JPH033145A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH033145A
JPH033145A JP1135964A JP13596489A JPH033145A JP H033145 A JPH033145 A JP H033145A JP 1135964 A JP1135964 A JP 1135964A JP 13596489 A JP13596489 A JP 13596489A JP H033145 A JPH033145 A JP H033145A
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JP
Japan
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arm
tension
reel stand
tape
recording
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Pending
Application number
JP1135964A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iwakura
岩倉 正雄
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Nobuo Masuoka
信夫 益岡
Ikuo Nishida
育雄 西田
Harunori Oomori
大森 玄則
Yoshiharu Yamashita
芳春 山下
Koji Iyota
井餘田 浩司
Tetsuo Ito
徹雄 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH033145A publication Critical patent/JPH033145A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(以下V T Rと称
す)等の磁気記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、VTRのメカニズムは益々小型、軽量化が図られ
ている。小型化の方策として、磁気記録、再生を行うた
めの磁気ヘッドを搭載し、磁気テープをヘリカル状に巻
き付けるシリンダを、直立化して厚み方向を減らし、ま
た、シリンダをカセットに極力近づけることが挙げられ
る。ところで、シリンダを直立にすることは、・ヘリカ
ルスキャン方式のVTRでは、逆にテープをヘリカルに
走行させる必要があるが、テープが収納されているカセ
ット内の供給側リール(以後Sリールと呼ぶ)と巻取り
側リール(以後Tリールと呼ぶ)とは、平行に配置され
ているため、リールとシリンダとの間でテープを立体的
に走行させなければならない。立体的に走行させるため
には、テープの走行方向を変化させなければならず、そ
のため走行方向を変化させるためのガイド数が増加する
。また、急激なねじれを防止するために、所定の長さ以
上のテープパス長が必要となるが、小型化されたメカニ
ズムにおいて、所定のテープパス長を確保するためのガ
イドも必要となる。
ガイド数を増加する場合、テープとの安定な摺接を確保
するためには、記録面と反対側(以後テープの走行面と
呼ぶ)を、回転ローラによってガイドし、かつ極力ガイ
ドとテープとの巻付角を小さくすることが望ましい。よ
って、カセット装着時に、カセットの開口部に相当する
箇所に配置され、カセットの装着後、テープをカセット
から引き出しテープ走行面と摺接するためのガイドポス
トあるいはガイドローラを多(必要とする。この引き出
されるガイドには、テープのパックテンションを制御す
るために用いられるテンションポストやガイドローラ、
傾斜ポスト等のガイドと、ピンチローラ、固定ガイド等
がある。これらの引き出されるガイドにおいて、シリン
ダ入側のテープパスを形成するために配設されるものは
、テンションボス;・、ガイドローラ、傾斜ポストであ
り、シリンダ出側のテープパスを形成するために配設さ
れるものは、ガイドローラ、傾斜ポスト、ピンチローラ
、固定ガイドである。これらのガイド中、ガイドローラ
、傾斜ポストの引き出しは、リンク機構や、円環または
円弧状部材と圧接機構とにより行い、入側および出側で
所定位置まで搬送した後、圧接固定されるようになって
いる。なお、テンションポストは、テープのテンション
に応じて回動するため、軸支されたアーム上に固着され
ている。
上述の機構で、複数のガイド等を搬送する方法、いわゆ
るローディング方法としては、通称Vローディング方式
と称されるローディングリングを使用する方法がある。
これは、シリンダの周囲に円環状または円弧状の部材を
配置し、これらの部材をローディングモータと称される
正逆回転可能なモータにより駆動することにより、カセ
ットの開口部から複数のガイドを回転駆動し、シリンダ
の周囲に、配設するものである。このローディング方式
では、ローディング途中でテープに無理な力が作用せず
、テープ損傷を権力防止できるという利点があるが、装
置の大きさ、特に平面的な大きさが大型になるという欠
陥がある。
そこで、装置の小型化を図りつつ、複数のガイドをロー
ディングする方法として、第16図に示すようなリンク
機構を用いた方式が提案されている。
これは複数の連結されたアームを用い、その先端のアー
ム91a、91bに、ガイドローラ73および傾斜ポス
トを配設したものであり、最先端のアーム91a、91
bは、ガイドローラの数に応じて2個となっており、各
々のガイドローラ73が、キャッチャと呼ばれる、図示
していないガイドローラ位置決め部材に圧接位置決めさ
れるようになっている。
なお、同図において、3はシリンダである。
次に、入側のテープパスを形成するポスト群の一つであ
るテンションポストのローディング方法とテンションポ
ストの働きについて、従来方式を用いて説明する。テン
ションポストは、テープのバックテンションを制御する
ものであるが、そのローディングの駆動力は、テンショ
ンポストが固着されているテンションアームに係止され
、テープにバックテンションを付加する伸張スプリング
の力によって行われる。即ち、テンションポストがカセ
ット開口部に収納されているとき、常にローディングす
る方向に伸張スプリングのスプリング力が働いているも
、このスプリング力に坑するストッパーが設けられてお
り、ローディング時はこのストッパーを退避させること
により、テンションポストのローディングを行うように
なっている。そして、テンションポストの位置決めは、
バンドブレーキと呼ばれ、リール台に制動力を与えてテ
ープバックテンションを付加する部材の一端をシャーシ
上に固定し、他端をテンションアームに係止することに
より、バンドブレーキを張架し、このバンドブレーキの
長さによって決定される。
従って、前述の伸張スプリングによるテンションアーム
への回転モーメントと、テープテンションによるテンシ
ョンアームへの回転モーメントとにより、リール台への
制動力を制御すると共に、テンションポストの位置を決
定している。
次に、上述のテンションアーム、バンドブレーキ、リー
ル台によるテンション制御方式、特に、テープをSリー
ルに巻き取るときの、テンションアームの動作について
説明する。Sリールを回転させ、テープを巻き取る場合
、巻き取りトルクが大きいと、テープのテンションが大
きくなるためテープ損傷が生じやすくなる。特に、記録
時間の延長化によりテープが薄手化されると、これに従
い損傷しやすくなる。そこで、巻き取りトルクを一定値
以下とするため、リール台にクラッチ機構を内臓、ある
いはクラッチ機構を介して51J−ルが載置されるSリ
