JPH0331531B2 - - Google Patents
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- JPH0331531B2 JPH0331531B2 JP61155665A JP15566586A JPH0331531B2 JP H0331531 B2 JPH0331531 B2 JP H0331531B2 JP 61155665 A JP61155665 A JP 61155665A JP 15566586 A JP15566586 A JP 15566586A JP H0331531 B2 JPH0331531 B2 JP H0331531B2
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- pipe
- mold
- handle
- forming
- protrusion
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 13
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 9
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010273 cold forging Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
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- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 150000003673 urethanes Chemical class 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、上部にステアリングハンドルパイ
プを、後部にフレームをそれぞれ連結するオート
バイ用ポストハンドルの製造方法に関する。
プを、後部にフレームをそれぞれ連結するオート
バイ用ポストハンドルの製造方法に関する。
(ロ) 従来技術
従来、上述例のオートバイ用ポストハンドルと
しては、例えば、第7図に示す如き構造のものが
ある。
しては、例えば、第7図に示す如き構造のものが
ある。
すなわち、このポストハンドル61は、ハンド
ルポスト62の下方寄りの中途部に、フレーム連
結用の突部63を備えた筒状体64を溶接固定
し、また上述のハンドルポスト62下端の拡管部
62aにハンドルロツクブラケツト65を溶接固
定し、このハンドルロツクブラケツト65にケー
ブルクリツプ66を溶接固定し、さらに上述のハ
ンドルポスト62上端部には、ハンドルパイプ連
結部67と、風防またはヘツドライト等の部品を
取付ける部品取付突部68とを備えた連結部材6
9を溶接固定している。
ルポスト62の下方寄りの中途部に、フレーム連
結用の突部63を備えた筒状体64を溶接固定
し、また上述のハンドルポスト62下端の拡管部
62aにハンドルロツクブラケツト65を溶接固
定し、このハンドルロツクブラケツト65にケー
ブルクリツプ66を溶接固定し、さらに上述のハ
ンドルポスト62上端部には、ハンドルパイプ連
結部67と、風防またはヘツドライト等の部品を
取付ける部品取付突部68とを備えた連結部材6
9を溶接固定している。
そして、上述のハンドルパイプ連結部67にス
テアリングハンドルパイプ70を溶接固定すると
共に、前述の突部63にフレーム(図示せず)を
連結して使用する。
テアリングハンドルパイプ70を溶接固定すると
共に、前述の突部63にフレーム(図示せず)を
連結して使用する。
しかし、上述した従来のポストハンドルでは次
の如き問題点があつた。
の如き問題点があつた。
つまり、ポストハンドル61を構成する部品点
数が多く、これら各部品を全て溶接手段により連
結するものであるから、煩雑な溶接工程が必要と
なり、また溶接箇所の機械的強度が劣化しやすい
問題点があつた。
数が多く、これら各部品を全て溶接手段により連
結するものであるから、煩雑な溶接工程が必要と
なり、また溶接箇所の機械的強度が劣化しやすい
問題点があつた。
さらに、部品点数が多いことに起因して、組立
工数および管理工数が大となるうえ、完成品の外
観上の見栄えが悪い問題点があつた。
工数および管理工数が大となるうえ、完成品の外
観上の見栄えが悪い問題点があつた。
さらにまた、自動化後処理を行なうことが比較
的困難なうえ、製造コストが高価となる問題点を
有していた。
的困難なうえ、製造コストが高価となる問題点を
有していた。
(ハ) 発明の目的
この発明は、塑性金属パイプから特異な冷間鍛
