JPS5933198B2 - 表面処理用押出形材吊下げ方法 - Google Patents

表面処理用押出形材吊下げ方法

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JPS5933198B2
JPS5933198B2 JP8120580A JP8120580A JPS5933198B2 JP S5933198 B2 JPS5933198 B2 JP S5933198B2 JP 8120580 A JP8120580 A JP 8120580A JP 8120580 A JP8120580 A JP 8120580A JP S5933198 B2 JPS5933198 B2 JP S5933198B2
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JP
Japan
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extruded
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hole
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JP8120580A
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English (en)
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JPS575896A (en
Inventor
勲 島
茂喜 吉岡
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、切断加工、穴あけ加工、切欠加工などの各種
の加工を施した後の押出形材を表面処理するための押出
形材吊下げ方法に関するものである。
一般に、長尺材として押出形成されるアルミニウム合金
製押出形材を、脱脂、エッチング、陽極酸化処理あるい
は着色処理などの表面処理工程で処理する場合、第1図
および第2図に例示するように、各表面処理工程にわた
つて往復移動する押出形材搬送用の通電性搬送体1に、
当該搬送体1の下部に取付けられた押出形材吊下げ用支
持具2を介して吊下げており、このような吊下げ方式を
通常縦吊り方式と呼んでいるが、押出形材3の支持にあ
たつては、第3図および第4図に示されるように、支持
具2の二股部を形成する一方の側片8に螺着された螺子
9あるいは枢着されたレノり一10と、他方の側片11
との間で押出形材3の端部側壁を挟圧保持しているもの
である。このように支持して表面処理された長尺の押出
形材は、その後の工程で必要な寸法に切断されるととも
に、支持具2による支持接点部分イが、・押出形材3が
処理液中に没していると否とにかかわらず処理され得な
いことから、当該支持接点部分イも切断加工されている
のであり、而も、押出形材3がサッシ枠や障子框として
使用される場合には、第5図および第6図に示されるよ
うに、連結用の螺子4を通すための透孔5やレールを呑
み込むための切欠き6が設けられるものであるが、すべ
からく表面処理後に切断、穴あけ、切欠などの加工作業
が行なわれるために、切断等の加工面に表面処理されな
い生地部分が露出し、第6図に示すように、螺子4の頭
でかくれたリホールプレート7で閉塞される透孔5,5
は別としても、他の生地露出部分口が腐食する原因とな
つたり、あるいは着色処理した押出形材にあつては、着
色部分と生地露出部分が明瞭に区別し得るので、このよ
うな押出形材を使用している製品、商品の美観、外観を
損ねる欠点を有しているのである。
これに対して、切断加工後に表面処理をすることが考え
られるが、切断等の加工面は表面処理されるとはいうも
のの、縦吊り方式においては前述したように押出形材の
上端部を支持具2によつて支持されるものであるため、
当該支持部分が表面処理され得ない欠点があり、而も、
長さに制約のある搬送体1に多くの短寸の押出形材を吊
り下げ支持することはできず、表面処理作業の効率低下
を招く欠点をも併有しているのである。
そこで本発明は、従来の縦吊り式表面処理方法によつて
製品上に生ずる諸欠点を解消するためには、切断等の加
工後に表面処理することが有利であり且つ必要であるこ
とに鑑み、切断加工後の押出形材を従前と変わらぬ作業
効率で表面処理するとともに、生地露出部分をなくすこ
とのできる押出形材吊下げ方法を提供することを目的と