ール台を駆動、してテープを巻き取る機構となっている
のが一般的である。また、前記バンドブレーキは、(サ
ブ)シャーシへ固着された固定端を基点として、Sリー
ル台のリールドラムに反時計方向に張架され、Sリール
台から延びた他端がテンションアームに係合されている
即ち、バンドブレーキは、固定端を基準とした巻き付は
方向が、記録/再生時のS IJ−ルの回転方向(時計
方向)と逆向きにされている。従って、Sリール台には
、バンドブレーキにより、テープのバックテンションを
得るための制動力が巻き取り時も常に作用しているため
、上述のテープを損傷させない程度のクラッチの伝達ト
ルクでは、この制動力に抗して巻き取ることは不可能で
ある。
この問題を解決するために、例えば特開昭62−256
252号公報においては、Sリール台の回転方向により
、バンドブレーキの制動力を0N10FFする機構を設
け、Sリールの巻き取り時には制動力をOFFする構成
としている。
また、他の従来例として、バンドブレーキを張架するリ
ールドラムと、リール台を駆動するためのリールギヤを
一体構造としたリールドラムを用い、このリールドラム
からフェルト等のクラッチを介してリール台、即ち、リ
ールを駆動する方式も提案されている。この方式は、バ
ンドブレーキの制動力に抗して巻き取るための大きなト
ルクを−ルギャに付加しても、リールギヤの後にフェル
トがあるため、テープを巻き取るトルクは従来よりは小
さ(できるようになっている。
また、巻取り時に、バンドブレーキの制動力をOFFす
る方法として、テンションバンドの支持方法を改良した
方式も提案されている。例えば、特開昭62−2193
53号公報に示されるような、バンドブレーキのテンシ
ョンアームに係止される端部とは反対側の端部を、スプ
リングを介在させてシャーシに固定する方式である。こ
の方式では、Sリール台を巻き取り方向に回転させた場
合、リールドラムと、バンドブレーキとの摩擦力により
、バンドブレーキを支持しているスプリングが伸張する
ため、バンドブレーキによる制動力が弛緩されるもので
ある。また、記録および再生を行う場合には、スプリン
グによる力で付勢されているため、事実上固定端とみな
すことができ、記録/再生を行っているときは従来と同
等な動作を行うことができる。
次に従来のリール台の回転検出機構について説明する。
リール台の回転検出は、リール台の底面に設けられ、光
を反射させる部材と、光を吸収する部材とを円周上に交
互に配置した反射板と、光を発光し、かつ光量の検出を
行うホトカプラーとを用いて行われる。このホトカプラ
ーと呼ばれる発光・受光素子は、光の焦点距離が存在す
るため、リール台に設けられた反射板とは一定の間隔を
設けて配置しなければならない。
また、従来の結露検出は、結露センサーと呼ばれる、湿
度検出部材のみにより行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のリンク機構を用いて、ガイドローラ、傾斜ポスト
からなるガイド群を複数個ローディングする場合、ガイ
ドポスト群の位置決め部材への圧接力の低下が生じ、ま
たガイドポスト群を所定の位置迄案内するための溝部材
が、ガイドボスト群の数に応じて必要となる。圧接力の
低下は、第16図に示すように、2ケ以上のガイドポス
ト群が異なる方向に圧接されるため、駆動力Pに対し、
各々の部材に加えられる力は、(P cos θ)/2
と減少してしまうことによって生じ、さらに、この構成
では駆動力Pが加わる位置及び方向が、2ケのガイドポ
スト群の圧接固定位置間を結ぶ垂直2等分線上に位置し
なければならず、設計の自由度を拘束してしまうという
問題もある。また、ガイドポスト群を案内する部材の数
だけ部品点数が増加するが、この案内部材を配置するス
ペースが必要となりこの案内部材や案内部材を支持する
部材の重量や配置空間の分だけ、軽量化、小型化には不
利である。
本発明の目的は、上記のような圧接力の低下を生じるこ
とがなく、また、上記のような複数の案内部材を必要と
しない、即ち、例えば入側の複数のガイドボスト群に対
し、ガイドボスト群を案内する部材は1ケのみとできる
機構を提供することにある。
また、小さな巻取りトルクで、バンドブレーキの制動力
に抗して、Sリールにテープを巻取る前述の特開昭62
−256252号公報に示された手法では、回転方向に
応じて制動力をON、OFFにするためのクラッチ機構
を、リール台内部に設けなければならない。しかしなが
ら、リール台内部には、特に8ミリビデオのような小型
のメカニズムにおいては、巻取りトルクを設定するため
のフェルトクラッチ等のクラッチが内臓さ、れているた
め、さらに、回転方向に応じたクラッチを内臓させるこ
とは、リール台の大型化、即ちメカニズムの大型化が避
けられない。また、他の従来例であるリールドラムとリ
ールギヤとの一体構造による方法では、記録/再生時に
は、巻取りトルクを設定するクラッチ部で滑りを生じさ
せずに、テープを巻装しているリールとリールドラムと
を同期させて回転しうるようにするため、このクラッチ
部の伝達トルクは小さくは出来ない。さらに、巻取り動
作に必要なトルクは、上記クラッチ部の伝達トルクに加
え、この方式では、バンドブレーキによる制動トルクに
抗するトルクも必要となるため、総トルクは従来の倍以
上となってしまうという問題がある。即ち、巻取り動作
に必要なトルクが増加するということは、駆動するモー
タの大型化と、コストアップにつながる。また、モータ
の大きさ、性能を従前のままに維持すると、巻取り速度
が遅くなり、使い勝手に問題が生じる。
また、特開昭62−219353号公報に示されるよう
なバンドブレーキの固定端側を、バネで固定壁に付勢す
る方式は、テンションアームが、バンド、ブレーキを介
して上記スプリングと、テープのバックテンションスプ
リングとで、両端弾性支持の形となるため、振動しやす
く、逆転再生時に画質劣化を生じ易い。また、固定端側
のスプリング材等の付加により、部品点数も増加してし
まうという問題がある。他方、性能面においては、記録
/再生時には、固定端でなければならないため、付勢力
は小さくできないが、このことは、巻取るときの、バン
ドブレーキ制動力による負荷を大幅には低減でき、ない
ということになる。
本発明の他の目的とするところは、巻取り動作に必要な
モータのトルクを増加させることがな(、かつ装置の小
型化、部品点数の低減を図りうる、Sリールへのテープ
巻取り機構を提供することにある。
回転検出機構の従来の問題点としては、発光・受光素子
と反射板との間に、一定間隙を設けて配置しなければな
らないため、装置の小型化、特に厚み方向を小さくでき
ないという点が挙げられる。
また、ホトカプラーと反射板との間の間隙より外乱光が
入射し、誤動作を生じやすくなるという問題もあった。
よって、本発明の他の目的とするところは、厚み方向を
小さくすることができ、かつ外乱光の入射を防止しうる
回転検出機構を提供することにある。
また、従前の結露センサーのみによる結露検知は、応答
性、感度に問題があり、テープ損傷等の問題を生じさせ
ていた。
本発明の他の目的とするところは、応答性および感度の
よい結露検知を可能にすることにある。
(課題を解決するための手段〕 圧接力の低下を生じさせず、かつ、ガイドボストの案内
溝を形成する部材等の部品の増加を生じさせない装置を
達成するために、リンク機構により、1ケのガイドボス
ト群を1ケの案内部材によってガイドし、所定位置に圧
接固定する。他のガイドボストは、シャーシ上もしくは
サブシャーシ上に軸支されたアーム上に筒着し、アーム
の回動と圧接機構とにより圧接位置決めされるように構
成される。また、このアームのうち、カセットの開口部
より、テープを引き出すガイドを有し、がつテープ入側
