JPH0333477A - アルコールディーゼルエンジンの始動装置 - Google Patents
アルコールディーゼルエンジンの始動装置Info
- Publication number
- JPH0333477A JPH0333477A JP17009889A JP17009889A JPH0333477A JP H0333477 A JPH0333477 A JP H0333477A JP 17009889 A JP17009889 A JP 17009889A JP 17009889 A JP17009889 A JP 17009889A JP H0333477 A JPH0333477 A JP H0333477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- glow plug
- cranking
- temperature
- temp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 title description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 61
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 29
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004880 explosion Methods 0.000 abstract description 6
- 239000010763 heavy fuel oil Substances 0.000 abstract description 4
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N Ascorbic acid Chemical compound OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1O CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、メタノール燃料を用いグロープラグによって
強制着火させる方式のディーゼルエンジンの始動装置に
関する。
強制着火させる方式のディーゼルエンジンの始動装置に
関する。
(従来技術)
メタノール燃料を用いたアルコールディーゼルエンジン
では、通常、グロープラグ等による強制着火が行われる
。軽油等を燃料とする通常のディーゼルエンジンにおい
ては、例えば特開昭63189612号公報に記載され
ているように、始動着火性等を向上させるためにグロー
プラグが配設されているが、ディーゼルエンジンにメタ
ノール燃料を用いる場合は、燃料のセタン価が低いこと
から、グロープラグとかスパークプラグによる強制着火
がアシストとして不可欠となる。
では、通常、グロープラグ等による強制着火が行われる
。軽油等を燃料とする通常のディーゼルエンジンにおい
ては、例えば特開昭63189612号公報に記載され
ているように、始動着火性等を向上させるためにグロー
プラグが配設されているが、ディーゼルエンジンにメタ
ノール燃料を用いる場合は、燃料のセタン価が低いこと
から、グロープラグとかスパークプラグによる強制着火
がアシストとして不可欠となる。
ところで、メタノール燃料を用いたグローアシスト式デ
ィーゼルエンジンの始動は、イグニッションスイッチが
ONになると同時にグロープラグの予熱が開始され、ク
ランキングが始まると同時に燃料が噴射されることによ
って行われるのが普通であって、この場合、グロープラ
グは、予熱後、例えばスイッチングデバイスによるデユ
ーティ制御によって一定温度に保持される。しかし、こ
の種のエンジンにおいては、燃料であるメタノールの気
化潜熱が大きく、また、吸気スワールによっても冷やさ
れるために、クランキングが長くなるとグロープラグ温
度が着火下限温度以下に落ちて始動不良となる。そして
、このような始動不良の状態でクランキングを中断し、
イグニツシゴンスイッチONのまま放置すると、グロー
プラグ温度は再び上昇するために、筒内に残留する可燃
ガスが爆発的に着火する恐れがある。メタノールは沸点
が低くて蒸気化しやすく、また、熱面着火しやすい燃料
であって、グロープラグが着火温度に達すれば容易に爆
発してしまう。
ィーゼルエンジンの始動は、イグニッションスイッチが
ONになると同時にグロープラグの予熱が開始され、ク
ランキングが始まると同時に燃料が噴射されることによ
って行われるのが普通であって、この場合、グロープラ
