JPH033247A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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JPH033247A
JPH033247A JP13639389A JP13639389A JPH033247A JP H033247 A JPH033247 A JP H033247A JP 13639389 A JP13639389 A JP 13639389A JP 13639389 A JP13639389 A JP 13639389A JP H033247 A JPH033247 A JP H033247A
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JP
Japan
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semiconductor layer
gate electrode
semiconductor
forming
impurity ions
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JP13639389A
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English (en)
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Yoshiteru Nitta
新田 佳照
Kiyonari Tanaka
聖也 田中
Kenji Tomita
賢時 冨田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は薄膜トランジスタの製造方法に関し、特に2層
の半導体層にレーザ光を照射して同時に溶融することに
よって一方の半導体層に不純物イオンを他方の半導体層
に導入する薄膜トランジスタの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、第3図に示すような薄膜トランジスタの製造方法
があった(例えば特開昭56−88317号公報参照)
すなわち、シリコン半導体基板11上に例えば熱酸化法
によって二酸化シリコン膜12を厚さ5000人程度成
形成し、この二酸化シリコン膜12上に、蒸着法、スパ
ッタリング法などによって非晶質シリコン膜13を例え
ば厚さ10000人程度形成型る(同図(a)参照)。
次に、通常のフォト・リングラフィ技術を適用して非晶
質シリコン膜13のバターニングを行い、多数の島を形
成する(同図〈縁参照)。
次に、非晶質シリコン膜13上に熱酸化法によって二酸
化シリコン膜14を厚さ1000人程度成形成する(同
図(c)参照)。
次に、二酸化シリコン膜14上からレーザ光を照射して
非晶質シリコン膜13を単結晶化する(同図((至)参
照)。
次に、単結晶シリコン膜13°を能動層として通常の技
法にて各種素子を形成する(同図(e)参照)(発明が
解決しようとする問題点) ところが、この従来の薄膜トランジスタの製造方法では
、非晶質シリコン膜13にレーザ光を照射して結晶化さ
せるものの、結晶化させた後にさらにシリコン膜13内
に予め混入させである不純物イオンとは異なる導電型の
不純物イオンを注入して半導体接合部を形成しなければ
ならず、この不純物イオンの注入は従来の半導体製造技
術と同様に後工程に熱処理を含むイオン注入法で行わな
−ければならなかった。その為に、大型の装置が必要で
製造にも長時間を要するという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、このような従来方法の問題点に鑑みて案出さ
れたものであり、イオン注入装置のような大型の装置を
用いずにしかも短時間に異種導電型の不純物イオンを拡
散することができる薄膜トランジスタの製造方法を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明に係る薄膜トランジスタの製造方法よれば、
絶縁基板上に第1の半導体層を形成し、該第1の半導体
層上に絶縁膜と厚みが1000Å以下の高融点金属から
なるゲート電極を順次形成し、前記第1の半導体層及び
ゲート電極上に第1の半導体層とは異なる導電型の第2
の半導体層を形成し、該第2の半導体層上からレーザ光
を照射して前記第1及び第2の半導体層を同時に溶融し
て前記絶縁膜とゲート電極が形成された部分以外の第2
の半導体層内の不純物を前記第1の半導体層内に導入し
てソース領域とドレイン領域を形成すると同時に前記第
1及び第2の半導体層を結晶化し、しかる後前記第2の
半導体層を除去する工程を経て前記ソース領域とドレイ
ン領域上にソース電極とドレイン電極を形成することに
より上記目的が達成される。
また、第2の発明に係る薄膜トランジスタの製造方法に
よれば、絶縁基板上に第1の半導体層を形成し、該第1
の半導体層上に絶縁膜と厚みが1000Å以上の高融点
金属からなるゲート電極とを順次形成し、前記ゲート電
極上からレーザ光を照射して前記第1の半導体層を加熱
