JP2802238B2 - 縦吊式被処理物のラッキングレバー - Google Patents
縦吊式被処理物のラッキングレバーInfo
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- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウム押出形
材等の長尺被処理物を縦吊りにして表面処理する際に用
いるラッキングレバーに関するものである。
材等の長尺被処理物を縦吊りにして表面処理する際に用
いるラッキングレバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のようにアルミニウム押出形材等の
長尺被処理物を表面処理する方法として、図1と図2の
如く両端部に電極接点部aを有するキャリアバーAの下
に支承金具Cを適宜間隔で設け、該支承金具Cに吊金具
D(ハンガーとも称する)を介してラッキング装置1を
垂下し、ラッキング装置1の吊下体Eに被処理物Bを縦
吊りにし、それらの被処理物Bを脱脂槽、水洗槽、及び
電解槽等の一連の表面処理槽へ順次搬送せしめ、夫々の
処理槽に浸漬して陽極酸化皮膜や着色皮膜を生成する縦
吊式表面処理方法が実用化されている。(例えば特開昭
53-60084号公報、特公昭55-6119 号公報)
長尺被処理物を表面処理する方法として、図1と図2の
如く両端部に電極接点部aを有するキャリアバーAの下
に支承金具Cを適宜間隔で設け、該支承金具Cに吊金具
D(ハンガーとも称する)を介してラッキング装置1を
垂下し、ラッキング装置1の吊下体Eに被処理物Bを縦
吊りにし、それらの被処理物Bを脱脂槽、水洗槽、及び
電解槽等の一連の表面処理槽へ順次搬送せしめ、夫々の
処理槽に浸漬して陽極酸化皮膜や着色皮膜を生成する縦
吊式表面処理方法が実用化されている。(例えば特開昭
53-60084号公報、特公昭55-6119 号公報)
【0003】被処理物の縦吊手段として、例えば吊下体
の下部に被処理物の内部に挿入する脚部を設け、吊下体
の上部に被処理物に向けて揺動するレバーを支承し、レ
バーの先端をスプリングにて被処理物に押圧するラッキ
ング装置と、吊下体の下部に二股脚部を設け、一方の脚
部を被処理物の内部に挿入し、他方の脚部より被処理物
に向けてボルトを螺進退するラッキング装置、及び吊下
体の脚部を被処理物の内部に挿入し、その被処理物に向
けて偏心カムを回動して挟持するラッキング装置が知ら
れている。(例えば実開昭49-31929号公報、実開昭49-3
7523号公報、実開昭49-37522号公報、実開昭49-102022
号公報)
の下部に被処理物の内部に挿入する脚部を設け、吊下体
の上部に被処理物に向けて揺動するレバーを支承し、レ
バーの先端をスプリングにて被処理物に押圧するラッキ
ング装置と、吊下体の下部に二股脚部を設け、一方の脚
部を被処理物の内部に挿入し、他方の脚部より被処理物
に向けてボルトを螺進退するラッキング装置、及び吊下
体の脚部を被処理物の内部に挿入し、その被処理物に向
けて偏心カムを回動して挟持するラッキング装置が知ら
れている。(例えば実開昭49-31929号公報、実開昭49-3
7523号公報、実開昭49-37522号公報、実開昭49-102022
号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ボルト螺進退式の吊下
体と、偏心カム式の吊下体にあっては、吊下体の脚部を
被処理物に挿入した後、ボルトを被処理物に向けて螺進
するか、偏心カムを回動しなければならない面倒な操作
が必要であると共に、ボルトや偏心カムの操作により被
処理物が確実に固定するまで、被処理物を落下しないよ
うに手で保持しなければならない問題点もあった。しか
も被処理物毎にこれを保持し、ボルトを螺進操作したり
偏心カムを回動操作することは、非常に繁雑で、能率が
悪い問題点があった。
体と、偏心カム式の吊下体にあっては、吊下体の脚部を
被処理物に挿入した後、ボルトを被処理物に向けて螺進
するか、偏心カムを回動しなければならない面倒な操作
が必要であると共に、ボルトや偏心カムの操作により被
