JPH0331471A - 金色外装部品及びその製法 - Google Patents
金色外装部品及びその製法Info
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- JPH0331471A JPH0331471A JP16578289A JP16578289A JPH0331471A JP H0331471 A JPH0331471 A JP H0331471A JP 16578289 A JP16578289 A JP 16578289A JP 16578289 A JP16578289 A JP 16578289A JP H0331471 A JPH0331471 A JP H0331471A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は時計ケース、時計バンド、メガネフレーム、
装身具等の外装部品に関し、特に金色の美しい色調を呈
する金色外装部品及びその製法に関する。
装身具等の外装部品に関し、特に金色の美しい色調を呈
する金色外装部品及びその製法に関する。
(従来の技術)
金色の外装部品としては金又は金合金が従来より用いら
れている。しかしそれは極めて高価である為、物理蒸着
法を用いて、安価な基材の上に窒化チタンの下地層を形
成し、その上に金又は金合金の薄い表層を形成して金色
の外装部品を製造することが行なわれている(例えば特
公昭59−26664号公報参照)。
れている。しかしそれは極めて高価である為、物理蒸着
法を用いて、安価な基材の上に窒化チタンの下地層を形
成し、その上に金又は金合金の薄い表層を形成して金色
の外装部品を製造することが行なわれている(例えば特
公昭59−26664号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題〕
この従来の金色外装部品では、金又は金合金の表層が摩
耗してその下の下地層が露出しても、その下地層は金色
をしている為、外観的には金色の外観を保つことができ
る。しかし窒化チタンと金又は金合金とは異質性が高い
為、両者の密着性が弱くて金又は金合金が剥がれ易い問
題点があった。
耗してその下の下地層が露出しても、その下地層は金色
をしている為、外観的には金色の外観を保つことができ
る。しかし窒化チタンと金又は金合金とは異質性が高い
為、両者の密着性が弱くて金又は金合金が剥がれ易い問
題点があった。
また、下地層の形成の場合、窒化チタンが金色の色調と
なる窒素雰囲気ガスの条件範囲が狭(、従って基材表面
に形成された下地層の各部分毎に色むらができたり、或
いは多数の製品を製造する場合は、製品毎に色むらがで
きたりし易く、色むらによる不良品の発生率が高いとい
う問題点があった。
なる窒素雰囲気ガスの条件範囲が狭(、従って基材表面
に形成された下地層の各部分毎に色むらができたり、或
いは多数の製品を製造する場合は、製品毎に色むらがで
きたりし易く、色むらによる不良品の発生率が高いとい
う問題点があった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、金又は金合金製の表層の密着性が
高くてその剥がれが生じ難い金色外装部品を提供すると
共に、下地層の金色の色調もむら無く一定な製品を提供
できるようにした金色外装部品の製法を提供することで
ある。
目的とするところは、金又は金合金製の表層の密着性が
高くてその剥がれが生じ難い金色外装部品を提供すると
共に、下地層の金色の色調もむら無く一定な製品を提供
できるようにした金色外装部品の製法を提供することで
ある。
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲記
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
下地層において表層と接する部分は、金又は金合金を含
む為、金又は金合金製の表層との密着力が強い、従って
、表層の剥がれは生じ難い。
む為、金又は金合金製の表層との密着力が強い、従って
、表層の剥がれは生じ難い。
下地層の形成の場合、窒化チタン−アルミニウム−バナ