に配置されているアーム(ガイドローラ用アーム)は、
その回動中心軸が、テンションボストを固着しているテ
ンションアームの回動中心軸と同軸配置とされ、また、
各々のアームのカセットの開口部からローディング完状
態までの回動角が異なるようにされる。
また、巻取り動作に必要なモータのトルクの低減化を図
りつつ、装置の小型化、部品点数の削減を図りうるSリ
ールへのテープ巻取り機構を達成するために、テンショ
ンバンドの一端(固定端)を、記録/再生を行う際のS
リール台からのテープ送り出し方向の下流側で、31J
−ル台が載置されたサブシャーシ上に固定して位置付け
ると共に、前記固定端から、記13/再生を行う際の5
IJ−ルからのテープ送り出し回転方向に沿って延びた
テンションバンドを、該回転方向に沿って31J −)
L/台に巻装し、かつSリール台の@装部位から延びた
テンションバンドの他端を、テンションアームと係合さ
せるようにされる。換言するなら、テンジョンバンドを
その固定端を基点としてSリール台に時計方向に巻装す
る。(以後、これをバンドブレーキのCW@付けと呼び
、従来方式をバンドブレーキのccw巻44けと呼ぶ)
さらに、外乱の入射を防止しうる回転検出機構を有し、
かつ、厚みを薄くしうるリール台を構築するために、リ
ール台最下面に、リール台内部に向って厚み方向に凹形
状の円周状溝もしくは円柱あるいは円錐台のくぼみを形
成し、この凹形状部に配置した回転検出手段で回転検出
を行うようにされる。
結露検知に対しては、複数個の温度検出部材を設け、1
個は空気の温度を検出し、他はシリンダやシャーシ等の
部材の温度を検知するようにされる。
〔作 用〕
1ケのリンク機構により、1ケのガイドボスト群を案内
・圧接固定することができるため、圧接力の低下を防止
できる。また、テンションアームとガイドローラ用アー
ムとは同軸配置となっているため、軸を共用できる。ま
た、この両アームのローディング完までの回動角が異な
るため、例えば、カセット開口部に位置しているときは
、両アームが接触していても、ローディング完状態では
非接触となり、テンションアームがテープテンションに
応じて自由に回動できる。さらに、同軸であるため、両
アームのどちらか一方に立上げ部を設け、回動に応じて
他方のアームと接触させ、接触後は同期して回動するよ
うにできることから、接触部は、回動中常に一定であり
、接触部が摺動することがないため、摺動負荷が発生し
ないと同時に、駆動力は一1ヶでよい。また、アーム構
造でガイドローラをローディングさせるため、ガ・fト
ローラの案内機構を必要としない。
バンドブレーキのCW巻付けは以下のような働きがある
記録/再生を行うとき、Sリール台は時計方向に回転す
るため、バンドブレーキを固定端を基点としてCWに巻
付けると、Sリール台の回転(記録/再生時)によるバ
ンドブレーキの張力分布は、張り側がバンドブレーキの
シャーシへの固定端側であり、緩み側がバンドブレーキ
のテンションアームへの係止部材側となる。即ち、記録
および再生では、バンドブレーキは巻締まり状態である
従って、バックテンションを付加するスプリングの力を
小さくしても、Sリール台へは大きな制動力を与えるこ
とができる。一方、Sリールへの巻取り動作時でのハン
ドブレーキの張力分布は、張り側がバンドブレーキのテ
ンションアームへの係止部材側であり、緩み側が、バン
ドブレーキのサブシャーシへの固定端側となる。よって
、巻き取り時のバンドブレーキの制動力は、主にテンシ
ョンアームに係止されているバックテンション用スプリ
ングの付勢力となる。しかしながら、前述の如く、この
スプリング力は従来に比べ小さい力で行っているため、
巻取り時のバンドブレーキによる制動力は小ざい。即ち
、巻き取り時のロストルクが小さいため、リール台のク
ラッチの伝達トルクが小さくても、テープをSリールに
巻取ることが可能となる。
また、リール台の最下面部の凹形状部で、例えば、発光
・受光素子と反射板とを用いて回転検出を行うことによ
り、リール台の外か、らの外乱光の受光素子への入射を
防止することができ、回転検出の誤動作を防止すること
ができる。また、発光・受光素子と反射板との距離は、
そのまま装置の全厚に加算されるが、本発明では凹形状
部を形成させたため、この距離分全厚を縮めることがで
きる。
さらにまた、結露は、空気と金属部材等との間に温度差
がある場合に生じやすいため、温度差を検知することで
、結露を予知できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第15図より説明す
る。
まず、全体構成について第1図、第3図を用いて説明す
る。メインシャーシ10には、シリンダ3を載置するた
めのCCベース371、ガイドローラ910の位置決め
部材(以後キャッチャ−と呼ぶ)912と、図示してい
ないキャプスタンモータ等が載置されている、また、サ
ブシャーシ2が、第3図に示すシャフト122.141
 と図示していないもうひとつのシャフトと、第4図に
示す案内溝201.202゜及び図示していないもう一
ヶの溝とにより、支持・案内されて、メインシャーシ1
0上を搬送されるようになっている。サブシャーシ2の
搬送は、メインシャーシ10上に載置されたローディン
グモータ110により、同じくメインシャーシ10上の
減速ギヤ111〜113、モード検出スイッチ付回転体
12に設けられたギヤ121を介し、駆動カムギヤ13
と駆動アーム14とにより行われる。サブシャーシ2上
には、図示していないカセットが載置され、かつ磁気テ
ープ4が巻装されたリールが載置されるリール台8、軸
63により軸支されたテンションアーム6、ガイドロー
ラ73が固着されるアーム(以後tGR3アームと呼ぶ
)7、テンションアーム6の動作を制御する制御アーム
65.1GR3アーム7のアンローディングを行う引出
しアーム72、テンションアーム6と制御アーム65を
連結するアーム66、リール台8の回転を制止させるメ
インブレーキ83、リール台8に制動力を加えるバンド
ブレーキ62、ガイドポスト群910の移動を案内する
ガイド板911 、lステープ4のバックテンションを
定めるバックテンションスプリング64、および図示し
ていないカセットホルダ等が載置される。
また、メインシャーシ10上には、前述の部材の他に、
制御アーム65を制御するカムギヤ76(以後Tカムギ
ヤと呼ぶ)が配置され、このギヤ部761 と駆動カム
13のギヤ部131 とが噛み合っている。
次に、テンションアーム6と1GR3アーム7の引き出
し機構(ローディング機構)、収納機構(アンローディ
ング機構)について、第1図、第2図、第4図を用いて
説明する。
第1図はローディング完状態でかつ、記録/再生が可能
な状態を示している。この状態より、まずアンローディ
ング動作について説明する。カセットの排出指令により
、ローディングモータ110が回転し始め、アンローデ
ィング動作が開始される。アンローディング動作におい
ては、まず、図示していないリンク機構により圧接固定
されているガイドポスト群910の圧接力が(モータの
駆動力で)解除され、続いてガイド板911により案内
されながら、ガイドポスト群910がサブシャーシ2上
の所定位置に収納される。ガイドポスト群910の略収
納完時点より、サブシャーシ2がシリンダ3から遠去か
る方向に、換言するならカセットを排出しうる位置に向
けて駆動アーム14によって搬送され始める。サブシャ
ーシ2のアンローディングによる移動により、移動途中
において、第4図に示すように、サブシャーシ2の移動
を案内するシャフト (中空軸)141に螺合された、
サブシャーシ2の抜は止メ用ネジ205の頭部が、軸7
4で軸支されている引き出しアーム72の一辺72aと