処理物が確実に固定するまで、被処理物を落下しないよ
うに手で保持しなければならない問題点もあった。しか
も被処理物毎にこれを保持し、ボルトを螺進操作したり
偏心カムを回動操作することは、非常に繁雑で、能率が
悪い問題点があった。
【0005】またレバー式の吊下体にあっては、被処理
物を吊す前の空の状態で移動する間に、密集状態に軸支
されているレバーが揺れて、隣接レバーと重なることも
あるため、その重なりを人手によって外し、被処理物を
挾着保持しなければならず、その作業が極めて煩雑で能
率の悪い問題点があった。そこでこの発明は、従来技術
の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、レバーの重なりがなく、
能率良く被処理物を挟持し得るラッキングレバーを提供
することにある。
物を吊す前の空の状態で移動する間に、密集状態に軸支
されているレバーが揺れて、隣接レバーと重なることも
あるため、その重なりを人手によって外し、被処理物を
挾着保持しなければならず、その作業が極めて煩雑で能
率の悪い問題点があった。そこでこの発明は、従来技術
の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、レバーの重なりがなく、
能率良く被処理物を挟持し得るラッキングレバーを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における縦吊式被処理物のラッキングレバー
は、表面処理工程に従って順次搬送するキャリアバー
に、支承金具と吊金具を介して垂設するラッキング装置
において、ラッキング装置の通電性吊下体に密集して枢
着するレバーの下端部に、吊下体に向けて広幅となる係
止板を設け、該係止板の先端部に被処理物の係止爪を形
成し、両縁部に起立壁を設け、レバーの下部に、レバー
の下部を吊下体に向けて引張するスプリングの掛止子を
設け、係止板の起立壁にて隣接レバーとの重なりを防止
するものである。
に、本発明における縦吊式被処理物のラッキングレバー
は、表面処理工程に従って順次搬送するキャリアバー
に、支承金具と吊金具を介して垂設するラッキング装置
において、ラッキング装置の通電性吊下体に密集して枢
着するレバーの下端部に、吊下体に向けて広幅となる係
止板を設け、該係止板の先端部に被処理物の係止爪を形
成し、両縁部に起立壁を設け、レバーの下部に、レバー
の下部を吊下体に向けて引張するスプリングの掛止子を
設け、係止板の起立壁にて隣接レバーとの重なりを防止
するものである。
【0007】
【作用】レバーの下端に設けた係止板が吊下体に向けて
扇状に広幅となり、しかもその両縁部に起立壁を突設し
ているので、密集状態に軸支したレバーがキャリアバー
の移動中に例え揺れても、隣接レバーと重なることがな
いし、揺動不能に係止することもない。
扇状に広幅となり、しかもその両縁部に起立壁を突設し
ているので、密集状態に軸支したレバーがキャリアバー
の移動中に例え揺れても、隣接レバーと重なることがな
いし、揺動不能に係止することもない。
【0008】
【実施例】先ず、縦吊式表面処理方法に用いるラッキン
グ装置の構造を図1と図2に基づき説明すると、ラッキ
ング装置1は表面処理槽に沿って順次搬送するキャリア
バーAの通電性吊金具Dに垂設するもので、具体的に
は、吊金具Dに垂設する吊下体2に、レバー5の支持部
13と、被処理物Bの上端部に当接する袖板3を適宜間隔
で設け、支持部13にレバー5を揺動可能に枢着するもの
である。レバー5は被処理物Bの大きさに応じて、密集
状態に軸支するものである。
グ装置の構造を図1と図2に基づき説明すると、ラッキ
ング装置1は表面処理槽に沿って順次搬送するキャリア
バーAの通電性吊金具Dに垂設するもので、具体的に
は、吊金具Dに垂設する吊下体2に、レバー5の支持部
13と、被処理物Bの上端部に当接する袖板3を適宜間隔
で設け、支持部13にレバー5を揺動可能に枢着するもの
である。レバー5は被処理物Bの大きさに応じて、密集
状態に軸支するものである。
【0009】以下、本発明によるラッキングレバーの構
造を図3乃至図5に基づき説明すると、レバー5は下端