ジウム合金が金色の色調となる窒素雰囲気ガスの条件の
許容範囲は広い、従って窒素雰囲気ガスの条件が多少変
動しても、形成された下地層は金と同様の金色の色調を
呈する。
ジウム合金が金色の色調となる窒素雰囲気ガスの条件の
許容範囲は広い、従って窒素雰囲気ガスの条件が多少変
動しても、形成された下地層は金と同様の金色の色調を
呈する。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図は金色外装部品の一部を拡大して示すものである
。この第1図において、lは基材で、外装部品の性格に
合った材料、例えばメガネフレームの場合、軽くて丈夫
なチタンが用いられる。この基材lは金属に限らず、耐
熱性の良好な他の材料例えばセラミック或いは耐熱型の
プラスチックも用いられる。2は基材lの上に形成した
金色被覆層を示す、以下この金色被覆層2について説明
する。3は基材lの上に形成した下地層、4はその上に
形成した表層で、金の層となっており、その厚みT4は
例えば0.02〜0.2 μ−である。この層4の材料
としては、金に代えて他の種の金合金例えば金−ニッケ
ル、金−アルミニウム、金−銅、金−ニッケルー銅、金
−バラジウム−銅等の合金が用いられる場合もある1次
に上記下地層3について説明すると、5は第1層で、窒
化チタン−アルミニウム−バナジウム合金の金色の層で
あり、その厚みT5は例えば0.2〜1μ■であり、又
・その厚み方向に組成は一定である。6は第1層5の上
に形成された第2層で、窒化チタン−アルミニウム−バ
ナジウム合金と金又は金合金の混合物からなる金色の層
であり、その厚みT6は、例えば0.2〜0.5 μ−
である。核層6における窒化チタン−アルミニウム−バ
ナジウム合金と金又は金合金との混合比は、例えばl:
1であり、またその混合比は厚み方向に一定である。尚
混合の比率は下側の第1層5の組成あるいは上側の表層
4の組成に応じて他の比率にしてもよい。
。この第1図において、lは基材で、外装部品の性格に
合った材料、例えばメガネフレームの場合、軽くて丈夫
なチタンが用いられる。この基材lは金属に限らず、耐
熱性の良好な他の材料例えばセラミック或いは耐熱型の
プラスチックも用いられる。2は基材lの上に形成した
金色被覆層を示す、以下この金色被覆層2について説明
する。3は基材lの上に形成した下地層、4はその上に
形成した表層で、金の層となっており、その厚みT4は
例えば0.02〜0.2 μ−である。この層4の材料
としては、金に代えて他の種の金合金例えば金−ニッケ
ル、金−アルミニウム、金−銅、金−ニッケルー銅、金
−バラジウム−銅等の合金が用いられる場合もある1次
に上記下地層3について説明すると、5は第1層で、窒
化チタン−アルミニウム−バナジウム合金の金色の層で
あり、その厚みT5は例えば0.2〜1μ■であり、又
・その厚み方向に組成は一定である。6は第1層5の上
に形成された第2層で、窒化チタン−アルミニウム−バ
ナジウム合金と金又は金合金の混合物からなる金色の層
であり、その厚みT6は、例えば0.2〜0.5 μ−
である。核層6における窒化チタン−アルミニウム−バ
ナジウム合金と金又は金合金との混合比は、例えばl:
1であり、またその混合比は厚み方向に一定である。尚
混合の比率は下側の第1層5の組成あるいは上側の表層
4の組成に応じて他の比率にしてもよい。
上記のような金色被覆層2を持った金色外装部品は、金
の表層4によって美しい金色を呈する。
の表層4によって美しい金色を呈する。
また、下地層3における上側の第2層6は金を含む混合
物の層であって、金からなる表層4と組成が近い為、層
境界面での両者の密着性が高い、更に、下地層3におい
て第1層5と第2層6とはいずれも窒化チタン−アルミ
ニウム−バナジウム合金を含んでおって両者の組成が近
い為、層境界面での両者の密着性が高い、この為、被覆
層2全体の一体性は強固である−0 金色外装部品の使用の為、表層4の一部が摩耗して下地
層3における第2層6がそこに露出しても、第2層6は
金に極めて近い金色の色調を呈する(金色の色調の変化
程度が非常に小さい)、従って、外観上は均一な金色で