接触し始め、反時計方向に回転し始める。この引き出し
アーム72の反時計方向の回転により、引き出しアーム
72の曲線部72bが、軸63で軸支されている1GR
3アーム7の折り曲げ部7aと接触し始め、軸63を回
転中心軸として、1GR3アーム7を時計方向に回転せ
しめる。(iGR3アーム7上には、入側のテープパス
を形成するガイドローラ73が、位置決めアーム77に
圧接固定されているが、このアンローディング動作初期
、即ちガイドポスト群910が移動し始めの時点で圧接
が解除され、回動可能となっている。)この状態より、
サブシャーシ2がさらに移動すると、1GR3アーム7
もさらに回転し、ガイドローラ73が、カセット(ハー
フ)の開口部に収納されるようになり、また、サブシャ
ーシ2の移動完了時点で、ガイドローラ73は、カセッ
ト開口部内で、磁気テープ4より所定の距離だけ離間さ
れて配置される。
また、第1図、第2図、第4図に示すようにテンション
アーム6は、軸63で軸支されており、よって、テンシ
ョンアーム60回動中心軸と1GR3アーム7の回動中
心軸は同軸配置となっている。
サブシャーシ2のアンローディング動作により、前述し
たように1GR3アーム7が軸63を中心に時計方向に
回動し始めると、1GR3アーム7の立上げ部7b  
(第1図)がテンションアーム6と接触し始め、1cR
3アーム7とテンションアーム6を同期して回動せしめ
る。さらに、サブシャ−シ2の移動完状態において、テ
ンションアーム6上に固着されているテンションボスト
67が、1GR3アーム7上のガイドローラ73と同様
に、カセット開口部内で、磁気テープ4がら所定の距離
だけ離間させて配置される。
カセット開口部にテンションボスト67が収納されてい
るときは、テンションアーム6には、記録/再生時のテ
ープ4のパックテンションを付加するためのパックテン
ションスプリング64の張力が働いており、この張力に
より、テンションアーム6は反時計方向の回動力を付勢
されている。(この力は、ローディング途中やアンロー
ディング途中にもすべて働いている。)また、1GR3
アーム7は、引き出しアーム72より、反時計方向の回
動を規制されているため、テンションアーム6の反時計
方向の回転モーメント力が、付勢力となって、カセット
開口部内で、1GR3アーム7とテンションアーム6は
位置決め固定されている。
次に上記両アーム6.7の引き出しくローディング動作
)について説明する。ローディングモータ110を駆動
しサブシャーシ2が前述とは逆方向、即ちシリンダ3に
近づく方向に移動し始めると、サブシャーシ2と前記波
は止メネジ205との相対位置が変化し、引き出しアー
ム72の、時計方向の回動が可能になる。従って、前述
のパックテンションスプリング64の付勢力により、テ
ンションアーム6と1GR3アーム7が同期して回動し
始め、所定量回動後、テンションボスト67とガイドロ
ーラ73がテープ4と接触し始め、さらに回動すること
により、カセットから、磁気テープ4を引き出す。(i
GR3アーム7には、このテープ4の引き出す力を大き
くし、かつ、1GR3アーム7をローディング中、アン
ローディング中及びカセット開口部に収納中、常に反時
計方向に付勢するためのねじりスプリング71が付加さ
れている。)この、テンションアーム6と1GR3アー
ム7の引き出しは、抜は止メネジ205と引き出しアー
ム72との接触が、サブシャーシ2のローディングにお
ける移動行程のうち、その行程の初期の約1/3までの
終了するため、同様に、サブシャーシ2の移動行程の初
期の1/3までに終了する。移動行程の約1/3を過ぎ
ると、テンションアーム6は、引き出しアーム72の拘
束から逃れ、その回動停止位置は、バンドブレーキ62
の長さ、リール台8のドラム部82(第13図)の半径
とにより決定される。
この状態では、テンションバンドは高張力状態となって
リール台8のドラム部82に巻装されているため、リー
ル台8の回転に制動力を加えて、過剰なテープの引き出
しを抑止している。サブシャーシ2がさらに移動し、移
動終了時点前後より、ガイドボスト群910がリンク機
構により搬送され、所定位置に圧接固定される。
上記機構による磁気テープ4の引き出し速度は、引き出
しアーム72の形状、1cR3アーム7の形状やこれら
の相対位置関係で決定される。よって、本実施例ではロ
ーディング動作において、引き出しアーム72の回転速
度は徐々に下降するようにし、逆にtcR3アーム7の
回転速度は徐々に上昇するようにしたことと、引き出し
アーム72の1GR3アーム7との接触部である曲線部
72bの曲線形状により、磁気テープ4のテンションボ
スト67、ガイドローラ73による引き出し速度を、始
めと終りは遅く、中程は早くなるようにしている。
また、ローディング完状態で、カセット基準でのシリン
ダ3の配置スペースと、アンローディング完状態で、図
示していないカセット基準でのテンションボスト67、
テンションアーム6.1GR3アーム7、ガイドローラ
73の配置スペースとは、平面的にオーバラップしてい
る。即ち、ローディングによって生じた、シリンダ3と
カセットとの隙間を、アンローディング完では有効利用
し、スペース効率を上昇させている。これはガイドロー
ラ73が、1GR3アーム7で回動されるため、案内部
材を必要としないので、シリンダ3空間とのオーバラッ
プが可能となっているためである。
次に第5図、第6図を用いてガイドローラ73の位置決
め方法について述べる。
ガイドローラ73は、ボス部73aを、位置決めアーム
77の押圧壁77aに、ねじりスプリング71により圧
接することにより、位置決めされる。位置決めアーム7
7には、傾斜ポスト77bが設けられており、記録/再
生時では、テープ4は、ガイドローラ73との摺接後、
この傾斜ポスト77bと摺接する。
この押圧壁77aは、傾斜ボスl−77bが同一位置で
、ガイドローラ73と平行、即ち、シャーシ10に垂直
に植立されたときの、ガイドローラ73と傾斜ポスト7
7bとによって生じる磁気テープ走行面と平行な面とし
ており(尚、傾斜ポスト77bはこの走行面に平行な方
向に傾斜している。)また、ボス部73aを、ガイドロ
ーラ73と同心な円柱としているため、ボス部73aと
押圧壁77aとの接触点が多少異っても、テープ走行面
は一定に保たれ、磁気テープ4のねじれ、せり上り、せ
り下り等の問題を解決している。
次にテンションアーム6の回動軸と1GR3アーム7の
回動軸との同軸構成について説明する。
両アーム6.7の回動中心軸が同軸であるため、テンシ
ョンポスト67とガイドローラ73との相対距離を精度
よく保つことが可能なため、近接して配置することがで
き、また、両アーム6.7の回動スペースは平面的にオ
ーバラップしており、さらに、両アーム6.7の高さを
決定する部材、即ち回動軸63が共用であるため、両ア
ームの相対高さを精度よく保つことができるため、高さ
的にも近接配置が可能であり、よって、装置の小型化に
有利となっている。
また、本実施例においては、アンローディング完ではテ
ンションアーム6と1GR3アーム7とは接触している
。しかしながらローディングにおいて、tGR3アーム
7の回動角をテンションアーム6の回動角より大きくす
ることにより、ローディング完状態で、テンションアー
ム6が、自由に回動できるようになっている。
さらに、第7図に示すように、テンシコンアーム6と1
GR3アーム7とは、ローディング完状態ではまったく
接触せず、特に軸63で軸支される部分も、非接触とさ
せている。
なお、本実施例では、テンションアーム6と1GR3ア
ーム7との同軸配置を第7図のように配置したが、第8
図のように円管状軸の内外面を利用してもよい、また、
軸は、同軸構造となるならば一体構造でも、別部材より
