JPH0332749Y2 - - Google Patents

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JPH0332749Y2
JPH0332749Y2 JP1986044522U JP4452286U JPH0332749Y2 JP H0332749 Y2 JPH0332749 Y2 JP H0332749Y2 JP 1986044522 U JP1986044522 U JP 1986044522U JP 4452286 U JP4452286 U JP 4452286U JP H0332749 Y2 JPH0332749 Y2 JP H0332749Y2
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JP
Japan
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exhaust manifold
plug cap
heat
exhaust
plug
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JP1986044522U
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JPS62156120U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンにおいて、排気ポート横の点
火プラグに装着されるプラグキヤツプを排気マニ
ホールド等から放射される熱から保護するのに用
いられるプラグキヤツプのヒートインシユレータ
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のヒートインシユレータとして
は、実開昭57−92043号公報や実開昭60−23225号
公報で知られるものがある。
それらはいずれも、シリンダヘツドと排気マニ
ホールドとの接合部に介装されて固定される排気
マニホールドガスケツトに、プラグキヤツプを熱
影響から保護する遮熱板を設けている。この遮熱
板は、排気マニホールドガスケツトと一体かどう
かの別にかかわりなく、シリンダヘツドの排気マ
ニホールド接合面に対し軸線が傾斜しているプラ
グキヤツプに沿い、排気マニホールドガスケツト
の排気マニホールド側に突出するか折曲するよう
にして設けられ、プラグキヤツプを排気マニホー
ルドからの輻射熱からのみ保護するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、プラグキヤツプは、その横に位置する
排気ポート部からの放熱も受けるが、前記従来の
遮熱板はそれを遮断することはできない。このた
めプラグキヤツプの保護は万全とは云えない。
空冷効果の低いキヤブオーバー型車の場合、ま
た、近時のエンジンの小型化等のために、複数の
排気ポートを1箇所に近接するように設け、それ
にプラグキヤツプが近接するような設計の場合に
おいて、排気ポートからプラグキヤツプへの熱影
響が著しく、これに対処するためにはプラグキヤ
ツプを耐熱性のすぐれた高価な材質のものにする
必要があり、コストアツプになるという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記のような問題点を解決するため
に、シリンダヘツドと排気マニホールドとの接合
部に介装されて固定される排気マニホールドガス
ケツトに、ガスケツト部から排気マニホールド側
に突出して点火プラグのプラグキヤツプを囲むよ
うに形成されることにより排気マニホールド部か
らの熱を遮熱する遮熱板本体と、この遮熱板本体
からプラグ装着凹部側に延びプラグキヤツプとそ
れが隣接している排気ポートのポート壁との間に
それらと接しないように位置するように形成され
ることにより排気ポート部からの熱を遮熱する突
片部とからなる遮熱板を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 遮熱板は、プラグキヤツプの排気マニホールド
および排気ポート双方に隣接する部分を囲つてい
ることにより、排気マニホールドからプラグキヤ
ツプに放射される熱、および排気ポートからプラ
グキヤツプに放射される熱の双方を遮熱し、プラ
グキヤツプをそれら熱から保護することができ
る。
(実施例) 第1図から第3図に示す本考案の一実施例につ
いて説明する。本実施例はキヤブオーバー型車に
搭載されるスラントエンジンの場合が示されてい
る。第1図に示すようにシリンダヘツド1の一側
面に、3つの排気ポート2が開口しており、各排
気ポート2に排気マニホールドガスケツト4を介
し排気マニホールド5が接合される。
排気ポート2は、点火プラグ15の3つの装着
凹部6の間に設けられ、1箇所では2つの排気ポ
ート2が近接して設けられている。
排気マニホールドガスケツト4は、前記3つの
排気ポート2にわたる大きさのガスケツトプレー
ト4aと、排気ポート2と排気マニホールド5と
の接合面間に位置する部分でガスケツトプレート
4aに貼合せた金属板4bとからなり、排気マニ
ホールド5を排気ポート2に図示しないボルトに
よつて接合する際、排気ポート2と排気マニホー
ルド5との間に挟着固定される 排気マニホールドガスケツト4のガスケツトプ
レート4aの上縁には、各装着凹部6の底部螺子
孔6aに螺着される点火プラグ15および点火プ
ラグ15に装着されるプラグキヤツプ7に対向す
るU字状切欠き部8が形成されている。
