JPH0332321Y2 - - Google Patents

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JPH0332321Y2
JPH0332321Y2 JP1986134360U JP13436086U JPH0332321Y2 JP H0332321 Y2 JPH0332321 Y2 JP H0332321Y2 JP 1986134360 U JP1986134360 U JP 1986134360U JP 13436086 U JP13436086 U JP 13436086U JP H0332321 Y2 JPH0332321 Y2 JP H0332321Y2
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JP
Japan
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insulating cover
electrically insulating
endoscope
flange
forceps channel
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JP1986134360U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気絶縁性を考慮した先端部の電
気絶縁性カバーの固定保持の構造を改良した内視
鏡に関するものである。
(従来技術) 既に、ポリペクトミー等の電気メス治療を施す
際に、高周波電流の漏洩による感電事故を防止す
るために内視鏡の挿入部の外表面部分に電気的導
体の露出個所をなくすることは、特開昭50−
48776号公報に記載されている。この特開昭50−
48776号公報には、観察窓なり照明窓なりが設け
られた金属材料製の先端部本体の端面に電気絶縁
性カバーを被着するようにしたものが開示されて
いる。更に、実開昭56−144503号公報には、上記
電気絶縁性カバーを上記観察窓なり照明窓なりの
外表面を洗浄する水や空気を噴出させるノズルに
より固定保持するようにしたものが開示されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、ノズルにより電気絶縁性カバー
を固定保持することは、周知の如く、ノズル自身
細くかつ小さいものであるために保持力が弱く脱
落等の事故を起こしやすいものである。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は、上述したところに鑑み
て、最近の内視鏡は、鉗子チヤンネルの大口径化
が要求され、かつ開発されつつあることも踏ま
え、電気絶縁性カバーを鉗子チヤンネルの先端開
口を形成する筒状部材により固定保持するように
した内視鏡を提供するものである。
(実施例) 以下、この考案による内視鏡の一実施例を添付
図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、内視鏡の先端部本体の要部断面図で
あり、第2図は、その正面図である。第1図にお
いて、符号1、は金属材料からなる先端構成部材
を示し、この先端構成部材1には、観察窓2、照
明窓3、鉗子チヤンネル4及び観察窓2の洗浄用
の送気、送水ノズル5が第2図に示すように配設
されている。更に、この先端構成部材1は、周知
の如く、手許遠隔操作により制御されるアングル
部6に接続され、その側面部外周は、アングル部
6を構成する絶縁性の被覆材7により被嵌されて
いる。第1図において、3a及び3bは照明窓用
ガラス及び周知の照明光伝送用光学繊維束を示
す。
以上の構成は、内視鏡の一般的構成として周知
でありますので、より詳しい説明を省略し、この
考案による特徴ある構成について以下に説明す
る。
第1図において、符号8は、合成樹脂製の電気
絶縁性カバーを示し、符号14及び15は鉗子チ
ヤンネル4を形成する筒状の先端開口部材及び周
知の可撓性チユーブを示す。上記先端開口部材1
4は、その先端にフランジ14aが設けられ、先
端構成部材1に螺合固装され、その後端には上記
可撓性チユーブ15が連結されている。上記電気
絶縁性カバー8は、上記観察窓2、照明窓3、鉗
子チヤンネル4及び送気、送水ノズル5に対応す
る部位を除く先端構成部材1の先端端面を被覆す
る形状に形成されている。そして、その電気絶縁
性カバー8の鉗子チヤンネル4に対応する部位
は、上記先端開口部材14のフランジ14aの外
径寸法に一致する開口部8aと、その開口部8a
より小径の開口部8bが順次設けられている。
以上のように構成された内視鏡は、先端開口部
材14のフランジ14aにより電気絶縁性カバー
8の開口部8bが押さえ固定保持されるので、電
気絶縁性カバーを堅牢に固定保持することができ
る。
(発明の効果) 以上に述べたように、この考案による内視鏡
は、その先端部本体の先端端面を電気絶縁性カバ
ーにより被覆するに際し、鉗子チヤンネルの先端
開口部材により電気絶縁性カバーを固定保持する
ようにしたので、固定保持に供される保持部を大
きくすることができる為に堅牢なる固定保持が期
待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案による内視鏡の一実施例に
おける先端部本体の要部断面図及び第2図は、そ
の正面図である。 1……先端構成部材、4……鉗子チヤンネル、
8……電気絶縁性カバー、14……先端開口部
材、14a……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属材料からなる先端部本体の端面に観察窓、
    照明窓及び鉗子チヤンネル開口等の構成要素が設
    けられ、かつ上記各構成要素に対応する部分以外
    の端面を覆う電気絶縁性カバーを被着した内視鏡
    において、上記鉗子チヤンネルの開口を形成する
    筒状部材の先端側にフランジを形成し、このフラ
    ンジをもつて上記電気絶縁性カバーを固定保持す
    るようにしたことを特徴とする内視鏡。
JP1986134360U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH0332321Y2 (ja)

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JP1986134360U JPH0332321Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JPS6340901U JPS6340901U (ja) 1988-03-17
JPH0332321Y2 true JPH0332321Y2 (ja) 1991-07-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649281Y2 (ja) * 1988-10-14 1994-12-14 旭光学工業株式会社 内視鏡の先端部

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015527U (ja) * 1983-07-12 1985-02-01 松下電工株式会社 屋根の構造

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JPS6015527U (ja) * 1983-07-12 1985-02-01 松下電工株式会社 屋根の構造

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