することにより結晶化し、前記第1の半導体層及びゲー
ト電極上に第1の半導体層とは異なる導電型の第2の半
導体層を形成し、該第2の半導体層上からレーザ光を照
射して加熱溶融することにより前記絶縁膜とゲート電極
が形成された部分以外の第2の半導体層内の不純物を前
記第1の半導体層内に導入してソース領域とドレイン領
域を形成し、しかる後前記第2の半導体層を除去して前
記ソース領域とドレイン領域上にソース電極とドレイン
電極を形成することにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下、実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、第1の発明に係る薄膜トランジスタの製造方
法の一実施例を説明するための工程図である。
まず、ナトリウムイオンをほとんど含有しないホウケイ
酸ガラス、石英基板、或いは表面に絶縁膜を形成した半
導体基板等からなる絶縁基板1上に、第1の半導体層2
を形成する。
第1の半導体層2は、例えばシラン、ジシラン等のシリ
コン化合物ガスに例えばジボラン等のp型ドーピングガ
スを混入せしめてグロー放電によって分解するプラズマ
CVD法によって非晶質シリコン膜2を不純物イオンの
ドーズ量が1014cra−’〜1017cm−’とな
るように厚さ100〜5000人程度に形成す成型 酸化シリコン(Si’02)からなる絶縁膜3を厚み1
00〜2000人に形成する。なお、この絶縁膜3は、
窒化シリコン(S i3 Na )や酸化タンタル(T
aO2)で形成してもよい、絶縁膜3を酸化シリコン又
は窒化シリコンで形成する場合は、基板温度を200〜
600℃に加熱したプラズマCVD或いは熱CVDで形
成するか、スバ・ツタリングで形成する。また、絶縁膜
3を酸化タンタルで形成する場合は、反応性スパッタリ
ングで形成する。
次に、絶縁膜3上に、ゲート電極4を形成する。
このゲート電極4は、例えばタングステン(W>、タン
タル(Ta)、モリブデン(Mo>、プラチナ(pt)
、マンガン(Ma)等の高融点金属で形成される。この
高融点金属層4は、0.5〜20Wのアルゴンレーザ光
を例えば1〜50%透過するように厚み50人〜100
0人成型に形成される。
次に、前記絶縁膜3及びゲート電極4を一部を残してフ
ッ素を含んだエツチング液でエツチング除去する。
次に、第1の半導体層2表面とゲート電極4上に例えば
n型の不純物イオンを含有する第2の半導体膜5を50
0〜5000人形成する。この第2の半導体膜4は、例
えばシラン、ジシラン等のシリコン化合物ガスにフォス
フイン等のn型の不純物ガスを混入せしめてグロー放電
によって分解するプラズマCVD法によって非晶質シリ
コン膜を被着させることにより不純物イオンのドーズ量
が10 ”cm−’〜102°Cm−’となるように形
成される。
次に、前記第2の半導体層5上から連続発振アルゴンレ
ーザ等を0.5〜20Wのパワーで照射して溶融し、こ
の第2の半導体層内の不純物イオン(P)と第1の半導
体層内の不純物イオンを半導体層が溶融することによっ
て混合させる。この場合、第1の半導体層のホウ素(B
)イオンのドーズ量は1014cm−’〜10 ”am
−’であるのに対して、第2の半導体層のリンイオンの
ドーズ量は1017cm−3〜10 ”cm−’である
ことから、第1及び第2の半導体層はともにn型となる
なお、絶縁膜3とゲート電極4の直下部の第1の半導体
層は第2の半導体層に接していないことから、第2の半
導体層の不純物イオンはこの部分では第1の半導体層に
導入されることはない、このようにして、第1の半導体
層内にp−n接合が形成され、ソース領域2aとドレイ
ン領域2bが形成される。また、絶縁膜3及びゲート電
極4を形成した後に第1の半導体層2内に第2の半導体
層内の不純物イオンを導入することから絶縁膜3と第1
の半導体層2の拡散部に重なりやオフセットを生じる事
なく厳密に位置整合状態に形成される。
上記ソース領域2aとドレイン領域2bを形成すると同
時に、レーザ光によって第1の半導体層2を1400℃
以上に加熱して溶融・固化させることによって第1の半
導体層2を結晶化させる。
この場合、ゲート電極3は、高融点金属で形成されてい
ることからレーザ照射時にゲート電8i!3が溶融する
ことはなく、しかもこの高融点金属のレーザ光透過率で
レーザ光の面方向の強度分布を双峰型に改善して高融点
金属以外の部分のレーザ光が強くなり第1の半導体層内
に効率良く不純物イオンを拡散できると共に、第1の半
導体層2を単結晶化できる。
次に、前記第2の半導体層5をエツチング除去する。
最後に、ソース領域2aとドレイン領域2b上、及びゲ
ート電極4上にアルミニウム(A1)や二・ツケル(N
i)を蒸着法やスパッタリング法で例えば0.5μm程
度被着して所定部分を工・ンチング除去することにより
、ソース電極、ドレイン電極、及びゲート電極を形成し
て完成する。
第2図は、第2の発明に係る実施例を説明するための図
である。
第2の発明も第1の発明とほぼ同様であるが、第2の発
明では非晶質シリコンなどから成る第1の半導体層2上
に絶縁膜3と高融点金属等から成るゲート電極4とを所
定のパターンで形成する工程の後に、ゲート電極4上か