造方法によりフレーム連結突部、ハンドル取付
部、部品取付突部を備えたポストハンドルを加工
することにより、溶接工程および組立工程が少な
く、そのうえ機械的強度が大で、外観の見栄えも
良好なオートバイ用ポストハンドルを得ることが
でき、しかも、既存の冷間鍛造装置により常に安
定した形状のポストハンドルを製造することがで
き、加えて量産に適するオートバイ用ポストハン
ドルの製造方法の提供を目的とする。
造方法によりフレーム連結突部、ハンドル取付
部、部品取付突部を備えたポストハンドルを加工
することにより、溶接工程および組立工程が少な
く、そのうえ機械的強度が大で、外観の見栄えも
良好なオートバイ用ポストハンドルを得ることが
でき、しかも、既存の冷間鍛造装置により常に安
定した形状のポストハンドルを製造することがで
き、加えて量産に適するオートバイ用ポストハン
ドルの製造方法の提供を目的とする。
(ニ) 発明の構成
この発明は、パイプの外形と対応し、かつ両端
を開口した分割状の孔部の中間に、フレーム連結
突部形成用の分割状の凹部形状面を有する一対の
ダイを備えた第1金型と、上記パイプの内部に圧
入する一対の第1パンチとを備え、パイプのフレ
ーム連結突部形成部分にウレタンを挿入して、こ
のパイプを上記一対のダイで型締めした後に、上
記第1パンチの圧入によりウレタンを介してフレ
ーム連結突部を形成する第1工程と、第1工程終
了後のパイプ外形に対応したパイプ配設孔の一端
部に拡管用の形状面を形成した割型構造の第2金
型と、拡管部形成用の第2パンチとを備え、第1
工程終了後のパイプを上記第2金型で型締めした
後に、パイプ一端から上記第2パンチを圧入して
拡管部を絞り加工する第2工程と、第2工程終了
後のパイプ外形に対応したパイプ配設孔の他端部
にハンドル取付部形成用の形状面と部品取付突部
形成用の形状面とを形成した割型構造の第3金型
と、ハンドル取付部および部品取付突部の同時形
成用の第3パンチとを備え、第2工程終了後のパ
イプを上記第3金型で型締めした後に、上記第3
パンチをパイプ他端から圧入してハンドル取付部
および部品取付突部を同時形成する第3工程とを
備えたオートバイ用ポストハンドルの製造方法で
あることを特徴とする。
を開口した分割状の孔部の中間に、フレーム連結
突部形成用の分割状の凹部形状面を有する一対の
ダイを備えた第1金型と、上記パイプの内部に圧
入する一対の第1パンチとを備え、パイプのフレ
ーム連結突部形成部分にウレタンを挿入して、こ
のパイプを上記一対のダイで型締めした後に、上
記第1パンチの圧入によりウレタンを介してフレ
ーム連結突部を形成する第1工程と、第1工程終
了後のパイプ外形に対応したパイプ配設孔の一端
部に拡管用の形状面を形成した割型構造の第2金
型と、拡管部形成用の第2パンチとを備え、第1
工程終了後のパイプを上記第2金型で型締めした
後に、パイプ一端から上記第2パンチを圧入して
拡管部を絞り加工する第2工程と、第2工程終了
後のパイプ外形に対応したパイプ配設孔の他端部
にハンドル取付部形成用の形状面と部品取付突部
形成用の形状面とを形成した割型構造の第3金型
と、ハンドル取付部および部品取付突部の同時形
成用の第3パンチとを備え、第2工程終了後のパ
イプを上記第3金型で型締めした後に、上記第3
パンチをパイプ他端から圧入してハンドル取付部
および部品取付突部を同時形成する第3工程とを
備えたオートバイ用ポストハンドルの製造方法で
あることを特徴とする。
(ホ) 発明の効果
この発明によれば、第1工程で、上述の第1金
型で型締めされたパイプを第1パンチでプレス加
工して、ウレタンの膨出変位を利用してパイプ中
途部にフレーム連結突部を型鍛造した後に、第2
および第3工程で、パイプの上下両端に第2パン
チおよび第3パンチを順次圧入して、一端側を拡
管状に絞り加工すると共に、他端側にはハンドル
取付部および部品取付突部を冷間鍛造手段で同時
形成する方法であるから、溶接工程および組立工
程が少なく、しかも機械的強度の大なるオートバ
イ用ポストハンドルを得ることができる効果があ
る。
型で型締めされたパイプを第1パンチでプレス加
工して、ウレタンの膨出変位を利用してパイプ中
途部にフレーム連結突部を型鍛造した後に、第2
および第3工程で、パイプの上下両端に第2パン
チおよび第3パンチを順次圧入して、一端側を拡
管状に絞り加工すると共に、他端側にはハンドル
取付部および部品取付突部を冷間鍛造手段で同時
形成する方法であるから、溶接工程および組立工
程が少なく、しかも機械的強度の大なるオートバ
イ用ポストハンドルを得ることができる効果があ
る。
また部品点数が少ないので、管理工数の低減を
図ることができるうえ、完成品の外観上の見栄え
も良好となる。
