JPH0332208Y2 - - Google Patents

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JPH0332208Y2
JPH0332208Y2 JP14261185U JP14261185U JPH0332208Y2 JP H0332208 Y2 JPH0332208 Y2 JP H0332208Y2 JP 14261185 U JP14261185 U JP 14261185U JP 14261185 U JP14261185 U JP 14261185U JP H0332208 Y2 JPH0332208 Y2 JP H0332208Y2
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slat
lock case
lock
shutter
inner lid
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は厚み違いのある各種スラツトに不具合
なく取付け可能としたスラツトシヤツターのシヤ
ツター錠に関する。
〔従来の技術〕 従来、スラツトシヤツターのシヤツター錠は、
スラツトの表面側に取付ける表側金具と、スラツ
トの裏面側に取付ける錠ケースとからなり、表側
金具は、裏面の外周、少なくともスラツトの長手
方向の両端に脚部を有し、裏面の中央部には、前
記錠ケースの外面に向かつて、前記脚部よりも突
出する一対のボス部を有して、両ボスの中間の中
央に鍵孔を設けてある。また、錠ケースは、箱状
部と、この箱状部の長手方向の側壁の縁部を突出
させて箱状部の開口面に固着した中蓋とからな
り、錠ケース内には施錠ラツチの操作機構を内蔵
すると共に、中蓋には鍵孔に対応する開口部を設
けてある。
スラツトシヤツターのシヤツター錠を取付ける
には、表側金具の脚部をスラツト表面に当接する
と共に、両ボス部をスラツトに設けた取付け孔に
嵌入し、一方、錠ケースの中蓋表面より突出する
側壁の縁部をスラツトの裏面に当接し、前記ボル
トを箱状部の底面から表側金具のボス部に螺着す
ることによつて、表側金具と錠ケースとは、スラ
ツトの両面から装着される。従つて錠ケースの中
蓋表面から突出した脚部の突出長さにスラツトの
厚さを加えた寸法と、表側金具の脚部裏面からボ
ス部裏面までの段差寸法とが等しい場合に、シヤ
ツター錠はスラツトに正常に取付けられることに
なる。
ところで一般にスラツトシヤツターにおいて
は、スラツトの厚さに0.4,0.5,0.8,1.2mmの規
格寸法のものがあるが、これに取付ける前記シヤ
ツター錠は生産量の最も多い0.4乃至0.5mm厚のス
ラツトを対象として表側金具の脚部裏面とボス部
裏面との段差寸法を設定し、このシヤツター錠を
他の規格厚さのスラツトにも転用している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため0.8mm及び1.2mm厚の規格寸法のスラツ
トに前記シヤツター錠を取付ける場合、表側金具
のボス部裏側と錠ケースの中蓋表面との間に、板
厚の増加分に相当する間隙が生じ、取付けボルト
を完全に締付けると錠ケースの底板および中蓋が
変形して錠ケースのラツチ開閉つまみの操作が堅
くなるという問題があつた。
本考案は前記従来の問題を改善するためになさ
れたものであつて、その目的とするところは、別
部材を付加することなく最も簡単な手段によつて
錠ケースの剛性を増加し、厚さの厚いスラツトに
取付けても錠ケースが変形せず、錠ケースのラツ
チ開閉つまみの操作が堅くならないスラツトシヤ
ツターのシヤツター錠を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために本考案は、鍵孔を
設けてスラツトの表面側に取付ける表側金具と、
施錠ラツチの操作機構を内蔵してスラツトの裏面
側に取付ける錠ケースとからなり、表側金具は、
裏面のスラツト長手方向の両端に脚部を有し、裏
面の中央部には、前記脚部よりも突出する一対の
ボス部を有しており、錠ケースは、箱状部と、こ
の箱状部の長手方向の側壁の縁部を突出させて箱
状部の開口面に固着した中蓋とからなり、中蓋に
は前記鍵孔に対応する開口部を設けてあり、表側
金具と錠ケースとは、取付けボルトによつてスラ
ツトの両面から装着されるスラツトシヤツターの
シヤツター錠において、前記中蓋には、前記施錠
ラツチの操作機構の位置を避け、かつ取付けボル
トを挿通する位置に、錠ケースの底面に達する複
数の切起しを折曲形成して構成したものである。
〔作用〕
従つて本考案に係るシヤツター錠では、生産量
の最も多いスラツトの厚さに適合するように設定
された脚部裏面とボス部裏面との段差寸法を有す
る表側金具を前記スラツトの厚さより厚いスラツ
トに取付ける場合、前記ボス部裏面と錠ケースの
中蓋表面との間に間隙が生ずるが、錠ケースの中
蓋と底面との間隔は中蓋に設けられた切起しによ
つて保持されるため、取付けボルトを表側金具の
ボス部に完全に締付けることによつて、錠ケース
が微小量変形しても、中蓋と箱状部の底板の間の
ラツチ機構の収容部分が完全に確保されており、
錠ケースのラツチ開閉つまみの操作が堅くなるよ
うなことはない。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説
明する。
第1図は実施例の第2図における−折線に
沿う断面図、第2図は同実施例の第1図における
−線に沿う断面図である。
図に示すごとく、シヤツター錠1はスラツト2
の表側に取付ける表側金具3と、裏側に取付ける
錠ケース4とから成る。表側金具3は長楕円形状
で中心部に鍵孔5を有し、その裏面側に突出して
外周部、少なくともスラツトの長手方向の両端部
にそれぞれ脚部6を形成し、それらの中間部に
は、脚部6よりさらに突出して、一対のボス部7
が形成されている。一方錠ケース4は長方形状の
箱状部8と、その内部に周囲を係着または固着し
た中蓋とからなり、箱状部8の長手方向の側壁部
は中蓋9の表面より所定寸法突出され脚部10が