して、その方法に格別の創意工夫を凝らしたものであり
、特に、サツシ枠や障子框などの建材として使用される
押出形材に、連結用螺子を通入するための透孔が?けら
れることに着目し、当該透孔を巧みに利用することによ
つて押出形材を吊下げんとするものである。
即ち、本発明方法は、押出形材を適宜寸法に切断し且つ
所要の加工を行なうとともに端部に透孔を形成した後、
二股部を有する支持具の当該二股部内に押出形材の上記
透孔を有する部分を挿入し、二股部を形成する一方の側
片に螺着した螺子の先端を上記透孔内に押入するととも
に、当該先端を:股部の他の側片に当接することにより
、上記支持具を介して押出形材を縦吊りすることを特徴
とするものである。
以下、本発明を図示した実施例に従つて説明すれば、表
面処理されるべき押出形材3は適宜長さ寸法に切断され
るものであるが、前述の通り切断後の押出形材3に更に
透孔5や切欠6が設けられる。
この押出形材3を1本だけ吊下げ支持する場合は、第7
図および第8図に示されるような支持具2aを使用する
。この支持具2aは、上方に搬送体1の下面に取付けら
れた導電バ一12に引つ掛ける係止用フツク部13を備
え、下方に二股部14を設けて成るものであり、二股部
14を形成する一方の側片15に螺子16を螺着し、当
該螺子16の先端を他方の側片17に対向させたもので
ある。このような支持具2aの二股部14に、押出部材
3の透孔5を設けた先端部を挿入して、透孔5を有する
側壁18を他方の側片17に当接するとともに、螺子1
6を螺進してその先端部を透孔5内に押入し、当該先端
部を他方の側片17に当接するのである。
このようにして吊下げた押出形材3を第7図に示される
ように、処理液中に全没して表面処理を行なえば、押出
形材3の切断端面はもとより、螺子16を押入した以外
の透孔5や切欠部分6などの生地露出部分も同様に均一
に表面処理されるのである。尚、ここで押入とは、螺子
16の先端部を透孔5内にやや食い込ませるようにして
通入することを意味し、これによつて支持具2aから押
出形材3への電流の流れを確実にして、通電不良が生じ
ないようにしている。又、螺子16を押入した透孔5に
ついては、最終的に螺子16の頭部によつて隠されたり
、あるいは、ホールプレート7によつて閉塞されたりす
るので、押出形材3がサツシ枠や障子框などの建材とし
て使用された場合、普通の使用状態において当該部分が
直接外気に触れることはなく、又直接目に触れるもので
もないので、腐食がひどくなつたり外観的に不都今を生
じることは全くない。
さて、本発明方法において、押出形材3を短寸法に切断
するとともに、夫々の短寸押出形材3a,3aの両端部
に種々の加工を施して透孔5を設けた場合、これらの押
出形材3a,3aを1個の係止用フツク部付支持金具2
aによつて吊下げるときには、複数本の押出形材3aを
上下に連結すために、第9図に示すような支持金具2b
を使用する。この支持金具2bは上下に二股部14,1
4を備えたものであり、いずれの二股部14,14にお
いても一方の側片15に螺子16が螺着される。
而して、押出形材3a,3aの夫々の端部を上下の二股
部14,14内に挿通して、他方の側片17,17を透
孔5,5を設けた側壁18に当接するとともに、一方の
側片15,15に螺着した螺子16,16を透孔5,5
に挿入し、当該螺子16,16の先端部を他方の側片1
7,17に当接するのである。このようにして支持具2
bを介して短寸の押出形材3a,3aを上下に連結する
のてあり、上端の押出形材3bを吊下げ支持するにあた
つては、第11図に示されるように、二股部14を有す
る係止用フツク部付支持具2aを用い、他の押出形材3
a,3aと同様にその押出形材3bの透孔5を利用して
螺子止め支持するのである。即ち、1個の支持具2aに
複数本の押出形材3a,3a,3bが上下に連結支持さ
れるのであり、上端の押出形材3bともども処理液中に
全没することによつて、切断端面や切欠部分などの生地
露出部分を悉く表面処理することができるのである。
又、各押出形材3a,3a,3bは中間の支持具2bに
よつて強固に連結されているので、最下端の押出形材に
到るまで通電不良を起こすことなく均一に表面処理を行
なうことができる。尚、支持具を処理液中に浸漬した場
合、当該支持具自体も表面処理されることになり、再使
用のためには支持具に形成した陽極酸化皮膜や着色皮膜
を除去する作業を必要としているが、この作業の軽減を
図るために、第12図に示すように、フツク部付支持具
2aを処理液外に保持し、押出形材とともに表面処理し