グは、予熱後、例えばスイッチングデバイスによるデユ
ーティ制御によって一定温度に保持される。しかし、こ
の種のエンジンにおいては、燃料であるメタノールの気
化潜熱が大きく、また、吸気スワールによっても冷やさ
れるために、クランキングが長くなるとグロープラグ温
度が着火下限温度以下に落ちて始動不良となる。そして
、このような始動不良の状態でクランキングを中断し、
イグニツシゴンスイッチONのまま放置すると、グロー
プラグ温度は再び上昇するために、筒内に残留する可燃
ガスが爆発的に着火する恐れがある。メタノールは沸点
が低くて蒸気化しやすく、また、熱面着火しやすい燃料
であって、グロープラグが着火温度に達すれば容易に爆
発してしまう。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、ア
ルコールディーゼルエンジンにおける始動不良時の残留
燃料の爆発を防止し、安全性と商品性の向上を図ること
を目的とする。
ルコールディーゼルエンジンにおける始動不良時の残留
燃料の爆発を防止し、安全性と商品性の向上を図ること
を目的とする。
(発明の構成)
本発明に係るアルコールディーゼルエンジンの始動装置
の構成は、第1図に示すとおりであって、エンジンの燃
焼室にメタノール燃料を噴射する燃料噴射手段と、噴射
された燃料を強制着火させるグロープラグと、エンジン
始動操作が行われている状態を検出する始動検出手段と
、前記グロープラグの温度あるいはグロープラグ温度と
相関する温度を検出するグロープラグ温度検出手段と、
該グロープラグ温度検出手段および前記始動検出手段の
出力を受け、始動中に前記グロープラグの温度が所定値
以下になったとき前記燃料噴射手段による燃料の供給を
停止する燃料停止制御手段と、前記グロープラグの温度
が前記所定値以下になった時点から所定の期間強制的に
クランキングを行う強制クランキング手段を備えたこと
を特徴としている。
の構成は、第1図に示すとおりであって、エンジンの燃
焼室にメタノール燃料を噴射する燃料噴射手段と、噴射
された燃料を強制着火させるグロープラグと、エンジン
始動操作が行われている状態を検出する始動検出手段と
、前記グロープラグの温度あるいはグロープラグ温度と
相関する温度を検出するグロープラグ温度検出手段と、
該グロープラグ温度検出手段および前記始動検出手段の
出力を受け、始動中に前記グロープラグの温度が所定値
以下になったとき前記燃料噴射手段による燃料の供給を
停止する燃料停止制御手段と、前記グロープラグの温度
が前記所定値以下になった時点から所定の期間強制的に
クランキングを行う強制クランキング手段を備えたこと
を特徴としている。
(作用)
始動操作が行われ、かつ、グロープラグ温度が所定値以
下に下がったときは、燃料噴射が停止され、所定の期間
クランキングが強制的に行われる。
下に下がったときは、燃料噴射が停止され、所定の期間
クランキングが強制的に行われる。
これにより、可燃ガスが掃気され、グロープラグの昇温
による爆発が防がれる。
による爆発が防がれる。
(実施例)
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す全体システム図である
。この実施例の制御回路は、電源バッテリ101と、こ
のバッテリ101に接続されたイグニッションスイッチ
102と、グロープラグ103と、グロープラグ温度検
出のためのセンシングレジスタ104と、グロープラグ
103の予熱および温度制御のためのグローコントロー
ルユニット105と、スタータ106と、このスタータ
106を0N−OFFさせるクランキングコントローラ
107と、グロープラグ温度の低下による危険判定信号
を上記クランキングコントローラ107および燃料噴射
コントロールユニット108に出力するための危険判定
回路109からなり、また、予熱インジケータランプ1
10.セキュリティランプ111.グロープラグ温度を
直接検出する熱電対112等を備えている。そして、グ
ローコントロールユニット105には、イグニッション
スイッチ102がONされると同時に予熱リレー113
を作動させる予熱リレータイマ114と、上記予熱イン
ジケータランプ11Oを点灯させる予熱インジケータタ
イマ115と、グロープラグ温度を一定温度に制御する
アフターヒートリレー116が設けられている。イグニ
ッションスイッチ102は、図に示すON、OFF、S
T (クランキング位置)の3位置に切換操作される。
。この実施例の制御回路は、電源バッテリ101と、こ
のバッテリ101に接続されたイグニッションスイッチ
102と、グロープラグ103と、グロープラグ温度検