全く摩耗が無いかの如き状態である。
物の層であって、金からなる表層4と組成が近い為、層
境界面での両者の密着性が高い、更に、下地層3におい
て第1層5と第2層6とはいずれも窒化チタン−アルミ
ニウム−バナジウム合金を含んでおって両者の組成が近
い為、層境界面での両者の密着性が高い、この為、被覆
層2全体の一体性は強固である−0 金色外装部品の使用の為、表層4の一部が摩耗して下地
層3における第2層6がそこに露出しても、第2層6は
金に極めて近い金色の色調を呈する(金色の色調の変化
程度が非常に小さい)、従って、外観上は均一な金色で
全く摩耗が無いかの如き状態である。
第2層6が露出すると、該第2層6は耐摩耗性が高い為
、その摩耗の進行は遅い、従って金色外装部品は、長期
にわたって上記の如き美しい金色の外観を呈する。
、その摩耗の進行は遅い、従って金色外装部品は、長期
にわたって上記の如き美しい金色の外観を呈する。
第2層6の一部が摩耗して第1層5がそこに露出しても
、第2層6と第1層5の金色の色調の差は小さい、従っ
て外観上は均一な金色の状態が保たれる。
、第2層6と第1層5の金色の色調の差は小さい、従っ
て外観上は均一な金色の状態が保たれる。
第1層5が露出した場合、その層5はより一層耐摩耗性
が高い為、摩耗の進行は極めて遅く、金色外装部品は長
期にわたって金色の外観を呈することができる。
が高い為、摩耗の進行は極めて遅く、金色外装部品は長
期にわたって金色の外観を呈することができる。
次に第2図には、上記のような金色被覆層2を形成する
為の装置が略示されているやこの装置はイオンブレーテ
ィングあゐいはスパッタリング法を用いた公知(例えば
特開昭6l−177365)の被覆装置と同様の被覆装
置である。その構成を簡単に説明すると、lOは反応室
で、内部の真空排気及び雰囲気ガス供給源11.12か
らの夫々アルゴンガス及び窒素ガス等の雰囲気ガスの供
給が可能となっている0反応室lO内においては、前記
基材lを保持する為のホルダが基材lを符号13で示さ
れる如き円形の軌跡を描いて移動させられるように備わ
っている。14は下地層3の形成の為に用いられるチタ
ン−アルミニウム−バナジウム合金(以下単にチタン合
金と呼ぶ)のターゲットで、上記軌跡13の一部を挟ん
で対の状態に設けである。尚該チタン合金としては例え
ば4%のアルミニウムと22%のバナジウムを含み残部
がチタンの合金が用いられる。 15は表層4並びに下
地N3における第2層6の形成の為に用いられる金のタ
ーゲットで、上記ターゲット14とは別の場所において
上記軌跡13の一部を挟んで対の状態に設けである。
為の装置が略示されているやこの装置はイオンブレーテ
ィングあゐいはスパッタリング法を用いた公知(例えば
特開昭6l−177365)の被覆装置と同様の被覆装
置である。その構成を簡単に説明すると、lOは反応室
で、内部の真空排気及び雰囲気ガス供給源11.12か
らの夫々アルゴンガス及び窒素ガス等の雰囲気ガスの供
給が可能となっている0反応室lO内においては、前記
基材lを保持する為のホルダが基材lを符号13で示さ
れる如き円形の軌跡を描いて移動させられるように備わ
っている。14は下地層3の形成の為に用いられるチタ
ン−アルミニウム−バナジウム合金(以下単にチタン合
金と呼ぶ)のターゲットで、上記軌跡13の一部を挟ん
で対の状態に設けである。尚該チタン合金としては例え
ば4%のアルミニウムと22%のバナジウムを含み残部
がチタンの合金が用いられる。 15は表層4並びに下
地N3における第2層6の形成の為に用いられる金のタ
ーゲットで、上記ターゲット14とは別の場所において
上記軌跡13の一部を挟んで対の状態に設けである。
次に上記装置を用いた金色被覆層2の形成を第3図を用
いて説明する。基材1の一例として、チタン製のメガネ
フレームを洗浄、乾燥した後、スパッターイオンブレー
ティング方式と呼ばれる上記装置内に装着されたホルダ
にセットし、上記軌跡に沿って移動するようにする0反
応室10内を5X 10−’+5barまで真空引きし
たあと、アルゴンガス350SCCMを導入し、抵抗ヒ
ータで雰囲気を300℃まで加熱し、基材1の表面から
