JPH0332153A

JPH0332153A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH0332153A
Application number: JP1165810A
Authority: JP
Inventors: Makoto Mikuni; 誠三国
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-06-28
Filing date: 1989-06-28
Publication date: 1991-02-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ファクシミリ装置に関する。

［従来の技術］従来のファクシミリ装置としては、画像情報を送信する
場合に、表示部による視覚的手段または電子音による聴
覚的手段によって回線を捕捉していることをユーザに報
知するものが知られている。

また、画像情報の受信時には１表示部の表示や記録紙の
出力状況によって、ユーザは、受信中であることを知る
ことができる。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来技術では、ユーザは。

回線捕捉中であることは認識できるものの、現在の受信
動作または送信動作が何時終了するかわからないため、
たとえば次に送信すべき原稿がある場合等、予想外の長
時間にわたって待たされたり、また自分の席に戻って待
っていても、前の動作が終了するまで何度も足を運ばな
ければならないという不都合が生じる。

また、ユーザがファクシミリ装置を動作中と判断して席
に戻った後、すぐに前の動作が終了してしまった場合、
ユーザが次に足を運ぶまで長時間にわたってファクシミ
リ装置が利用されず、ファクシミリ装置の使用効率が損
なわれるという不都合もあった。

本発明は、現在行われている送信または受＠動作が何時
終了するかをユーザが知ることができ。

次の作業を行うのに有効に対処できるとともに。

装置の使用効率を向上することができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。

【課題を解決する手段Ｊ本発明は、送信または受信する画像情報量に基いて送信
または受信の処理時間を算出する通信時間算出手段と、
この通信時間算出手段による算出値に基いて送信または
受信処理の終了予定時刻を算出する終了予定時刻算出手
段と、この終了予定時刻算出手段によって算出された終
了予定時刻を表示する表示手段とを有することを特徴と
する。

また、本発明は、送信または受信する画像情報量に基い
て送信または受信の処理時間を算出する通信時間算出手
段と、この通信時間算出手段による算出値と送信または
受信処理の経過時間とに基き、送信または受信処理の残
り時間を逐次算出する残り時間算出手段と、この残り時
間算出手段によって算出された残り時間を逐次表示する
表示手段とを有することを特徴とする。

［作用］本発明では、送信または受信時に、その終了予定時刻ま
たは残り時間が算出され、これが表示されることから、
この表示を視認することにより、現在行われている送信
または受信動作が何時終了するかをユーザが知ることが
できる。

したがって、次の作業を行うのために待たなければなら
ない時間を容易に想定することができ、その場で待って
いるか、席に戻った方が良いか等の判断を有効に行うこ
とができる。また、前の動作終了後、次の動作を行うま
での無駄な空時間を少なくすることができ、装置の使用
効率を向上することができる。

［実施例１第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
ハードウェアの構成を示すブロック図である。

本実施例のファクシミリ装置は、受信側で受信動作の終
了予定時刻をユーザに報知するものである。

制御部ｌは、通信時間演算機能を有するとともに、装置
全体の制御を行なうものである。

記憶部３は、この制御部１のプログラムを格納するＲＯ
Ｍや制御部１のワークエリアとして制御上必要となるデ
ータを格納するＲＡＭより構成されている。

キーボード９は、テンキーや各種ファンクションキーよ
りなり、オペレータの各種キー人力操作を受は付けるも
のである。

表示部６は、ＬＣＤまたはＬＥＤによって構成され、各
種の表示を行うものである。

自動発呼装置８は、制御部ｌより送られる電話番号情報
に対応するダイヤル信号を回線制御部７を介して電話回
線に送出するものである。

回線制御部７は、手順信号や画像信号の変復調および＠
線制御を行うものであり、モデムやＮＣＵ（網制御装置
）を有している。

読取部４は、ＣＣＤラインセンサ、原稿搬送系および符
号化回路等−ｂ１ら構成され、読み取った画像情報を白
黒２値のシリアルレベル信号に変換した後、ＭＨコード
等に符号化し、画像メモリ５に蓄積する。

タイマｌＯは１分車位での計時を行えるものとなってい
る。

記録部１１は、記録紙へ画像情報の印字を行なうもので
ある。

第２図は、本実施例における送信側の動作を示すフロー
チャートである。

本装置においては、イニシャライズ後に（Ｓｌ）、キー
人力待ちとなり（３２）、キーボード９より送信を指示
するキー人力があると（Ｓ３）、原稿が正しくセットさ
れているのを確認して（Ｓ４）、制御部１の指示に基き
、読取部４が読み取りを開始する（Ｓ５）、すなわち、
ＣＣＤラインセンサより出力されたビットシリアルデー
タは読取部４内で符号化され１画像メモリ５に蓄積され
る（Ｓａ）。

そして、読み取りが終了すると（３７）、制御部ｌは、
自動発呼装置８に発呼の指示を行うとともに、電話番号
情報を伝送し、自動発呼装置８は回線制御部７を介して
ダイヤル信号を送出する（Ｓａ）。

