JP2996669B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2996669B2 JP1090756A JP9075689A JP2996669B2 JP 2996669 B2 JP2996669 B2 JP 2996669B2 JP 1090756 A JP1090756 A JP 1090756A JP 9075689 A JP9075689 A JP 9075689A JP 2996669 B2 JP2996669 B2 JP 2996669B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、メモリ蓄積送信機能および時刻指定送信機
能を備えたファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 送信原稿の画情報をメモリに一旦蓄積して、送信予定
時刻を設定しておくと、蓄積した画情報が、設定した時
刻に自動送信されるメモリ蓄積送信機能と時刻指定送信
機能とを備えたファクシミリ装置がよく使用されてい
る。
ところで、このような時刻指定送信で、例えば、日本
から時差のある海外に原稿送信する場合、オペレータ
は、相手先の都合の良い受信時刻に相当する日本時間を
時差計算し、その時刻を送信予定時刻に設定する必要が
ある。
また、公衆回線を使用する通常のファクシミリ通信に
おいては、時に遠距離に送信するような場合、通信料金
が割安になる夜間に送信すると経済的に有利である。ま
た、ある程度早く処理したい文書の場合、相手先に受取
人がいる昼間であれば、直ちに送信するが、受取人がい
ない夜中であれば、発信側が夜間になって通信料金が低
下してから、送信するのが望ましい。このような判断を
行なう場合にも、いまの時刻が相手先で何時になるのか
時差計算を行なう必要がある。
また、複数の相手先への送信処理、いわゆる各送信ジ
ョブが同一時刻に設定された場合、各送信ジョブは、オ
ペレータが設定操作した順序で実行されていた。このた
め、例えば、相手先時刻が深夜である送信ジョブが先に
実行されて、その後、相手先時刻が夕方の送信ジョブが
実行されるという場合がある。この場合、後者の送信を
実行したとき、たまたま相手先の事務所の終業時刻直後
で、ちょうど受取人が帰宅した後になり、その日中に送
信原稿を受取人に送達できなくなることもある。
[発明が解決しようとする課題] このように従来は、オペレータが経済性や受取人の都
合を考慮して、時差のある相手先に原稿送信する場合、
時差計算が面倒であると共に、同一時刻に複数の送信ジ
ョブが設定された場合、送信原稿を受取人に効率よく送
達することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決し、オペレータの時差計
算を不要にすると共に、送信原稿を効率よく受取人に送
達することができるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、画情報のメモリ蓄積送信機能および時刻指
定送信機能を備えたファクシミリ装置において、各相手
先に対する複数の送信ジョブが同一送信予定時刻に設定
された場合に、時差により異なる各相手先時刻を判定す
る相手先時刻判定手段と、それらの各相手先時刻に基づ
いて予め設定された優先条件により送信順位を決定する
送信順位決定手段と、決定した送信順位で各相手先に画
情報を送信する送信手段とを備えたものである。
[作用] したがって、相手先時刻に基づいて、例えば、受取人
がいなくなるまでの時間的余裕の少ない宛先に対して先
に送信するというように、一定の優先順位を決定すれ
ば、送信原稿を効率よく受取人へ配布することができ
る。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、ス
キャナ1は原稿画像を読み取って画情報を取り出すもの
で、プロッタ2は画情報を記録紙に記録するものであ
る。
符号化複号化部3は、送信する画情報の符号化および
受信した画情報の複号化を行なうものである。画像メモ
リ4は、蓄積送信の場合に送信する画情報を一旦蓄積す
るものである。
網制御装置5は、回線の捕捉,発信先電話番号である