出のためのセンシングレジスタ104と、グロープラグ
103の予熱および温度制御のためのグローコントロー
ルユニット105と、スタータ106と、このスタータ
106を0N−OFFさせるクランキングコントローラ
107と、グロープラグ温度の低下による危険判定信号
を上記クランキングコントローラ107および燃料噴射
コントロールユニット108に出力するための危険判定
回路109からなり、また、予熱インジケータランプ1
10.セキュリティランプ111.グロープラグ温度を
直接検出する熱電対112等を備えている。そして、グ
ローコントロールユニット105には、イグニッション
スイッチ102がONされると同時に予熱リレー113
を作動させる予熱リレータイマ114と、上記予熱イン
ジケータランプ11Oを点灯させる予熱インジケータタ
イマ115と、グロープラグ温度を一定温度に制御する
アフターヒートリレー116が設けられている。イグニ
ッションスイッチ102は、図に示すON、OFF、S
T (クランキング位置)の3位置に切換操作される。
第3図は、始動が正常に行われる場合のこの実施例の制
御動作を示している。この場合、イグニッションスイッ
チ102がONになると、予熱リレー113が作動して
予熱が開始されるとともに予熱インジケータランプ11
0が点灯する。グロープラグ103の予熱はT、で示す
所定の期間片われ、TIが経過してグロープラグ温度が
目標値に達すると、予熱リレーttaはOFFとなり、
その後は、アフターヒートリレー116によるデュ−テ
ィ制御が行われる。なお、第3図では、予熱リレー11
3とアフターヒートリレー116の動作を併せたものを
グロープラグリレーとして表示している。
御動作を示している。この場合、イグニッションスイッ
チ102がONになると、予熱リレー113が作動して
予熱が開始されるとともに予熱インジケータランプ11
0が点灯する。グロープラグ103の予熱はT、で示す
所定の期間片われ、TIが経過してグロープラグ温度が
目標値に達すると、予熱リレーttaはOFFとなり、
その後は、アフターヒートリレー116によるデュ−テ
ィ制御が行われる。なお、第3図では、予熱リレー11
3とアフターヒートリレー116の動作を併せたものを
グロープラグリレーとして表示している。
予熱インジケータランプ110が消灯することで、運転
者は始動(クランキング)可能であることを検知する。
者は始動(クランキング)可能であることを検知する。
また、これと同時に燃料カットが解除される。これで、
イグニッションスイッチlO2がクランキング位置とな
ると同時に燃料噴射が開始される状態となる。
イグニッションスイッチlO2がクランキング位置とな
ると同時に燃料噴射が開始される状態となる。
運転者が上記予熱期間TIを過ぎた時点(T、≧T、)
でイグニッションスイッチ102をクランキング位置(
ST)にすると、クランキングが開始され、同時に燃料
が噴射されて、T t + T 3経った時点で完爆に
至る。クランキング中、グロープラグ温度は徐々に低下
するが、着火下限温度Ttに達するまでには始動が完了
し、その後、グロープラグ温度は燃焼熱により再び上昇
し、かつ、0N−OFF制御によって、一定に保たれる
。ただし、イグニッションスイッチ102がONのまま
放置されると、T4で示す時間が経過した時点で、破線
で示すようにグロープラグ温度制御のON・OFF動作
が停止され、それによってバッテリ消耗が防止される。
でイグニッションスイッチ102をクランキング位置(
ST)にすると、クランキングが開始され、同時に燃料
が噴射されて、T t + T 3経った時点で完爆に
至る。クランキング中、グロープラグ温度は徐々に低下
するが、着火下限温度Ttに達するまでには始動が完了
し、その後、グロープラグ温度は燃焼熱により再び上昇
し、かつ、0N−OFF制御によって、一定に保たれる
。ただし、イグニッションスイッチ102がONのまま
放置されると、T4で示す時間が経過した時点で、破線
で示すようにグロープラグ温度制御のON・OFF動作
が停止され、それによってバッテリ消耗が防止される。
また、同時に予熱インジケータランプ110が点滅され
る。その際、グロープラグ温度が破線のように低下して
TL以下となると、燃料がカットされる。この状態で再
始動を行うときは、−旦イグニッションスイッチ102
をOFFにして再び入れなおすことになる。
る。その際、グロープラグ温度が破線のように低下して
TL以下となると、燃料がカットされる。この状態で再
始動を行うときは、−旦イグニッションスイッチ102
をOFFにして再び入れなおすことになる。
