JPH0331863B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0331863B2
JPH0331863B2 JP58054028A JP5402883A JPH0331863B2 JP H0331863 B2 JPH0331863 B2 JP H0331863B2 JP 58054028 A JP58054028 A JP 58054028A JP 5402883 A JP5402883 A JP 5402883A JP H0331863 B2 JPH0331863 B2 JP H0331863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
bolt
plate
hub
pin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58054028A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59179978A (ja
Inventor
Shunichi Osada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUFUA KK
Original Assignee
ARUFUA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ARUFUA KK filed Critical ARUFUA KK
Priority to JP5402883A priority Critical patent/JPS59179978A/ja
Publication of JPS59179978A publication Critical patent/JPS59179978A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の目的 この発明は、ドア錠、とくに火災時に自動的に
解錠出来るようにした、その解錠装置に関するも
のである。
(従来技術と解決すべき課題) 従来この種の、部屋のドアに取着した錠におい
て、室内から施錠後は、室外からは解錠出来ない
ように構成したものが実用されていることは周知
であるが、このような構成では火災による不慮の
事故で室内から解錠操作が不能となつた場合に
は、錠装置、ドアを破壊しなければならない欠点
があつた。
本発明はこのような現状に対処すべくなされた
ものであつて、火災時には自動的に解錠されてド
アの開閉が自由になるような、錠の解錠装置を提
供することを目的とするものである。
(2) 発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、施錠ボ
ルトの解錠装置において、錠前の前面板から出没
して施解錠を行なうボルトおよび該ボルトと一体
に形成したプレートと、外部からの操作によつて
回動する作動杆に係合してこれとともに回動する
ハブと、該ハブと一体に形成され、このハブの回
動によつて前記ボルトおよびプレートをその施錠
位置と解錠位置との間で変位されるピンをそなえ
たアームと、熱変形材料で形成されたほぼV字状
の変形部材の一端を錠前側板の底壁部に固定し、
他端を前記アームに設けたピンに当接配置してな
ることを特徴とするものである。
このように構成することによつて、簡単で安価
な構成によつて、火災発生の場合にも自動的にド
アを開放できる装置を最適な作動性で構成でき、
災害の防止に有効である。
(実施例の説明) 添付の図面は本発明による錠装置の一部を切除
した側面図であつて、第1図は施錠状態を示すも
のである。
不図示のドアの内部に装着され、内部にボル
ト、その開閉機構などを配設して側板1,1’に
挟持された錠から、前面板2を越えて出没するボ
ルト3には、プレート4が一体に取着され、その
後端部に凹部4aが形成してある。
符号5は、不図示の外部ノブ、操作レバーなど
を手で操作することによつて回動する作動杆6と
ともに回動するハブで、該ハブ5にはアーム5a
が一体に設けてあり、その先端近傍にはピン7が
設けてある。
側板1’に設けたピン9と前記ピン7の間には
ばね8が装着してあり、これによつてハブ5とボ
ルト3との間のガタによつて作動が不確実になる
のを阻止している。
この錠を解錠するには、外部からノブ、操作レ
バーなどを操作して、作動杆6を介してハブ5を
図示反時計方向に回動すると、前記アーム5aも
同方向に回動し、これに取着したピン7が凹部4
aに係合してプレート4を、したがつてボルト3
を図示右方に摺動させ、第2図のように該ボルト
3を前面板2から没入させる。
ハブ5を上記と反対方向に回動することによつ
て、ボルト3を突出させて施錠を行なうことがで
きることは直ちに理解できるところであろう。
このような錠装置において、図示の装置におい
ては、Cu−Zn−Al系、Ni−Ti系などのの形状記
憶合金のような加熱によつて膨張変形する材料で
構成されたほぼV字状の変形部材10を、その一
端10aを側板1’に形成した底壁部1’aに係
止し、他端10bを施状位置にある前記ピン7に
当接するように配設してある。
このように構成してあるから、火災によつて室
内温度が予め設定してある温度に上昇すると、前
記変形部材10が第3図白抜き矢印に拡開し、こ
のときピン7、アーム5aを図示反時計方向に回
動するので、これによつてボルト3が没入して解
錠されることになる。
(3) 発明の効果 以上説明したように、本発明によるときは、火
災発生時に、ドア錠が温度上昇によつて自動的に
解錠可能の状態になり、その構成も簡単で、特段
の付帯機構などを必要とせずに公知のこの種の錠
を改造すること容易で、錠の安全性を高めて災害
発生の防止に顕著な効果を有するとともに、変形
部材の形状が簡単で、配置が錠前内の他の部材に
無関係であるので、必要に応じて任意の太さ、強
度の変形部材を利用可能で、錠前内の各部の作動
状態に最適の変形部材を使用出来、錠前ごとに最
適の作動性を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す錠の、施錠状態
を示す一部切載側面図、第2図は同上解錠状態を
示す側面図、第3図は変形部材の作用によつて解
錠状態になつたところを示す側面図である。 1,1’……側板、3……ボルト、4……プレ
ート、5……ハブ、10……変形部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 錠前の前面板から出没して施解錠を行なうボ
    ルトおよび該ボルトと一体に形成したプレート
    と、 外部からの操作によつて回動する作動杆に係合
    してこれとともに回動するハブと、 該ハブと一体に形成され、このハブの回動によ
    つて前記ボルトおよびプレートをその施錠位置と
    解錠位置との間で変位させるピンをそなえたアー
    ムと、 熱変形材料で形成されたほぼV字状の変形部材
    の一端を錠前側板の底壁部に固定し、他端を前記
    アームに設けたピンに当接配置してなる施錠ボル
    トの解錠装置。
JP5402883A 1983-03-31 1983-03-31 施錠ボルトの解錠装置 Granted JPS59179978A (ja)

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JP5402883A JPS59179978A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 施錠ボルトの解錠装置

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JP5402883A JPS59179978A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 施錠ボルトの解錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS59179978A JPS59179978A (ja) 1984-10-12
JPH0331863B2 true JPH0331863B2 (ja) 1991-05-08

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JP5402883A Granted JPS59179978A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 施錠ボルトの解錠装置

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JP (1) JPS59179978A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854029A (ja) * 1981-09-29 1983-03-30 帝人株式会社 スパンライク加工糸の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854029A (ja) * 1981-09-29 1983-03-30 帝人株式会社 スパンライク加工糸の製造法

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JPS59179978A (ja) 1984-10-12

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