構成してもよい、さらに、軸部では、回動中心からの摩
擦半径が小さいため、接触させても、それ程大きな回動
ロスとはならない場合、第9図示のような同軸としても
よい。
次に、同じ(第1図をもちいて、バンドブレーキ62の
供給側リール台8のドラム部82への巻装機構について
説明する。
前述の如く、バンドブレーキ62は、一端をサブシャー
シ2上に固定し、他端をテンションアーム6に係合させ
ている。このバンドブレーキ62の他端を係合した係合
部62aは、テンションアーム6とは回動自在となって
いる。バンドブレーキ62の巻付は方向はその固定端を
起点としてCWであり、記録/再生を行うときの、供給
側(S)IJ−ル台8の回転方向に沿ったテープ送り出
し方向の前方でバンドブレーキ62とテンションアーム
6を係合させ、Sリール台8によるテープ送り出し方向
の下流側で、バンドブレーキ62をサブシャーシ汎こ固
定しである。テンションアーム6への係合部62aとサ
ブシャーシへの固定部62bは、樹脂で形成されている
が、係合部62aは、テンションアーム6がカセット開
口部に収納されたアンロード完状態において、引き出し
アーム72や、サブシャーシ2の抜は止メネジ205と
の接触を防止するため、保合部62aの底面に凸部を形
成し、かつ、サブシャーシ2に案内溝210を形成し、
この案内溝210に沿って、凸部を案内させ、保合部6
2aの移動軌路を規制することにより接触を防止してい
る。
上記構成のバンドブレーキ62のSリール台8への巻付
けでは、前述の如くバンドブレーキ62の制動力が働い
たまま、小さな巻取りトルクで磁気テープ4をSリール
に巻取ることが可能である。よって、ホワードモードと
リバースモードで機械的な状態を変化させることがなく
クイックアクションが可能な装置を1構成できる。
次に、磁気テープ4のバックテンションの、テープ巻き
始めと巻き終りでの補正比(以後、テンションドリフト
と呼ぶ)と、バンドブレーキ62のSリール台8のドラ
ム部82へのCW巻付けとの関係について述べる。テン
シコンドリフトは、磁気テープ4のバックテンションを
一定に保つため、または、映像ジッタ性能の確保、磁気
テープ4の損傷防止のためには、小さい方がよい。テン
ションドリフトの値は、ドラム部82の径や、テンショ
ンアーム6の形状、ドラム部82へのバンドブレーキ6
2の巻付は角によって変化する。また、上記バンドブレ
ーキ62のCW巻付けによる、巻取り動作時の制動力に
よるロストルクも、ドラム部82の径やテンションアー
ム6の形状、上記巻付は角によって変化する。 (ロス
トルクは小さいが、零ではない。)しかしながら、ロス
トルクを小さくしようとすると、テンションドリフトは
逆に増加するというパラメータが存在する。よって、本
実施例では、テンションドリフトを1から1.5の間に
設定することとした。
尚、本実施例では、バンドブレーキ62のサブシャーシ
2への取付けは固定端としたが、サブシャーシ2に軸を
固着させ、その軸に回動自在に固定部62bを係合させ
てもよい。
次に、第1図及び第4図、第5図を用いて、テンション
アーム6の制御機構の構成について説明する。
テンションアーム6は、メカニズムのモードに応じて、
第1図に記録/再生の位置から、連結アーム66の孔部
66a内に、テンションアーム6に固着された連結ビン
6aを位置させ、連結アーム66を引き寄せることによ
り、テンションアーム6を時計方向に回動させる。この
連結アーム66は、制御アーム65に回動自在に取付け
られ、かつ、付勢スプリング651より、制御アーム6
5の立上げ部65aに付勢され、位置決めされているた
め、記録/再生時に連結アーム66がテンションアーム
6に接触して、テンションアーム60回動を防げること
はない。制御アーム65は、サブシャーシ2に固着され
た軸74に軸支されている。引き出しアーム72も、軸
74に軸支されているが、軸74を第10図に示す段付
き構造とすることで、引き出しアーム72と制御アーム
65との接触を防止している。制御アーム65の他端に
は、ビン65bが固着されており、このビン65bは、
サブシャーシ2に設けられた貫通孔220を通って、メ
インシャーシ10に軸支されているTカムギヤ76のカ
ム面76a(第3図)に当接している。この当接圧は、
ねじりスプリング7日(第4図)によって行われている
。ねじりスプリング78の他端は、引き出しアーム72
に係止しており、引き出しアーム720円弧状部72c
(第4図)が、サブシャーシ2の立上げ部230に当接
することでストッパーとなり、引き出しアーム72と制
御アーム65に所定の付勢力を与えている。ビン65b
とカム面76aはローディング完状態では当接している
が、ローディング中とアンローディング中及びアンロー
ディング完では離反している。離反しているときは、ビ
ン65bはサブシャーシ2の貫通孔220の縁部に当接
している。従って、ローディング動作での、この縁部に
当接している状態から、Tカムギヤ76のカム面76a
に当接する引渡しが問題になる。従来においては、ガイ
ド部材を設けて、カム等の制御部材へ引渡しを行ってい
た。本実施例では、ビン65bがT制御カムに当接し始
めでは、カム面のカム半径が最小となる面に当接させる
ことにより、さらに、貫通孔220の大きさを、テンシ
ョン制御に影響しない程度に、極力小さくすることとに
より、貫通孔220の縁部から、カム面76aへの、ビ
ン65bのスムーズな引き渡しを実現し、がイドネ反を
なくしている。よって軽量化、低コスト化に有利な構成
となっている。
次に、第11図を用いて停止モードについて説明する。
停止状態では、Sリール台8には、リール回転防止の為
、ブレーキ力が加わり、カセットからシリンダ3までの
磁気テープ4は、シリンダ3を起動しやすくするためテ
ープ張力を低減させている。張力の低減方法は、停止モ
ード時に、テンションアーム6を時計方向に僅かに回動
させることによって行われる。このテンシロンアーム6
の回動は、前述の如く、Tカムギヤ76により、制御ア
ーム65、連結アーム66を介して行われる。即ち、T
カムギヤ76のカム面76aにより、制御アーム65が
時計方向に回動し、これにより連結アーム66が、テン
ションアーム6を、時計方向に回動するように、テンシ
ョンアーム6のビン6aを引き寄せる。
また、Sリール台8のブレーキは、同じくTカムギヤ7
6のカム面76aに当接している制御アーム65のビン
135bを用いる。第11図、第12図に示すように、
ブレーキ軸832で軸支され、かつブレーキスプリング
831で反時計方向に付勢されているメインブレーキ8
3の当接面834がビン65bに押圧可能とされている
。停止モードにより、制御アーム65が時計方向に回動
すると、メインブレーキ83が、ブレーキスプリング8
31によるモーメントの為、反時計方向に回動し、メイ
ンブレーキ83のギヤ部833が、Sリール台8のリー
ルギヤ84と係合し、ブレーキ力が得られる。
また、このメインブレーキ83には、リールギヤ84の
上方に位置し、かつメインブレーキ83が回動しても、
S IJ−ル台8の回転中心からの距離が変化しない面
835、言い換えると、メインブレーキ83の回転中心
を中心座標とする円弧状面835を配置することにより
、バンドブレーキ62の張力が低下しても、バンドブレ
ーキ62がSリール台8から脱落することを防止してい
る。この面はまた、Sリール台8のリールシャフト81
からの脱落防止も兼ねている。
尚、この停止モードにおいて、カセットが装置に装着さ
れていないときは、ガイドローラボスト群910は、所
定の位置に圧接固定せず、すなわちガイドローラボスト
群910のみローディングを行わないでアンローディン
グ完の状態で載置しておいてもよい。これにより、例え