この後、相手の回線が捕捉でき、初期識別信号を受信す
ると、受信命令信号に含まれる非標準機能を示すＮＳＳ
信号を用いて送信情報量を受信側へ伝送する（３９）、
次いで、トレーニング信号の伝送結果により通信速度が
決定され（Ｓ　１０）　、画像メモリ５内の画像データが逐次回
線へ送出される（Ｓ　１１）　、そして、送信が終了す
６と（Ｓ１２）、回線を切断１．　（Ｓ　１３）、画像
メモリ５の内容を消去して（Ｓ　１４）　、キー人力待
ちの状態に戻る（３２）、なお、上記ｓ２において２送
信指示以外の右動キーの入力が検出されると（Ｓ２０）
、その入力されたキーの内容に対応して必要な処理を行
う（３２１）。

第３図は、本実施例における受信側の動作を示すフロー
チャートである。

まず、相手から着信があると（３３１）、初期識別信号
を送出し、受信命令信号待ち状態となる（Ｓ３２）、そ
して、送信側から受信命令信号を受取ると、上述のＮＳ
Ｓ信号内の送信情報量をメモリ３に記憶しく３３３）、
続いてトレーニング信号の受信状態を監視することによ
り、送信側と通信速度を取決め（３３４）、画像の受信
に入る（３３５）。

ここで、５３４において決定された通信速度が４８００
ｂｐｓであり、５３３において受信した送信情報量が８
６４Ｋｂｉｔであれば１通信時間は制御部ｌの通信時間
演算機能によって３分と算出される（３３８）、そこで
、現在時刻に上記Ｓ３６の算出時間を加えた時刻を受信
終了予定時刻として表示部６に表示する（３３７）。

そして、画像データを数ライン分受信したところで記録
部１１による受信画像の記録が開始され（３３８）、受
信が完了すると（３３９）、回線を切断しく９４Ｇ）、
Ｓ３７における表示をクリアしく５４１）、再び着信待
ちの状態に戻る（５３１）。

以上のようにして、受信終了予定時刻を表示部６に表示
することにより、受信側のユーザが受信終了予定時刻を
知ることができ、次に送信する原稿がある場合等に有効
に対処できる。

また、上記実施例では、受信動作の終了時刻を表示する
ものであったが、受信動作の残り時間を表示するように
してもよい。

第４図は、この場合の受信側の動作を示すフローチャー
トである。なお、以下の実施例において、ハードウェア
の構成は、たとえば第１図に示すものと同様とする。

まず１着信待ち（３５１）から通信時間の算出（Ｓ　５
６）までは、上記第３図の３３１から５３６までの動作
と共通である。

そして、Ｓ５６において通信時間が算出されると、タイ
マ１０を起動しく３５７）、画像データを数ライン分受
信したところで記録部１１による受信画像の記録を開始
する（５５８）、ここで、Ｓ５６において算出された通
信時間を残り通信時間として表示部６に表示する（Ｓ５
９）。

そして、受信動作が終了するまでタイマ１０を監視しく
５６０）、１分経過毎に（Ｓ８１）、残り通信時間を１
分ずつ減算していき（Ｓ　６２）、表示部６の表示を更
新して行＜（Ｓ５９）。

このようにして受信が完了すると、回線を切断しく３６
３）、３５９における表示をクリアしく５６４）、タイ
マ１０を停止して（Ｓ６５）。

再び着信待ちの状態に戻る（Ｓ５１）。

また１以上の実施例では、通信時間に関する表示を受信
側で行うものであったが、送信側で行うこともできる。

第５図は、このような場合の送信側の動作を示すフロー
チャートである。

本装置においても、上記第２図に示すものと同様に、イ
ニシャライズ後（Ｓ７１）、キー入力待ちとなり（３７
２）、キーボード９からの送信指示により（Ｓ７３）、
原稿のセットを確認して（５７４）、読み取りを開始１
．（Ｓ７５）、読み取ったデータを画像メモリ５に蓄積
する（３７６）、そして、読み取りが終了すると（３７
７）、制御部ｌの指示に基いて自動発呼装Ｗ８がダイヤ
ル信号を送出する（５７８）。

この後、相手の回線が捕捉でき、交信性が確保されると
、トレーニング信号の伝送結果により通信速度が決定さ
れ（５７９）、画像メモリ５内の画像データが逐次回線
へ送出される（５８０）。

ここで、５７９において決定された通信速度が９６００
ｂｐｓであり、画像メモリ５の情報量がＬ１５２Ｍｂｉ
ｔであれば、通信時間は制御部１の通信時間演算機能に
よって２分と算出される（Ｓ８１）、そこで、現在時刻
に上記Ｓ８Ｘの算出時間を加えた時刻を送信終了予定時
刻として表示部６に表示する（３８２）。