第4図は始動不良の際の制御動作を示している。
この第4図のケースは、グロープラグ温度がTLまで低
下した後しばらく継続してクランキング位置が保持され
た場合である。この場合は、クランキングが開始された
後、T、で示す期間が経ってグロープラグ温度が着火下
限温度であるTLまで低下すると、その時点で燃料がカ
ットされ、セキュリティランプ111が点滅する。また
、同時に、ΔTで示す設定時間が経過するまで、強制ク
ランキングが行われる。ただし、このΔTを超えて運転
者により引き続きクランキングが行われている場合は、
イグニッションスイッチ102がONに戻された時点で
クランキングが停止される。そして、グロープラグ温度
が所定温度に復帰した時点で燃料カットが解除される。
下した後しばらく継続してクランキング位置が保持され
た場合である。この場合は、クランキングが開始された
後、T、で示す期間が経ってグロープラグ温度が着火下
限温度であるTLまで低下すると、その時点で燃料がカ
ットされ、セキュリティランプ111が点滅する。また
、同時に、ΔTで示す設定時間が経過するまで、強制ク
ランキングが行われる。ただし、このΔTを超えて運転
者により引き続きクランキングが行われている場合は、
イグニッションスイッチ102がONに戻された時点で
クランキングが停止される。そして、グロープラグ温度
が所定温度に復帰した時点で燃料カットが解除される。
上記ΔTの間にクランキングは数サイクル行われ、これ
によって筒内から蒸発燃料が掃気される。
によって筒内から蒸発燃料が掃気される。
つぎに、始動不良で、かつ、セキュリティランプ111
の点滅が開始された直後に運転者がイグニッションスイ
ッチ102をON位置に戻してしまった場合の制御を第
5図によって説明する。この場合は、上記ΔTが経過す
る前にイグニッションスイッチ102が戻されてしまい
掃気が十分に行われないため、このΔTの間、引き続い
て燃料をカットし、強制的にクランキングを継続させる
。
の点滅が開始された直後に運転者がイグニッションスイ
ッチ102をON位置に戻してしまった場合の制御を第
5図によって説明する。この場合は、上記ΔTが経過す
る前にイグニッションスイッチ102が戻されてしまい
掃気が十分に行われないため、このΔTの間、引き続い
て燃料をカットし、強制的にクランキングを継続させる
。
また、破線で示すようにイグニッションスイッチ102
がOFFにされてしまっても、やはり、ΔTの間は燃料
カットとクランキングを継続する。
がOFFにされてしまっても、やはり、ΔTの間は燃料
カットとクランキングを継続する。
つまり、セキュリティランプ111が点滅したときは、
運転者がどのような操作をしようとも、所定期間クラン
キングして残留燃料を掃気するようにしている。
運転者がどのような操作をしようとも、所定期間クラン
キングして残留燃料を掃気するようにしている。
また、第4図のT、が経過する前に、つまり、グロープ
ラグ温度が着火下限温度TLまで低下する前にクランキ
ング中止の操作が行われてしまったときは、第6図に示
すように、イグニッションスイッチ102がSTからO
Nに戻された場合(実線)であれば、燃料カットは行わ
れず、そのまま直ちに再始動可能とされ、また、イグニ
ッションスイッチ102がOFFまで戻された場合(破
線)は、第4図の始動動作が繰り返されることになる。
ラグ温度が着火下限温度TLまで低下する前にクランキ
ング中止の操作が行われてしまったときは、第6図に示
すように、イグニッションスイッチ102がSTからO
Nに戻された場合(実線)であれば、燃料カットは行わ
れず、そのまま直ちに再始動可能とされ、また、イグニ
ッションスイッチ102がOFFまで戻された場合(破
線)は、第4図の始動動作が繰り返されることになる。
第7図は、この実施例の燃料制御系およびグロープラグ
温度制御系の構成図である。エンジンlの各気筒には燃
料噴射ノズル3およびグロープラグ103が配設されて
いる。そして、各燃料噴射ノズル3に燃料を加圧計量し
て供給する燃料噴射ポンプ2には、電子ガバナー5およ
びタイマー6が付設され、タイマー6には、作動油圧を
コントロールすることによって設定噴射時期を制御する
噴射タイミングコントロールパルプ7が接続されている
。これら電子ガバナー5および噴射タイミングコントロ
ールバルブ7は燃料噴射コントロールユニット108か
らの信号によって制御される。
温度制御系の構成図である。エンジンlの各気筒には燃
料噴射ノズル3およびグロープラグ103が配設されて
いる。そして、各燃料噴射ノズル3に燃料を加圧計量し
て供給する燃料噴射ポンプ2には、電子ガバナー5およ
