JPH0332527Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332527Y2 JPH0332527Y2 JP1452586U JP1452586U JPH0332527Y2 JP H0332527 Y2 JPH0332527 Y2 JP H0332527Y2 JP 1452586 U JP1452586 U JP 1452586U JP 1452586 U JP1452586 U JP 1452586U JP H0332527 Y2 JPH0332527 Y2 JP H0332527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- barrel
- motor
- rotating
- swing lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 10
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主として半導体ウエハその他の比較的
小型のワークを処理すべく使用される回転めつき
装置に関する。
小型のワークを処理すべく使用される回転めつき
装置に関する。
(従来の技術)
従来この種装置として、例えば実公昭60−2186
号公報に見られるように、処理槽内に、上側のモ
ータとこれに連動する下側の駆動歯車とを有する
架枠を設けると共に、その側方に上側の吊下片と
下側の回転バレルとを有するバレル支持枠を該吊
下片で該架枠に吊下げて取出自在に設け、該回転
バレルをその外周に形成した歯車で、該駆動歯車
に噛合わせる式のものは知られる。
号公報に見られるように、処理槽内に、上側のモ
ータとこれに連動する下側の駆動歯車とを有する
架枠を設けると共に、その側方に上側の吊下片と
下側の回転バレルとを有するバレル支持枠を該吊
下片で該架枠に吊下げて取出自在に設け、該回転
バレルをその外周に形成した歯車で、該駆動歯車
に噛合わせる式のものは知られる。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、ワークが半導体ウエハのよう
な、薄く軽く一部でも平らな面を持つようなもの
の場合、回転バレルの内側壁や開口部等に密着
し、または回転バレルの側壁の孔等に引掛つて回
転バレルと共に回転して、通電が断続的に行なわ
れるとめつき不良を起す。
な、薄く軽く一部でも平らな面を持つようなもの
の場合、回転バレルの内側壁や開口部等に密着
し、または回転バレルの側壁の孔等に引掛つて回
転バレルと共に回転して、通電が断続的に行なわ
れるとめつき不良を起す。
そしてめつき処理された製品中にめつき不良の
ものの数個が混入すれば、実作業では選別が不可
能であり、一バレルの製品全体がロツトアウトに
なる場合が多い。
ものの数個が混入すれば、実作業では選別が不可
能であり、一バレルの製品全体がロツトアウトに
なる場合が多い。
(課題を解決するための手段)
本考案はかかる課題を解決した装置即ち回転バ
レルにワークが付着することを可及的に防止した
装置を得ることをその目的とするもので、処理槽
内に、上側のモータとこれに連動する下側の駆動
歯車とを有する架枠を設けると共に、その側方に
上側の吊下片と下側の回転バレルとを有するバレ
ル支持枠を該吊下片で該架枠に吊下げて取出自在
に設け、該回転バレルをその外周に形成した歯車
で、該駆動歯車に噛合わせる式のものに於いて、
該架枠の上側に揺動レバをその中間を軸支させて
設け、該揺動レバの一側に該バレル支持枠の上側
に設けた該吊下片を吊下げる吊下具を設けると共
に他側に該モータの回転軸から突片を突出させて
構成した回転カムを臨ませ、該モータによる該回
転カムの回転で該揺動レバを押下げる動作とこれ
を解く動作を繰返すようにして成る。
レルにワークが付着することを可及的に防止した
装置を得ることをその目的とするもので、処理槽
内に、上側のモータとこれに連動する下側の駆動
歯車とを有する架枠を設けると共に、その側方に
上側の吊下片と下側の回転バレルとを有するバレ
ル支持枠を該吊下片で該架枠に吊下げて取出自在
に設け、該回転バレルをその外周に形成した歯車
で、該駆動歯車に噛合わせる式のものに於いて、
該架枠の上側に揺動レバをその中間を軸支させて
設け、該揺動レバの一側に該バレル支持枠の上側
に設けた該吊下片を吊下げる吊下具を設けると共
に他側に該モータの回転軸から突片を突出させて
構成した回転カムを臨ませ、該モータによる該回
転カムの回転で該揺動レバを押下げる動作とこれ
を解く動作を繰返すようにして成る。
(作用)
今、モータにより駆動歯車を駆動させ、これと
噛合う歯車を回転させるときは、回転バレルが回
転する。
噛合う歯車を回転させるときは、回転バレルが回
転する。
そしてこれと同時に、モータに連動して回転す
る回転カムにより、該揺動レバを押下げる動作と
これを解く動作を繰返す。このため揺動レバの一
側は該回転カムの回転によつて上方に持上げられ
た後、次いで回転バレルの自重により降下する上