図ることができるうえ、完成品の外観上の見栄え
も良好となる。
さらに冷間鍛造製品であるから、表面が滑らか
で寸法精度が高く、この結果、自動化後処理が容
易となり、また製造コストの大幅な低減を図るこ
とができる効果がある。
で寸法精度が高く、この結果、自動化後処理が容
易となり、また製造コストの大幅な低減を図るこ
とができる効果がある。
しかも、パイプの所定部に予めウレタンを挿入
し、このウレタンを介してパイプの所定部を凹部
形状面に型鍛造する方法であるから、フレーム連
結突部の形状はパンチ加圧力が多少変動しても常
に一定のばらつきのない高品位形状となり、既存
の冷間鍛造装置を用いて常に安定した形状のオー
トバイ用ポストハンドルを製造することができる
効果がある。
し、このウレタンを介してパイプの所定部を凹部
形状面に型鍛造する方法であるから、フレーム連
結突部の形状はパンチ加圧力が多少変動しても常
に一定のばらつきのない高品位形状となり、既存
の冷間鍛造装置を用いて常に安定した形状のオー
トバイ用ポストハンドルを製造することができる
効果がある。
また、パイプ内にウレタンを予め挿入したもの
を準備しておくことができるので、量産に適する
効果がある。
を準備しておくことができるので、量産に適する
効果がある。
(ヘ) 発明の実施例
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面はオートバイ用ポストハンドルの製造方法
を示し、第1図において、このポストハンドル1
は、ハンドルポスト2の中途部後面にフレーム連
結突部3を、またハンドルポスト2の下端部に拡
管部4を、さらにハンドルポスト2の上端部にハ
ンドル取付部5および部品取付突部6を冷間鍛造
方法でそれぞれ一体形成している。
を示し、第1図において、このポストハンドル1
は、ハンドルポスト2の中途部後面にフレーム連
結突部3を、またハンドルポスト2の下端部に拡
管部4を、さらにハンドルポスト2の上端部にハ
ンドル取付部5および部品取付突部6を冷間鍛造
方法でそれぞれ一体形成している。
また上述のフレーム連結突部3を含むハンドル
ポスト2の中間以下の部分には切削加工により割
り溝7を形成すると共に、この割り溝7の形成
で、左右に分割されたフレーム連結突部3a,3
bの対向部には、締付けネジ貫通用の丸孔8,8
を穿設している。
ポスト2の中間以下の部分には切削加工により割
り溝7を形成すると共に、この割り溝7の形成
で、左右に分割されたフレーム連結突部3a,3
bの対向部には、締付けネジ貫通用の丸孔8,8
を穿設している。
さらに、前述の部品取付突部6の略中央には部
品取付け孔9を形成している。
品取付け孔9を形成している。
そして、前述のハンドル取付部5にステアリン
グハンドルパイプ10を溶接固定する一方、前述
の拡管部4にハンドルロツクブラケツト11を溶
接固定し、さらに、このハンドルロツクブラケツ
ト11にケーブルクリツプ12を溶接固定して使
用に供する。
グハンドルパイプ10を溶接固定する一方、前述
の拡管部4にハンドルロツクブラケツト11を溶
接固定し、さらに、このハンドルロツクブラケツ
ト11にケーブルクリツプ12を溶接固定して使
用に供する。
次に上述のポストハンドル1の製造方法につい
て述べる。
て述べる。
まず、第2図に示す如く所定長さの塑性金属パ
イプ13を横向きに挿入するダイとしての上型1
4と下型15との一対からなる割型構造の第1金
型16を設ける。
イプ13を横向きに挿入するダイとしての上型1
4と下型15との一対からなる割型構造の第1金
型16を設ける。
上述の上型14および下型15には、パイプ1
3外径と対応する二り割りでかつ両端部が開口し
た孔部17,18と、フレーム連結突部3を形成
する上下二分割形の凹部形状面19,20(第4
図参照)とをそれぞれ形成する。
3外径と対応する二り割りでかつ両端部が開口し
た孔部17,18と、フレーム連結突部3を形成
する上下二分割形の凹部形状面19,20(第4
図参照)とをそれぞれ形成する。
このように形成した第1金型16の孔部17,
18内に、予めフレーム連結突部3形成部分にウ
レタン21を挿入したパイプ13を配設し、型締
め後に上述の第1金型16の左右からパイプ13
内径に対応する第1パンチ22,23を、パイプ
13内部に圧入すると、第3図、第4図に示す如
く上述のウレタン21がパイプ13の一部を半割
り形の上下の凹部形状面19,20に膨出変形さ
せるので、フレーム連結突部3を型鍛造すること
ができる(第1工程)。
18内に、予めフレーム連結突部3形成部分にウ
レタン21を挿入したパイプ13を配設し、型締
め後に上述の第1金型16の左右からパイプ13
内径に対応する第1パンチ22,23を、パイプ