びタイマー6が付設され、タイマー6には、作動油圧を
コントロールすることによって設定噴射時期を制御する
噴射タイミングコントロールパルプ7が接続されている
。これら電子ガバナー5および噴射タイミングコントロ
ールバルブ7は燃料噴射コントロールユニット108か
らの信号によって制御される。
また、グロープラグ103と電源バッテリ101との間
には基準抵抗値(r)を有するセンシングレジスタ10
4とスイッチングデバイス8とが直列に設けられ、また
、これらをコントロールするグローコントロールユニッ
ト105が配設されている。
には基準抵抗値(r)を有するセンシングレジスタ10
4とスイッチングデバイス8とが直列に設けられ、また
、これらをコントロールするグローコントロールユニッ
ト105が配設されている。
上記燃料噴射コントロールユニット108には、回転セ
ンサ9.水温センサ10.アクセル位置センサ11.噴
射タイミングセンサ12といった各センサの出力信号が
人力され、また、上記スイッチングデバイス8の0N−
OFF信号が入力される。
ンサ9.水温センサ10.アクセル位置センサ11.噴
射タイミングセンサ12といった各センサの出力信号が
人力され、また、上記スイッチングデバイス8の0N−
OFF信号が入力される。
燃料噴射コントロールユニット108は、アクセル位置
(負荷)とエンジン回転数(回転センサ9の出力から演
算される)に基づいて燃料噴射量を決定する。そして、
電子ガバナー5を介して燃料噴射ポンプを制御する。燃
料噴射コントロールユニット108はまた、アクセル位
置(負荷)とエンジン回転数のマツプによって噴射時期
を制御する。噴射時期の制御は、噴射タイミングコント
ロールバルブ7を介してタイマー6の作動油圧をコント
ロールすることで行われ、また、さらに、噴射タイミン
グセンサ12によって実際の噴射時期か検出されてフィ
ードバック制御が行われる。
(負荷)とエンジン回転数(回転センサ9の出力から演
算される)に基づいて燃料噴射量を決定する。そして、
電子ガバナー5を介して燃料噴射ポンプを制御する。燃
料噴射コントロールユニット108はまた、アクセル位
置(負荷)とエンジン回転数のマツプによって噴射時期
を制御する。噴射時期の制御は、噴射タイミングコント
ロールバルブ7を介してタイマー6の作動油圧をコント
ロールすることで行われ、また、さらに、噴射タイミン
グセンサ12によって実際の噴射時期か検出されてフィ
ードバック制御が行われる。
グローコントロールユニット105は、センシングレジ
スタ104前後の電圧降下(v)と電源電圧(V)とに
よりグロープラグ+03のコイル抵抗を検出しながら、
スイッチングデバイス8の0N−OFFのデユーティ制
御によりグロープラグ温度を目標値に制御する。すなわ
ち、センシングレジスタ104を流れる電流(i)はi
=v/rで表わされ、一方、V二T(t)・iである
から、V=R(t)・v/rで、これより、R(t)=
V−r/vでグロープラグ103のコイル抵抗値(It
(t))が求まる。そして、このコイル抵抗値(R(t
))と温度との関係は予めわかっており、これをエンジ
ン回転数と負荷による要求温度マツプ値を比較すること
でスイッチングデバイス8による0N−OFF制御のデ
ユーティ比が決定される。
スタ104前後の電圧降下(v)と電源電圧(V)とに
よりグロープラグ+03のコイル抵抗を検出しながら、
スイッチングデバイス8の0N−OFFのデユーティ制
御によりグロープラグ温度を目標値に制御する。すなわ
ち、センシングレジスタ104を流れる電流(i)はi
=v/rで表わされ、一方、V二T(t)・iである
から、V=R(t)・v/rで、これより、R(t)=
V−r/vでグロープラグ103のコイル抵抗値(It
(t))が求まる。そして、このコイル抵抗値(R(t
))と温度との関係は予めわかっており、これをエンジ
ン回転数と負荷による要求温度マツプ値を比較すること
でスイッチングデバイス8による0N−OFF制御のデ
ユーティ比が決定される。
また、燃料噴射コントロールユニット10Bは、グロー
プラグ温度がTt、まで低下したとき、危険判定回路1
09からの信号に基づいて電子ガバナー5を燃料停止位
置に制御する。
プラグ温度がTt、まで低下したとき、危険判定回路1
09からの信号に基づいて電子ガバナー5を燃料停止位
置に制御する。
また、燃料停止は第8図および第9図に示すような方法
で行うこともできる。すなわち、イグニッションスイッ
チ102ONによって作動するフューエルストップリレ
ー201と、このフューエルストップリレー201がO
Nで作動されるフューエルストップモータ202とから
