JPH0332815A - 耐ガソリン性ブロー中空成形容器 - Google Patents

耐ガソリン性ブロー中空成形容器

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JPH0332815A
JPH0332815A JP1166603A JP16660389A JPH0332815A JP H0332815 A JPH0332815 A JP H0332815A JP 1166603 A JP1166603 A JP 1166603A JP 16660389 A JP16660389 A JP 16660389A JP H0332815 A JPH0332815 A JP H0332815A
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JP
Japan
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polyamide
polyamide resin
gasoline
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phosphorus type
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JP1166603A
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Takatoshi Fujimoto
藤本 隆俊
Akinobu Kitani
木谷 明信
Kunio Nakano
中野 国夫
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリアミド樹脂組成物から作られた耐ガソリン
性ブロー中空成形容器に関する。
〔従来技術の説明〕
ポリアミド樹脂製ブロー中空成形容器を製造する際、ポ
リアミド樹脂に増粘作用を持たせる方法として、ポリア
ミド樹脂に変性ポリオレフィンを混合したり、エチレン
系アイオノマー及び/又はカルボキシ変性ニトリルゴム
を混合させる方法が一般的に用いられている(特公昭4
2−12546号、特公昭55−41659号)。
これらの方法は、ブロー中空成形容器を製造する際、口
金から吐出された溶融ポリマーのドローダウンを少なく
し、溶融パリソンの形態を十分保持して、成形品の寸法
及び肉厚を均一にする特徴をもっている。
この方法は、ポリアミド樹脂を高粘度化するために、ポ
リアミドを高重合化しなくてもよいという利点はあるが
、得られた成形品は、ポリオレフィン系樹脂を含有して
いる為に、ポリアミド樹脂本来の耐ガソリン性がきわめ
て不十分になり、実用的な価値が半減していた。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、かかる問題点を解決し、溶融時の粘性が高く
、パリソン特性がすぐれ、かつ、耐ガソリン性にすぐれ
たブロー中成形容器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、数平均分子120000以上のポ
リアミド樹脂と、リン系加工安定剤とのポリアミド樹脂
組成物からなり、前記リン系加工安定剤が、該組成物の
全量にたいして、0.01〜5重景%重量れていること
を特徴とする耐ガソリン性ブロー中空成形容器に関する
ものである。
本発明で用いられるポリアミド樹脂は、−Mにポリアミ
ド樹脂として知られているものであればいかなるもので
もよく、例えば、ボリアξドロ、ボリア果ドロ6、ボリ
ア〔ド11、ポリアミド12、ポリアミド610、ポリ
アミド612、ボリアξドロとボリア果ドロ6のブレン
ド、ボリア果ドロとポリアミド12のブレンド、ボリア
多ドロ/66コポリアミド等が挙げられる。なかでも、
ボリア呉ドロ、ポリアミド66やボリアξドロ/66コ
ボリマーが好ましい。
上記ポリアミド樹脂の数平均分子量は、20000以上
、好ましくは30000〜50000である。
数平均分子量が20000未満の場合は、安定した底形
性が得られず、厚みムラが生じやすい。
本発明で用いられる燐系加工安定剤としては、フェニル
フォスファイト系酸化防止剤を挙げることができる。特
に好ましい燐系加工安定剤としては、トリス(2,4−
ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト(千葉ガイギ
ー社製 商品名Irgafos 168)やテトラキス
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4°−ビフ
エニレンフォスフォナイト(チバガイギー社製 商品名
 1rgafos P−EPQ FF)などが挙げられ
る。
これらは、単独で用いても良いし、2種以上併用しても
よい。また、燐を含まない他の酸化防止剤を併用しても
よい。
これら燐系加工安定剤の添加量は、ボリアくド樹脂組底