下運動をする。
る回転カムにより、該揺動レバを押下げる動作と
これを解く動作を繰返す。このため揺動レバの一
側は該回転カムの回転によつて上方に持上げられ
た後、次いで回転バレルの自重により降下する上
下運動をする。
これに伴つて回転バレルはその歯車が前記駆動
歯車との噛合いを保ちつつ上下運動をする。この
上下運動時に前記した如く回転バレルの内側壁や
開口部等に密着し、または回転バレルの側壁の孔
等に引掛つて回転バレルと共に回転するワークは
衝撃を受け、回転バレルの内側壁等から離脱され
る。
歯車との噛合いを保ちつつ上下運動をする。この
上下運動時に前記した如く回転バレルの内側壁や
開口部等に密着し、または回転バレルの側壁の孔
等に引掛つて回転バレルと共に回転するワークは
衝撃を受け、回転バレルの内側壁等から離脱され
る。
(実施例)
次に本考案の実施の1例を別紙図面に基づいて
説明する。
説明する。
図面で、1はめつき槽を示し、該めつき槽1内
に上側のモータと、これに歯車列を介して連動す
る下側の駆動歯車3とを有する架枠4を設けると
共に、その側方に上側の吊下片5と下側の回転バ
レル6とを有するバレル支持枠7を該吊下片5で
前記架枠4に吊下げて取出自在に設け、該回転バ
レル6をその両側端の左右1対の比較的大径のフ
ランジ8,8の一方の外周に設けた歯車9で前記
駆動歯車3に噛合わせて、めつき液中で該回転バ
レル6を駆動回転させつつ該回転バレル6に収め
たワークにめつきを施す。
に上側のモータと、これに歯車列を介して連動す
る下側の駆動歯車3とを有する架枠4を設けると
共に、その側方に上側の吊下片5と下側の回転バ
レル6とを有するバレル支持枠7を該吊下片5で
前記架枠4に吊下げて取出自在に設け、該回転バ
レル6をその両側端の左右1対の比較的大径のフ
ランジ8,8の一方の外周に設けた歯車9で前記
駆動歯車3に噛合わせて、めつき液中で該回転バ
レル6を駆動回転させつつ該回転バレル6に収め
たワークにめつきを施す。
かかる構成は従来知られているものと特にかわ
るところはない。
るところはない。
本考案は、かかるものに於いて、該架枠4の上
側に揺動レバ10をその中間を軸支させて設け、
該揺動レバ10の一側に該バレル支持枠7の上側
に設けた該吊下片5を吊下げる吊下具11を設け
ると共に他側に該モータ2の回転軸2aから突片
12aを突出させて構成した回転カム12を臨ま
せ、該モータ2による該回転カム12の回転で該
揺動レバ10を押下げる動作とこれを解く動作を
繰返すようにしたもので、これを詳述すれば、前
記揺動レバ10は逆T字型であつて、その一側
に、バレル支持枠7の上端両側に設けた吊下片5
としての金属製フツクを係止する金属棒からなる
吊下具11を備えると共に、他側上面にモータ2
の回転軸2aから突片12aを突出させて構成し
た回転カム12を臨ませ、該モータ2の回転によ
る該回転カム12の突片12aと該揺動レバ10
の他側との当接と離脱との繰返しにより、該揺動
レバ10を押下げる動作とこれを解く動作を繰返
すようにして成り、該回転カム12はモータ2と
歯車13を介して駆動される。
側に揺動レバ10をその中間を軸支させて設け、
該揺動レバ10の一側に該バレル支持枠7の上側
に設けた該吊下片5を吊下げる吊下具11を設け
ると共に他側に該モータ2の回転軸2aから突片
12aを突出させて構成した回転カム12を臨ま
せ、該モータ2による該回転カム12の回転で該
揺動レバ10を押下げる動作とこれを解く動作を
繰返すようにしたもので、これを詳述すれば、前
記揺動レバ10は逆T字型であつて、その一側
に、バレル支持枠7の上端両側に設けた吊下片5
としての金属製フツクを係止する金属棒からなる
吊下具11を備えると共に、他側上面にモータ2
の回転軸2aから突片12aを突出させて構成し
た回転カム12を臨ませ、該モータ2の回転によ
る該回転カム12の突片12aと該揺動レバ10
の他側との当接と離脱との繰返しにより、該揺動
レバ10を押下げる動作とこれを解く動作を繰返
すようにして成り、該回転カム12はモータ2と
歯車13を介して駆動される。
図面で、14はめつき槽1上に設けたカソード
バー、15はアノードバーを示し、図示する架枠
4はこれの上部左右両側に設けた1対の腕杆1
6,16で両バー14,15上に載置すると共
に、該腕杆16,16をカソードバー14のみと
電気的に接続させ、且つ前記吊下片5を揺動レバ
10を介して該腕杆16,16上に取付け、該吊
下片5に電気的に接続させて回転バレル6の両端
から回転バレル6内に臨むダングラー17を取付
けた。
バー、15はアノードバーを示し、図示する架枠
4はこれの上部左右両側に設けた1対の腕杆1
6,16で両バー14,15上に載置すると共
に、該腕杆16,16をカソードバー14のみと
電気的に接続させ、且つ前記吊下片5を揺動レバ
10を介して該腕杆16,16上に取付け、該吊
下片5に電気的に接続させて回転バレル6の両端
から回転バレル6内に臨むダングラー17を取付
けた。
(考案の効果)
このように本考案によるときは、架枠の上側に