なるフューエルストップ機構を設け、このモータ202
によって第9図に示す燃料噴射ポンプ203のフューエ
ルストップレバー204に連結されたワイヤー205を
引張ることで、ラックを無噴射位置に制御するようにし
てもよい。
で行うこともできる。すなわち、イグニッションスイッ
チ102ONによって作動するフューエルストップリレ
ー201と、このフューエルストップリレー201がO
Nで作動されるフューエルストップモータ202とから
なるフューエルストップ機構を設け、このモータ202
によって第9図に示す燃料噴射ポンプ203のフューエ
ルストップレバー204に連結されたワイヤー205を
引張ることで、ラックを無噴射位置に制御するようにし
てもよい。
(発明の効果)
本発明は以上のように構成されているので、アルコール
ディーゼルエンジンにおける始動不良時の残留燃料の爆
発を防止し、安全性と商品性を向上させることができる
。
ディーゼルエンジンにおける始動不良時の残留燃料の爆
発を防止し、安全性と商品性を向上させることができる
。
第1図は本発明の全体構成図、第2図は本発明の一実施
例を示す全体システム図、第3図乃至第6図は同実施例
の制御特性を示すタイムチャート、第7図は同実施例に
おける燃料制御系およびグロー制御系の構成図、第8図
は同実施例の変形例におけるフューエルストップ機構の
回路図、第9図は同変形例における燃料噴射ポンプの部
分斜視図である。 I:エンジン、2,203:燃料噴射ポンプ、5:電子
ガバナー 102:イグニッションスイッチ、103ニ
ゲローブラグ、105ニゲローコントロールユニツト、
106:スタータ、107:クランキングコントローラ
、108:燃料噴射コントロールユニット、109;危
険判定回路、l12:熱電対、113:予熱リレー 1
16:アフターヒートリレー 201:フユーエルスト
ップリレー、202:フューエルストップモータ。 第 1 図 第 図 第 図 時間 第4 図 時間 第 5 図 研藺 第 図 el N関 第 図
例を示す全体システム図、第3図乃至第6図は同実施例
の制御特性を示すタイムチャート、第7図は同実施例に
おける燃料制御系およびグロー制御系の構成図、第8図
は同実施例の変形例におけるフューエルストップ機構の
回路図、第9図は同変形例における燃料噴射ポンプの部
分斜視図である。 I:エンジン、2,203:燃料噴射ポンプ、5:電子
ガバナー 102:イグニッションスイッチ、103ニ
ゲローブラグ、105ニゲローコントロールユニツト、
106:スタータ、107:クランキングコントローラ
、108:燃料噴射コントロールユニット、109;危
険判定回路、l12:熱電対、113:予熱リレー 1
16:アフターヒートリレー 201:フユーエルスト
ップリレー、202:フューエルストップモータ。 第 1 図 第 図 第 図 時間 第4 図 時間 第 5 図 研藺 第 図 el N関 第 図
Claims (1)
- (1)エンジンの燃焼室にメタノール燃料を噴射する燃
料噴射手段と、噴射された燃料を強制着火させるグロー
プラグと、エンジン始動操作が行われている状態を検出
する始動検出手段と、前記グロープラグの温度あるいは
グロープラグ温度と相関する温度を検出するグロープラ
グ温度検出手段と、該グロープラグ温度検出手段および
前記始動検出手段の出力を受け、始動中に前記グロープ
ラグの温度が所定値以下になったとき前記燃料噴射手段
による燃料の供給を停止する燃料停止制御手段と、前記
グロープラグの温度が前記所定値以下になった時点から
所定の期間強制的にクランキングを行う強制クランキン
グ手段を備えたことを特徴とするアルコールディーゼル
エンジンの始動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17009889A JPH0333477A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | アルコールディーゼルエンジンの始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17009889A JPH0333477A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | アルコールディーゼルエンジンの始動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333477A true JPH0333477A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15898603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17009889A