部に吊下体2の袖板3に向けて広幅となる係止板6を設
け、該係止板6の先部に被処理物Bの係止爪6aを形成す
ると共に、係止板6の両縁部に起立壁16を設け、レバー
5の下部にスプリング7の掛止子9を突設し、スプリン
グ7にてレバー5の下部を吊下体袖板3に向けて引張
し、レバー5の下部と吊下体袖板3の間で被処理物Bを
挾着保持するものである。
造を図3乃至図5に基づき説明すると、レバー5は下端
部に吊下体2の袖板3に向けて広幅となる係止板6を設
け、該係止板6の先部に被処理物Bの係止爪6aを形成す
ると共に、係止板6の両縁部に起立壁16を設け、レバー
5の下部にスプリング7の掛止子9を突設し、スプリン
グ7にてレバー5の下部を吊下体袖板3に向けて引張
し、レバー5の下部と吊下体袖板3の間で被処理物Bを
挾着保持するものである。
【0010】腕体4は図6の如く、吊下体袖板3の支持
部13に固定する基壁4aと、基壁4aの左右に相対設する側
壁4b,4cより形成され、コ字状平面を成すもので、左右
側壁4b,4cの先部間にレバー5を揺動可能に軸支し、レ
バー5の支承部に近接した側壁4b,4c間下部に、レバー
5の揺動範囲を制限するピン8を設けると共に、基壁4a
に近い側壁4b,4cの後部より側方に向けてスプリング7
の掛止子19を突設し、側壁4b,4cの先部下端にレバー5
の横揺阻止片4d,4eを相対設するものである。
部13に固定する基壁4aと、基壁4aの左右に相対設する側
壁4b,4cより形成され、コ字状平面を成すもので、左右
側壁4b,4cの先部間にレバー5を揺動可能に軸支し、レ
バー5の支承部に近接した側壁4b,4c間下部に、レバー
5の揺動範囲を制限するピン8を設けると共に、基壁4a
に近い側壁4b,4cの後部より側方に向けてスプリング7
の掛止子19を突設し、側壁4b,4cの先部下端にレバー5
の横揺阻止片4d,4eを相対設するものである。
【0011】レバー5は図3と図4の如く、支承部より
上方に延長する握持片5aと、支承部より下方に垂下する
脚片5bを鈍角に連続し、脚片5bの下端より吊下体2の袖
板3に向けて扇状に広幅となる係止板6を突設し、該係
止板6の両縁部に起立壁16を突設すると共に、係止板6
の先部に被処理物Bに圧接、又は食込む係止爪6aを設
け、係止板6の起立壁16にて隣接レバー5' との重なり
を防止するものである。
上方に延長する握持片5aと、支承部より下方に垂下する
脚片5bを鈍角に連続し、脚片5bの下端より吊下体2の袖
板3に向けて扇状に広幅となる係止板6を突設し、該係
止板6の両縁部に起立壁16を突設すると共に、係止板6
の先部に被処理物Bに圧接、又は食込む係止爪6aを設
け、係止板6の起立壁16にて隣接レバー5' との重なり
を防止するものである。
【0012】本発明におけるラッキングレバーは上記構
造であるから、吊下体2の支持部13に腕体4を固定し、
該腕体4の掛止子19と、腕体4に支承ししたレバー5の
掛止子9にスプリング7を掛け、スプリング7によりレ
バー5の先部を常時吊下体2の袖板3に向けて押圧して
おけば、被処理物Bを吊す前の空の状態において、レバ
ー5の下端に設けた係止板6は袖板3に圧接している。
密集状態に軸支したレバー5,5' が例えば図7の如く
左右に揺れても、係止板6の両縁部には起立壁16が突設
しているので、隣接レバー5' の係止板6' と重なるこ
とはない。
造であるから、吊下体2の支持部13に腕体4を固定し、
該腕体4の掛止子19と、腕体4に支承ししたレバー5の
掛止子9にスプリング7を掛け、スプリング7によりレ
バー5の先部を常時吊下体2の袖板3に向けて押圧して
おけば、被処理物Bを吊す前の空の状態において、レバ
ー5の下端に設けた係止板6は袖板3に圧接している。
密集状態に軸支したレバー5,5' が例えば図7の如く
左右に揺れても、係止板6の両縁部には起立壁16が突設
しているので、隣接レバー5' の係止板6' と重なるこ
とはない。
【0013】ラッキング装置1に対する被処理物Bの取
付けは、従来と同様に吊下体2の袖板3と、袖板3に圧
接しているレバー係止板6の間に被処理物Bを上端から