ば、カセットを装着しようとするとき、装着可能な状態
にする迄の時間を、ガイドボスト群910のアンローデ
ィングの時間分だけ短縮でき、使い脚半性のよい装置を
提供することができる。
本実例では、テープパス上のテープ張力の弛緩方法とし
て、テンションアーム6を時計方向に回動させる方法を
用いているが、ガイドローラ73、もしくはガイドボス
ト群910をアンロード方向に移動させ、テープパス上
に余裕を発生させ、テープ張力を弛緩させてもよい。即
ち、停止モードにおいて、ガイドボスト類の圧接固定力
の解除と、テープパスに余裕が発生する方向に、ガイド
ボスト1を可動することにより、張力を弛緩するように
してもよい、(圧接固定力の解除だけでもよい、)この
テープパスに余裕を発生する方向とは、各ガイドローラ
73.910のアンロード方向となるため、ローディン
グ及びアンローディングに用いる制御部材、駆動部材を
共用できる。ガイドローラ73においては、連結アーム
66で、押圧壁77aの固定力、ガイドローラ73の圧
接力に抗する力で1GR3アーム7を回動させることに
より、テープ4は弛緩する。尚、この連結アーム66は
、巻取り時には、テンションアーム6のみを時計方向に
回動させ、停止モード時には、テンションアーム6と1
GR3アーム7の相方を回動させるようにしてもよい。
次に、第5図及び第12図を用いて、巻取り動作でのテ
ンションアーム6の制御機構について説明する。
巻取り動作時では、テンションボスト67近傍の磁気テ
ープ4のテンションは、記録/再生時より大きくなって
いる。よって、テンションアーム6は、バックテンショ
ンスプリング64によるモーメント力と、バンドブレー
キ62の張力によるモーメントと、記録/再生時の磁気
テープ4のテンションによる回転モーメントとによる釣
り合いの位置より、時計方向に回動する。この回動量が
大きい為、チー14は、カセットの内部で接触してしま
い、テープ4の傷付きや帯電を引き起こしてしまう。こ
の間邪を解決するため、本実施例においては、1GR3
アーム7に、第2の立上げ部7C(第5図)を設け、テ
ンションアーム6の回動量が太き(なると、テンション
アーム6の被当接面6cとこの立上げ部が接触し、スト
ッパーとなり、回動量を規制するようになっている。
次に、第13図を用いて供給側(S)  リール台8の
構成について説明する。尚、巻取り側リール台もSリー
ル台と同一構成であるので、ここではその説明は割愛す
る。Sリール台8は、サブシャーシ2に固着されたリー
ル台シャフト81を回転中心軸として回転する。
まず、本実施例のSリール台8を、アイドラギヤ551
で駆動する場合について説明する。図示せぬキャプスタ
ンモータの駆動力でアイドラギヤ551はリールギヤ8
4と噛合う位置に移動し、アイドラギヤ551によって
リールギヤ84が回転駆動される。
リールギヤ84は、(制動)ドラム部82と、ドラム部
82に圧入された同期ディスク86との間に挿入されて
いる。また、樹脂性ワッシャ822を介して、ドラム部
82に対し、滑らかに回転し、かつ、リールギヤ84と
同期して回転する同期カラー821が設けられ、これと
、リールギヤ84との間にスプリング824を挿入する
ことにより、リールギヤ84は、フェルト87を押圧し
ている。この押圧力により、リールギヤ84の回転駆動
力を同期ディスク86に伝達し、さらに、同期ディスク
86がドラム部82に圧入・固着されているため、ドラ
ム部82に回転駆動力が伝達される。ドラム部82が回
転駆動されると、ドラム部82と同期しており、かつリ
ールを同期回転せしめるクロウ88により、リールが回
転可能となる。尚、このクロウ88はドラム部82に圧
入されたキャップ881により抜は止めされ、かつスプ
リング882により、常時キャップ881に付勢されて
いる。ドラム部82の外周部823には、バックテンシ
ョン制御用のバンドブレーキ62が張架される。
ここで、リールの回転を検出するためには、リールと同
期して回転する、制御ドラム部82か同期ディスク86
の回転を検出すればよく、本実施例では、同期ディスク
86の回転を検知している。この回転検出は、同期ディ
スク86のサブシャーシ2との対向面(反射板R’1面
)861に設けられた、第14図に示すような反射板8
62と、これと対向配置された発光・受光素子よりなる
ホトカプラー89によって行われる。ホトカプラー89
は、光を放射し、その光の反射光の強弱を検出するもの
であるが、このホトカプラー89の使用上の問題点とし
て、(1)外乱光で誤動作する、(2)一定の焦点距離
を必要とするがあるため、薄形化に不向きな面が存在す
るが、本実施例においてはこれを以下のような構造にす
ることにより解決している。ます外乱光に対しては、ホ
トカプラー89光の放射及び反射板862により光が反
射される領域を凹形状とし、外乱光の入射を防ぎ、反射
量を増大させ、S/Nの向上を図った。本実施例では、
リールギヤ84を厚みが0 、8mmの円錐台層形状と
し、リールギヤ84のギヤ部841をサブシャーシに近
接(隙間θ〜0.3fl程度)させ、外乱光の入射を防
止し、また同期ディスク86の反射板載置面861とテ
ーパ部863、さらにリールギヤ84の内側テーバ部8
42とにより、反射板載置面861を底面とする、円環
状の凹空間を形成しているため、密閉構造に近い状態と
なり、誤動作の少ない回転検出を行える。このような構
成にすることにより、所定の焦点路! (0,8〜1誌
)を確保しつつ、リールギヤ84と同期ディスク86の
相方のサブシャーシ2への対向面843.864は反射
板載置面861よりサブシャーシ2に近接配置できるた
め、スペース効率上、特に薄形化に有利である。
また、本実施例では、リールギヤ84は円錐台層形状と
なっているため、同一厚みの円板状ギヤに比べ、大幅な
強度の向上が得られている。
尚、本実施例では、外乱光を防ぐ構造としたが、回転検
出に、例えば磁気センサー(ホール素子。
磁気抵抗素子等)を用いる場合、リールギヤ84にケイ
素鋼板等により磁気遮蔽を行ってもよい。
また、本実施例では、反射板862を同期ディスク86
に接着させているが、第15図に示すように、同期ディ
スク86の反射板載置面861を、放射状形状部865
とし、反射板862を用いないで回転検出を行ってもよ
い。これは、放射状形状部865のホトカプラー89と
の対向面865aを、ホトカプラー89の焦点距離に設
定し、この面は光の反射をさせるため、鏡面仕上げの金
属板か、鏡面仕上げと同等で、かつ光をよく反射する色
調(例えば白色)の樹脂で形成することによって達成さ
れる。そして、この面取外は、例えば色調は黒色、表面
はサンドブラストのような粗面とし、かつ光の反射方向
が、ホトカプラー89以外の方向とし、さらに、ホトカ
プラー89の焦点距離とは極力具なる距離に位置させる
ことにより、ホトカプラー89の信号のS/N比を向上
させることができる。
またさらに、リールギヤ84のホトカプラー89の対向
面844を、鏡面で光をよく反射する金属もしくはよく
反射する色調の樹脂で、かつホトカプラー89の焦点距
離に位置するように設定し、この面844以外は、上述
と同様、粗面でかつ暗色とし、さらに焦点距離とは異な
る位置に配置するようにしてもよい。
次に、第2図によって結露対策について説明する。
シリンダ3の磁気テープ4とのく対向)回転部31が結
露すると、シリンダ3の図示していないモータの起動に
要する起動トルクが大きくなり回転しない、あるいは、
回転した場合でも、磁気テープ4がシリンダ3の回転部
31に貼り付いたまま回転部31が回転し、テープ4に
損傷を与えてしまうという問題が生じる。従来の結露対
策としては、シリンダ3の近傍に結露センサー97を設
置することにより、シリンダ3の結露を間接的に検知す
