JPH0332108Y2 - - Google Patents

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JPH0332108Y2
JPH0332108Y2 JP9362085U JP9362085U JPH0332108Y2 JP H0332108 Y2 JPH0332108 Y2 JP H0332108Y2 JP 9362085 U JP9362085 U JP 9362085U JP 9362085 U JP9362085 U JP 9362085U JP H0332108 Y2 JPH0332108 Y2 JP H0332108Y2
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circuit
tuning
coil
transformer
frequency
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は高周波機器に係り、特に同調トランス
を構成部品として含む第1の回路と、同調コイル
を構成部品として含む第2の回路を有するチユー
ナ等の高周波機器に関する。
<従来技術> 第3図はFMラジオ受信機のフロントエンドの
構成を示すブロツク図であり、11はアンテナ、
12はアンテナ同調回路、13は高周波増幅器、
14は段間結合回路、15は高周波同調回路、1
6は段間結合回路、17は混合回路、18は局部
発振回路、19は中間周波増幅器である。高周波
同調回路15は米国向けのFM受信機の場合には
88MHzの周波数RFに同調し、局部発振回路18
は同調周波数RF(=88MHz)より中間周波数1F
(=10.7MHz)だけ高い局部発振周波数OSC(=
98.7MHz)で発振する。
高周波同調回路15及び局部発振回路18は共
に可変容量ダイオードを有し、図示しないPLL
回路からローパスフイルタを介して出力される電
圧信号VTによりその容量値を変化して同調周波
数及び局部発振周波数を変化するように構成され
ている。
第4図は第3図における要部回路図であり、高
周波同調回路15と局部発振回路18を詳細に示
している。
高周波同調回路15は同調トランス15aと、
同調容量15bと、補正容量15cと、同調用の
可変容量ダイオード15d,15eを有し、可変
容量ダイオード15d,15eのカソードには抵
抗RTを介して図示しないPLL回路から同調周波
数制御用の電圧信号VTが印加されている。同調
トランス15aの1次側コイルL1は端子T1,
T2を介して段間結合回路14の出力端子に接続
され、2次側コイルL2は端子T3,T4を介し
て同調容量15bに並列に接続されている。尚、
Kは同調周波数調整用のコアである。
局部発振回路18は同調コイル18aと、同調
容量18bと、可変容量ダイオード18c,18
dと、同調補正容量18eと、結合コンデンサ1
8f,18gと、発振部18hを有し、発振部1
8hは発振用トランジスタTRと抵抗R1,R2
とコンデンサC1,C2で構成されている。
可変容量ダイオード18c,18dのカソード
には抵抗RT′を介して図示しないPLL回路から局
部発振周波数制御用の電圧信号VTが印加されて
いる。
<考案が解決しようとする問題点> さて、設計、部品管理等を容易にするためには
使用部品をできるだけ共通化することが望まし
い。
しかし、従来は高周波同調回路15の同調トラ
ンス15aと局部発振回路18の同調コイル18
aを共通部品で構成することができなかつた。と
いうのは、 (a) 同調トランス15aは、その1次コイルL1
を段間結合回路14に接続する端子T1,T2
と、2次コイルL2を同調容量15bに接続す
る端子T3,T4の総計4つの端子を必要とす
るが、同調コイル18aは同調容量18bに並
列接続される2つの端子でよく、しかも (b) 同調周波数RFと局部発振周波数OSCとでは中
間周波数1F(=10・7MHz)分の差があるから
である。
このため、従来は同調トランスと同調コイルを
別仕様で定数設定したり、別々に加工、購入、部
品管理をしなくてはならず、設計が面倒となり、
又購入に手間取つたり、部品管理が面倒となる問
題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案の高周波機器は、 同調トランス15aを構成部品として含む第1
の回路15と、 同調コイル18aを構成部品として含む第2の
回路18を有し、 第1の回路に用いられる同調トランスの1次側
を短絡接地して第2の回路に用いられる同調コイ
ルとする構成を有している。
尚、第1の回路15はチユーナにおける高周波
同調回路であり、第2の回路18はチユーナにお
ける局部発振回路である。
<作 用> トランスの一方のコイルを短絡接地すると、他
方のコイルのインピーダンスが減少する。このた
め、1次側コイルを短絡接地して2次側コイルで
同調コイルを形成すると、1次側コイルをオープ