物に対し、0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2
重量%士ある。
燐系加工安定剤の添加量の添加量が、ポリアミド樹脂に
対し、余り少なすぎると、増粘効果が殆どなく、また、
余りに多くなり過ぎるとと、加工上困難になったり、ブ
ロー中空成形容器の物性が損なわれる等の問題がある。
上記燐系加工安定剤をポリアミド樹脂に含有させポリア
ミド樹脂組成物を得る方法としては、ボリアミドペレッ
トと前記加工安定剤などとをトライブレンドするか、又
は該ドライ物を押し出し機など用いて加熱・混練するな
どの方法を採用することができる。
本発明のブロー中空成形容器には、必要に応じて、滑剤
、結晶核剤、耐熱安定剤、耐候剤、帯電防止剤、着色剤
などの添加剤が配合されていてもよい。
ブロー中空成形容器は、前述のポリアミド組成物を用い
て、一般に知られている中空成型用の装置を用いて、公
知の通常の方法に従って、成型される。例えば、前記ボ
リアごド樹脂組成物を溶融押し出しをして、まず、最初
にパリソンを一旦成型し、次いで、目的とする、三次元
的中空成型体を得る方法等を挙げることができる。
〔実施例〕
以下、実施例について本発明を具体的に説明するが、パ
リソン特性及び耐ガソリン性は、下記のようにして評価
した。
パリソン特性:耐ドローダウン性として評価した。耐ド
ローダウン性は、50mmφの押出機につけた外径73
叩φ、内径67mmφの円形ダイスから、回転数8Or
pmで押し出した時に、ダイス下面より120の長さの
溶融パリソン重量をW+Z、ダイス下面より60cmの
長さのものをW lloとし、その比W h o /W
1□値にて評価した。
ポリアミドの押し出し温度は、230″Cにておこなっ
た。
全くドローダウンしないものは5の値を示すが、今回は
3.5以上を(0)、3.5以下を不可(×)とした。
耐ガソリン性:日本製鋼所製射出成形機N140B I
[を使用し、260℃でダンベル1号試験片を作製した
。得られた試験片を60°Cのレギュラーガソリンに浸
漬し、1000時間処理後の重量増加率及び伸び保持率
を評価した。
実施例1.2及び3 数平均分子量が30000のボリアξドロ(宇部興産■
製UBE1030B)に、燐系加工安定剤としてIrg
af。
s 16B(チバガイギー5′りを各々0.25.0.
5及び1゜0重量%添加したペレットを作製した。該ペ
レントを用い、前述の方法に従い、パリソン特性及び耐
ガソリン製を求めた結果を第1表に示す。
実施例4 燐系加工安定剤としてIrgafos P−EPQ F
F(チバガイギー製)を0.25重量%添加した以外は
実施例1.2.3と同様な方法で評価した。
比較例1 数平均分子量が30000のボリアξドロ(宇部興産■
製UBE1030B)のみについて、実施例1と同様な
評価をした。
比較例2 燐系加工安定剤0.25重量%の代わりに、エチレン系
アイオノマー樹脂(三井ポリケミカル社製ハイミラン1
855)を35重量%添加した他は実施例1と同様な評
価を行った。
これらの結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、溶融時の粘性が高く、パリソン特性が
優れた、耐ガソリン性ブロー中空成形容器が提供される

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数平均分子量20000以上のポリアミド樹脂と
    、リン系加工安定剤とのポリアミド樹脂組成物からなり
    、前記リン系加工安定剤が、該組成物の全量に対して、
    0.01〜5重量%含まれていることを特徴とする耐ガ
    ソリン性ブロー中空成形容器。
JP16660389A 1989-06-30 1989-06-30 耐ガソリン性ブロ―中空成形容器 Expired - Fee Related JP2519536B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254777A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Takagi Seiko Corp ポリアミドを有するガソリン容器、及び溶着によるポリアミド体製造方法
KR20120062689A (ko) 2009-08-04 2012-06-14 미츠비시 가스 가가쿠 가부시키가이샤 용기의 제조 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254777A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Takagi Seiko Corp ポリアミドを有するガソリン容器、及び溶着によるポリアミド体製造方法
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