ないことが好ましい。この場合、上端の押出形材3cは
途中までしか処理液に没しないので、製品として使用す
ることはできない。従つて、この押出形材3cは表面処
理後破棄してもよい接続用のダミー材とし、可能な限り
短寸とすることが好ましく、当該押出形材3cと支持具
2aの連結については、透孔を利用してもよいが、第3
図に示すように従来の連結手段によつてもよい。又、同
様に押出形材3cと中間の支持具2bとの連結について
も透孔を利用してもよいが、第3図に示すように従来の
連結手段によつてもよい。
更に、ダミー用の押出形材3cを吊下げ支持する手段と
して、第13図に示すように、二股部14に押圧用レバ
ー10を枢着した支持具2aを使用することもできる。
加えて、支持具2aを処理液に浸漬しないものであれば
、第14図に示すように支持具2aを通電性搬送体1に
一体に取付けることもできる。
以上、各実施例から明らかなように、本発明方法は押出
形材の端部に設けられた透孔を利用して吊下げ支持する
ものであるから、押出形材は悉く処理液中に没し、切断
端面や切欠部分あるいは穿孔部分など各種加工によつて
顕在した生地露出部分を全て均一に表面処理することが
できる格別の効果を有し、而も、長尺の押出形材はもと
より、短寸に切断加工された押出形材であつても、搬送
体に取付けられる1個の支持具に対して、同時に複数本
の押出形材を上下に連結支持することができるので、従
来の長尺材1本吊りの場合と変わることのない作業効率
で表面処理を行なうことのできる格別の効果を有してい
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の縦吊り手段を示す概略図、
第3図および第4図は従来の押出形材支持手段を示す部
分側面図、第5図は押出形材の一例を示す部分側面図、
第6図は同じく部分側面図、第7図は本発明方法の一実
施例を示す側面図、第8図は押出形材支持手段を示す部
分図、第9図は他の支持方法を示す斜視図、第10図は
同じく要部断面図、第12図乃至第14図は別の支持方
法を示す側面図である。 符号、1・・・・・・通電性搬送体、2,2a,2b.
・・.・・支持具、3,3a,3b,3c・・・・・・
押出形材、5・・・・・・透孔、6・・・・・・切欠、
12・・・・・・導電バ一、13・・・・・・係止用フ
ツク部、14・・・・・・二股部、15,17・・・・
・・側片、16・・・・・・螺子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押出形材を適宜寸法に切断し、且つ所要の加工を行
    なうとともに端部に透孔を形成した後、二股部を有する
    支持具の当該二股部内に押出形材の上記透孔を有する部
    分を挿入し、二股部を形成する一方の側片に螺着した螺
    子の先端部を上記透孔内に押入するとともに、当該先端
    を二股部の他の側片に当接することにより、上記支持具
    を介して押出形材を縦吊りすることを特徴とする表面処
    理用押出形材吊下げ方法。 2 支持具は下方に二股部を有し、上方に通電性搬送体
    に設けられた導電バーへの係止用フック部を有するもの
    である特許請求の範囲第1項記載の表面処理用押出形材
    吊下げ方法。 3 支持具は下方に二股部を有し、上方を通電性搬送体
    に一体に取付けられる特許請求の範囲第1項記載の表面
    処理用押出形材吊下げ方法。 4 支持具は上下に二股部を有するものであり、当該支
    持具を介して押出形材が上下に連結されることにより縦
    吊りされる特許請求の範囲第1項記載の表面処理用押出
    形材吊下げ方法。 5 上端に位置する押出形材は、上方に通電バーへの係
    止用フック部を有し、下方に二股部を有する支持具によ
    り透孔を利用して吊下げられ、当該支持具の支持部分が
    処理液中に没する特許請求の範囲第4項記載の表面処理
    用押出形材吊下げ方法。 6 上端に位置する押出形材が表面処理後破棄されるダ
    ミー材であつて、当該押出形材と係止用フック部を備え
    た支持具との支持部が処理液外に保持される特許請求の
    範囲第4項記載の表面処理用押出形材吊下げ方法。
JP8120580A 1980-06-16 1980-06-16 表面処理用押出形材吊下げ方法 Expired JPS5933198B2 (ja)

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