13内部に圧入すると、第3図、第4図に示す如
く上述のウレタン21がパイプ13の一部を半割
り形の上下の凹部形状面19,20に膨出変形さ
せるので、フレーム連結突部3を型鍛造すること
ができる(第1工程)。
しかも、このフレーム連結突部3の鍛造は、ウ
レタン21を介してパイプ13の所定部を凹部形
状面19,20に膨出変形させる型鍛造であるか
ら、このフレーム連結突部3を常に一定に形成す
ることができる。
レタン21を介してパイプ13の所定部を凹部形
状面19,20に膨出変形させる型鍛造であるか
ら、このフレーム連結突部3を常に一定に形成す
ることができる。
次に、第5図に示す如く、上述のフレーム連結
突部3の中央を通り、かつパイプ13軸芯と平行
な接合面をもつた前後一対の割型構造の第2金型
24を設ける。
突部3の中央を通り、かつパイプ13軸芯と平行
な接合面をもつた前後一対の割型構造の第2金型
24を設ける。
そして、この第2金型24には、第1工程終了
後のパイプ13の外形に対応したパイプ配設孔2
5と、拡管用の形状面26とを形成し、上述のパ
イプ配設孔25に第1工程終了後のパイプ13を
挿入した後に、前型および後型を型締めし、使用
状態においてパイプ13下端となる同パイプ13
の一端に第2パンチ27を圧入し、このパイプ1
3の一端を形状面26に対応した拡管状に絞り加
工して、同パイプ13の一端に拡管部4を形成す
る(第2工程)。
後のパイプ13の外形に対応したパイプ配設孔2
5と、拡管用の形状面26とを形成し、上述のパ
イプ配設孔25に第1工程終了後のパイプ13を
挿入した後に、前型および後型を型締めし、使用
状態においてパイプ13下端となる同パイプ13
の一端に第2パンチ27を圧入し、このパイプ1
3の一端を形状面26に対応した拡管状に絞り加
工して、同パイプ13の一端に拡管部4を形成す
る(第2工程)。
次に、第6図に示す如く、上述のフレーム連結
突部3の中央を通り、かつパイプ13軸芯と平行
な接合面をもつた前後一対の第3金型28を設け
る。
突部3の中央を通り、かつパイプ13軸芯と平行
な接合面をもつた前後一対の第3金型28を設け
る。
そして、この第3金型28には、第2工程終了
後のパイプ13の外形と対応するパイプ配設孔2
9と、ハンドル取付部5形成用の形状面30と、
部品取付突部6形成用の形状面31とを形成し、
上述のパイプ配設孔29に第2工程終了後のパイ
プ13を挿入した後に、前型および後型を型締め
し、使用状態においてパイプ13上端となる同パ
イプ13の他端に第3パンチ32を圧入し、この
パイプ13の他端を形状面30,31に対応した
形状に絞り加工して、同パイプ13の他端にハン
ドル取付部5および部品取付突部6を同時形成す
る。
後のパイプ13の外形と対応するパイプ配設孔2
9と、ハンドル取付部5形成用の形状面30と、
部品取付突部6形成用の形状面31とを形成し、
上述のパイプ配設孔29に第2工程終了後のパイ
プ13を挿入した後に、前型および後型を型締め
し、使用状態においてパイプ13上端となる同パ
イプ13の他端に第3パンチ32を圧入し、この
パイプ13の他端を形状面30,31に対応した
形状に絞り加工して、同パイプ13の他端にハン
ドル取付部5および部品取付突部6を同時形成す
る。
このようにして、第2図に示す塑性金属パイプ
13から第1図に示すポストハンドル1を冷間鍛
造する。
13から第1図に示すポストハンドル1を冷間鍛
造する。
以上要するに、上述の第1工程で、第1金型1
6にて型締めされたパイプ13を第1パンチ2
2,23でプレス加工して、ウレタン21の膨出
変位を利用してパイプ13中途部にフレーム連結
突部3を形成した後に、第2および第3工程で、
パイプ13の上下両端に第2パンチ27、第3パ
ンチ32を工程順に圧入して、下端側を拡管状に
絞り加工すると共に、上端側にはハンドル取付部
5および部品取付突部6を冷間鍛造手段で同時形
成する方法である。
6にて型締めされたパイプ13を第1パンチ2
2,23でプレス加工して、ウレタン21の膨出
変位を利用してパイプ13中途部にフレーム連結
突部3を形成した後に、第2および第3工程で、
パイプ13の上下両端に第2パンチ27、第3パ
ンチ32を工程順に圧入して、下端側を拡管状に
絞り加工すると共に、上端側にはハンドル取付部
5および部品取付突部6を冷間鍛造手段で同時形
成する方法である。
このため、第1図に示す如く、ハンドルポスト
2と、フレーム連結突部3と、拡管部4と、ハン
ドル取付部5と、部品取付突部6とが一体形成さ
れたポストハンドル1を得ることができる。
2と、フレーム連結突部3と、拡管部4と、ハン
ドル取付部5と、部品取付突部6とが一体形成さ
れたポストハンドル1を得ることができる。
この結果、従来品と比較して溶接工程および組