押込むか、袖板3に圧接しているレバー5の脚片5bを、
握持片5aの押圧により離反せしめ、袖板3と離反したレ
バー係止板6の間に被処理物Bの上部を挿入した後、握
持片5aの押圧を解放すれば、レバー5はスプリング7に
より被処理物Bに向けて揺動し、被処理物Bを脱落不能
に挾着保持する。
付けは、従来と同様に吊下体2の袖板3と、袖板3に圧
接しているレバー係止板6の間に被処理物Bを上端から
押込むか、袖板3に圧接しているレバー5の脚片5bを、
握持片5aの押圧により離反せしめ、袖板3と離反したレ
バー係止板6の間に被処理物Bの上部を挿入した後、握
持片5aの押圧を解放すれば、レバー5はスプリング7に
より被処理物Bに向けて揺動し、被処理物Bを脱落不能
に挾着保持する。
【0014】尚、本発明のラッキングレバーは上記実施
例に限定されるものではなく、例えば吊下体袖板3の下
端部に、レバー5の係止板6に向けて屈曲する折返鈎爪
3aを設け、被処理物Bの上端部に上記鈎爪3aが挿入する
切込溝bを形成すれば、被処理物Bを一段と確実に保持
し得るし、レバー5の係止板6を吊下体袖板3に向けて
広幅の円弧に形成すれば、隣接レバー5' との重なりを
更に防止し得る。又レバー5と係止板6、及び起立壁16
の形状構造は、本発明の要旨に反しない限り適宜変更可
能である。
例に限定されるものではなく、例えば吊下体袖板3の下
端部に、レバー5の係止板6に向けて屈曲する折返鈎爪
3aを設け、被処理物Bの上端部に上記鈎爪3aが挿入する
切込溝bを形成すれば、被処理物Bを一段と確実に保持
し得るし、レバー5の係止板6を吊下体袖板3に向けて
広幅の円弧に形成すれば、隣接レバー5' との重なりを
更に防止し得る。又レバー5と係止板6、及び起立壁16
の形状構造は、本発明の要旨に反しない限り適宜変更可
能である。
【0015】
【発明の効果】本発明における縦吊式被処理物のラッキ
ングレバーは上記構造のとおりであるから、次に記載す
る効果を奏する。レバーをスプリングによって吊下体の
袖板方向に引張し、レバーの下端部に設けた係止板を袖
板に圧接するものであるから、被処理物を吊下体袖板と
レバー係止板の間に挿入する状態で、強く挾着保持する
ことができる。レバーの下端に設けた係止板が袖板に向
けて扇状に広幅となり、しかもその両縁部に起立壁を突
設しているので、密集状態に軸支したレバーがキャリア
バーの移動中に例え揺れても、隣接レバーと重なること
もないし、揺動不能に係止することもない。
ングレバーは上記構造のとおりであるから、次に記載す
る効果を奏する。レバーをスプリングによって吊下体の
袖板方向に引張し、レバーの下端部に設けた係止板を袖
板に圧接するものであるから、被処理物を吊下体袖板と
レバー係止板の間に挿入する状態で、強く挾着保持する
ことができる。レバーの下端に設けた係止板が袖板に向
けて扇状に広幅となり、しかもその両縁部に起立壁を突
設しているので、密集状態に軸支したレバーがキャリア
バーの移動中に例え揺れても、隣接レバーと重なること
もないし、揺動不能に係止することもない。
【0016】吊下体とレバー係止板の間に被処理物を挿
入するだけで、被処理物を強力に挾着保持し得るし、被
処理物の大小、或いは断面形状を問わずに、確実強固に
吊下げ得るばかりか、表面処理工程へ昇降しながら搬送
する場合、例え被処理物が大きく揺動しても、確実に脱
落を防止することができる。被処理物を圧着状態で確実
強固に保持し得るので、吊下体を通じて流れてくる電流
は、均一且つ確実に各被処理物へ流れ、通電不良を生ず
ることなく各表面処理工程における電解処理を、確実且
つ効率よく実施することができる。
入するだけで、被処理物を強力に挾着保持し得るし、被
処理物の大小、或いは断面形状を問わずに、確実強固に
吊下げ得るばかりか、表面処理工程へ昇降しながら搬送
する場合、例え被処理物が大きく揺動しても、確実に脱
落を防止することができる。被処理物を圧着状態で確実
強固に保持し得るので、吊下体を通じて流れてくる電流
は、均一且つ確実に各被処理物へ流れ、通電不良を生ず
ることなく各表面処理工程における電解処理を、確実且
つ効率よく実施することができる。
