JPH0331738A - コンベアベルトを用いたシャシーダイナモメータ装置 - Google Patents

コンベアベルトを用いたシャシーダイナモメータ装置

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JPH0331738A
JPH0331738A JP1165197A JP16519789A JPH0331738A JP H0331738 A JPH0331738 A JP H0331738A JP 1165197 A JP1165197 A JP 1165197A JP 16519789 A JP16519789 A JP 16519789A JP H0331738 A JPH0331738 A JP H0331738A
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conveyor belt
chassis dynamometer
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holding device
rolls
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JP1165197A
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Mikio Matsuzaki
松崎 幹夫
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Akebono Research and Development Centre Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、自動車の足まわりについての諸性能をテス
トするための、いわゆるシャシ−ダイナモメータ装置に
関し、実路走行状態に近似した状態を試験装置において
実現して、アンチロックやトラクションコントロールシ
ステム等の試験を試験室内で実施するために利用して有
効なものである。
[従来技術及び課題] 従来のシャシーダイナモは、ローラー上に車輪を載せる
n造であり、大別して1つのローラー上に車輪を載せる
もの(特開昭51−95301号公報)1前後一対のロ
ーラー上に車輪を載せるものである。
後者の従来技術の概略は第1図に示すとおりであって、
車輪1は一対のローラー2.2の円形外面に当接して回
転する。したがって車輪のローラーに対する当接状態は
、ローラーの外表面の状態をどのように実際の路面に近
似させたとしても。
実路走行時の路面に対する接地状態とは大きく異なり、
アンチロックやトラクションコントロールシステム等の
試験を行うことはできない。
他方実路走行試験によってアンチロックやトラクション
コントロールシステムについての実走試験が行われるが
、センサが走行する車両に搭載されるため試験データが
正確さを欠き、また降雨時のテストのための試験は大が
かりになる。特に降雪時のテストについては、季節的な
制約を受けるという不便がある。
この発明は、上記の不都合を解消して、あらゆる路面条
件での実走試験を室内で行えるようにするものであって
、試験装置における車輪の接地状態を路面に対する車輪
の接地状態に可及的に近似させることをその課題とする
ものである。
[課題解決のために講じた手段] 上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)〜(
ホ)によって構成されるものである。
(イ)前後一対のローラーの間隔を車体の長さ以上とし
、車体巾より広い巾のコンベアベルトを両ローラーに巻
掛けたこと。
(ロ)コンベアベルト表面を一般道路と同等の摩擦係数
を有する被覆材によって被覆したこと、(ハ)車体保持
装置をコンベアベルトの中央部に位置させて支持構造物
に上下動自在に固定したこと。
(ホ)k記車体保持装置に車の挙動によって生ずる前後
方向、左右方向、旋回方向の力を測定する装置を設けた
こと。
[作  用] 車体は車体保持装置によってコンベアベルト上に保持さ
れ1前後方向、左右方向、旋回方向への動きが規制され
る。しかしこの車体保持装置は車体の上下動を許容する
ので、車体重量は、コンベアベルトによって支えられ、
車輪は実路走行時と同じ状態でコンベアローラーに支え
られる。
車輪を自動車のエンジンを用いて駆動するか、ローラー
を電気慣性式モータを用いて駆動するかのいずれかによ
ってコンベアベルトを走行させる。