立工程が少なく、しかも、上述の溶接工程による
溶接箇所の低減により機械的強度の大なるオート
バイ用ポストハンドルを得ることができる効果が
ある。
立工程が少なく、しかも、上述の溶接工程による
溶接箇所の低減により機械的強度の大なるオート
バイ用ポストハンドルを得ることができる効果が
ある。
また従来構造のものと比較して部品点数が少な
いので、管理工数の低減を図ることができるう
え、完成品の外観上の見栄えも良好となる効果が
ある。
いので、管理工数の低減を図ることができるう
え、完成品の外観上の見栄えも良好となる効果が
ある。
さらに、冷間鍛造製品であるから、表面が滑ら
かで、寸法精度が高く、この結果、自動化後処理
が容易となり、また製造コストの大幅な低減を図
ることができる効果がある。
かで、寸法精度が高く、この結果、自動化後処理
が容易となり、また製造コストの大幅な低減を図
ることができる効果がある。
しかも、パイプ13の所定部に予めウレタン2
1を挿入し、このウレタン21を介してパイプ1
3の所定部を凹部形状面19,20に型鍛造する
方法であるから、フレーム連結突部3の形状は第
1パンチ22,23の加圧力が多少変動しても常
に一定のばらつきのない高品位形状となり、既存
の冷間鍛造装置を用いて常に安定した形状のオー
トバイ用ポストハンドルを製造することができる
効果がある。
1を挿入し、このウレタン21を介してパイプ1
3の所定部を凹部形状面19,20に型鍛造する
方法であるから、フレーム連結突部3の形状は第
1パンチ22,23の加圧力が多少変動しても常
に一定のばらつきのない高品位形状となり、既存
の冷間鍛造装置を用いて常に安定した形状のオー
トバイ用ポストハンドルを製造することができる
効果がある。
また、パイプ13内にウレタン21を予め挿入
したものを準備しておくことができるので、量産
に適する効果がある。
したものを準備しておくことができるので、量産
に適する効果がある。
この発明の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この発明の一対のダイは、実施例の上型14と
下型15に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
いて、 この発明の一対のダイは、実施例の上型14と
下型15に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はオ
ートバイ用ポストハンドルの斜視図、第2図はフ
レーム連結突部形成前工程を示す断面図、第3図
はフレーム連結突部形成工程を示す断面図、第4
図は第3図の−線矢視断面図、第5図は拡管
部形成工程を示す断面図、第6図はハンドル取付
部および部品取付突部の形成工程を示す断面図、
第7図は従来のオートバイ用ポストハンドルの斜
視図である。 1……ポストハンドル、3……フレーム連結突
部、5……ハンドル取付部、6……部品取付突
部、13……パイプ、14……上型、15……下
型、16……第1金型、17,18……孔部、1
9,20……凹部形状面、21……ウレタン、2
2,23……第1パンチ、24……第2金型、2
5……パイプ配設孔、26……拡管用の形状面、
27……第2パンチ、28……第3金型、29…
…パイプ配設孔、30……ハンドル取付部形成用
の形状面、31……部品取付部形成用の形状面、
32……第3パンチ。
ートバイ用ポストハンドルの斜視図、第2図はフ
レーム連結突部形成前工程を示す断面図、第3図
はフレーム連結突部形成工程を示す断面図、第4
図は第3図の−線矢視断面図、第5図は拡管
部形成工程を示す断面図、第6図はハンドル取付
部および部品取付突部の形成工程を示す断面図、
第7図は従来のオートバイ用ポストハンドルの斜
視図である。 1……ポストハンドル、3……フレーム連結突
部、5……ハンドル取付部、6……部品取付突
部、13……パイプ、14……上型、15……下
型、16……第1金型、17,18……孔部、1
9,20……凹部形状面、21……ウレタン、2
2,23……第1パンチ、24……第2金型、2
5……パイプ配設孔、26……拡管用の形状面、
27……第2パンチ、28……第3金型、29…
…パイプ配設孔、30……ハンドル取付部形成用
の形状面、31……部品取付部形成用の形状面、
32……第3パンチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パイプ13の外形と対応し、かつ両端を開口
した分割状の孔部17,18の中間に、フレーム
連結突部3形成用の分割状の凹部形状面19,2
0を有する一対のダイ14,15を備えた第1金
型16と、 上記パイプ13の内部に圧入する一対の第1パ
