JPH0332642Y2 - - Google Patents
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- JPH0332642Y2 JPH0332642Y2 JP1985173637U JP17363785U JPH0332642Y2 JP H0332642 Y2 JPH0332642 Y2 JP H0332642Y2 JP 1985173637 U JP1985173637 U JP 1985173637U JP 17363785 U JP17363785 U JP 17363785U JP H0332642 Y2 JPH0332642 Y2 JP H0332642Y2
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- insulation material
- decorative
- flame
- back side
- facing sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は建築用の天井、屋根材等に用いる難燃
性化粧断熱材に関する。
性化粧断熱材に関する。
（従来の技術）
従来、建築用の天井、屋根材等として用いる難
燃性化粧断熱材として、ポリ塩化ビニールフイル
ムを表層材とし、その裏面にアルミニウム箔とポ
リオレフイン系の不織布とを順次貼着して成る表
装シートを無機質繊維断熱材の表面に貼着して成
るものが知られている。
燃性化粧断熱材として、ポリ塩化ビニールフイル
ムを表層材とし、その裏面にアルミニウム箔とポ
リオレフイン系の不織布とを順次貼着して成る表
装シートを無機質繊維断熱材の表面に貼着して成
るものが知られている。
（考案が解決しようとする問題点）
従来の上記断熱材は、最近の建築物の使用材料
についての燃焼性に関する昭和45年度建設省告示
第1828号の規制が強化され、その基準を満足する
ことができなくなつた。その理由を検討するに、
そのポリ塩化ビニールフイルムは、その製造時可
塑剤の添加が必要のため、これに基づき難燃性が
低下し、且つその可燃性のポリオレフイン系の不
織布と合わせてその基準を満足しなくなつたもの
と認められる。又、その補強材として使用される
該不織布は、引張り強度、引裂き強度が比較的小
さく、天井、屋根を緊張施工する際に伸び或は引
裂きを生ずるおそれがあり、相当の配慮を要し、
又施工後には不織布の弛緩が生じ易く、これに伴
ない表面のポリ塩化ビニールフイルムの弛緩や皺
を生じ、室内から外観される表装面の体裁、意匠
性を損なうことがしばしばである。
についての燃焼性に関する昭和45年度建設省告示
第1828号の規制が強化され、その基準を満足する
ことができなくなつた。その理由を検討するに、
そのポリ塩化ビニールフイルムは、その製造時可
塑剤の添加が必要のため、これに基づき難燃性が
低下し、且つその可燃性のポリオレフイン系の不
織布と合わせてその基準を満足しなくなつたもの
と認められる。又、その補強材として使用される
該不織布は、引張り強度、引裂き強度が比較的小
さく、天井、屋根を緊張施工する際に伸び或は引
裂きを生ずるおそれがあり、相当の配慮を要し、
又施工後には不織布の弛緩が生じ易く、これに伴
ない表面のポリ塩化ビニールフイルムの弛緩や皺
を生じ、室内から外観される表装面の体裁、意匠
性を損なうことがしばしばである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記の問題点を解消し、製造容易で
而も上記の難燃性や発煙性の基準に合格し得るば
かりでなく、引張強度、引裂強度が強く緊張施工
が容易になし得られると共に取扱い性が良く、し
かも施工後も表面化粧シートに弛緩や皺の生じな
い安定堅牢な天井、屋根等の施工をもたらす難燃
性化粧断熱材を提供するもので、表面に化粧用塗
層を施したアルミニウム箔の裏面にガラスクロス
を接着して成る表装シートを無機質繊維断熱材の
表面に貼着すると共に該無機質繊維断熱材の裏面
に熱融着により可塑剤を蒸散除去された熱可塑性
樹脂フイルムから成る保護層を貼着して成る。
而も上記の難燃性や発煙性の基準に合格し得るば
かりでなく、引張強度、引裂強度が強く緊張施工
が容易になし得られると共に取扱い性が良く、し
かも施工後も表面化粧シートに弛緩や皺の生じな
い安定堅牢な天井、屋根等の施工をもたらす難燃
性化粧断熱材を提供するもので、表面に化粧用塗
層を施したアルミニウム箔の裏面にガラスクロス
を接着して成る表装シートを無機質繊維断熱材の
表面に貼着すると共に該無機質繊維断熱材の裏面
に熱融着により可塑剤を蒸散除去された熱可塑性
樹脂フイルムから成る保護層を貼着して成る。
（実施例）