形成されている。錠ケース4内には中心部に円形
カム11が配設され、円形カム11は周縁部に枢
着された一対のリンク12を介して左右のラツチ
13にリンク結合されている。円形カム11には
中心部に表側金具3の鍵孔5と整合する鍵孔5′
が形成され、また円形カム11と一体の開閉つま
み14が錠ケース底部4a外側に突出されてい
る。
錠ケース4の中蓋9には本考案の特徴であるケ
ース内側へ折曲げ先端が錠ケース4の底部内面4
bに接する複数の切起し15が設けられている。
切起し15のうちの内側のものは、ラツチ13が
配置される位置を避け、かつ、前記のボス部7に
対応する位置に設けられ、その大きさはボス部7
の先端が支承される大きさに選ばれる。なお、中
蓋9は、リンク12とラツチ13との現地組立の
ために、箱状部8と別体に形成しておき、錠ケー
ス4をスラツト2に装着するときに蓋をすればよ
く、必ずしも固着する必要はない。
上記構成のシヤツター錠1は、表側金具3の裏
面左右の両脚部6,6をスラツト2の表面に当接
し、同金具3の裏面左右の両ボス部7,7をスラ
ツト2に穿設した取付け孔2aに挿入し、一方錠
ケース4の中蓋9の表面より突出した左右の両脚
部10,10をスラツト2の裏面に当接し、錠ケ
ース4の底部4aに穿設されたボルト孔16に挿
通した取付ボルト17を切起し15の孔を通過し
たのち表側金具3裏面のボス部7のめねじ孔7a
に螺着しスラツト2に取付けられる。
ここで当該シヤツター錠1は、生産量の最も多
い0.4mm乃至0.5mm厚のスラツトを対象として表側
金具3の脚部6の裏面とボス部7の裏面との段差
寸法l1が設定されており、また錠ケース4の中蓋
9の表面より突出した左右の両脚部10,10の
高さl2はl1−(スラツト厚さ=0.4〜0.5mm)、即ちl1
−l2=0.4〜0.5mm(スラツト厚さ)に設定されて
いる。従つて当該シヤツター錠1を0.4〜0.5mm厚
のスラツトに取付ける時は表側金具3の脚部6お
よびボス部7の裏面は夫々スラツトの表面および
中蓋9の表面に丁度当接するが、それより厚い
0.8〜1.2mm厚のスラツトの場合、第1図に示した
ように表側金具3のボス部7の裏面と中蓋9の表
面との間にスラツトの厚さの増加分だけの間隙が
生じる。そこで従来は前記間隙がなくなるまで取
付けボルト17を完全に締付けると錠ケース4が
変形し、錠ケース4内のラツチ機構に無理が生じ
開閉つまみ14の操作が堅くなつていたのである
が、本考案では中蓋9に設けられた複数の切起し
15によつて中蓋9とケース底部内面4bとの間
隔が保持されるため取付けボルト17を完全に締
付けても錠ケース4内のラツチ機構に無理が生じ
ず開閉つまみ14の操作が堅くなることはない。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、スラツト
シヤツターに取付けるシヤツター錠の錠ケースの
中蓋に複数の切起しを設けて錠ケースの中蓋と底
面との間隔を保持せしめたため、別部材を付加す
ることなく錠ケースの剛性が増加され、シヤツタ
ー錠のコストアツプを抑えることができ、かつ厚
さ違いのスラツトにも一種のシヤツター錠が転用
できるためスラツトシヤツターのコストも低下し
得るという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は実施
例の第2図における−折線に沿う断面図、第
2図は同実施例の第1図における−線に沿う
断面図である。 1……シヤツター錠、2……スラツト、2a…
…取付け孔、3……表側金具、4……錠ケース、
4a……底部、4b……底部内面、5,5′……
鍵孔、6,10……脚部、7……ボス部、7a…
…めねじ孔、8……箱状部、9……中蓋、11…
…円形カム、12……リンク、13……ラツチ、
14……開閉つまみ、15……切起し、16……
ボルト孔、17……取付けボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍵孔を設けてスラツトの表面側に取付ける表側
    金具と、施錠ラツチの操作機構を内蔵してスラツ
    トの裏面側に取付ける錠ケースとからなり、表側
    金具は、裏面のスラツト長手方向の両端に脚部を
    有し、裏面の中央部には、前記脚部よりも突出す
    る一対のボス部を有しており、錠ケースは、箱状
    部と、この箱状部の長手方向の側壁の縁部を突出
    させて箱状部の開口面に固着した中蓋とからな
    り、中蓋には前記鍵孔に対応する開口部を設けて
    あり、表側金具と錠ケースとは、取付けボルトに
    よつてスラツトの両面から装着されるスラツトシ
    ヤツターのシヤツター錠において、前記中蓋に
    は、前記施錠ラツチの操作機構の位置を避け、か
    つ取付けボルトを挿通する位置に、錠ケースの底
    面に達する複数の切起しを折曲形成して構成した
    ことを特徴とするスラツトシヤツターのシヤツタ
    ー錠。
JP14261185U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH0332208Y2 (ja)

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JPS6249566U JPS6249566U (ja) 1987-03-27
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2511019Y2 (ja) * 1989-03-31 1996-09-18 日本電信電話株式会社 洞道立坑等開口アコ―ディオン式開閉蓋装置
JPH0741813Y2 (ja) * 1990-08-17 1995-09-27 株式会社栃木屋 錠付きハンドル装置

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JPS6249566U (ja) 1987-03-27

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