の脱気と共に基材の加熱を行う、この後アルゴンガスを
4003CCM導入し、基材に一1300V印加してイ
オンボンバードメントにて基材表面の清浄化を実施する
。
いて説明する。基材1の一例として、チタン製のメガネ
フレームを洗浄、乾燥した後、スパッターイオンブレー
ティング方式と呼ばれる上記装置内に装着されたホルダ
にセットし、上記軌跡に沿って移動するようにする0反
応室10内を5X 10−’+5barまで真空引きし
たあと、アルゴンガス350SCCMを導入し、抵抗ヒ
ータで雰囲気を300℃まで加熱し、基材1の表面から
の脱気と共に基材の加熱を行う、この後アルゴンガスを
4003CCM導入し、基材に一1300V印加してイ
オンボンバードメントにて基材表面の清浄化を実施する
。
次に第31!lイの区間の操作を実行する。即ち、アル
ゴンガス200SCCM 、窒素ガス453CCMを導
入した雰囲気にて、ターゲソ)14を、放電電圧600
V 、放電電流10Aでプラズマを発生しスパッタリン
グすることで、−14OVのバイアス電圧を印加した基
材l上に金色の窒化チタン−アルミニウム−バナジウム
合金の第1層5を0.3μm形成する。
ゴンガス200SCCM 、窒素ガス453CCMを導
入した雰囲気にて、ターゲソ)14を、放電電圧600
V 、放電電流10Aでプラズマを発生しスパッタリン
グすることで、−14OVのバイアス電圧を印加した基
材l上に金色の窒化チタン−アルミニウム−バナジウム
合金の第1層5を0.3μm形成する。
次に第3図口の区間の操作を実行する。即ち、上記の状
態に追加するに、金のターゲット15を同時にスパッタ
リングして、上記の第1層5の上に窒化チタン−アルミ
ニウム−バナジウム合金と金の混合物からなる第2層6
を0.3μm形成する。上記金ターゲッH5の放電電圧
は650v、電流は3^。
態に追加するに、金のターゲット15を同時にスパッタ
リングして、上記の第1層5の上に窒化チタン−アルミ
ニウム−バナジウム合金と金の混合物からなる第2層6
を0.3μm形成する。上記金ターゲッH5の放電電圧
は650v、電流は3^。
雰囲気ガスとしては上記の状態に対して金ターゲツト1
5での消費分を見込み、アルゴン3503CCM、窒素
ガス60SCCMとする。尚この場合上記合金と金とは
交互に蒸着されるが、夫々の量は非常に僅かすってあっ
て、両者は相互にはっきりと区分された独立層をなさず
、実質上両者は混合状態となっている0本件明細書中に
おいてはこのような状態を含めて混合と呼ぶ。
5での消費分を見込み、アルゴン3503CCM、窒素
ガス60SCCMとする。尚この場合上記合金と金とは
交互に蒸着されるが、夫々の量は非常に僅かすってあっ
て、両者は相互にはっきりと区分された独立層をなさず
、実質上両者は混合状態となっている0本件明細書中に
おいてはこのような状態を含めて混合と呼ぶ。
次に第3図への区間の操作を実行する。即ち、金の色調
を強調するために金のターゲット15のスパッタリング
を継続する一方、窒素ガスの流量を零としてチタン合金
のターゲット14のスパッタリングを停止し、金の表層
4を0.111m程度形成する。
を強調するために金のターゲット15のスパッタリング
を継続する一方、窒素ガスの流量を零としてチタン合金
のターゲット14のスパッタリングを停止し、金の表層
4を0.111m程度形成する。
以上の操作が完了したならば、被覆装置の作動を停止し
、金色被覆層2の形成された金色外装部品を取り出す。
、金色被覆層2の形成された金色外装部品を取り出す。
上記のようにして形成された金色外装部品は、つの被覆
装置内において連続的に被覆層2の形成、;’、’−、
’: : ’、’、:” E、44.−パを行う1為、
即ち大気に曝すことなく被覆層2の形成を行うから、基
材lと層5との密着性及び層5.6.4相互、の密着性
は共に高い。
装置内において連続的に被覆層2の形成、;’、’−、
’: : ’、’、:” E、44.−パを行う1為、
即ち大気に曝すことなく被覆層2の形成を行うから、基
材lと層5との密着性及び層5.6.4相互、の密着性
は共に高い。
向上記のようにして被覆2の形成を行なう場合、基材l