次に本考案の実施例を添付図面に基づき説明す
る。
る。
図面で１は、例えば呼び厚さ20〜200mm、密度
10〜48Kg／m2に加圧成形した無機質繊維、一般に
は、ガラス繊維断熱材を示す。本考案によれば、
その表面に下記の化粧用表装シート２を難燃クロ
ロブレン等の合成ゴム系接着剤層３を介して貼着
して難燃性化粧断熱材を構成したものである。即
ち、該表装シート２は、厚さ例えば10〜50μmの
アルミニウム箔４の表面に、、アクリル塗料、塩
化ビニル塗料などの合成樹脂塗料を塗布して、そ
の化粧用塗層５を形成し、その裏面にアクリル、
ポリウレタンなどの合成樹脂接着剤層６を介して
補強材としてガラスクロス７を貼着して成る。
10〜48Kg／m2に加圧成形した無機質繊維、一般に
は、ガラス繊維断熱材を示す。本考案によれば、
その表面に下記の化粧用表装シート２を難燃クロ
ロブレン等の合成ゴム系接着剤層３を介して貼着
して難燃性化粧断熱材を構成したものである。即
ち、該表装シート２は、厚さ例えば10〜50μmの
アルミニウム箔４の表面に、、アクリル塗料、塩
化ビニル塗料などの合成樹脂塗料を塗布して、そ
の化粧用塗層５を形成し、その裏面にアクリル、
ポリウレタンなどの合成樹脂接着剤層６を介して
補強材としてガラスクロス７を貼着して成る。
かくして、本考案の化粧断熱材は、その表装シ
ート２は可燃物は表面の化粧用塗層５のみであ
り、その可燃物量は、従来の上記の表装シートに
比し、著しく少なく、而も可塑剤を含まないので
著しく難燃性が向上し、今般の改正規制基準に合
格する難燃性化粧断熱材をもたらすばかりでな
く、そのガラスクロス７は、その引張強度及び引
裂強度が、合成樹脂系不織布に比し著しく高いの
で、天井や屋根の施工において充分に張設施工で
き而も施工後に、従来の如き弛緩や皺を生ぜず、
外観体裁の良い緊張した表装シートの表面を維持
することができる。又その化粧用塗層５はその表
面に印刷により所望の意匠を施すことができる。
アルミ箔４は、断熱材１に防湿性を与えると共に
断熱性の向上に役立つが、特にその表面は化粧用
塗層５で被覆されているので、空気酸化、腐食変
質から保護され、良好な熱反熱光輝面を維持され
る。更に、本考案によれば断熱材１の裏面に熱融
着により可塑剤を蒸散除去された熱可塑性樹脂フ
イルムから成る保護層を貼着する。かくして、可
塑剤を含まず難燃性に優れた保護層を備えること
となる。該保護層８として、例えばポリ塩化ビニ
ールフイルムを熱融着するときは、150℃以上に
加熱し、含有する可塑剤を蒸散除去してフイルム
の難燃性を向上し得られると共に更に無数の不規
則な50〜200μの微孔を形成し、ガラス繊維断熱
材１中の湿分の排出性を付与し同時に取扱い上の
チクチク性、繊維の飛散等を防止し作業性を向上
する効果をもたらす。
ート２は可燃物は表面の化粧用塗層５のみであ
り、その可燃物量は、従来の上記の表装シートに
比し、著しく少なく、而も可塑剤を含まないので
著しく難燃性が向上し、今般の改正規制基準に合
格する難燃性化粧断熱材をもたらすばかりでな
く、そのガラスクロス７は、その引張強度及び引
裂強度が、合成樹脂系不織布に比し著しく高いの
で、天井や屋根の施工において充分に張設施工で
き而も施工後に、従来の如き弛緩や皺を生ぜず、
外観体裁の良い緊張した表装シートの表面を維持
することができる。又その化粧用塗層５はその表
面に印刷により所望の意匠を施すことができる。
アルミ箔４は、断熱材１に防湿性を与えると共に
断熱性の向上に役立つが、特にその表面は化粧用
塗層５で被覆されているので、空気酸化、腐食変
質から保護され、良好な熱反熱光輝面を維持され
る。更に、本考案によれば断熱材１の裏面に熱融
着により可塑剤を蒸散除去された熱可塑性樹脂フ
イルムから成る保護層を貼着する。かくして、可
塑剤を含まず難燃性に優れた保護層を備えること
となる。該保護層８として、例えばポリ塩化ビニ
ールフイルムを熱融着するときは、150℃以上に
加熱し、含有する可塑剤を蒸散除去してフイルム
の難燃性を向上し得られると共に更に無数の不規
則な50〜200μの微孔を形成し、ガラス繊維断熱
材１中の湿分の排出性を付与し同時に取扱い上の
チクチク性、繊維の飛散等を防止し作業性を向上
する効果をもたらす。
（考案の効果）
このように本考案によるときは、無機質断熱材
の表面に貼着する表装シートをアルミニウム箔と
その表面に塗布形成した化粧用塗層とその裏面に
貼着したガラスクロスで構成すると共に該無機質
繊維断熱材の裏面に熱融着により可塑剤を蒸散除
去された熱可塑性樹脂フイルムから成る保護層を
貼着するようにしたので、著しく難燃性の向上し
た難燃性化粧断熱材が得られ、而も引張強度、、
引裂強度の大きく、天井、屋根等の断熱施工が容
易且つ良好になし得られ、取扱い性が良く、しか