揺動レバをその中間を軸支させて設け、該揺動レ
バの一側にバレル支持枠の上側に設けた吊下片を
吊下げる吊下具を設けると共に他側にモータの回
転軸から突片を突出させて構成した回転カムを臨
ませ、該モータによる該回転カムの回転で該揺動
レバを押下げる動作とこれを解く動作を繰返すよ
うにしたので、共通1個のモータの駆動によつて
回転バレルを回転させると共に該バレル支持枠を
上下動させることができ、これによつて該回転バ
レル内へのめつき液の流入・流出が盛んになつて
良好なめつきが施されると共に、特に下動時の衝
撃によつてワークが回転バレルの内側壁や開口部
等に密着し、または回転バレルの側壁の孔等に引
掛つて回転バレルと共に回転する状態となるのを
可及的に防止できて、所望のめつき処理が施され
ないこと、即ち不良品が発生することを可及的に
防止できる効果を有する。
揺動レバをその中間を軸支させて設け、該揺動レ
バの一側にバレル支持枠の上側に設けた吊下片を
吊下げる吊下具を設けると共に他側にモータの回
転軸から突片を突出させて構成した回転カムを臨
ませ、該モータによる該回転カムの回転で該揺動
レバを押下げる動作とこれを解く動作を繰返すよ
うにしたので、共通1個のモータの駆動によつて
回転バレルを回転させると共に該バレル支持枠を
上下動させることができ、これによつて該回転バ
レル内へのめつき液の流入・流出が盛んになつて
良好なめつきが施されると共に、特に下動時の衝
撃によつてワークが回転バレルの内側壁や開口部
等に密着し、または回転バレルの側壁の孔等に引
掛つて回転バレルと共に回転する状態となるのを
可及的に防止できて、所望のめつき処理が施され
ないこと、即ち不良品が発生することを可及的に
防止できる効果を有する。
第1図は本考案の実施の1例を示す正面図、第
2図はその−線截断面図である。 1……めつき槽(処理槽)、2……モータ、3
……駆動歯車、4……架枠、5……吊下片、6…
…回転バレル、7……バレル支持枠、9……歯
車、10……揺動レバ、11……吊下具。
2図はその−線截断面図である。 1……めつき槽(処理槽)、2……モータ、3
……駆動歯車、4……架枠、5……吊下片、6…
…回転バレル、7……バレル支持枠、9……歯
車、10……揺動レバ、11……吊下具。
Claims (1)
- 処理槽内に、上側のモータとこれに連動する下
側の駆動歯車とを有する架枠を設けると共に、そ
の側方に上側の吊下片と下側の回転バレルとを有
するバレル支持枠を該吊下片で該架枠に吊下げて
取出自在に設け、該回転バレルをその外周に形成
した歯車で、該駆動歯車に噛合わせる式のものに
於いて、該架枠の上側に揺動レバをその中間を軸
支させて設け、該揺動レバの一側に該バレル支持
枠の上側に設けた該吊下片を吊下げる吊下具を設
けると共に他側に該モータの回転軸から突片を突
出させて構成した回転カムを臨ませ、該モータに
よる該回転カムの回転で該揺動レバを押下げる動
作とこれを解く動作を繰返すようにして成る回転
めつき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1452586U JPH0332527Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1452586U JPH0332527Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129067U JPS62129067U (ja) | 1987-08-15 |
JPH0332527Y2 true JPH0332527Y2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=30804592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1452586U Expired JPH0332527Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332527Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0730684Y2 (ja) * | 1989-10-16 | 1995-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | メッキ装置 |
JPH0819549B2 (ja) * | 1990-02-27 | 1996-02-28 | 住友電装株式会社 | 連続端子のメッキ処理法及びその装置 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP1452586U patent/JPH0332527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129067U (ja) | 1987-08-15 |
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