の回転速度は例えば0.5〜’1rp−である、そして
その過程における成膜速度は、窒化チタン−アルミニウ
ム−バナジウム合金は例えば1〜3人/秒でありζ金は
例えば2〜4A/秒である。
の回転速度は例えば0.5〜’1rp−である、そして
その過程における成膜速度は、窒化チタン−アルミニウ
ム−バナジウム合金は例えば1〜3人/秒でありζ金は
例えば2〜4A/秒である。
上記操作の場合、各層5.6の色調の調整は、上記の、
チタン合金のターゲット14と金ターゲツト15の放電
電圧と電流、導入ガスの流量、または基材lに印加する
バイアス電圧等の調整などで可能である。
チタン合金のターゲット14と金ターゲツト15の放電
電圧と電流、導入ガスの流量、または基材lに印加する
バイアス電圧等の調整などで可能である。
表面となる金の色調は、基材lに印加するバイアス等で
君子変化するが、はぼターゲットとして準備した金の色
調のまま再現性よく生産される。
君子変化するが、はぼターゲットとして準備した金の色
調のまま再現性よく生産される。
なお、上記実施例では処理対象物をチタン製のメガネフ
レーム・としたが、他の材質及び部品でも実施できるこ
とは明かである。
レーム・としたが、他の材質及び部品でも実施できるこ
とは明かである。
また上記第1層5の形成又は表層4の形成の場合、基材
lを軌跡13に沿って回転させず、各々のターゲット対
の間に位置させたままの状態でスパッタリングを行って
も良い、その場合、むらの発生を防止する為基材1を僅
かに移動乃至振動させると良い。
lを軌跡13に沿って回転させず、各々のターゲット対
の間に位置させたままの状態でスパッタリングを行って
も良い、その場合、むらの発生を防止する為基材1を僅
かに移動乃至振動させると良い。
更に、上記実施例では温金物からなる第2層6の形成に
は、チタン合金のターゲット14と金のターゲット15
を別々に準備する例を示したが、チタン合金と金との混
合組成のターゲットを使用して、導入ガス条件等の調整
にて形成してもよい。
は、チタン合金のターゲット14と金のターゲット15
を別々に準備する例を示したが、チタン合金と金との混
合組成のターゲットを使用して、導入ガス条件等の調整
にて形成してもよい。
次に第4図上段のグラフは、上記窒化チタン−アルミニ
ウム−バナジウム合金の層が形成される場合における、
窒素ガスの流量と形成された窒化チタン−アルミニウム
−バナジウム合金の層の色調との関係を示すものである
。一般に5本の値が20〜25の範囲で良好な金色の色
調が得られるが、本例の場合には、そのような値のb*
が符号Aで示される約45〜533CCMの範囲の窒素
ガスの流量で得られている。一方下段のグラフは、従来
の窒化チタンの層が形成される場合における同様の関係
を示すものである。グラフから明らかなように上記のよ
うな値の5本が得られる窒素ガスの流量の許容範囲は、
符号A°で示される約49〜505CCHの範囲と極め
て狭い、この点から、本例の場合は従来例に比べて、良
好な金色の色調を安定に出すことが容易であることが理
解できる。
ウム−バナジウム合金の層が形成される場合における、
窒素ガスの流量と形成された窒化チタン−アルミニウム
−バナジウム合金の層の色調との関係を示すものである
。一般に5本の値が20〜25の範囲で良好な金色の色
調が得られるが、本例の場合には、そのような値のb*
が符号Aで示される約45〜533CCMの範囲の窒素
ガスの流量で得られている。一方下段のグラフは、従来
の窒化チタンの層が形成される場合における同様の関係
を示すものである。グラフから明らかなように上記のよ
うな値の5本が得られる窒素ガスの流量の許容範囲は、
符号A°で示される約49〜505CCHの範囲と極め
て狭い、この点から、本例の場合は従来例に比べて、良
好な金色の色調を安定に出すことが容易であることが理
解できる。
次に第5図は被覆装置の異なる例を示すもので、基材l
を直線状の軌跡13に沿って繰り返し往復移動させるよ
うにした例を示すものである。
を直線状の軌跡13に沿って繰り返し往復移動させるよ
うにした例を示すものである。
往復移動の速度は例えば中央部での最大スピードが0.