選択信号の送出,着信の検出などにより、所定の発呼動
作および着信動作を行なうものである。モデム6は、画
情報を変復調して伝送すると共に、各種手順信号を送受
して所定の伝送制御手順を実行するものである。
操作表示部7は、装置の動作状態を表示すると共に、
オペレータが各種操作を行なうものである。リアルタイ
ムクロック8は、年月日,現在時刻を示す時計である。
CPU9は、上記各部を制御して所定のファクシミリ装置
の動作を実行するもので、ROM10は、リアルタイムクロ
ック8の制御プログラムおよび国番号・時差データ等を
格納しているものである。
この国番号・時差データは、世界各国における時刻が
グリニッジ標準時に対してどれだけの時差があるかを示
すもので、第2図に示すように、電話回線で海外に発信
する際に使用される各国の国番号と時差データとにより
になる。また、このCPU9には、日本の場合“81"という
ように、その国の国番号が予め格納されている。
RAM11は、操作表示部7において設定される各種情報
やリアルタイムクロック8の動作に必要な各種データを
一時格納するものである。信号バス12は、上記各部の間
で各種データを転送する信号ラインである。
以上の構成で、次に、本実施例のファクシミリ装置に
より、海外に対してメモリ蓄積送信を行なう場合の動作
を説明する。
この場合、オペレータは、第3図に示すように、ま
ず、1つの送信相手先に対する送信原稿をスキャナ1に
セットする(処理101)。
ところで、海外に送信する場合、相手先と時差があっ
て時刻が異なる場合がある。このために、本実施例で
は、送信予定時刻の設定は、送信元における時刻でも、
相手先における時刻でも、どちらの入力方法でも設定で
きる機能を有している。
そこで、オペレータは、操作表示部7で、その送信予
定時刻の入力方法の選択操作を行なう(処理102)。そ
して、送信元あるいは相手先における所望の送信予定時
刻を入力する一方(処理103)、相手先電話番号とし
て、国際識別番号,国番号,相手番号を順次入力する
(処理104)。
ファクシミリ装置は、上記入力が行なわれると、国際
識別番号が入力されたかどうかにより、国際通信かどう
かを判別する(処理105)。そして、国際通信の場合
(処理105のY)、前記国番号・時差データから、いま
入力された相手先の国番号の時差データと、この例で
は、日本の国番号の時差データとを読み出し、両者の量
により、日本と相手先との時差を算出する(処理10
6)。次に、算出した時差に基づいて、入力された上記
送信予定時刻に相当する送信元時刻と相手先時刻とを算
出し、第4図に示すように、それらの各時刻を表示する
(処理107)。なお、国内に発信する場合には(処理105
のN)、上記計算および表示は行わない。
ここで、表示された時刻が不適当であれば、オペレー
タは、再度送信予定時刻の設定をやり直す。
そして、この時刻でよければ、メモリ送信処理の起動
操作を行なう(処理108)。これにより、ファクシミリ
装置は、入力された宛先電話番号や上記各送信予定時刻
を記憶した後(処理109)、スキャナ1にセットされた
原稿画像を読み取って、その画情報を蓄積し(処理11
0)、1つの送信ジョブとして管理する。
オペレータは、所望の各宛先に対して、以上のように
各送信ジョブを設定する。
この後、ファクシミリ装置は、第5図に示すように、
各送信ジョブの送信予定時刻の到来を監視する(処理11
1のNのループ)。そして、送信予定時刻になると(処
理11のY)、その送信予定時刻の送信ジョブが複数ない
かどうかチェックする(処理112)。ここで、送信ジョ
ブが1つの場合(処理112のN)、その送信ジョブの記
憶情報を読み出して、宛先電話番号に発呼し、相手先が
応答すると蓄積している画情報を送信する(処理11
3)。その送信後、他の送信ジョブの監視に戻る(処理1
11へ)。
ところで、送信ジョブを複数設定した場合、同一の送
信予定時刻のものが複数重なる場合がある。この場合の
ために、本実施例では、相手先時刻に対して、夕方を最
高として、昼,朝,深夜の順に優先順位を設定してい
る。
例えば、いま、次表に示すように、宛先A〜Dの4つ
の送信ジョブの送信予定時刻が同一で、相手先時刻がそ
れぞれ異なっていたとする。