るものである。この従来方式では、間接検知である、結
露の感度が不充分、応答が遅い等の問題があり結露対策
としては十分とは言えなかった。
以下に本実施例について説明する。その構成は、シリン
ダ3近傍の空気の温度を検出する手段と、シリンダ3の
磁気テープ4との対向部31の温度あるいはこれと路間
−な温度を検出する手段を設けることを特徴とするもの
であり、これらの温度差によって結露状態を判断する。
温度を検出するための素子として、例えばサーミスタ抵
抗体等が用いられる。即ち、第2図に示すように、サー
ミスタ98が、シリンダ3の磁気テープ4との対向回転
部31の温度を検知するために、シリンダ3の近傍に設
けられ、かつシリンダと同一材質もしくは比熱が路間−
で表面温度が路間−となるような支持部材95上に設置
された銅箔92上に設置されている。これにより、対向
回転部31の温度に見合った温度が検知される。一方、
空気の温度の検出の、・めに、同じくシリンダ3近傍で
支持部材95上に設置された断熱性を有する断熱部材9
6上にもう1ケのサーミスタ94が取付けられており、
このサーミスタ94により空気の温度が検出される。次
に、シリンダ3の磁気テープ4との対向面の温度と、シ
リンダ3の近傍の空気の温度とを検出し、これにより、
結露状態の予知をする手法について説明する。
サーミスタ98は、直接温度を測定するものではなく、
温度により、電気抵抗が大きく変化するものである。従
って、この電気抵抗の変化を例えばホイートストンブリ
ッジ回路や定電流回路により、電圧変化に変換した後、
温度を検知するものである。従って、前期の温度は電圧
に、温度差は電圧差に変換される。この電圧と電圧差を
、例えば、A/D変換を行い、マイクロコンピュータに
取す込み、マイクロコンピュータで演算処理等を行い、
結露状態を判定するようにされる。この方式を説明する
に先立ち、結露の発生メカニズムについて説明する。
結露とは、空気中の水蒸気(気体)の水蒸気圧が、飽和
水蒸気圧より大きくなった場合、気体の状態である水蒸
気が、液体となって囲体表面等に付着する現象を示す。
よって、例えば25℃、相対湿度70%RHの空気が、
20℃に冷却されると、相対湿度は95%RHとなり、
19℃迄冷却されると、飽和水蒸気圧を越えて、相対湿
度が100%となり、結露状態となる。よって、空気が
冷却されると発生しやすくなり、VTRでは、特に、空
気の温度よりもシリンダ3の温度が低い場合、シリンダ
3近傍の空気が冷却されて、シリンダ3に結露を生じる
という現象がよく起きる。空気の温度よりもシリンダ3
の温度が低くなる場合とは、低い気温に放置されていた
VTRが、温かい場所に移された場合、即ち、急激な温
度変化があった場合、シリンダ3の温度が周囲の温度に
追従できず、空気との間に温度差を生じてしまう。しか
しながら従来の結露センサーのみのシステムでは、結露
する前に、ユーザーがVTRを使用してしまい、前述の
テープ損傷等を生じさせていた。
次に結露状態の予知・判定方法について述べる。
まず、温度の測定タイミングとしては、常時観測するこ
とが望ましいが、特に、VTR本体の電源投入時前後や
シリンダ3の起動時前後での、シリンダ3が停止状態に
ある時、あるいは回路やその他のモータからの発熱がな
く、シリンダ3の温度が最も低いときが、最も有効であ
る。温度および温度差の検出後、結露と判断するあるい
は結露しやすいと判断する温度差は、シリンダ3のモー
タの起動トルクの大小や、メカニズムにおけるテープ4
のシリンダ3への巻き込み抑止能力等により、適宜に設
定すればよい0例えば、シリンダ3のモータの起動トル
クが小さく、かつ、テープ4がシリンダ3に巻き込まれ
やすいシステムでは、例えば温度差を10℃、5℃と順
次小さくしていけばよい。また、使用地域を限定するな
らば、例えば日本国内で使用すると考えると、一定の温
度差でも、梅雨や夏の時期のように、湿度が多いため、
気温が高いときは、結露と判断する温度差を小さく設定
し、逆に冬の気温が低く、空気が乾燥している時期では
、夏の多湿の時期より結露しにくいため、気温が低い場
合は夏よりも温度差を大きく設定するというような、そ
の地域の気候条件に適応した結露検知を行うこともでき
る。また、温度差検知システムに、さらに湿度センサー
を加えることにより、より確実な結露検知を行うことが
できる。
即ち、湿り蒸気線図により、空気の湿度が明らかになる
と、相対湿度が100%となる温度差が明らかになる。
よって、例えば、相対湿度が100%以下の95%RH
や90%RHをリミットとして、警告を発生することも
可能である。
いずれにしても、温度差の異なる場所の間で移動された
VTRの結露検知及び予知を、ユーザーの感覚に頼るの
ではなく、装置内で判断できるため、LEDや液晶デイ
スプレィ等により、ユーザーに結露を予め知らしめたり
、あるいは、VTRの起動や記録/再生を強制的にある
いは自動的にストップさせることも可能となる。
尚、上記実施例では、シリンダ3の近傍にサーミスタ9
日を設置したが、サーミスタ98をシリンダ3の内部に
設置したサーミスタ内蔵型シリンダとしてもよく、また
、シリンダ3を設置するCCベース37上やメインシャ
ーシ10上に設置し、それらの温度をシリンダ3の温度
として代替してもよい。
また、サーミスタ98の代りに、熱電対により、シリン
ダ3と空気の温度を検知してもよい。
上記の検出手段により、使用者に警告あるいは注意を喚
起できる。これは例えば、LEDを発光させたり、液晶
パネルや電子ビューファインダ内に警告を知らしめる表
示を行うことで達成される。
また、使用者に知らしめるとともに、記録/再生や早送
り1巻戻し等の動作を強制的にストップさせ、あるいは
使用者が上記動作のためのスイッチを押しても、動作し
ないようにすることができる。
そして、上記検出手段により、結露が消失あるいは、結
露の危険性がなくなったことを検出した後、通常の動作
を受は付は可能とするようにできる。
尚、温度差が結露の要因であり、上記検出手段において
空気と装置との温度差検知が可能な為、空気と装置との
温度差を零にする、加熱あるいは冷却機構を有すること
により、結露を防ぐことができる。加熱機構にはセラミ
ックヒータ等の抵抗体があり、冷却としてはファンによ
る空冷がある。
次に本実施例の振動対策について述べる。振動対策のひ
とつとして、2枚の鋼板の間に樹脂層を形成した、いわ
ゆる積層綱板を用いていることである。この積層鋼板を
メインシャーシ10、サブシャーシ2、テンションアー
ム6.1GR3アーム7で形成し、また、シリンダ3や
キャプスタンモータの構成要素に、この積層銅板を用い
ることにより、振動の発生を防止し、装置の信転性や、
映像ジッタ値の低減を図っている。また、シリンダ3と
CCベース37の取付は面、CCベース37とメインシ
ャーシ10との取付は面やキャプスタンモータとメイン
シャーシ10との取付面に、粘弾性体、例えば樹脂製フ
ィルムや樹脂製テープを介在させることにより、振動を
遮断するようにしてもよい。
また、テープ4の安定走行策として、例えばガイドロー
ラ73に、比重が2以上の高比重の樹脂材料を用いても
よい。この樹脂材料としては、例えばカルブ(カルブ工
業株式会社の商品名、比重2.7〜4.05)や、l:
+ンFM−PF370  (住友ベークライト株式会社
の商品名、比重3.78)等がある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。
ガイドローラ73(入側のガイドポスト群の一つ)をア
ーム上に配置し、1ケのガイドボスト群のみをリング機
構によって案内溝部材でガイドするようにできるので、
リンク機構で駆動されるガイドボスト群の圧接力の低下
は生ぜず、また、案内溝部材が増加しないため、小型・
軽量化が図れる。