3〜3.0m/分である。
3〜3.0m/分である。
この例の場合も、層5の形成或いは層4の形成の場合、
基材lを各々の形成の為のターゲットの前に定置させて
、乃至はそこで僅かに横移動又は振動させて各、層の形
成を行っても良い。
基材lを各々の形成の為のターゲットの前に定置させて
、乃至はそこで僅かに横移動又は振動させて各、層の形
成を行っても良い。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。
次に上記下地層3の異なる実施例について説明する。上
記下地層3における第1層5はその厚み方向に組成を違
わせてもよい、即ち、第1図において基材lに近い符号
5aで示される部分を、チタン合金の成分が多く窒素成
分の少ない組成にする。
記下地層3における第1層5はその厚み方向に組成を違
わせてもよい、即ち、第1図において基材lに近い符号
5aで示される部分を、チタン合金の成分が多く窒素成
分の少ない組成にする。
一方第2層6に近い符号5bで示される部分を、適量の
窒素が含有されて良好な金色の色調を呈する組成にする
0両部分5a、 5bの間では、画部分5a。
窒素が含有されて良好な金色の色調を呈する組成にする
0両部分5a、 5bの間では、画部分5a。
5bの組成の違いの範囲内で、部分5aに近い程窒素が
少なく部分5bに近い程窒素が多くなるよう、その組成
を連続的に又は段階的に変化せしめる。
少なく部分5bに近い程窒素が多くなるよう、その組成
を連続的に又は段階的に変化せしめる。
また第2層6も同様にその厚み方向に組成を違わせても
よい、即ち、第1図において第1715に近い符号6a
で示される部分を、窒化チタン−アルミニウム−バナジ
ウム合金の比率が多く金の比率が少なくて、上記第1層
5における部分5bと均等の組成にする。一方表層4に
近い符号6bで示される部分を、窒化チタン−アルミニ
ウム−バナジウム合金の比率が少なく(最終的に零)金
の比率が多い組成にする0両部分6a、 6bの間では
、上記と同様にその組成を連続的に又は段階的に変化さ
せる。
よい、即ち、第1図において第1715に近い符号6a
で示される部分を、窒化チタン−アルミニウム−バナジ
ウム合金の比率が多く金の比率が少なくて、上記第1層
5における部分5bと均等の組成にする。一方表層4に
近い符号6bで示される部分を、窒化チタン−アルミニ
ウム−バナジウム合金の比率が少なく(最終的に零)金
の比率が多い組成にする0両部分6a、 6bの間では
、上記と同様にその組成を連続的に又は段階的に変化さ
せる。
このような構成のものにあっては、基材1と第1層5に
おける部分5aとは共に金属性であって両者の密着性が
極めて高い、第1層5における部分5hと第2層6にお
ける部分6aとはその組成が同じ乃至は極めて近くて、
両者の密着性が極めて高い。
おける部分5aとは共に金属性であって両者の密着性が
極めて高い、第1層5における部分5hと第2層6にお
ける部分6aとはその組成が同じ乃至は極めて近くて、
両者の密着性が極めて高い。
第2層6における部分6bと表層4とはその組成が同じ
乃至は極めて近くて、両者の密着性が極めて高い、従っ
て、金色被覆層2全体の一体性は前実施例に比べてより
一層高く、かつ基材1と金色被覆層2との一体性も極め
て高い、この為、被覆層2のうちの一部の層がその下の
層から剥がれたり、あるいは被覆層2そのものが基材1
から剥がれる事故は僅少である。
乃至は極めて近くて、両者の密着性が極めて高い、従っ
て、金色被覆層2全体の一体性は前実施例に比べてより
一層高く、かつ基材1と金色被覆層2との一体性も極め
て高い、この為、被覆層2のうちの一部の層がその下の
層から剥がれたり、あるいは被覆層2そのものが基材1
から剥がれる事故は僅少である。
次に前記被覆装置による上記のような金色被覆層2の形
成を第6図に基づいて説明する。
成を第6図に基づいて説明する。
先ず前実施例と同様に基材表面の清浄化を実施した後、
第6図イ°の区間の操作を実行する。即ち、アルゴンガ
ス200SCCM 、窒素ガス0.ISCCMを導入し
た雰囲気にて、チタン合金のターゲット14を、放電電
圧600v、放電電流10Aでプラズマを発生しスパッ
タリングすることで、−140νのバイアス電圧を印加
した基材上に第1層5を形成し始める。
第6図イ°の区間の操作を実行する。即ち、アルゴンガ
ス200SCCM 、窒素ガス0.ISCCMを導入し
た雰囲気にて、チタン合金のターゲット14を、放電電
圧600v、放電電流10Aでプラズマを発生しスパッ
タリングすることで、−140νのバイアス電圧を印加
した基材上に第1層5を形成し始める。
引き続いてこの状態に追加して、窒素ガスを時間と共に
順次増加させて、最終では窒素ガス45SCCMまで増
加させることで、最初の部分5aの金属色のチタン合金
膜から最終の部分5bの所望の金色及び耐摩耗性に近い
窒化チタン−アルミニウム−バナジウム合金膜までを順
次に、合計0.3μ−形成し第1層5とする。
順次増加させて、最終では窒素ガス45SCCMまで増
加させることで、最初の部分5aの金属色のチタン合金
膜から最終の部分5bの所望の金色及び耐摩耗性に近い
窒化チタン−アルミニウム−バナジウム合金膜までを順
次に、合計0.3μ−形成し第1層5とする。
次に第6図ロ°の区間の操作を実行する。即ち、上記イ
°の区間の最後の状態に追加して、金のターゲソH5の