そして、送信が終了すると（３８３）、回線を切断する
とともに表示部６の表示をクリアしく５８４）、画像メ
モリ５の内容を消去して（Ｓ８５）、キー入力待ちの状
態に戻る（Ｓ７２）、なお、第２図と同様に、上記Ｓ７
２において、送信指示以外の有効キーの入力が検出され
ると（３９０）、その入力されたキーの内容に対応して
必要な処理を行う（５９１）。

また、このような送信側の動作においても、送信動作の
終了時刻を表示する代りに、送信動作の残り時間を表示
するようにしてもよい。

第６図は２この場合の送信側の動作を示すフローチャー
トである。

まず、イニシャライズ（Ｓ　１０１）から通信時間の算
出（Ｓ　１１１）までは、上記第５図のＳ７１からＳ８
１までの動作と共通である。

そして、５ｉｉｔにおいて通信時間が算出されると、タ
イマｌＯを起動しく３１１２）、５１１１において算出
された通信時間を残り通信時間として表示部６に表示す
る（Ｓ　１１３）　。

そして、送信動作が終了するまでタイマ１０を監視しく
３１１４）、１分経過毎に（Ｓ　１１５）　、残り通信時間を１分ずつ減算してい
き（Ｓ　１１６）　、表示部６の表示を更新して行＜（
３１１３）。

このようにして送信が完了すると、回線を切断して、５
１１３における表示をクリアしくＳ　１１７）　　タイ
マ１０を停止して（３１１８）、画像メモリ５の内容を
消去した後（５１１９）、再びキー人力待ちの状態に戻
る（Ｓ　１０１）なお、上記各実施例では２通信時間を分単位で表示して
いたが、秒単位で表示するようにしてもよい、また、第
５図または第６図に示すものについては、送信専用機と
して構成することもできる。

また、上記画像メモリ５に格納されたデータ形式と、実
際に送信されるデータ形式が異る場合には１通信時間の
算出の際に、前者のデータ形式と後者のデータ形式との
圧縮率の差等を考慮して予め定めた係数を乗じることが
有効となる。

また、これと同様に、上記ＮＳＳ信号によって伝送され
る送信情報量は、あるデータ形式に基くものであるが、
このデータ形式が実際に伝送される画像データの形式と
異る場合には、ＮＳＳ信号によって伝送する送信情報量
の算出根拠となるデータ形式を予め決めておき、実際の
伝送で他のデータ形式を用いたときに、受信側における
通信時間の算出の際に、前者のデータ形式と後者のデー
タ形式との圧縮率の差等を考慮して予め定めた係数を乗
じることが有効となる。

さらに、上記実施例のように通信情報量と通信速度に基
いて通信時間を算出する場合１画像メモリ内の情報量に
加えて、当該通信における１ラインの最小伝送時間を考
慮して通信時間を算出することにより、さらに正確な通
信時間を算出することができる。

［発明の効果］本発明によれば、送信または受信時に、その終了予定時
刻または残り時間が表示されることにより、ユーザは、
現在の送信または受信動作が何時終了するか知ることが
でき、次の作業を行うのに有効に対処できるとともに、
装置の使用効率を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の第１実施例によるファクシミリ装置
のハードウェアの構成を示すブロック図である。第２図は、同実施例における送信側の動作を示すフロー
チャートである。第３図は、同実施例における受信側の動作を示すフロー
チャートである。第４図は、本発明の第２実施例によるファクシミリ装置
の受信側の動作を示すフローチャートである。第５図は、本発明の第３実施例によるファクシミリ装置
の送信側の動作を示すフローチャートである。第６図は、本発明の第４実施例によるファクシミリ装置
の送信側の動作を示すフローチャートである。ｌ・・・制御部、３・・・記憶部、４・・・読取部。５・・・画像メモリ、６・・・表示部、７・・・回線制御部。８・・・自動発呼装置。９・・・キーボード、１０・・・タイマ、１１・・・記録部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）送信または受信する画像情報量に基いて送信また
は受信における通信時間を算出する通信時間算出手段と
；この通信時間算出手段による算出値に基いて送信または
受信処理の終了予定時刻を算出する終了予定時刻算出手
段と；この終了予定時刻算出手段によって算出された終了予定
時刻を表示する表示手段と；を有することを特徴とするファクシミリ装置。
（２）送信または受信する画像情報量に基いて送信また
は受信における通信時間を算出する通信時間算出手段と
；この通信時間算出手段による算出値と送信または受信処
理の経過時間とに基き、送信または受信処理の残り時間
を逐次算出する残り時間算出手段と；この残り時間算出手段によって算出された残り時間を逐
次表示する表示手段と；を有することを特徴とするファクシミリ装置。
（３）請求項（１）または（２）において、上記通信時
間算出手段は、当該通信における１ラインの最小伝送時
間を考慮して通信時間を算出することを特徴とするファ
クシミリ装置。
（４）請求項（１）または（２）において、上記ファク
シミリ装置は、送信すべき原稿の画像情報を一旦メモリ
に蓄積してから送信するものであり、このメモリ内に蓄
積された情報量と、当該通信における通信速度から上記
通信時間を算出することを特徴とするファクシミリ装置
。