ンチ22,23とを備え、 パイプ13のフレーム連結突部3形成部分にウ
レタン21を挿入して、このパイプ13を上記一
対のダイ14,15で型締めした後に、上記第1
パンチ22,23の圧入によりウレタン21を介
してフレーム連結突部3を形成する第1工程と、 第1工程終了後のパイプ外形に対応したパイプ
配設孔25の一端部に拡管用の形状面26を形成
した割型構造の第2金型24と、 拡管部4形成用の第2パンチ27とを備え、 第1工程終了後のパイプ13を上記第2金型2
4で型締めした後に、パイプ一端から上記第2パ
ンチ27を圧入して拡管部4を絞り加工する第2
工程と、第2工程終了後のパイプ外形に対応した
パイプ配設孔29の他端部にハンドル取付部5形
成用の形状面30と部品取付突部6形成用の形状
面31とを形成した割型構造の第3金型28と、
ハンドル取付部5および部品取付突部6の同時形
成用の第3パンチ32とを備え、 第2工程終了後のパイプ13を上記第3金型2
8で型締めした後に、上記第3パンチ32をパイ
プ他端から圧入してハンドル取付部5および部品
取付突部6を同時形成する第3工程とを備えた オートバイ用ポストハンドルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15566586A JPS6310030A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | オートバイ用ポストハンドルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15566586A JPS6310030A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | オートバイ用ポストハンドルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6310030A JPS6310030A (ja) | 1988-01-16 |
JPH0331531B2 true JPH0331531B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=15610915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15566586A Granted JPS6310030A (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | オートバイ用ポストハンドルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6310030A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016125729A1 (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のハンドル構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549152A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 | Mitsuboshi Seisakusho | Method of making stairinggheaddpipe |
JPS5878874A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | ブリヂストンサイクル株式会社 | 二輪車用フレ−ムの素材管 |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP15566586A patent/JPS6310030A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549152A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 | Mitsuboshi Seisakusho | Method of making stairinggheaddpipe |
JPS5878874A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | ブリヂストンサイクル株式会社 | 二輪車用フレ−ムの素材管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6310030A (ja) | 1988-01-16 |
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