放電電圧および放電電流を時間と共に0から最終600
v、3Aまで順次に増加し、同時に、チタン合金のター
ゲソ)14の放電電圧と電流、および窒素ガスの流量を
順次減少し、最終0. ISOCMとする。このように
することによって、最初の部分6aは窒化チタン−アル
ミニウム−バナジウム合金が多(、中間は窒化チタン−
アルミニウム−バナジウム合金と金の混合、最終の部分
6bは金の比率の高い層を順次に、合計0.3μm形成
し、第2層6とする。
°の区間の最後の状態に追加して、金のターゲソH5の
放電電圧および放電電流を時間と共に0から最終600
v、3Aまで順次に増加し、同時に、チタン合金のター
ゲソ)14の放電電圧と電流、および窒素ガスの流量を
順次減少し、最終0. ISOCMとする。このように
することによって、最初の部分6aは窒化チタン−アル
ミニウム−バナジウム合金が多(、中間は窒化チタン−
アルミニウム−バナジウム合金と金の混合、最終の部分
6bは金の比率の高い層を順次に、合計0.3μm形成
し、第2層6とする。
次に第6図バの区間の操作を第3図への区間の場合と同
様に行ない、0.1μ−程度の金の表層4を形成する。
様に行ない、0.1μ−程度の金の表層4を形成する。
これにより上記説明の如き金色被覆N2が出来上る。
以上のように本発明にあっては、被覆層2が下地層3と
表層4とで形成され、その表層4に金又は金合金を用い
ているから、製品の外観は金色の美しい外観となる特長
がある。
表層4とで形成され、その表層4に金又は金合金を用い
ているから、製品の外観は金色の美しい外観となる特長
がある。
しかも上記表N4が摩耗してその下の下地層3が露出し
ても、下地層3は金色に光るから、上記金色の美しい外
観を保ち得る効果もある。
ても、下地層3は金色に光るから、上記金色の美しい外
観を保ち得る効果もある。
その上、上記下地N3において表層4と接する部分6b
は、金又は金合金を含む混合物で形成されて、金又は会
合金製の表層4と質の近いものとなっているから、下地
層3に対する上記表層4の密着性は高く、従来の如き表
層4の剥がれが生じ難くて長寿命に利用できる効果があ
る。
は、金又は金合金を含む混合物で形成されて、金又は会
合金製の表層4と質の近いものとなっているから、下地
層3に対する上記表層4の密着性は高く、従来の如き表
層4の剥がれが生じ難くて長寿命に利用できる効果があ
る。
さらに本発明の製法にあってはく下地層3が窒化チタン
−アルミニウム−バナジウム合金をもって構成されるも
のであるから、上記の如き美しい金色を呈することので
きる下地層3を形成できるは勿論のこと、 その下地層3を形成する場合、基材表面に形成された下
地層3のどの部分を比較しても金色の色調は均質であり
、また次々と製造される製品のどの製品も相互に均質の
ものを提供できる特長がある。繰り返すと、下地層3を
形成する場合に、窒素の雰囲気ガスの条件が変動しても
、第4図のグラフに関する前記説明から明らかな如く許
容範囲が大きいから、下地層3の色調は均質であって、
美しい金色を安定して出すことができ、色むらによる不
良品の発生率は極めて少な(なる効果がある。
−アルミニウム−バナジウム合金をもって構成されるも
のであるから、上記の如き美しい金色を呈することので
きる下地層3を形成できるは勿論のこと、 その下地層3を形成する場合、基材表面に形成された下
地層3のどの部分を比較しても金色の色調は均質であり
、また次々と製造される製品のどの製品も相互に均質の
ものを提供できる特長がある。繰り返すと、下地層3を
形成する場合に、窒素の雰囲気ガスの条件が変動しても
、第4図のグラフに関する前記説明から明らかな如く許
容範囲が大きいから、下地層3の色調は均質であって、
美しい金色を安定して出すことができ、色むらによる不
良品の発生率は極めて少な(なる効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は金色外装部
品の部分拡大断面図、第2図は被覆装置の水平断面略示
図、第3図は被覆層形成時における時間の経過と種々の
条件の変化との関係を示す図、第4図は窒素ガス流量と
色調の関係を示すグラフ、第5図は被覆装置の異なる例
を示す水平断面略示図、第6図は異なる被覆層を形成す
る場合における時間の経過と種々の条件の変化との関係
を示す図。 l・・・基材、2・・・金色被覆層、3・下地層、4・
・・表層、5・・・第1層(窒化チタン−アルミニウム
−バナジウム合金の層)、6・第2層(窒化チタン−ア
ルミニウム−バナジウム合金と金又は金合金との混合物
の層)。 第 図 第 図 4 1コ 第4 図 第 ら 図
品の部分拡大断面図、第2図は被覆装置の水平断面略示
図、第3図は被覆層形成時における時間の経過と種々の
条件の変化との関係を示す図、第4図は窒素ガス流量と
色調の関係を示すグラフ、第5図は被覆装置の異なる例
を示す水平断面略示図、第6図は異なる被覆層を形成す
る場合における時間の経過と種々の条件の変化との関係
を示す図。 l・・・基材、2・・・金色被覆層、3・下地層、4・
・・表層、5・・・第1層(窒化チタン−アルミニウム
−バナジウム合金の層)、6・第2層(窒化チタン−ア
ルミニウム−バナジウム合金と金又は金合金との混合物
の層)。 第 図 第 図 4 1コ 第4 図 第 ら 図
Claims (4)
- 1.基材の表面を金色被覆層で被覆してある金色外装部
品において、上記金色被覆層は、上記基材の上に形成し