【図1】縦吊式表面処理に用いるキャリアバーの構造例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】(A)(B)ラッキング装置の要部構造を示す
正面図と断面図である。
正面図と断面図である。
【図3】本発明におけるレバーの枢着例を示す正面図で
ある。
ある。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】腕体の取付例を示す一部切欠側面図である。
【図6】腕体の構造例を示す横断面図である。
【図7】本発明レバーの揺動例を示す正面図である。
【図8】従来レバーの揺動例を示す正面図である。
1 ラッキング装置 2 吊下体 3 袖板、13 支持部 4 腕体 5,5' レバー 6,6' 係止板、16 起立壁 7 スプリング 8 ピン 9,19 掛止子 A キャリアバー、C 支承金具、D 吊金具 B 被処理物、b 切込溝
Claims (1)
- 【請求項1】 表面処理工程順に搬送するキャリアバー
(A)に、支承金具(C)と吊金具(D)を介して垂設
するラッキング装置(1)において、ラッキング装置
(1)の通電性吊下体(2)に枢着するレバー(5)の
下端部に、吊下体(2)に向けて広幅となる係止板
(6)を設け、該係止板(6)の両縁部に起立壁(16)
を設け、レバー(5)の下部に、レバー(5)の下部を
吊下体(2)に向けて引張するスプリング(7)の掛止
子(9)を設け、係止板(6)の起立壁(16)にて隣接
レバー(5')との重なりを防止したことを特徴とする縦
吊式被処理物のラッキングレバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33398794A JP2802238B2 (ja) | 1994-12-17 | 1994-12-17 | 縦吊式被処理物のラッキングレバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33398794A JP2802238B2 (ja) | 1994-12-17 | 1994-12-17 | 縦吊式被処理物のラッキングレバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08170197A JPH08170197A (ja) | 1996-07-02 |
| JP2802238B2 true JP2802238B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=18272229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33398794A Expired - Lifetime JP2802238B2 (ja) | 1994-12-17 | 1994-12-17 | 縦吊式被処理物のラッキングレバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2802238B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN206901590U (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-19 | 深圳市裕展精密科技有限公司 | 挂具吊钩 |
| EP3822394A1 (de) * | 2019-11-14 | 2021-05-19 | WTF Galvanotechnik GmbH & Co. KG | Vorrichtung zum halten von werkstücken bei der elektrolytischen behandlung |
-
1994
- 1994-12-17 JP JP33398794A patent/JP2802238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08170197A (ja) | 1996-07-02 |
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