これによって車輪をコンベアベルトに対して相対回転さ
せて、実路走行状態をコンベアベルト上で実現する。
アンチロックのテスト時、トラクションコントロールシ
ステムのテスト時に車体にかかる前後方向力、構カ行力
、旋回方向力を車体保持装置に備えた外力測定装置によ
って検出する。
なお、ローラー表面をアルミナ、シリカなどの金属酸化
物や炭化物粒子を混入したものを合成樹脂で成形したラ
ッキング材で被覆し、ローラーとコンベアベルトとの摩
擦係数をコンベアベルトと車輪との摩擦係数よりも十分
大きくすることにより実質的にスリップを生じないよう
にベル1−コンベアを駆動することも本発明の一実施態
様である。
また、アンチロックブレーキの性能等を評価する場合に
おいて、車体速度とタイヤの速度を正確に測ることが不
可欠であるが、実走行における正確な車体速度計測はむ
ずがしい、これに対して本発明はでは車体速度(コンベ
アと車の相対速度)は、コンベアベルトの一側端に一定
ピッチの白黒模様を設けて、この模様の走行速度を光セ
ンサによって検知する方が正確に検知する上で好ましい
コンベアベルトの前方にシャワーによって水を吹きつけ
て降雨条件下での走行テストを行い、雪を吹きつけて降
雪条件下での走行テストを行う。
また適当な減摩材をコンベアベルト上に吹き付けて、車
輪とコンベアベルト間の摩擦係数を低下させることによ
って、いわゆる低μ路面条件下での走行テストを行うこ
とができる。
また、必要に応じてローラーをタイミングローラ−とし
、コンベアベルトをタイミングコンベアベル1−とする
とことにより、タイミングコンベアベルトの爾がタイミ
ングローラ−の歯に噛み合うようにし2て、コンベアベ
ルトがローラーに対してスリップを生じないようにする
こともできる。ただし、重輪位置で凹凸にならないよう
にする。
[実 施 例] 第2図を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
一対のローラー10−10を車体Bの長さよりも十分長
い間隔りをおいて設け1両ローラーを適当な受台によっ
て回転自在に支承させている。
十分な強さを有するコンベアベルト20を両ローラーに
巻掛ける。このコンベアベルトの巾Wは車体Bの巾より
も十分大きい。このコンベアベルトの表面を適当な増摩
、耐摩材の表M22によって被覆して、一般道路と同様
の表面状態を作る。
後方のローラー10に電気慣性式モータMを直結してい
る。
車体保持袋Hf1は、支持構造物Fに上下動自在にその
上端を固定されている。この車体保持装置は、力測定装
置Sを有し、車体保持装置に作用する前後方向、左右方
向、旋回方向の力をこの力測定装置によって検出する。
車体保持装置は前後、左右の4木のアーム31と四角な
板状のフレーム30とを有し、このフレーム;30が外
力測定装gsを介して支持構造物ト“に上下動自在に固
定されている。
アーt131は車体Bの下面に係脱自在であり。
前後方向、左右方向、旋回方向に対して4木のアームに
よって車体Bを把持する。
コンベアベルト20の左側端に白黒の模様24を一定ピ
ッチで設け、その上方位置に光センサ25を設置し、コ
ンベアベルト20の走行速度をこの先センサによって計
測する。これは光センサ以外にうず電流方式や磁石方式
や静電容量方式の非接触型のセンサでもよい。
この例においては、後方のローラー10を電気慣性式モ
ータによって駆動して、コンベアベルト20をローラー
IOによって実質的にスリップが生じないように駆動す
る。
電気慣性式モータは、自動車の車輪を制動したとき、そ
のブレーキの効きの程度(コンベアベルト20の走行に
対する抵抗の程度)を検知して。
ローラーの回転を制御できるものである。
アンチロックテスト、トラクションコントロールシステ
ム等の、従来の実路走行テストと同様のテストを行い、
このときに車体にかかる前後方向。
左右方向、旋回方向の外力を力測定装置Sによって検出
する。
コンベアベルト20の前端上方にシャワー、あるいは降
雪装置40を設けて、これによってコンベアベルト20
前端」−に水、雪を吹きつけて、コンベアベルトの上面
を降雨時の路面状況、降雪時の路面状況に近似させる。
なお、コンベアベルト20の撓みを小さくするために、
コンベアベルトを支持板23によって支えさせる方が好
ましい、この場合は支持板23の支持面を低摩擦係数の
合成樹脂でコーティングして、支持板によるコンベアベ
ルトに対する摩擦抵抗を小さくする。
なおまた、ローラーをタイミングローラ−とし、コンベ
アベル1へをタイミングコンベアベルトとすることによ