また、ガイドローラ73をもつアームとテンションアー
ムとを同軸配置しているので、両アーム間の距離の管理
が容易で、且つ近接配置できるため、この点でも小型化
に貢献できる。
また、バンドブレーキのSリール台への固定端を起点と
したCW巻付けにより、制動力が働いたまま、巻取り動
作が可能であり、部品点数の増加なしにクイックレスポ
ンスメカニズムの実現と、ローディングモータの寿命の
確保等の信乾性の向上が図れる。
また、リール台底面の凹部での回転検出により、誤動作
を防止できると共に、装置の薄型化に貢献できる。
さらにまた、温度ネ★出部材を設けることによってシリ
ンダの結露を予知判断でき、テープ損傷等の事態を可及
的に回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図は本発明の実施例による磁気記録再生
装置に係り、第1図は記録/再生状態の要部平面図、第
2図はアンローディング完了状態の要部平面図、第3図
はメインシャーシ上の減速ギヤ列等を示す要部平面図、
第4図はサブシャーシ上の引き出しアーム近傍の構成を
示す要部平面図、第5図はテンションアーム、1GR3
アーム等を示す要部平面図、第6図はガイドローラの圧
接機構を示す説明図、第7図はアームの同軸構造を示す
要部断面図、第8図並びに第9図はアームの同軸構造の
変形例をそれぞれ示す要部断面図、第10図は制御アー
ムの回動軸周辺の構成を示す要部断面図、第11図は停
止モードにおける要部平面図、第12図は巻取りモード
における要部平面図、第13図はリール台の断面図、第
14図は同期ディスクの斜視図、第15図は同期ディス
クの変形例を示す斜視図、第16図は従来例を示す要部
平面図である。 2・・・サブシャーシ、3・・・シリンダ、4・・・磁
気テープ、6・・・テンションアーム、7・・・アーム
(iGR3アーム)、8・・・供給リール台(Sリール
台)、10・・・メインシャーシ、13・・・駆動カム
ギヤ、14・・・駆動?−ム、62・・・バンドブレー
キ、65・・・制御アーム、66・・・アーム(連結ア
ーム)、67・・・テンションポスト、72・・・引き
出し°r−ム、73・・・ガイドローラ、76・・・T
カムギヤ、77・・・位置決めアーム、82・・・ドラ
ム部、83・・・メインブレーキ、84・・・リールギ
ヤ、86・・・同期ディスク、89・・・ホトカプラー
、94.98・・・サーミスタ、97・・・結露センサ
、110・・・ローディングモータ、862・・・反射
板、910・・・ガイドボスト群。 第1図 V・ lしHjシQ−7り 第 2 因 第 図 第 図 31 第 図 第 6 図 3 第 図 第 図 第 図 第 1 図 第 12 図 第14 図 第15 図 第 6 因 手続補正書(帥) 平成 1年12月28日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープに記録/再生するための磁気ヘッドを搭
    載したシリンダと、供給側リール台と、該供給側リール
    台に巻き付いて該リール台の回転を制動するバンドブレ
    ーキと、該バンドブレーキの一端と係合され前記磁気テ
    ープのテンションに応じて回動可能なテンションアーム
    と、信号の記録/再生を行う前記磁気テープの前記シリ
    ンダ入側での走行経路を形成する複数の可動ガイドポス
    トとを具備した磁気記録再生装置において、前記ガイド
    ポストの少くとも1個以上が回動可能なアーム上に固着
    されたことを特徴とする磁気記録再生装置。 2、請求項1記載において、前記ガイドポストを固着し
    た前記アームと、前記テンションアームとを、同軸構造
    で軸支したことを特徴とする磁気記録再生装置。 3、請求項2記載において、カセットが排出可能な状態
    における前記アーム並びに前記テンションアームのそれ
    ぞれの位置から、前記磁気テープに記録/再生が可能な
    それぞれの位置までの、該両アームの回動角を異ならせ
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。 4、磁気テープに記録/再生するための磁気ヘッドを搭
    載したシリンダと、供給側リール台と、該供給側リール
    台に巻き付いて該リール台の回転を制動するバンドブレ
    ーキと、該バンドブレーキの一端と係合され前記磁気テ
    ープのテンションに応じて回動可能なテンションアーム
    とを具備した磁気記録再生装置において、前記テンショ
    ンバンドの一端(固定端)を、記録/再生を行う際の前
    記供給側リール台からのテープ送り出し方向の下流側で
    、前記供給側リール台が載置されたサブシャーシ上に固
    定して位置付けると共に、前記固定端から、記録/再生
    を行う際の供給側リールからのテープ送り出し回転方向
    に沿つて延びた前記テンションバンドを、該回転方向に
    沿つて前記供給側リール台に巻装し、かつ前記供給側リ
    ール台の巻装部位から延びた前記テンションバンドの他
    端を、前記テンションアームと係合させたことを特徴と
    する磁気記録再生装置。 5、請求項4記載において、前記供給側リール台はクラ
    ッチを有することを特徴とする磁気記録再生装置。 6、請求項4記載において、前記テンションアーム上に
    配設されたテンションポストは、カセットから前記磁気
    テープを引き出し、該磁気テープの記録/再生面の裏面
    である走行面と摺接することを特徴とする磁気記録再生
    装置。 7、磁気テープに記録/再生するための磁気ヘッドを搭
    載したシリンダと、供給側リール台と、巻取り側リール
    台と、前記磁気テープの走行パスを形成するためのテー
    プ引き出しガイド機構とを備えた磁気記録再生装置にお
    いて、前記供給側リール台及び巻取り側リール台の底面
    部に凹部を形成し、該凹部内に供給側リール台及び巻取
    り側リール台の回転検出部材を配設したことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。 8、磁気テープに記録/再生するための磁気ヘッドを搭
    載したシリンダと、供給側リール台と、巻取り側リール
    台と、前記磁気テープの走行パスを形成するためのテー
    プ引き出しガイド機構とを備えた磁気記録再生装置にお
    いて、少くとも1個以上の温度検出部材を配設したこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。 9、請求項8記載において、前記温度検出部材は少くと
    も1個が、前記シリンダにおける前記磁気テープ巻付け
    面の近傍に配設され、該シリンダにおける前記磁気テー
    プ巻付け面の結露の予知判断に用いられることを特徴と
    する磁気記録再生装置。
JP1135964A 1989-05-31 1989-05-31 磁気記録再生装置 Pending JPH033145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10369256B2 (en) 2009-07-10 2019-08-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Use of nanocrystals for drug delivery from a balloon

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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