このように、同一送信予定時刻の送信ジョブが複数あ
る場合(処理112のY)、上記相手先時刻の優先順位に
従って、同表のように、送信順序を決定する(処理11
4)。そして、決定した順序で各宛先に発呼して画情報
を送信する(処理115)。上記の例では、相手先時刻が1
7時の宛先Bに最初に送信される。この17時というの
は、一般的に事務所などでは終業時刻に近いので、早く
送信すれば、その日中に送信原稿が受取人に送達される
可能性が高い。
また、相手先時刻が12時の宛先Cは、この後の送信に
なるが、終業時刻まで充分時間があるので、その日中に
は、送信原稿を受取人に送達できると考えられる。ま
た、相手先時刻が1時の宛先Aは、最後になるが、深夜
に受取人がいる可能性が低いので、送信を急ぐ必要がな
い。
以上の各送信が終了すると、他の送信ジョブの監視に
戻る(処理111へ)。
以上のように、本実施例では、送信元時刻あるいは相
手先時刻で所望の送信予定時刻を設定すれば、時差計算
されて送信元と相手先とにおける各時刻で、送信予定時
刻が表示され、その時刻で送信処理が実行されるので、
オペレータは、面倒な時差計算を行なう必要がなくな
る。
また、複数の送信ジョブが同一送信予定時刻に設定さ
れた場合には、各相手先時刻に基づいて、受取人が居な
くなるまでの時間的余裕の少ない送信ジョブを優先して
処理するので、送信原稿を効率よく受取人に送達するこ
とができるようになる。
なお、以上の実施例では、送信の際に宛先電話番号を
入力するようにしたが、ワンタッチキーや短縮ダイヤル
により発信するようにしてもよく、この場合も、宛先電
話番号の国番号により相手国を判別することができる。
また、送信予定時刻は、時刻のみ設定するようにした
が、日付と時刻とを設定するようにしてもよいことは当
然である。
さらに、相手先時刻による優先順位は、本実施例の条
件に限らず任意に設定できることは言うまでもない。ま
た、このような優先順位による送信処理を実行するかし
ないかを、送信ジョブ設定時にオペレータが選択できる
ようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、画情報のメモ
リ蓄積送信機能および時刻指定送信機能を備えたファク
シミリ装置において、各相手先に対する複数の送信ジョ
ブが同一送信予定時刻に設定された場合に、時差により
異なる各相手先時刻を判定する相手先時刻判定手段と、
それらの各相手先時刻に基づいて予め設定された優先条
件により送信順位を決定する送信順位決定手段と、決定
した送信順位で各相手先に画情報を送信する送信手段と
を備えたので、相手先時刻に基づいて、例えば、受取人
がいなくなるまでの時間的余裕の少ない宛先に対して先
に送信するというように、一定の優先順位を決定するこ
とで、送信原稿を効率よく受取人へ配布することができ
るという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図は国番号・時差データの内容説明
図、第3図は送信ジョブ設定処理の動作フローチャー
ト、第4図は送信予定時刻の表示例を示す表示画面図、
第5図は送信処理の動作フローチャートである。 1……スキャナ、2……プロッタ、3……符号化複号化
部、4……画像メモリ、5……網制御装置、6……モデ
ム、7……操作表示部、8……リアルタイムクロック、
9……CPU、10……ROM、11……RAM、12……信号バス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画情報のメモリ蓄積送信機能および時刻指
    定送信機能を備えたファクシミリ装置において、 各相手先に対する複数の送信ジョブが同一送信予定時刻
    に設定された場合に、時差により異なる各相手先時刻を
    判定する相手先時刻判定手段と、 それらの各相手先時刻に基づいて予め設定された優先条
    件により送信順位を決定する送信順位決定手段と、 決定した送信順位で各相手先に画情報を送信する送信手
    段とを備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
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