りタイミングコンベアベルトの歯がタイミングローラ−
の歯と嘴合い、ベルトのローラーに対するスリッ゛プを
なくするようにすることもできる。
[効  果] 前記の本発明の課題は新規である。したがって前記の課
題を解決して、室内において実路走行に近似した各種試
験を行えること自体が本発明特有の効果である。この外
に本発明は次の利点を有する。
各種の路面条件下での走行テストを手簡天候に左右され
ることなく、何時でも行うことができ。
車体を固定しておいて走行試験を行えるので、ノイズが
少なく、かつ、車体速度の検出が容易であり、高精度の
データを得ることができる。また任意の種々の路面状態
をコンベアベルト上に実現できるので、試験パターンを
m密化でき、緻密なデータを各自動車について得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の側面図、第2図は本発明の実施例の
斜視図である。 図中、1・・・車輪、2・・・ローラ、10・・・ロー
ラ、20・・コンベアベルI−,22・・・増摩、耐摩
材の表層、23・・・支持板、24・・・白黒の模様、
25・・・光センサ、30・・・板状のフレーム、31
・・・アーム、40・・・シャワーあるいは降雪装置f
、 B・・・車体。 L・・・前後のローラの間隔、W・・・コンベアベルト
の+11−M・・・電気慣性式モータ、H・・・車体保
持装置、F・・・支持構造物、S・・・力測定装置 で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)前後一対のローラーの間隔を車体の長さ以上とし
    、車体巾より広い巾のコンベアベアベルトを両ローラー
    に巻掛け、コンベアベルト表面を一般道路と同等の摩擦
    係数を有する被覆材によって被覆し、車体保持装置をコ
    ンベアベルトのほぼ中央部に位置させて支持構造物に上
    下動自在に固定し、上記車体保持装置に前後方向、左右
    方向、旋回方向の力測定装置を設けた、シャシーダイナ
    モメータ装置。 (2)前後のローラーの一方を電気慣性式モーターによ
    って駆動する、請求項1記載のシャシーダイナモメータ
    装置。 (3)前後のローラー表面をアルミナ、シリカの粒子を
    混入した合成樹脂によって成形したラッギング材で被覆
    した、請求項1記載のシャシーダイナモメータ装置。(
    4)ローラーをタイミングローラーとし、コンベアベル
    トをタイミングコンベアベルトとした、請求項1記載の
    シャシーダイナモメータ装置。 (5)コンベアベルト前端上方に降雨、降雪装置を設け
    た請求項1記載のシャシーダイナモメータ装置。 (6)コンベアベルトの1側端に一定ピッチの白黒模様
    を設け、この模様の上方に光センサ等を設けた請求項1
    記載のシャシーダイナモメータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004526123A (ja) * 2000-06-23 2004-08-26 ネーデルランドセ・オルガニザテイエ・フール・テゲパスト−ナトウールベテンシヤツペリーク・オンデルツエク・テイエヌオー インテリジェント道路走行車両の性能試験用システム
JP2009109279A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Toyo Eng Works Ltd エンドレスベルト式走行試験装置
JP2015504576A (ja) * 2011-11-16 2015-02-12 アーベーベー・リサーチ・リミテッドAbb Research Ltd. 電気絶縁システム

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JP4892165B2 (ja) * 2000-06-23 2012-03-07 ネーデルランドセ・オルガニザテイエ・フール・テゲパスト−ナトウールベテンシヤツペリーク・オンデルツエク・テイエヌオー インテリジェント道路走行車両の性能試験用システム
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JP2015504576A (ja) * 2011-11-16 2015-02-12 アーベーベー・リサーチ・リミテッドAbb Research Ltd. 電気絶縁システム

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