。
段差部18に掛合する位置決め部21′を有して
いる。
尚、この考案の実施態様は上述各実施例に限ら
れるものでないことは勿論であり、例えば、鉄板
のリインホースの当接面に両面接着テープを貼り
付けておく等種々の態様が採用可能である。
れるものでないことは勿論であり、例えば、鉄板
のリインホースの当接面に両面接着テープを貼り
付けておく等種々の態様が採用可能である。
〈考案の効果〉
以上、この考案によれば、基本的に、極めて簡
単な構造でありながらカバートツプが充分にボデ
イのパネルに一体的に締め付けられることから、
締め付け力にバラツキ等がなく確実にFRP製パ
ネルをボデイパネルに対して結合出来ると共に結
合強度が極めて高いという優れた効果がある。
単な構造でありながらカバートツプが充分にボデ
イのパネルに一体的に締め付けられることから、
締め付け力にバラツキ等がなく確実にFRP製パ
ネルをボデイパネルに対して結合出来ると共に結
合強度が極めて高いという優れた効果がある。
そして、FRP製パネルをボデイパネルにボル
ト締付を介して取付けるに、ボルト孔近傍に繊維
質分が少くて樹脂強度が低い場合でも金属製の結
合体が取付部をバツクアツプして補強することか
らカバートツプにホイール側と反対側への力が不
測にして作用した場合であつてもボルト孔近傍に
亀裂が入つたり、破壊が生ずる虞が無いという優
れた効果が奏される。
ト締付を介して取付けるに、ボルト孔近傍に繊維
質分が少くて樹脂強度が低い場合でも金属製の結
合体が取付部をバツクアツプして補強することか
らカバートツプにホイール側と反対側への力が不
測にして作用した場合であつてもボルト孔近傍に
亀裂が入つたり、破壊が生ずる虞が無いという優
れた効果が奏される。
又、結合体にはFRP製パネルに形成された段
差部に係止する位置決め部を有していることによ
り、組み付け作業が迅速に行なえるばかりでな
く、誤差が生ぜず精度の高い作業が行なえる優れ
た効果がある。
差部に係止する位置決め部を有していることによ
り、組み付け作業が迅速に行なえるばかりでな
く、誤差が生ぜず精度の高い作業が行なえる優れ
た効果がある。
更に、結合体にはFRP製パネルに対する抜け
止め部が形成されていることにより、FRP製パ
ネルから抜け落ちることもなく、極めて信頼性が
高いという優れた効果がある。
止め部が形成されていることにより、FRP製パ
ネルから抜け落ちることもなく、極めて信頼性が
高いという優れた効果がある。
そして、抜け止め部はルーフ用パネルに平行な
部分と該部分に一体で取付部に面固着するフラン
ジが形成されていることにより結合体が板状の金
属製であるにもかかわらず、充分な強度と剛性を
具備することが出来るという効果がある。
部分と該部分に一体で取付部に面固着するフラン
ジが形成されていることにより結合体が板状の金
属製であるにもかかわらず、充分な強度と剛性を
具備することが出来るという効果がある。
加えて、構造が簡単であり、組み付け作業も行
ない易いことから低コストで済むというメリツト
もある。
ない易いことから低コストで済むというメリツト
もある。
図面は、この考案の実施例を示し、第1図は1
実施例のトラツクの側面図、第2図はカバートツ
プの斜視図、第3図は結合状態を示す断面図、第
4,5図は各々リインホースと鉄板リインホース
の斜視図、第6図は実験態様を示す部分断面図、
第7図は実験結果を示すグラフ図、第8,9図は
他の実施例の各々断面図と斜視図である。 16……ボデイパネル、3……ルーフ用のパネ
ル、19,19′……結合体、9……取付部、1
8……段差部、21,21′……位置決め部、2
3,23′……抜け止め部、イ……フランジ。
実施例のトラツクの側面図、第2図はカバートツ
プの斜視図、第3図は結合状態を示す断面図、第
4,5図は各々リインホースと鉄板リインホース
の斜視図、第6図は実験態様を示す部分断面図、
第7図は実験結果を示すグラフ図、第8,9図は
他の実施例の各々断面図と斜視図である。 16……ボデイパネル、3……ルーフ用のパネ
ル、19,19′……結合体、9……取付部、1
8……段差部、21,21′……位置決め部、2
3,23′……抜け止め部、イ……フランジ。
Claims (1)
- ボデイパネルと該ボデイパネルに対するFRP
製のルーフ用パネルの間に介装される車両用樹脂
製パネルの板状の結合体構造において、上記
FRP製のルーフ用パネルのボデイパネルに当接
される取付部に形成された段差部に係止するオー
バーハング状の位置決め部を有すると共にルーフ
用パネルの取付部の面方向に対する抜け止め部が
形成され、而して該抜け止め部がルーフ用パネル
に平行な形状に形成され、該抜け止め部には上記
取付部に面固着するフランジが一体的に形成さ
れ、金属製にされていることを特徴とする車両用
樹脂製パネルの結合体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150184U JPS60163173U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 車両用樹脂製パネルの結合体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150184U JPS60163173U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 車両用樹脂製パネルの結合体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163173U JPS60163173U (ja) | 1985-10-30 |
JPH0333528Y2 true JPH0333528Y2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=30570607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5150184U Granted JPS60163173U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 車両用樹脂製パネルの結合体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163173U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230572B2 (ja) * | 1972-11-22 | 1977-08-09 | ||
JPS5850071B2 (ja) * | 1977-04-13 | 1983-11-08 | 株式会社東芝 | カラ−画像の伝送歪補正装置 |
JPS609730B2 (ja) * | 1979-01-10 | 1985-03-12 | シエリング・コ−ポレ−シヨン | アリル基の除去方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230572U (ja) * | 1975-08-25 | 1977-03-03 | ||
JPS57163006U (ja) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | ||
JPS5850071U (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-05 | ダイハツ工業株式会社 | ボデイの結合構造 |
JPS609730U (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | スズキ株式会社 | 自動車屋根の着脱装置 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5150184U patent/JPS60163173U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5230572B2 (ja) * | 1972-11-22 | 1977-08-09 | ||
JPS5850071B2 (ja) * | 1977-04-13 | 1983-11-08 | 株式会社東芝 | カラ−画像の伝送歪補正装置 |
JPS609730B2 (ja) * | 1979-01-10 | 1985-03-12 | シエリング・コ−ポレ−シヨン | アリル基の除去方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60163173U (ja) | 1985-10-30 |
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