らレーザ光を照射して第1の半導体層2の非晶質シリコ
ンを単結晶化して、第2の半導体層5を形成する工程に
進む。
この場合、高融点金属からなるゲート電極4は、厚みが
1000Å以上であることがらレーザ光は透過せず、し
たがって、絶縁膜3とゲート電極4直下の第1の半導体
層は溶融しない。
このように第2の半導体層5を形成する前に、第1の半
導体層2を結晶化して置けば、この第1の半導体層2が
結晶的に安定することから後に不純物イオンを拡散させ
る際に、ゲート絶縁膜3とソース領域2a或いはドレイ
ン領域2bの位置をさらに精度よく整合させることがで
きる。
以上の説明はnチャンネルの薄膜トランジスタを製造す
るものであるが、pチャンネルの薄膜トランジスタを製
造する場合は逆の不純物を用いれば良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る薄膜トランジスタの形成方
法によれば、絶縁基板上に第1の半導体層を形成し、該
第1の半導体層上に絶縁膜と高融点金属からなるゲート
電極を順次形成し、前記第1の半導体層及びゲート電極
上に第1の半導体層とは異なる導電型の第2の半導体層
を形成し、該第2の半導体層上にレーザ光を照射して溶
融することにより絶縁膜とゲート電極が形成された部分
以外の第2の半導体層内の不純物イオンを前記第1の半
導体層内に導入し、しかる後前記第2の半導体層を除去
してソース電極とドレイン電極を形成することから、イ
オン注入装置のような大型の装置を必要とせず、しかも
不純物の拡散工程を短時間で行うことができる。
また、レーザ光を用いて所謂セルファライン方式でソー
ス領域とドレイン領域を形成することから特製の優れた
薄膜トランジスタを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図((支)〜(j)はそれぞれ第1の発明に係る、
薄膜トランジスタの製造方法を説明するための図、第2
図(a)〜(0はそれぞれ第2の発明に係る薄膜トラン
ジスタの製造方法を説明するための図、第3区(ω〜(
e)はそれぞれ従来の薄膜トランジスタの製造方法を説
明するための図である。 1、絶縁基板     2、第1の半導体層3、絶縁i
       4、ゲート電極5、第2の半導体層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に第1の半導体層を形成し、該第1の
    半導体層上に絶縁膜と厚みが1000Å以下の高融点金
    属からなるゲート電極とを順次形成し、前記第1の半導
    体層及びゲート電極上に第1の半導体層とは異なる導電
    型の第2の半導体層を形成し、該第2の半導体層上から
    レーザ光を照射して前記第1及び第2の半導体層を同時
    に溶融して前記絶縁膜とゲート電極が形成された部分以
    外の第2の半導体層内の不純物を第1の半導体層内に導
    入してソース領域とドレイン領域を形成すると同時に前
    記第1及び第2の半導体層を結晶化し、しかる後前記第
    2の半導体層を除去する工程を経て前記ソース領域とド
    レイン領域上にソース電極とドレイン電極を形成するこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  2. (2)絶縁基板上に第1の半導体層を形成し、該第1の
    半導体層上に絶縁膜と厚みが1000Å以上の高融点金
    属からなるゲート電極とを順次形成し、前記ゲート電極
    上からレーザ光を照射して前記第1の半導体層を加熱す
    ることにより結晶化し、前記第1の半導体層及びゲート
    電極上に第1の半導体層とは異なる導電型の第2の半導
    体層を形成し、該第2の半導体層上からレーザ光を照射
    して第1及び第2の半導体層を溶融することにより前記
    絶縁膜とゲート電極が形成された部分以外の第2の半導
    体層内の不純物を第1の半導体層内に導入してソース領
    域とドレイン領域を形成し、しかる後前記第2の半導体
    層を除去して前記ソース領域とドレイン領域上にソース
    電極とドレイン電極を形成することを特徴とする薄膜ト
    ランジスタの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09116161A (ja) * 1995-10-18 1997-05-02 Seiko Epson Corp 薄膜半導体装置およびその製造方法
JP2009065051A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Seiko Epson Corp 半導体装置、電気光学装置、電子機器、半導体装置の製造方法及び電気光学装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09116161A (ja) * 1995-10-18 1997-05-02 Seiko Epson Corp 薄膜半導体装置およびその製造方法
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