た下地層と上記下地層の上に形成した表層とから構成さ
れ、上記下地層において表層と接する部分は、窒化チタ
ン−アルミニウム−バナジウム合金と金又は金合金との
金色を呈する混合物であり、上記表層は金又は金合金の
層であることを特徴とする金色外装部品。 - 2.基材の上に、窒素の雰囲気ガス中において、窒化チ
タン−アルミニウム−バナジウム合金を含む下地層を物
理蒸着法によって形成し、さらに上記下地層の上に、金
又は金合金の表層を形成することを特徴とする金色外装
部品の製法。 - 3.下地層は、基材の上に形成されている窒化チタン−
アルミニウム−バナジウム合金からなる金色の第1層と
、第1層の上に形成されている、窒化チタン−アルミニ
ウム−バナジウム合金と金又は金合金との混合物からな
る金色の第2層とによって構成されている請求項1記載
の金色外装部品。 - 4.第1層は、基材に近い部分は基材との密着性が高ま
るよう窒化の程度が低くなっており、第2層は、第1層
に近い部分は第1層との密着性が高まるよう窒化チタン
−アルミニウム−バナジウム合金の比率が高く、表層に
近い部分は表層との密着性が高まるよう金又は金合金の
比率が高くなっていることを特徴とする請求項3記載の
金色外装部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16578289A JPH0331471A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金色外装部品及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16578289A JPH0331471A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金色外装部品及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0331471A true JPH0331471A (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15818911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16578289A Pending JPH0331471A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 金色外装部品及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331471A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006106981A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Citizen Holdings Co., Ltd. | 金色装飾品およびその製造方法 |
JP2006283088A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Citizen Watch Co Ltd | 金色装飾品およびその製造方法 |
US20100190032A1 (en) * | 2007-06-29 | 2010-07-29 | Ceratizit Austria Gesellschaft M.B.H. | Al-Ti-Ru-N-C Hard Material Coating |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP16578289A patent/JPH0331471A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006106981A1 (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-12 | Citizen Holdings Co., Ltd. | 金色装飾品およびその製造方法 |
JP2006283088A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Citizen Watch Co Ltd | 金色装飾品およびその製造方法 |
US7771836B2 (en) | 2005-03-31 | 2010-08-10 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Golden ornament and process for producing the same |
US20100190032A1 (en) * | 2007-06-29 | 2010-07-29 | Ceratizit Austria Gesellschaft M.B.H. | Al-Ti-Ru-N-C Hard Material Coating |
US8293386B2 (en) * | 2007-06-29 | 2012-10-23 | Ceratizit Austria Gesellschaft Mbh | Al-Ti-Ru-N-C hard material coating |
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