Pending JPH0333477A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | アルコールディーゼルエンジンの始動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333477A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6543945B2 (en) | 1999-12-13 | 2003-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink film with cores having different diameter shaft sections |
JP2007262897A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Nippon Soken Inc | 始動制御装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17009889A patent/JPH0333477A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6543945B2 (en) | 1999-12-13 | 2003-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink film with cores having different diameter shaft sections |
JP2007262897A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Nippon Soken Inc | 始動制御装置 |
JP4579853B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2010-11-10 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 始動制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4875443A (en) | Start control system for internal combustion engine | |
JP2004218643A (ja) | 内燃機関の始動方法、内燃機関の開制御および/または閉ループ制御装置、およびコンピュータプログラム | |
CA1292420C (en) | Apparatus for controlling combustion in heater | |
US6379284B1 (en) | Fuel injection control apparatus for engines | |
JPH0333477A (ja) | アルコールディーゼルエンジンの始動装置 | |
JPS5941023B2 (ja) | デイ−ゼル機関の始動装置 | |
JPS6155627B2 (ja) | ||
JP2739947B2 (ja) | 電子式エンジン始動装置 | |
JPS6149509B2 (ja) | ||
KR100302786B1 (ko) | 냉시동시점화제어방법 | |
JPS63255569A (ja) | デイ−ゼルエンジンの始動装置 | |
JP2610498B2 (ja) | ディーゼル機関のエアヒータ制御装置 | |
JP4570824B2 (ja) | エンジンの始動制御装置 | |
JPS6220701Y2 (ja) | ||
JPS606628Y2 (ja) | デイ−ゼルエンジンにおけるグロ−プラグ通電制御装置 | |
JPS59221438A (ja) | デイ−ゼルエンジンの始動装置 | |
JPS6038069Y2 (ja) | デイ−ゼルエンジンのグロ−制御装置 | |
JPS5851260A (ja) | 始動補助装置 | |
JPH0574705B2 (ja) | ||
JPS6132144Y2 (ja) | ||
JPS59138747A (ja) | デイ−ゼル機関の自動始動装置 | |
JPS6320842Y2 (ja) | ||
JPH0574713B2 (ja) | ||
JPS6324153B2 (ja) | ||
JPS60219465A (ja) | 内燃機関の回転速度制御装置 |