この各U字状切欠き部8に、プラグキヤツプ7
を排気マニホールド5や排気ポート2の放射熱か
ら保護する遮熱板9が装着されている。遮熱板9
は第1図、第2図に示すように、排気マニホール
ドガスケツト4の排気マニホールド5側に突出し
てプラグキヤツプ7の排気マニホールド5との近
接部を囲うU字状横断面を持つた本体部9aと、
この本体部9aのほぼ半部を前記装着凹部6側に
延長させた突片部9bとが鋼板をプレス成形して
一体に形成されてなるものである。突片部9bは
排気ポート2のポート壁2aに近接する側に形成
されている。また本体部9aは上縁に折返し部9
dが形成され補強されている。
この遮熱板9は第1図に示すように、本体部9
aの上端両側に形成した耳片部9cを排気マニホ
ールドガスケツト4のガスケツトプレート4aに
当てがい鋲10で止着してある。
突片部9bは、プラグキヤツプ7とそれが近接
している排気ポート2のポート壁2aとの間に介
入するように位置し、ポート壁2aとの間に空冷
隙間Sを持つようにしてある。
以上によつて、遮熱板9は、排気マニホールド
5からプラグキヤツプ7に放射される熱を本体部
9aで遮熱し、排気ポート2からそれに近接する
プラグキヤツプ7に放射される熱を突片部9bで
遮断する。これによつてプラグキヤツプ7は、そ
れが近接している排気マニホールド5や排気ポー
ト2の輻射熱から保護される。この保護はプラグ
キヤツプ7から延びているレジステイブコート1
6の基部に対してもなされる。
なお、前記実施例では、遮熱板9の突片部9b
を、プラグキヤツプ7とそれが極く近接している
一方の側の排気ポート2との間にのみ介入するよ
うに設けたが、必要に応じてやや離れた位置に隣
接している反対側の排気ポート2との間に介入す
る突片部9bを設けることができる。またエンジ
ンの設計に応じて突片部9bの設け方や形状は
種々に変更され得る。また本体部9aと突片部9
bとは場合によつては別体のものとしてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、前記構成および作用を有する
ので、排気マニホールドおよび排気ポート双方の
輻射熱からプラグキヤツプを保護することがで
き、プラグキヤツプの材質を従来どおりのものと
しても、プラグキヤツプの十全な保護を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をシリンダヘツド、
排気マニホールドガスケツト、排気マニホールド
の部分に分解して示す斜視図、第2図はシリンダ
ヘツドのプラグキヤツプ装着部と排気マニホール
ドガスケツトとの関係を示す断面図、第3図はシ
リンダヘツドの排気ポートおよび点火プラグ装着
部と、排気マニホールドガスケツトおよび遮熱板
との関係を示す側面図である。 1……シリンダヘツド、2……排気ポート、2
a……ポート壁、4……排気マニホールドガスケ
ツト、5……排気マニホールド、7……プラグキ
ヤツプ、9……遮熱板、9a……本体部、9b…
…突片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドと排気マニホールドとの接合部
    に介装されて固定される排気マニホールドガスケ
    ツトに、ガスケツト部から排気マニホールド側に
    突出して点火プラグのプラグキヤツプを囲むよう
    に形成されることにより排気マニホールド部から
    の熱を遮熱する遮熱板本体と、この遮熱板本体か
    らプラグ装着凹部側に延びプラグキヤツプとそれ
    が隣接している排気ポートのポート壁との間にそ
    れらと接しないように位置するように形成される
    ことにより排気ポート部からの熱を遮熱する突片
    部とからなる遮熱板を設けたことを特徴とするプ
    ラグキヤツプのヒートインシユレータ。
JP1986044522U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0332749Y2 (ja)

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JP1986044522U JPH0332749Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044522U JPH0332749Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS62156120U JPS62156120U (ja) 1987-10-03
JPH0332749Y2 true JPH0332749Y2 (ja) 1991-07-11

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ID=30862412

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JP1986044522U Expired JPH0332749Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149819U (ja) * 1984-03-15 1985-10-04 スズキ株式会社 内燃機関のマニホルドガスケツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62156120U (ja) 1987-10-03

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