もその表装シートにたるみやが施工後に生じない
安定した外観体裁のよい施工内装意匠を維持する
ことができる等の効果を有する。
の表面に貼着する表装シートをアルミニウム箔と
その表面に塗布形成した化粧用塗層とその裏面に
貼着したガラスクロスで構成すると共に該無機質
繊維断熱材の裏面に熱融着により可塑剤を蒸散除
去された熱可塑性樹脂フイルムから成る保護層を
貼着するようにしたので、著しく難燃性の向上し
た難燃性化粧断熱材が得られ、而も引張強度、、
引裂強度の大きく、天井、屋根等の断熱施工が容
易且つ良好になし得られ、取扱い性が良く、しか
もその表装シートにたるみやが施工後に生じない
安定した外観体裁のよい施工内装意匠を維持する
ことができる等の効果を有する。
図面は本考案実施の１例の１部の截面線図を示
す。 １……ガラス繊維断熱材、２……化粧用表装シ
ート、３，６……接着材、４……アルミニウム
箔、５……化粧用塗層、７……ガラスクロス。
す。 １……ガラス繊維断熱材、２……化粧用表装シ
ート、３，６……接着材、４……アルミニウム
箔、５……化粧用塗層、７……ガラスクロス。
Claims (1)
- 表面に化粧用塗層を施したアルミニウム箔の裏
面にガラスクロスを接着して成る表装シートを無
機質繊維断熱材の表面に貼着すると共に該無機質
繊維断熱材の裏面に熱融着により可塑剤を蒸散除
去された熱可塑性樹脂フイルムから成る保護層を
貼着して成る難燃性化粧断熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985173637U JPH0332642Y2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985173637U JPH0332642Y2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6282608U JPS6282608U (ja) | 1987-05-26 |
| JPH0332642Y2 true JPH0332642Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=31111285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985173637U Expired JPH0332642Y2 (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332642Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2015107566A1 (ja) * | 2014-01-16 | 2017-03-23 | ニチアス株式会社 | 耐火被覆材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG11201605154VA (en) * | 2013-12-26 | 2016-08-30 | Nichias Corp | Fire-resistant coating material and fire-resistant coating structure |
| JP6307282B2 (ja) * | 2014-01-17 | 2018-04-04 | 大成建設株式会社 | 耐火被覆構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433294U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 | ||
| JPS5635447U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP1985173637U patent/JPH0332642Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433294U (ja) * | 1977-08-08 | 1979-03-05 | ||
| JPS5635447U (ja) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2015107566A1 (ja) * | 2014-01-16 | 2017-03-23 | ニチアス株式会社 | 耐火被覆材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6282608U (ja) | 1987-05-26 |
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