ンして2次側コイルで同調コイルを形成する場合
に比べ共振周波数を上げることができる。
そこで、本考案ではFM受信機等の高周波同調
回路15の同調トランス15aの1次側を短絡接
地したものを局部発振回路18の同調コイル18
aとして用い、同調トランスと同調コイルを同一
部品CPで構成している。
<実施例> 第1図は本考案によるFM受信機の要部回路図
であり、第4図の従来回路と同一部分には同一符
号を付している。
第1図において第4図と異なる点は局部発振回
路18の同調コイル18aの構成である。
一般的に、トランスの一方のコイルを短絡接地
すると、他方のコイルのインピーダンスが減少す
る。このため、トランスの1次側コイルを短絡接
地して2次側コイルで同調コイルを形成すると、
トランスの1次側コイルをオープンして同調コイ
ルを形成する場合より共振周波数を上げることが
できる。
そこで、本考案ではFM受信機の高周波同調回
路15の同調トランス15aの1次側を短絡接地
したものを局部発振回路18の同調コイル18a
として用いている。すなわち、本考案では第2図
に示すように同調トランス15aと同一構成のコ
イル部品CPを用意し、該コイル部品CPをそのま
ま同調トランス15aとして用いると共に、コイ
ル部品CPの1次側を短絡接地したものを局部発
振回路18の同調コイル18aとして用いてい
る。これにより、局部発振回路18をして高周波
同調回路15の同調周波数RF(=88MHz)より高
い周波数で発振させ、かつ同調トランス18aの
周波数調整用のコアKで微調することにより該局
部発振回路をして局部発振周波数1F(98.7MHz)
で発振させることができる。
尚、以上では本考案をFM受信機に適用した場
合について説明したが、AMチユーナ、TVチユ
ーナ等の高周波機器、その他一般に同調トランス
を構成部品を含む第1の回路と該第1の回路の同
調周波数より若干高い周波数を取り扱う第2回路
を有する高周波機器にも適用できる。
<考案の効果> 以上本考案によれば、同調トランスを構成部品
として含む第1の回路と、同調コイルを構成部品
として含む第2の回路を有する高周波機器におい
て、第1の回路に用いられる同調トランスの1次
側を短絡接地して第2の回路に用いられる同調コ
イルとしたから、同調トランスと同調コイルを同
一の部品で構成することができ、従来のように
別々の仕様で設計、加工する必要がなく、しかも
部品調達がが迅速かつ容易になり、更には部品管
理が容易になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるFM受信機の要
部回路図、第2図は同調トランスと同調コイルに
共通に用いられるコイル部品の構成図、第3図は
従来のFM受信機のフロントエンドのブロツク
図、第4図は従来のFM受信機の要部回路図であ
る。 15…高周波同調回路、15a…同調トラン
ス、17…混合回路、18…局部発振回路、18
a…同調コイル、CP…コイル部品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同調トランスを構成部品として含む第1の回
    路と、同調コイルを構成部品として含む第2の
    回路を有する高周波機器において、前記第1の
    回路に用いられる同調トランスの1次側を短絡
    接地して前記第2の回路に用いられる同調コイ
    ルとすることを特徴とする高周波機器。 (2) 前記第1の回路はチユーナにおける高周波同
    調回路であり、前記第2の回路はチユーナにけ
    る局部発振回路であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の高周波機器。
JP9362085U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH0332108Y2 (ja)

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JP9362085U JPH0332108Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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JPS623121U JPS623121U (ja) 1987-01-09
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JPH04272741A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Hoya Corp 眼鏡レンズの選定装置

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JPS623121U (ja) 1987-01-09

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